2009年3月4日

ソルト・レーク・シティー

先週木曜日からコサインというミーティングのため、ソルト・レーク・シティーへ行った。

またスキー。

といきたかったけど、今回は経済情勢を考慮の上、スキー(ワークショップ)は見送って、メインミーティングのみ参加。

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初日

朝9時くらいの飛行機でNJ州を経ち、ヒューストン経由でソルトレークシティー入り。

ヒューストン国際空港、ブッシュの名がついているだけに使えんかった。。。

一部のターミナルに行くのにシャトルバスに乗るという不便さ。
ターミナル数は尋常ではないから莫大な金を投入しているのだろうけれど、肝心な部分は利用者を考慮に入れていない感じ。まさに、ブッシュを象徴するような空港だった。。。

そのヒューストンからソルトレークシティーには小型ジェットで移動。
着陸時えらく揺れた。。。

ソルトレークシティーは山に囲まれた盆地?みたいなところだった。
ユタ州とNJ州との時差は2時間。

意外と暖かかった。
ホテルまでのシャトルバスの運転手によると、平年より暖かめと言っていた。
そのシャトルバスでは、同じミーティングに参加するという中国人の女性もいて少しだけ話をする。

ホテルはRadisson
ミーティング会場のマリオットから2ブロックほどの距離で、少し安めだったためここにした。ワイヤレスインターネットがフリーでなかなか快適なホテルだった。

初日はレセプション、ノーベル賞受賞者のトーク、ポスターという予定。
レセプションまで時間があったので、ホテルで少し休憩。

レセプション中、正直、知っている人がほとんどいなくて、時間をもてあそびそうになったけど、あさりさんと会って二人で近況などを話す。

フライト疲れか、アクセルさんのトークが始まる時はかなり調子悪かった。。。
が、そのトーク中に何とか快復し、ポスターも一通り見て回る。

レセプションは6時スタートで、ポスターは8時半頃から日付が変わるくらいまで予定が組まれていた。
なかなかインテンスなミーティング。

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2日目

朝7時半から朝食が出るので行く。
スタバが提供してくれているのか、おいしいパンとフルーツ、そしてコーヒーなどがフリー。
ラボメート、アルフォンソと会って、いろいろ話を。

ランチでは、ヴラディミアと会ってランチに行こうと話していたら、たろうさんたちと会って、6人でジャパニーズレストランへ。

ホテルの前にあって、ランチの値段は良心的、味もまずまずで良かった。

ディナーは、ポルトガルへ移られたむらかみさんと会って、そのお友達二人の合計4人で「バーチック」なレストランへ。

そのうち一人はアレン・インスティチュートの研究員の人だった。
意外と超基礎研究的なプロジェクトもやっているようで少し意外だった。

夜19時半からポスター発表。
はじめかなり暇で閑古鳥が鳴いていたけど、途中から人が継続的に来てくれて、結局日付が変わるまで発表し続けた。

データを詰め込めるだけ詰め込んでいたので、データ量に関しては評価してくれたか。
「質」はともかく。。。

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3日目

朝食の時、前日ポスターに来てくれたいいださんという修士学生の方と一緒に話をする。

ランチはパス。

ディナーは、またまたたろうさんとそのお友達の計6人でメキシカンレストランへ。たろうさんは外人の友達が多くて顔が広い。

レストランは非常に良い雰囲気でおいしかった。土曜日ということで、店内もかなり賑わっていた。

ディナー中、ジョブ探しのネタをしたり、あとインド人のポスドクの人とスパースコーディングという専門的な話をしたり。。。

食後、ポスターの時間まで少しあったので、ホテルのロビーでたろうさんと二人で話をする。
ポスターを一通り見て撤収。

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最終日

疲れがたまってきた。。。
前日までは時差ぼけだったのか6時台には目が覚めていたけど、この日は目覚ましをセットした7時まで寝ていた。

朝食はオルガの旦那さんと話を。

ランチは、こむらさんと。
少し歩いたところにモールがあり、そこのタイレストランへ。

4時ごろにミーティングが終了し、多くの人はワークショップのためスノーバードへ。
前日話をしたいいださんはワークショップには不参加ということで、いいださんを誘って一緒に観光とディナー。

テンプル・スクエアというところに、きれいな教会などがあった。
敷地内に入るとおじさんやお姉さんたちが声をかけてきてくれ、ガイドしますよ、と。

フリーらしかったが、遠慮。
どうもそこはモルモン教の施設らしいことがわかり納得。

もちろん悪い人ではないだろうが、あまりのフレンドリーさにややひいた。

それにしても立派な建物がいくつも建っていた。

その後、モールへ行きレストランへ。
アメリカンなレストランへ行った。

ピザとパンみたいなアペタイザーを注文したけどうまかった。
いいださんと日本の将来について熱く語る。。。

久々に元気の良い日本人大学院生に会った気がした。

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翌朝、7時にシャトルにピックアップしてもらい空港へ。

またヒューストン経由。
ヒューストンについてうちに電話したら、NJはすごい雪とのこと。。。

ということで、当初は嫁さんに迎えに来てもらう予定だったけど、
電車とバスで帰ります
と伝えニューアーク行きの飛行機へ。

と言っても、離陸が1時間遅れた。
これも雪の影響らしかった。

飛行機は国際線で乗るようなジャンボジェット。
各シートにモニターが付いていた。

終始安定していて、やはりジャンボジェットは良い。
夜9時に着いて、電車でまずマンハッタンへ行ってバスでNJ州へ、というルート。

11時半ごろにうちに着いた。
しかし、疲れた。

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さて、今回始めて行ったソルト・レーク・シティー。

白人が非常に多く、ダウンタウンもごみごみしてなくて、比較的安全な町なのかなぁ、という印象を受けた。モルモン教の人はフレンドリーだったし。。。オリンピックバブルのおかげか、きれいな建物があったりして町もきれいだった。

気候は数日しか滞在しなかったからよくわからんけど、今シーズンのNJ州と寒さ的にはあまり変わらないのかもしれない。同じユタ州には国立公園もいくつかあったりするし、スキー場は1時間弱だったりするから、ホリデーをエンジョイするなら悪くないところかもしれない。

ただ、住みたいか?と言われるとそれは別問題ではある。

日本人はもちろん、アジア人はどれくらいいるのだろうか?安全とはいえ(これはあくまで印象からの仮定だが)、白人ばかりだとすると、それはそれで住むにはいろいろと「壁」があるのかもしれないなぁ、と何となくそんなことを感じた。

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