2014年10月4日

特別授業

referendumから2週間以上経ち、あの時の異様な雰囲気はどこへやら?という感じで、新聞なども完全に平常モードに戻ってます。

今週10月に入り新学期がスタート。今年度は、ティーチングの負担が増えてしまい忙しくなりそう。。最近リタイアした教授が担当していた授業を引き継ぐことになり、今更ながら統合失調症やアディクションなどの勉強をしてます(勉強になってますが)。。。

ラボとしては、9月にマスターとPhDの学生がそれぞれThesisをまとめラボを離れ、ポーランドからのPhD学生が今週からラボメンバーに加わりました。

グラントはこの半年くらいで5つアプライし、うちCo-IとしてアプライしていたMRCのプロポーザルが昨日リジェクトの一報。。。Co-Iとしてアプライしてきたプロポーザルは全戦全敗中。。。

そんな中の今日、娘たちが普段お世話になっている補習校で中学生向けの特別授業をさせていただきました。脳のことを話してください、と1ヶ月ほど前に依頼を受け、
・錯視
・記憶
・自由意志
の3トピックで話を。

中学生合同授業という位置づけで中1~3年まで10人くらいの生徒への特別授業。
補習校の国語の授業で、果たして100%科学の話をして良いのだろうか?という不安もありましたが(しかも、国語は大の苦手・キライだった人間が国語の授業で話をするという矛盾も抱えつつ、、、)、生徒たちはそれなりにエンジョイしてくれたと信じてます。

特に自由意志の話題は、中学生の皆さんにいろいろ考えてもらえるきっかけになったのではと思います。「自由意志は錯覚かも?」ということに気付いてしまった後の人生をどう意義のあるものにしていくかそれなりにチャレンジングで、中学生にはちょっとショッキング過ぎたかもしれませんが、知っておくべき重要なことだと思います。

こういういわゆるアウトリーチ的なことは初めてでしたが、準備から授業まで僕自身エンジョイできました。機会を与えてくれた中学部の先生方に感謝です。

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