先週、今週とお医者さんのお世話になってます。。。
フランス行きの直前から長女が風邪気味で、戻ってきた頃から熱が出て、先週月・火と二日連続で小児科へ。肺炎のリスクがあるということで、Englewood hospitalなる大きい病院へ行ってX線写真を撮ることに。幸い肺炎ではないと診断され、抗生物質が効いて数日後には治ってくれた。それにしても、スペシャリストにお世話になる場合、一々紹介が必要だったり、違う病院に移動しないといけないから面倒くさい。(その分、ヤクザなお金が保険会社に請求されているはず。。。)
そして今週は、バクテリアが僕の目に感染して結膜炎(conjunctivitisと言うらしい)に。。。月曜日からちょっと調子が悪くなって、毎日充血が悪化していったから、金曜日に予約を入れてお医者さんのところへ。眼科ではなくまず普通の内科の診療所へ。アメリカに来て定期健康診断も受けてなかったからついでに嫁さんと受ける。フィジカルチェックと血液検査のオプションがあって、両方受けた(どうでも良いけど、フィジカルチェックでは股間もチェックするとは知らなんだ。。。しかも男だけ。。。どこでもそうなんだろうか)。それは良いけど、肝心の目は、大したチェックもせず処方箋を書いてくれただけ(大丈夫か)。その病院は一応繁盛している感じだったし、アジア人の先生も高貴な雰囲気を醸し出してはいた。
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昨日、2009年のタックス・リターンを申請。年々申請タイミングを早くしてる。なぜなら、取り返すべきお金は早く取り返した方が良いから。昨年子供が増えたから、今年はビックリするぐらいお金が戻ってくるもよう。ということで、貯金額は決めて、余剰分をどう使うか、嫁さんとwishlistを作って使おう、ということにした。まるで、日本で年度末にお金が余ったから、必要なものがあったら(なくても)まとめ買いするように。昨年は、減税のおかげで普段の手取りも少し多目だったから、実質の手取りは2008年より大分増えたんではないかと思われる。が、生活が楽になった気はあまりしない。。。だから、国の懐事情はますます悪くなるんだろう。。。
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ちなみに、パリからは正式に断りの連絡をいただきました。PDFのレターに手書きでkeep in touchともあった。が、その意図をウェブで調べたらgood-byeという意味も。日本でいうところの「社交辞令」なのだろう。まぁ、フェアに考えると、オーディションに呼んでもらえただけでもラッキーだったから、今回の経験を今後に活かしたいところ。戦友?のカムランも、あとコロンビア大のアレクサンダーさんもダメだったそうなので、かなりタフなオーディションだったもよう。
フランスから戻ってからは、2月第二週の準備に専念。おととい金曜日、同僚の前で練習をしてフィードバックをもらう。えらく役に立った。
フランスは20分強のトークだったけど、今回はその倍で通常(?)フォーマットだから、3つのサブストーリーがあって、そのスクリプトをしっかり覚えるのが結構大変。。。アドリブがきけば良いけど、それは多分無理だから、とにかく練習でカバーするしかない。
ここ数ヶ月、トークに対してまじめに取り組んできたから、自分なりのプロセスが少しずつ確立されてきたかも。スクリプト作り、スライド作り、練習の3つを何回か繰り返して、とりあえずの雛形を作る。あとは、フィードバックをもらって問題をフィックスして、脳と身体がスムーズに動くまで何度も練習を繰り返す。そんな感じか。あと一週間、とにかくベストを尽くすのみ。
2010年1月31日
2010年1月23日
パリ
先週の12日火曜日夕方発、16日土曜日に米再入国の日程で、パリへ。ヨーロッパ本土上陸は昨年のベルギーに続き、人生二度目。目的はICMなるプライベートな研究所の「オーディション」を受けること。
以下、旅行の詳細を。
12日火曜日
在宅勤務でオーディションの準備をして、夕方前に家族全員でニューアーク空港へ(別に見送りというより、復路は嫁さんが運転して帰るから)。今回の飛行機はあこがれ?のエールフランス。チェックインをすませ、ドルをユーロに換金して(えらく高かった。。。)、セキュリティーチェック。クリスマスのテロ未遂の後だったけど、それほど変わってる感じではなかった。
ただし、最後に飛行機へ乗り込むまでの通路に犬がいた。おそらく爆薬探知が目的なのだろう。
機内は比較すいていて、隣は誰も座ってなかった。それでも、やっぱり飛行機で寝るのは大変。
機内食、さすがエール・フランス。オードブル、メイン、デザートに小さいフランスパンが一つの皿に乗っていて、メインはなかなかイケた。機内食の中では屈指のレベルかも。しかも、みんなワインを飲んでたから、調子こいてワインをいただく。
食事の前後、MJさんのThis Is Itを観る。ライブのメーキングビデオって感じだけど、MJさんってホントに超一流のエンターテイナーだったんだなぁ、と改めて感動。(実は、復路の飛行機でも観た)
13日水曜日
朝8時過ぎ、無事にパリのCDGに到着。8時なのに日が完全に明けきってなくてまだ薄暗く、しかも雪がうっすら積もっていた。入国審査は、スタンプをパスポートに押すだけ。質問一切なし。。。こんな先進国もあるんや。。。(鉄道で他の国とつながりあってるし、空港だけしっかりチェックしたところで無駄、みたいな意識があるのやもしれん)
空港からRERに乗ってパリ市内へ移動し、途中メトロ6番線に乗り換えて、Place d’Italieへ。(ちなみに、RERからメトロへの乗り換えは、空港でパリ市内行きのチケットを買っておけばタダ。)
ホテルはMercureというところで、外見はファンシーで、部屋はやや狭かった(日本のホテルよりは少し広めで、アメリカのそれよりは狭い)。
10時ごろにチェックインしたのに、部屋もしっかりあって、荷物を置いて早速観光へ。
まずはオーディション会場の確認。何となく、翌日に本番を控えた受験生が会場確認に行くような感覚。建設中の研究所は、黒ベースのガラス張りの建物で、なかなか威圧感があった。体積にしたら、僕が今いてるCMBNの4倍以上はありそう。なかなか立派な建物だった。
その研究所は歴史のある病院の敷地内にあって、その敷地は広大で、まさに大きな病院、という感じだった(日本で少し古びた建物がいくつかある大学病院をイメージするのにかなり近い)。
その後、すべて徒歩でセーヌ川、ノートルダム大聖堂、ルーブル美術館、シャンゼリゼ通り、エトワール凱旋門と、遠目にエッフェルタワーを見ながら移動(パリを知っている人ならわかるだろうけど、かなりの距離になる)。
セーヌ川では、川岸に雪が積もってて、それなりに趣があったけど、落書きがひどくて景観をかなり悪くしていると思った。パリ全体、落書きがたくさんあった。
ルーブル美術館、全部観るのは始めから諦めて、ミーハーとしては絶対外せないモナリザとミロのヴィーナスを拝んだ後、細かいアンティーク系を2時間くらいかけて観た。アンティーク系も結構楽しいかも。
ちなみに、モナリザは近くでは見れないようになってるし、絵を守るためか、照明もやや弱めだった。なんちゃって観覧って感じだった。いくら人類の貴重な財産とはいえ、あういう展示で果たして良いのだろうか。まぁ、悪いことをする人がいるのかもしれないけど、あの展示法は何となく残念な気がした。もっと近くで観てみたい。ミロのヴィーナスは、360度から観れるから(当たり前だけど)、新鮮だった。
美術館の後、1時間くらい歩いただろうか。公園、観覧車、シャンゼリゼ通りを歩き倒してようやくエトワール凱旋門へ。上まで昇れるようだけど昇らず、何点か写真を撮って、メトロでまたPlace d’Italieまで。
結局、パリ観光は今回の旅行中これだけだった。
ちなみに、地下鉄はニューヨークのサブウェーよりは客層は少しだけ良さげだった(たまたまかもしれんが)。あと、ドアの開閉のための小さいレバーがあって、そのレバーを操作しないと開かないことになっていた。これは良いシステムかも?と思った。エアコンの浪費防止につながりそう。
それは良いけど、チケットを買うとき、紙幣が使えないのは何とかして欲しい。。。
ホテルに戻って少し休んで夕食へ。一人なので、近くのイタリアンレストランへ。何とか食にありつく。ホテルに戻ってシャワーを浴び、トークの練習をして、爆睡。
---
14日木曜日
地階に朝食を食べに行ったらちょうどカムランがいてた。まだ少し作業が残っているらしく、朝食を済ませたらすぐに部屋に戻って行った。
歩いて会場まで行って、9時からオーディションスタート。カムランは2番手で、先日の練習とはまるで別人だった。。。(やられた)
僕は午後一。午前中のトークを聞いて、ちょっとスタイルの変更した方が良いと思って、ランチを早めに切り上げて、スライドを少し変更(ホントはこんなことは絶対やってはいけないのだが。。。)
トーク、やはり変更した部分はスムースではなかったけど、練習を100としたら70%くらいの出来だったのではないか。アンさん、レイさんから質問をいただき、何とかクリア。
外人のお世辞はあまり当てにしてはいけないけど、何人かから良いデキだったと一応言ってもらえはしたから、ひどくはなかったもよう。。。他の候補者のトークも聞いたけど、最低ではなかったはず。
コンファレンスは5時過ぎまで続いた。おそらく、こういう形式は非常にレアだと思うけど、候補者のトークを聞いていけば、誰が良い・悪いという客観的な評価は非常にしやすいのではないかという気がした。候補者の観点から言うと、今のジョブマーケットにどんなすごい連中がいて、どんな人と勝負しているかという厳しい現状も知れて非常に勉強になった。他の候補者のジョブトークのスタイルみたいなものを知ることもできたし。あと何よりも、あんな超一流のスーパースターの前で自分の研究を宣伝できただけでもかなり良い想い出になった気がする。ミラーニューロンで有名なあの人もいたしな。。。
一日目の日程が終わってカムランと一緒にホテルへ戻る。ホテルに戻った後、彼とフレンチレストランへ。
L’ourcineなるカジュアル・フレンチ。黒板にメニューがあって、オードブル、メイン、デザートのカテゴリーにそれぞれ5つくらいの選択肢があって、一つずつ選ぶというコース。
シーフード系で攻めてみたけど、どこかのファーストフード&シュガー大国とはえらく違って、激ウマだった。お値段は34ユーロで、安くはないけど、フレンチのコースを食べれるんだったらこんなもんなのだろう。
翌日もオーディションがあるということで、この日は二人ともノン・アルコールで過ごす。
---
15日金曜日
この日は午後にindividual interviewといって、3人のコミッティー相手に質問に答えるというものがあった。午前は、自由参加のコンファレンスには参加せず、インタビューの準備をする。
インタビューは結局15分くらいで、あらかじめ決まっていた質問に答えていくという形式。もっとチョークトークみたいなものを想定していたから、少し拍子抜け。と言いつつ、途中、英語でトラブったのでデキはよろしくなかった。。。日本語でもどう応えるか困る質問に英語で応えないといけないから、ダブル・トラブルになってしまう。。。この辺の壁はなんとしてクリアしていかないといけません。。。
ホテルに戻ったら、カムランと候補者のアレクサンダーさんがロビーのソファーにいて、少し会話を。何を基準に選考するのかわからんな、ということで意見が一致。
観光する時間がなくはなかったけど、疲れてたし、部屋でネットにつないでメールチェックしたり、少し仕事をしたり。
夕方、またカムランとディナーへ。電車で移動して、chez l’Ami Jeanなるこれまたカジュアル・フレンチレストランへ。
この店は前日の店よりメニューはたくさんあったけど、またコースを注文した。ステーキを食す。オードブルのスープ、いろんな味が混ざっていて、濃厚だけど飲みやすく、まるで旨いラーメンのスープを飲んでるようにいろんな味覚を味わった(例えはなんだが。。。)
厨房が少し見えて、日本人らしき女性が働いていた。シェフの修行なのかもしれない。カッコ良かったです。
それはともかく、一応打ち上げということで、1杯目はシャンパン、2杯目は赤ワインも呑む。ワインはお任せだったけど軽めのものだった。いろいろ会話も盛り上がってカムランとはすっかり仲良くなってしまった。彼はフランス語も話せるから、レストランではいろいろ助かった。
---
16日土曜日
8時半過ぎに朝食、9時半ごろチェックアウトでパリを後に。メトロ・RERと載って空港へ。セキュリティーチェックの後、残ったユーロでお土産を買って、搭乗ゲートへ。
飛行機に乗り込む直前にまたセキュリティーチェックがあって、これがひどかった。
全員、機内持ち込みの荷物を隅々までチェックされ、ボディーチェックを受けた。しかも飛行機まではバスで移動で、結局、離陸は1時間くらい遅れた。クリスマスのテロ未遂のおかげとはいえ、時間・人力などを浪費しているなぁ、と思った。。。
飛行機では、まずSurrogates(リンクは米国版DVD)を観る。BMIによって自分のコピーロボットを操作して、そのコピーロボットたちで、社会を作り変えた、という設定。B級SFとしてなかなか面白かった。avatarといい、BMIってやっぱりSFの格好のネタになるんだなぁ、と改めて感じた。
他には、ちと古いけどThe Inconvenient Truth (不都合な真実)を観る(途中寝てしもたが・・・)。もちろん、ゴアさんはリスペクトしてはいるけど、フェアに観ると、プロパガンダ的な香りがぷんぷんにおって、啓蒙としては逆効果なんではないかと思った。どうでも良いけど、ゴアさんのプレゼンスキルは、すごいなぁ、と思いながら、少し違う視点から見たりした。。。ただ、誰もが一度は観るべきものなのではないかという気はする。
ちなみに、機内食は復路もなかなかだった。ニューアークには少しだけ遅れて無事到着。入国審査も何の問題もなし。
---
パリ、さすがに魅力的な都市だった。文化という点でもかなりリッチだし、いろんな人種がいてるし、たくさんの日本人も住んでいるのはよくわかる。マンハッタンよりも何となくゆったり感があって、道なんかもきれいだった。ただ、数日だけの滞在とは言え、フランス語で話さないといけない、というプレッシャーは何となく感じた(話せないけど)。
旅行の準備としては、今回もすべてウェブで事足りた。日本語の情報も充実していた。ただ、レストランの良い情報をもう一つ見つけられなかったから、その辺は、地球の歩き方があった方がやっぱり良いかも。(今回はカムランに完全にお任せだった)
ちなみに、フランスのサイエンス、うわさには聞いてはいたけど、独特の雰囲気がありそうだなぁ、という気はした。今回、シニア研究者もオーディションに来てたけど、トークの形式が全然違ってたもんな。。。(その意味では、シニアな人たちのトークはひどかった。ストーリーもへったくれもない。。。)一応、今回の研究所はインターナショナルをウリにしようとしているけど、ホントにそうなるのかは、誰が採用されるか、フランスの既存の制度とどう関わるかで大きく変わっていくんだろうなぁ、という気はした。日本でジョブを探している外人さんは、もしかしたら今の僕と同じ感覚を持っているのかもしれない。言葉と制度の壁。
---
そんなことはともかく、オーディションから丸一週間たったけど、まだ何の連絡もなし。。。こういう時の結果は推して知るべしなのだろう。。。インターナショナルを目指すなら、日本人にもオファーを出したらえぇのに。。。(負け惜しみ)
次こそは頑張ります!
以下、旅行の詳細を。
12日火曜日
在宅勤務でオーディションの準備をして、夕方前に家族全員でニューアーク空港へ(別に見送りというより、復路は嫁さんが運転して帰るから)。今回の飛行機はあこがれ?のエールフランス。チェックインをすませ、ドルをユーロに換金して(えらく高かった。。。)、セキュリティーチェック。クリスマスのテロ未遂の後だったけど、それほど変わってる感じではなかった。
ただし、最後に飛行機へ乗り込むまでの通路に犬がいた。おそらく爆薬探知が目的なのだろう。
機内は比較すいていて、隣は誰も座ってなかった。それでも、やっぱり飛行機で寝るのは大変。
機内食、さすがエール・フランス。オードブル、メイン、デザートに小さいフランスパンが一つの皿に乗っていて、メインはなかなかイケた。機内食の中では屈指のレベルかも。しかも、みんなワインを飲んでたから、調子こいてワインをいただく。
食事の前後、MJさんのThis Is Itを観る。ライブのメーキングビデオって感じだけど、MJさんってホントに超一流のエンターテイナーだったんだなぁ、と改めて感動。(実は、復路の飛行機でも観た)
13日水曜日
朝8時過ぎ、無事にパリのCDGに到着。8時なのに日が完全に明けきってなくてまだ薄暗く、しかも雪がうっすら積もっていた。入国審査は、スタンプをパスポートに押すだけ。質問一切なし。。。こんな先進国もあるんや。。。(鉄道で他の国とつながりあってるし、空港だけしっかりチェックしたところで無駄、みたいな意識があるのやもしれん)
空港からRERに乗ってパリ市内へ移動し、途中メトロ6番線に乗り換えて、Place d’Italieへ。(ちなみに、RERからメトロへの乗り換えは、空港でパリ市内行きのチケットを買っておけばタダ。)
ホテルはMercureというところで、外見はファンシーで、部屋はやや狭かった(日本のホテルよりは少し広めで、アメリカのそれよりは狭い)。
10時ごろにチェックインしたのに、部屋もしっかりあって、荷物を置いて早速観光へ。
まずはオーディション会場の確認。何となく、翌日に本番を控えた受験生が会場確認に行くような感覚。建設中の研究所は、黒ベースのガラス張りの建物で、なかなか威圧感があった。体積にしたら、僕が今いてるCMBNの4倍以上はありそう。なかなか立派な建物だった。
その研究所は歴史のある病院の敷地内にあって、その敷地は広大で、まさに大きな病院、という感じだった(日本で少し古びた建物がいくつかある大学病院をイメージするのにかなり近い)。
その後、すべて徒歩でセーヌ川、ノートルダム大聖堂、ルーブル美術館、シャンゼリゼ通り、エトワール凱旋門と、遠目にエッフェルタワーを見ながら移動(パリを知っている人ならわかるだろうけど、かなりの距離になる)。
セーヌ川では、川岸に雪が積もってて、それなりに趣があったけど、落書きがひどくて景観をかなり悪くしていると思った。パリ全体、落書きがたくさんあった。
ルーブル美術館、全部観るのは始めから諦めて、ミーハーとしては絶対外せないモナリザとミロのヴィーナスを拝んだ後、細かいアンティーク系を2時間くらいかけて観た。アンティーク系も結構楽しいかも。
ちなみに、モナリザは近くでは見れないようになってるし、絵を守るためか、照明もやや弱めだった。なんちゃって観覧って感じだった。いくら人類の貴重な財産とはいえ、あういう展示で果たして良いのだろうか。まぁ、悪いことをする人がいるのかもしれないけど、あの展示法は何となく残念な気がした。もっと近くで観てみたい。ミロのヴィーナスは、360度から観れるから(当たり前だけど)、新鮮だった。
美術館の後、1時間くらい歩いただろうか。公園、観覧車、シャンゼリゼ通りを歩き倒してようやくエトワール凱旋門へ。上まで昇れるようだけど昇らず、何点か写真を撮って、メトロでまたPlace d’Italieまで。
結局、パリ観光は今回の旅行中これだけだった。
ちなみに、地下鉄はニューヨークのサブウェーよりは客層は少しだけ良さげだった(たまたまかもしれんが)。あと、ドアの開閉のための小さいレバーがあって、そのレバーを操作しないと開かないことになっていた。これは良いシステムかも?と思った。エアコンの浪費防止につながりそう。
それは良いけど、チケットを買うとき、紙幣が使えないのは何とかして欲しい。。。
ホテルに戻って少し休んで夕食へ。一人なので、近くのイタリアンレストランへ。何とか食にありつく。ホテルに戻ってシャワーを浴び、トークの練習をして、爆睡。
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14日木曜日
地階に朝食を食べに行ったらちょうどカムランがいてた。まだ少し作業が残っているらしく、朝食を済ませたらすぐに部屋に戻って行った。
歩いて会場まで行って、9時からオーディションスタート。カムランは2番手で、先日の練習とはまるで別人だった。。。(やられた)
僕は午後一。午前中のトークを聞いて、ちょっとスタイルの変更した方が良いと思って、ランチを早めに切り上げて、スライドを少し変更(ホントはこんなことは絶対やってはいけないのだが。。。)
トーク、やはり変更した部分はスムースではなかったけど、練習を100としたら70%くらいの出来だったのではないか。アンさん、レイさんから質問をいただき、何とかクリア。
外人のお世辞はあまり当てにしてはいけないけど、何人かから良いデキだったと一応言ってもらえはしたから、ひどくはなかったもよう。。。他の候補者のトークも聞いたけど、最低ではなかったはず。
コンファレンスは5時過ぎまで続いた。おそらく、こういう形式は非常にレアだと思うけど、候補者のトークを聞いていけば、誰が良い・悪いという客観的な評価は非常にしやすいのではないかという気がした。候補者の観点から言うと、今のジョブマーケットにどんなすごい連中がいて、どんな人と勝負しているかという厳しい現状も知れて非常に勉強になった。他の候補者のジョブトークのスタイルみたいなものを知ることもできたし。あと何よりも、あんな超一流のスーパースターの前で自分の研究を宣伝できただけでもかなり良い想い出になった気がする。ミラーニューロンで有名なあの人もいたしな。。。
一日目の日程が終わってカムランと一緒にホテルへ戻る。ホテルに戻った後、彼とフレンチレストランへ。
L’ourcineなるカジュアル・フレンチ。黒板にメニューがあって、オードブル、メイン、デザートのカテゴリーにそれぞれ5つくらいの選択肢があって、一つずつ選ぶというコース。
シーフード系で攻めてみたけど、どこかのファーストフード&シュガー大国とはえらく違って、激ウマだった。お値段は34ユーロで、安くはないけど、フレンチのコースを食べれるんだったらこんなもんなのだろう。
翌日もオーディションがあるということで、この日は二人ともノン・アルコールで過ごす。
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15日金曜日
この日は午後にindividual interviewといって、3人のコミッティー相手に質問に答えるというものがあった。午前は、自由参加のコンファレンスには参加せず、インタビューの準備をする。
インタビューは結局15分くらいで、あらかじめ決まっていた質問に答えていくという形式。もっとチョークトークみたいなものを想定していたから、少し拍子抜け。と言いつつ、途中、英語でトラブったのでデキはよろしくなかった。。。日本語でもどう応えるか困る質問に英語で応えないといけないから、ダブル・トラブルになってしまう。。。この辺の壁はなんとしてクリアしていかないといけません。。。
ホテルに戻ったら、カムランと候補者のアレクサンダーさんがロビーのソファーにいて、少し会話を。何を基準に選考するのかわからんな、ということで意見が一致。
観光する時間がなくはなかったけど、疲れてたし、部屋でネットにつないでメールチェックしたり、少し仕事をしたり。
夕方、またカムランとディナーへ。電車で移動して、chez l’Ami Jeanなるこれまたカジュアル・フレンチレストランへ。
この店は前日の店よりメニューはたくさんあったけど、またコースを注文した。ステーキを食す。オードブルのスープ、いろんな味が混ざっていて、濃厚だけど飲みやすく、まるで旨いラーメンのスープを飲んでるようにいろんな味覚を味わった(例えはなんだが。。。)
厨房が少し見えて、日本人らしき女性が働いていた。シェフの修行なのかもしれない。カッコ良かったです。
それはともかく、一応打ち上げということで、1杯目はシャンパン、2杯目は赤ワインも呑む。ワインはお任せだったけど軽めのものだった。いろいろ会話も盛り上がってカムランとはすっかり仲良くなってしまった。彼はフランス語も話せるから、レストランではいろいろ助かった。
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16日土曜日
8時半過ぎに朝食、9時半ごろチェックアウトでパリを後に。メトロ・RERと載って空港へ。セキュリティーチェックの後、残ったユーロでお土産を買って、搭乗ゲートへ。
飛行機に乗り込む直前にまたセキュリティーチェックがあって、これがひどかった。
全員、機内持ち込みの荷物を隅々までチェックされ、ボディーチェックを受けた。しかも飛行機まではバスで移動で、結局、離陸は1時間くらい遅れた。クリスマスのテロ未遂のおかげとはいえ、時間・人力などを浪費しているなぁ、と思った。。。
飛行機では、まずSurrogates(リンクは米国版DVD)を観る。BMIによって自分のコピーロボットを操作して、そのコピーロボットたちで、社会を作り変えた、という設定。B級SFとしてなかなか面白かった。avatarといい、BMIってやっぱりSFの格好のネタになるんだなぁ、と改めて感じた。
他には、ちと古いけどThe Inconvenient Truth (不都合な真実)を観る(途中寝てしもたが・・・)。もちろん、ゴアさんはリスペクトしてはいるけど、フェアに観ると、プロパガンダ的な香りがぷんぷんにおって、啓蒙としては逆効果なんではないかと思った。どうでも良いけど、ゴアさんのプレゼンスキルは、すごいなぁ、と思いながら、少し違う視点から見たりした。。。ただ、誰もが一度は観るべきものなのではないかという気はする。
ちなみに、機内食は復路もなかなかだった。ニューアークには少しだけ遅れて無事到着。入国審査も何の問題もなし。
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パリ、さすがに魅力的な都市だった。文化という点でもかなりリッチだし、いろんな人種がいてるし、たくさんの日本人も住んでいるのはよくわかる。マンハッタンよりも何となくゆったり感があって、道なんかもきれいだった。ただ、数日だけの滞在とは言え、フランス語で話さないといけない、というプレッシャーは何となく感じた(話せないけど)。
旅行の準備としては、今回もすべてウェブで事足りた。日本語の情報も充実していた。ただ、レストランの良い情報をもう一つ見つけられなかったから、その辺は、地球の歩き方があった方がやっぱり良いかも。(今回はカムランに完全にお任せだった)
ちなみに、フランスのサイエンス、うわさには聞いてはいたけど、独特の雰囲気がありそうだなぁ、という気はした。今回、シニア研究者もオーディションに来てたけど、トークの形式が全然違ってたもんな。。。(その意味では、シニアな人たちのトークはひどかった。ストーリーもへったくれもない。。。)一応、今回の研究所はインターナショナルをウリにしようとしているけど、ホントにそうなるのかは、誰が採用されるか、フランスの既存の制度とどう関わるかで大きく変わっていくんだろうなぁ、という気はした。日本でジョブを探している外人さんは、もしかしたら今の僕と同じ感覚を持っているのかもしれない。言葉と制度の壁。
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そんなことはともかく、オーディションから丸一週間たったけど、まだ何の連絡もなし。。。こういう時の結果は推して知るべしなのだろう。。。インターナショナルを目指すなら、日本人にもオファーを出したらえぇのに。。。(負け惜しみ)
次こそは頑張ります!
2010年1月9日
遊んでる無意識部分が勝手に出力する
嫁さんによると、元旦の就寝直後、うなっていたらしい。余程良い初夢を見ていたのだろう。。。
2日から仕事始めの予定だったので、朝起きて、出勤!と思って外に出たら、雪が積もっていた。大事をとって在宅勤務に。
なかなか2010年の出だし好調。
3日は、嫁さんと長女はディズニーの新作映画The Princess and the frogを観に行って、なかなか面白かった様子。
4日から大学で正式?に仕事始め。この一週間は、基本的に来週のパリ行きの準備に専念。
ついでに、HHMIのマニュアル本を読み直したけど、ホントにバイブルだな。。。また読み直すことに備えて、今回は、自分なりにまとめて備忘録を作ってみた。
それから、パリの研究所の情報をいろいろ調べたけど、なかなかすごいところ、と改めて思った。そんなところのインタビュー(正式にはオーディション)に呼んでもらって、ホントにありがたい。と同時に、ホントに自分が呼ばれて良いのか、かなり不安にもなってきた。。。
昨日、同じくインタビューに呼ばれているカムランの練習トークを聞いた。
今シーズン、彼とはことごとくガチンコ(といっても僕が全戦全敗中だけど)になっていて、彼は5,6箇所からインタビューに呼ばれていて、来週からインタビューのハシゴをするらしい。。。彼なら当然だとは思うけど、うらやましい。。。が、彼の練習トーク、少なくとも僕が彼の立場だったら、残された時間ではとても対応しきれないくらい準備できてなかった。。。ネイティブスピーカーならその辺うまくマネージできるんだろうか。。。そういう問題ではない気もしたが。。。もしも来週木曜日にバシッと間に合わせてきたら、ホントにすごい男だと思う。
で、ふと思い立って今朝、自分のトークの練習風景をホームビデオで撮ってみた(門外不出)。
ビデオに撮るのは良いと聞いてはいたけど、これ以上良いフィードバックはホントにないな。。。もちろん、ロジックとかスライドの明瞭さとかのフィードバックをもらいたかったら、同僚にフィードバックをもらうべきだと思う。けど、みんなフランクなコメントをしてくれるとはいっても、日本人として最も知りたい自分自身の言葉運びに対する批判は、遠慮してか言ってくれない。。。
ビデオ撮って客観的に自分を見ると、如何に自分の英語がhorrible, awful, terrible,...かよ~くわかる。
もし僕がオーディエンスだったら、かなりなめてスピーカーを見ると思う。。。
僕の場合、具体的に何が問題かというと、
’ah’連発シンドローム
scriptとスライドは暗唱してても、英語の一字一句がスムースに出ないから、ワード・センテンスの間・間で無意識的にahを連発して、かな~り聞き苦しい。脳の中で、次の情報の検索をかけるたびにahが出ている感じ。英語のサーバーがショボくて、クエリに時間がかかって、その場しのぎのahが自動生成されてる感じ。おそらく、explicitなmemoryがhabbitになりきれてないと、遊んでる無意識部分が勝手に出力するのだろう。脳というのはホントに余計なことをしてくれる代物である。。。
一方、オーディエンス側になると、英語の脳内回転速度が少し速い状態になるから(なぜなら、検索をかけずに入力を入れて処理する「待ち」の状態だから)、その聞き苦しさをしっかり認識することができる。言語処理がhabbit化しているネイティブならさらにそう感じるだろう。。。
日本語の練習風景を撮ったことがないから、ネイティブ言語だとどうなのかよくわからない。けど、英語トーク、これはホントにまずい・ひどい・目もあてられない。。。
問題に対するawarenessは改善の第一歩だから、残された時間でとにかくより良いものにしていくしかないですな。。。撮ってみて良かった。。。
ということで、自分の英語トークに対するフィードバックを得たい場合、ビデオ撮影はかなり効果的です。
2日から仕事始めの予定だったので、朝起きて、出勤!と思って外に出たら、雪が積もっていた。大事をとって在宅勤務に。
なかなか2010年の出だし好調。
3日は、嫁さんと長女はディズニーの新作映画The Princess and the frogを観に行って、なかなか面白かった様子。
4日から大学で正式?に仕事始め。この一週間は、基本的に来週のパリ行きの準備に専念。
ついでに、HHMIのマニュアル本を読み直したけど、ホントにバイブルだな。。。また読み直すことに備えて、今回は、自分なりにまとめて備忘録を作ってみた。
それから、パリの研究所の情報をいろいろ調べたけど、なかなかすごいところ、と改めて思った。そんなところのインタビュー(正式にはオーディション)に呼んでもらって、ホントにありがたい。と同時に、ホントに自分が呼ばれて良いのか、かなり不安にもなってきた。。。
昨日、同じくインタビューに呼ばれているカムランの練習トークを聞いた。
今シーズン、彼とはことごとくガチンコ(といっても僕が全戦全敗中だけど)になっていて、彼は5,6箇所からインタビューに呼ばれていて、来週からインタビューのハシゴをするらしい。。。彼なら当然だとは思うけど、うらやましい。。。が、彼の練習トーク、少なくとも僕が彼の立場だったら、残された時間ではとても対応しきれないくらい準備できてなかった。。。ネイティブスピーカーならその辺うまくマネージできるんだろうか。。。そういう問題ではない気もしたが。。。もしも来週木曜日にバシッと間に合わせてきたら、ホントにすごい男だと思う。
で、ふと思い立って今朝、自分のトークの練習風景をホームビデオで撮ってみた(門外不出)。
ビデオに撮るのは良いと聞いてはいたけど、これ以上良いフィードバックはホントにないな。。。もちろん、ロジックとかスライドの明瞭さとかのフィードバックをもらいたかったら、同僚にフィードバックをもらうべきだと思う。けど、みんなフランクなコメントをしてくれるとはいっても、日本人として最も知りたい自分自身の言葉運びに対する批判は、遠慮してか言ってくれない。。。
ビデオ撮って客観的に自分を見ると、如何に自分の英語がhorrible, awful, terrible,...かよ~くわかる。
もし僕がオーディエンスだったら、かなりなめてスピーカーを見ると思う。。。
僕の場合、具体的に何が問題かというと、
’ah’連発シンドローム
scriptとスライドは暗唱してても、英語の一字一句がスムースに出ないから、ワード・センテンスの間・間で無意識的にahを連発して、かな~り聞き苦しい。脳の中で、次の情報の検索をかけるたびにahが出ている感じ。英語のサーバーがショボくて、クエリに時間がかかって、その場しのぎのahが自動生成されてる感じ。おそらく、explicitなmemoryがhabbitになりきれてないと、遊んでる無意識部分が勝手に出力するのだろう。脳というのはホントに余計なことをしてくれる代物である。。。
一方、オーディエンス側になると、英語の脳内回転速度が少し速い状態になるから(なぜなら、検索をかけずに入力を入れて処理する「待ち」の状態だから)、その聞き苦しさをしっかり認識することができる。言語処理がhabbit化しているネイティブならさらにそう感じるだろう。。。
日本語の練習風景を撮ったことがないから、ネイティブ言語だとどうなのかよくわからない。けど、英語トーク、これはホントにまずい・ひどい・目もあてられない。。。
問題に対するawarenessは改善の第一歩だから、残された時間でとにかくより良いものにしていくしかないですな。。。撮ってみて良かった。。。
ということで、自分の英語トークに対するフィードバックを得たい場合、ビデオ撮影はかなり効果的です。
2010年1月1日
拍手がおこっていた
今年もよろしくお願いします。
年越しはテレビ中継でタイムズ・スクエアのカウントダウンを見た。アメリカの大晦日の場合、数時間前に中継へ切り替わるくらいで、テレビ的にはそれ以外盛り上がらない。翌朝は普通に普通のプログラムをやってたりするから、何となく、カウントダウン直前に一気にガッと盛り上がって、あとは「ホリデー終わりモード」になる感じか。
ホリデーモードといっても、その期間は人によってまちまちだから、この辺も日本で体験してた年末年始とは違うところか。今年は曜日の廻りが良いので日本と同じく3日まで休んで、多くの人は4日からボチボチ復帰しだすはず。(もちろん、まだ休む人もいてる)
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今日、元日は8時半ごろ起きて、嫁さんが頑張って作ってくれたお節と雑煮を食べる。アメリカでもこういう食事ができるのはありがたい話です。
今年5歳になる娘が、どうやら「お年玉」の存在に気づき始めたらしく(今年はごまかせたが)、来年当たりから「お年玉」をあげないといけないかも。。。こういうのは、ある意味アメリカにいて良かったと思う。なぜなら、日本にいて親族なり知り合いとファミリーレベルであったら、お年玉をあげたり・もらったりで、いろいろ気を遣いそうだし。それに、子供が「お年玉」という文化の存在を早く知るリスクが高い。その意味では、日本のキッズはガメツイ子がもしかしたら多いのかもしれない。。。
いったい、誰が「お年玉」のようなことを考え出したのだろう。子供が考えるとは思えないから、大人の誰かなのだろうか。
余計なことを。。。
それはともかく、朝食後は暇だったので、長女とまたスクーターをしに。が、雪が少し残っていて30分ほどで撤収。帰り、スーパーでカニを買って帰る(夕食は蟹鋤の予定)。
さらに暇なので、アヴァターを観に行く。3D映画を初めて観たけど、ここ1年強くらいで一気に普及しているのがよくわかった。楽しい。
アヴァターの制作費200Mドル以上と聞いたけど、映像はマジですごかった。3時間弱だから、1分当たり1Mドルかかってるわけで、そりゃ、想像を超えた部分を映像化してくるわな。。。ジェームズ・キャメロンといえば、昔中学か高校の時か、エイリアン2を何回も観た覚えがあるけど、今の中学生とかなら、アヴァターを何回も観たくなるんだろうな。それにしても、あんな映像どうやったら作れるんだろう。。。すごい監督です。終わったら拍手がおこっていた。。。
一級の娯楽映画として観る分には非常に価値のある映画だと思いました。個人的にはダークナイトの方がストーリーという点で断然面白かったけど。
と、そんな元旦に。
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明日は土曜だけど、通常土曜モードで朝から初仕事の予定。
その2010年。修羅場はとりあえず1,2月。それしだいで残り(の人生も?)が決まる感じか。なので、とにかく悔いの残らないようにベストは尽くして、あとは運任せ、と、まるで受験生のような状態なのかもしれない。
あとは、年末にリフォームしたタイムマネジメントの戦略を貫くというのが、日々の目標という感じになりそうです。
年越しはテレビ中継でタイムズ・スクエアのカウントダウンを見た。アメリカの大晦日の場合、数時間前に中継へ切り替わるくらいで、テレビ的にはそれ以外盛り上がらない。翌朝は普通に普通のプログラムをやってたりするから、何となく、カウントダウン直前に一気にガッと盛り上がって、あとは「ホリデー終わりモード」になる感じか。
ホリデーモードといっても、その期間は人によってまちまちだから、この辺も日本で体験してた年末年始とは違うところか。今年は曜日の廻りが良いので日本と同じく3日まで休んで、多くの人は4日からボチボチ復帰しだすはず。(もちろん、まだ休む人もいてる)
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今日、元日は8時半ごろ起きて、嫁さんが頑張って作ってくれたお節と雑煮を食べる。アメリカでもこういう食事ができるのはありがたい話です。
今年5歳になる娘が、どうやら「お年玉」の存在に気づき始めたらしく(今年はごまかせたが)、来年当たりから「お年玉」をあげないといけないかも。。。こういうのは、ある意味アメリカにいて良かったと思う。なぜなら、日本にいて親族なり知り合いとファミリーレベルであったら、お年玉をあげたり・もらったりで、いろいろ気を遣いそうだし。それに、子供が「お年玉」という文化の存在を早く知るリスクが高い。その意味では、日本のキッズはガメツイ子がもしかしたら多いのかもしれない。。。
いったい、誰が「お年玉」のようなことを考え出したのだろう。子供が考えるとは思えないから、大人の誰かなのだろうか。
余計なことを。。。
それはともかく、朝食後は暇だったので、長女とまたスクーターをしに。が、雪が少し残っていて30分ほどで撤収。帰り、スーパーでカニを買って帰る(夕食は蟹鋤の予定)。
さらに暇なので、アヴァターを観に行く。3D映画を初めて観たけど、ここ1年強くらいで一気に普及しているのがよくわかった。楽しい。
アヴァターの制作費200Mドル以上と聞いたけど、映像はマジですごかった。3時間弱だから、1分当たり1Mドルかかってるわけで、そりゃ、想像を超えた部分を映像化してくるわな。。。ジェームズ・キャメロンといえば、昔中学か高校の時か、エイリアン2を何回も観た覚えがあるけど、今の中学生とかなら、アヴァターを何回も観たくなるんだろうな。それにしても、あんな映像どうやったら作れるんだろう。。。すごい監督です。終わったら拍手がおこっていた。。。
一級の娯楽映画として観る分には非常に価値のある映画だと思いました。個人的にはダークナイトの方がストーリーという点で断然面白かったけど。
と、そんな元旦に。
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明日は土曜だけど、通常土曜モードで朝から初仕事の予定。
その2010年。修羅場はとりあえず1,2月。それしだいで残り(の人生も?)が決まる感じか。なので、とにかく悔いの残らないようにベストは尽くして、あとは運任せ、と、まるで受験生のような状態なのかもしれない。
あとは、年末にリフォームしたタイムマネジメントの戦略を貫くというのが、日々の目標という感じになりそうです。
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