2010年11月4日

トーク・ダブルヘッダー

今日トークを二つこなす。

一つ目は、chemistry-biology lunch time seminarなる月一の学内イベント。僕がいてる研究所と化学関連の研究所が交代でスタッフにトークをさせコラボを促進させようという企画らしい。

オーディエンスには化学者もいてるだろうから、ジャパニーズアクセント以上にサイエンティフィックなコンテンツが伝わるかすらかなり心配だった。なので、自分の研究は少しだけにして、ややケミストリーというかセルバイオロジーを意識しながらストーリーを作ってみた。

ある意味、自分の研究の宣伝というより、神経科学のホットトピックを話すレクチャー的な内容。

いつもこじんまりとしたセミナーらしく、小さい会議室に集まったのは5人。みんな女性。。。(ある意味うれしくはあるのだけれども)

15分のトーク。
3/5の人が質問してくれたから、それなりには良かったのかもしれない。が、これでホントにコラボを促進できるのか?というとちょっと違うやり方を考えた方が良いのかもしれない。。。


そしてその15分後には別のこれまた学内セミナー。

これまで何度か書いたように、今、大学内で神経科学を盛り上げるイニシアティブ走ってて、その一貫として、これから内外の研究者にセミナーをしてもらい、ついでにソーシャルな時間も作ってネットワーキングを促進しようという企画が立ち上がった。

で、その企画第一弾としてなぜか僕が指名された。。。なので、それなりにプレッシャーを感じた。

オーディエンスはもう一つのセミナーとは全く違うだろうから、全く違うストーリーを話した。研究所の人はもちろん、バイオエンジニアリングや心理学の人が主なオーディエンス。総勢20~30人くらいだったか?

前半は前のプロジェクト、後半はこれから立ち上げようとしてるプロジェクトとより具体的なコラボの提案についてトーク。

後半は初めて話すコンテンツだったから、ちと英語がまずかった。。。(かなり反省)

それでも、割と全うな質問はいくつか受けたし、セミナー後のソーシャルイベントの時、良いフィードバックはもらえたのでメッセージはそれなりには伝わったのか。

トークに関する今後の課題は、やはり質疑応答。

もっとしっかり受け答えできるようにならんといかん(未だにこんなことを言ってる俺って。。。)。あらかじめ用意しておいたツボに強引に入れて答えるストラテジーはそう悪くないとは思うけど、そのツボをもっと多く、そしてもっとしっかりしたモノを出せるようにせんといかん。

あと、この企画について感じたのは、やはりこれでホントにコラボを促進していけるのだろうか?ということ。もちろん、お互いの顔と研究内容を知ることは第一歩であるのだけれども、やはりゴールみたいなものをシェアできるようにお互いコミュニケーションを継続的に取り合っていかんと、こういうことは進まんのだろうなぁ、という気はする。

シリコンプローブなんて、存在そのものを知らない人の方が多かったから、その辺の言葉の壁もある。

それにしてもえらく体力を消耗した。。。

年内はもうトークの予定はないし、大きなpaperworkなどの処理も目処がついてきたので、ここにきてようやくセットアップと呼べるようなことを本腰入れて進められそうか。

こういう状態になるまで3ヶ月もかかった。。。こっちに来る前は1ヶ月もあればこの状態になるだろうと思ってたがかなり甘かった。。。

ということは1年で終わると思ってたプロジェクトも3年かかったりするのだろう。。。

道のりは遠い。。。

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