2008年10月3日

副大統領候補のディベートをテレビで見る。

格が違う。

というのが感想。

Palinさん、かわいそうになるくらい的外れ回答が多かった。回答がワンパターンであまり知性を感じられなかった。エモーショナルな部分は好感は持てるけど(女性だし)、副大統領の器ではない。

一方、Bidenさんの外交やナショナルセキュリティーのコメントさすがに圧巻。(僕はよくわからないことが多かったけど。。。あと、Palinさんのコメント中の不敵な笑みも良かった。輝く歯!)

終盤、副大統領としての役割のコメントもBidenさんに軍配が上がった気がする。

結論として、格が違う。

経験が足りないと批判されるObamaさんを十二分に補うだけの経験を見せ付けた感がある。その意味では、Obamaさんの意思決定力はすばらしい。

一方で、マケインの意思決定力のなさがさらに露呈された気がする。
実際ディベート中、Bidenさんに過去の意思決定のミスをたびたび指摘され、Palinさんはなす術なしという感じだった。負の遺産をプラスにできなかった。

客観的に見てもObama-Biden組が圧倒している。

bailoutプランが最初リジェクトされたように、11月にマケインが大統領に選ばれるようなことがあったら、その失望感は世界に伝播し、さらにひどい世の中になるだろう。

言ってしまえば、マケイン組はエネルギー政策だけに尽力した方がアメリカのため、世のためだろう。というか、それ以外、どんな良いことをやりたいのか、ようわからん。

maverickな人は今はいらない。
協調性と先見性が必要だと思う。

そんなことを、ディベート見ながら思った。

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