2010年12月26日

クリスマス

グラスゴーで初めてのクリスマス。

アメリカではイルミネーションに気合をいてる家が結構あって派手だった。グラスゴーの場合、中心街のジョージスクエアやブキャナン・ストリートはさすがに派手。けど、家庭レベルでは、屋内に大きなツリーを飾って、それが通りから見えるくらい。UK的ワビサビ?

大学ではみんな23日で仕事納め。イヴの日、通常モードで行ったら、結局二人くらいにしか会わなかった。研究所全体で。。。

事務系の人たちは(早くても)1月5日まで戻ってこない。ので、他人頼りの仕事は完全にスタック。11日にグラント申請のdeadlineで、最後の承認プロセスがいるのだけれども、間に合うんだろうか?と、一抹の不安を残したまま年越し。

注文して年内に届くかも?と思ってた荷物も年越し以降に。。。いたい。。。

昨日25日。
昼過ぎ、食料品を買いに出かけたら、大型店ですら休み。Tesco, Asda, Sainsbury’sというメジャーな店をハシゴしたがことごとく休み。。。ジーザス様のバースデーに働くなんてけしからん、といわんばかりに。アメリカではそこまで徹底してなかった気がする。

今日はBoxing Dayで祝日&日曜。
さすがに今日は営業してるだろうと思って、午前近くのショッピングセンターに行った。休みだった。。。

午後、同じ系列の店に行ったらやってたから、「昨日元旦、翌日午後から初売り」的な感じなのかも。それでも、やっぱり一部の店は休みだった。儲けより伝統をそのまま引き継いでるのを久々に体験できた。

今日は2010年最後の日曜日だから、一応今日のうちに今年を振り返ってみる。

今年はとにかくいろんなことがあった。
1月 パリでオーディション
2月 大雪の合間、ペン大でインタビュー
3月 グラスゴーでインタビュー
4月 バケーション
5月 グラスゴー行き決心。USビザ取得でカナダに行ったらトラブる。。
6月 一時帰国して食い倒れ
7月 UKビザ取得、引越
8月 グラスゴー生活スタート
9月 日本一時帰国(2回も)
10月 生活が軌道に
11月 トークダブルヘッダー、寒波
12月 寒波、寒波
後半はどちらかというとこれからもありそうだけど、8月まではレアな体験をいろいろできた。英語のトークもとりあえず準備さえすれば、何とかなりそう(伝えられる)とわかった。

グラスゴーで独立してから決定的に変わったのは、時間管理能力のデマンド。もちろん、国を変わった分、制度的な違いもかなりあって、それを学ぶのにえらく時間がかかった。いままでの自分の中の「常識」が通じずストレスフルな日が増え、時間を相当浪費した。プロジェクトライセンスやらで、論文以外の書き物をする「量」もかなり増した。一方で、仮に国を変わらなくても時間管理能力に対するデマンドの質的変化は起ってた気がする。量が増えて質が問われだした、と言った方が良いのかもしれない。例えば、日々のメール量がえらく増えた。たかがメール、されどメール。電話の機会も増えた。アメリカに5年いて、電話する機会はほとんどなかった、というか避けてたけど、避けるわけにはいかず、企業やら事務系の人と電話することが増えた(と言っても多いというわけではないのだけれども)。電話すると、メール書きの時間を節約できるというメリットもある。けど、メールじゃないといけないケースもあるからメールも書かざるをえない。僕は日本語で書くのにもそれなりに時間かかるから、英語だとさらに時間がかかる。

問題、というか課題は、その辺をどうunder controlの状態にして、時間を有効に使うか、ということ。

ゴールを常に意識した優先順位付け、がとにかく重要なのだろう。実際、一見優先順位が高そうなことを一気に落として先送りにしてる。それより大事なことが他にあるから。ゴールに近づかない仕事にnoと言うことを学習していかないといかない。一方でソーシャルな部分(特にアドミニストレーション的に必要なもの)もあるから、その辺、見極めが難しい。

2011年はその辺の時間管理能力を磨いていかないといけない。

0 コメント: