2013年8月18日

夏終わり

スコットランドはすっかり秋モードで、気温は最高でも20度以下の日が続くようになり、イングランドより一足早く、子供の学校では新年度がスタートしてます。

ちなみに、今年の夏は、一時30度弱くらいまで上がる日が続いたり、2週間ほど傘いらずの日があったり、BBQをうちで何回かできたりと、こちらに来てから3年間で一番夏らしかったです(これでも)。

UK国内で最近の大きなニュースの一つはジブラルタル問題の再燃。
人工防波堤(?)の建設に腹を立てたスペインがジブラルタルの国境越えの待ち時間をわざと長くしたり、通貨料を課すぞと脅し、UKはそれに対抗し、「ルーチン」という名目で戦艦をジブラルタルに送ったり、EUにクレームしたりと、双方一歩も引かない状態が続いて盛り上がってます。ジブラルタルやら、フォークランドやら、UKもon goingな領土問題を抱えてます。。。

仕事関連では、新しいポスドクがそのスペインから来てくれました。サイエンスに国境なしではないですが、今のところ、ラボメンバー全員国籍が違ってます(たまたま)。体制的には、おそらくポスドク3~4人、大学院生2人くらいの1-3-2体制が当面は最もマネージしやすそうなので、それを維持していく必要があります。

ちなみに、6~9月の時期が一番研究に集中できる時期で、自分でいろいろ立ち上げができたりと楽しい時期でもあります。その分、今後夏休みをどう取って家族とのバランスを図っていくかは少し試行錯誤が必要そうです。

研究の立ち上げという点では、大学院生には、経験的に難しいところがあってどうしても非効率になるので、その辺は、自分自身でいろいろやってレールを敷いてあげるのが、ラボとしては良いと強く思う今日このごろ。と、大学院生を迎え入れることはかなり慎重に考えるべきだということにようやく気が付きました。。

2013年8月4日

世界大学ランキング

世界大学ランキングについて少し調べてみた。

3つ有名なランキングがあるもよう。
Times Higher Education(THE)のランキング
QS世界大学ランキング
Academic Ranking of World Universities(ARWU)

最初の二つは2009年まで同じだったらしく、THEは以降Thomson Reutersのデータも利用してランキングを算出している。

3つ目のARWUは上海ランキングともいわれてるらしく、ランキングのさきがけらしい。

ここでは、THEにとりあえず注目(理由はUKベースの雑誌が算出するランキングで、聞いたことがあったから)。

ただ、wikipediaには最新の情報が反映されていないので注意。

THEのランキングでは各大学を100点満点で評価してランキング。
以下そのブレークダウン。
詳細はこちらを。

まず以下の5つのカテゴリーごとに大学を評価
1. Industry Income
2. International outlook
3. Teaching
4. Research
5. Citations

各カテゴリーごとに、さらにいくつか評価基準があり、その各評価基準ごとに重みが付けられスコアを算出するもよう。

Industry Income
1つだけの評価基準。
企業からの研究資金収入をアカデミックスタッフの人数で割った値。

International diversity
3つ評価基準がある。
第一に、海外組・国内組スタッフの比
第二に、海外組・国内組学生の比
最後に、海外研究者との共著論文

Teaching
5つ。
第一に、reputation surveyなるものがあるもよう(重み高し)
第二に、アカデミックスタッフあたりの学生数
第三に、博士と学士取得者数の比
第四に、アカデミックスタッフあたりの博士取得者数
最後に、アカデミックスタッフあたりの大学総収入

Research
3つ。
第一に、Reputation survey(これまた重み高し)
第二に、研究費収入
第三に、スタッフあたりの論文数

Citations
Web of Scienceから算出される論文引用数インデックス

5大カテゴリーの重み付が興味深く、
Industry Income 2.5%
International diversity 7.5%
Teaching 30%
Research 30%
Citations 30%
という内訳。

これに基づき100点満点として評価するもよう。

ちなみに、Reputation survey、これはThomson Reutersが行うAcademic Reputation Surveyなる調査からの数字に基づいているらしい。

なんとなく胡散臭い。。。

ちなみに、最新のランキングでは
1.カルテク(米)
2.オックスフォード(英)
3.スタンフォード(米)
4.ハーバード(米)
5.MIT(米)
6.プリンストン(米)
7.ケンブリッジ(英)
8.インペリアル・カレッジ・ロンドン(英)
9.UCバークレー(米)
10.シカゴ(米)
がトップ10。米英独占。

日本はというと、
27.東大
54.京大
128.東工大
137.東北大
147.阪大
の5大学がトップ200位圏内。

ちなみに、ストラスクライド大は、ぎりぎりランクが付く351-400位(このカテゴリーでは細かい順位はついていない)。慶応と早稲田が同じ圏内。意外。。。

確かに、このランキングだけみると、日本の大学は苦戦している。どの大学もその半分くらいの順位で良いように思う。

もしもランキングを上げたいなら、まずはインパクトを上げる方法を考えるのが賢明かつ堅実だと思われる。

が、すぐに変化するものでもなさそう。というのは、Citationsやreputationがかなり重視されているので、一朝一夕で変わるものではない。

が、メチャクチャ論文を引用されている超有名研究者をヘッドハントする、というトリックはアリ。つまり、ノーベル賞受賞者をたくさん雇えば良い。大金をはたいて。

一方、International Outlookの重みは低いので、そこをターゲットにしても、順位はなかなか上がらない。なぜなら、総合点数への貢献度(重み)は非常に低いから。

例えばストラスクライド。International Outlookは63と、トップ10大学と肩を並べてる。。。

もちろん、日本の大学のInternational Outlookの低さは異常のようにも見えるけれど、国籍問わず、良い研究者・科学者を如何に養成・増やすか、というのがほとんどの評価項目にポジティブな効果をもたらし、ひいては大学ランキング上昇に貢献すると思われる。

トップ10の大学がそうしてるんだから、そんなことは自明のようにも思える。

2013年8月3日

3年

グラスゴーに移住してちょうど3年。

移住直後はいろいろありましたが、スコットランドの大学から生活まで、異文化の環境にそれなりに慣れてきました。今回はこの3年で学んだことを3つ。研究・大学関連にフォーカスして:

1.グラント制度
よく出来た制度だと思います。

まず、UKRCはいくつかカウンシルを持ってますが、それぞれに独自の戦略をしっかり決めていて、グラント申請書を書き分けやすいのが一つ。

第二に、国外研究者にも依頼しながらpeer-reviewし専門家の意見を仰いだ上で意思決定する審査制度。研究者への負担を上手く分散しながら、良い研究に投資しようという姿勢が伝わってきて、規模は小さいながらも、UKのレベルを長年保っているのが何となく頷けます。

グラント申請書書きは嫌、と言う人は多いですが、サイエンスのやり方を身を持って学ぶ良い機会だと個人的には思ってます。つまり、科学者養成の役割も果たしている。

また、ソースという点では、チャリティー系、EU系ソースへのアクセスも可能で、厳しい厳しいと言いながらも、みんな何とか生き延びてる印象です。

Wellcome Trustの変革は、多くの人達には大打撃だったみたいですが、僕が来る直前に変わって、僕は以前を知らないので、コメントできる立場にはないです。超一流の研究者だけがアクセス可能なお金、それだけです。

それから、いわゆる産学連携を進めるための特別なソースも各カウンシルが用意していたりと、いわゆるトランスレーショナルな点もそれなりに意識して進めている印象です。UKというより時代か。

一方で、UK以外の欧州の一部はかなり深刻で、かなり悲惨な状況の国もあります。。。

2.職の安定性
働き出すまで半信半疑でしたが、UKにはアメリカ的なテニュアトラックはないので、一旦PI職に就くと無駄な精神的プレッシャーがないです。プレッシャーゼロ、ではないですが、適度なレベル。

もちろん、中には胡座をかいて戦力外な人も出てきますが、研究スペースは次第に奪われていき、ティーチング要員になっていきます。トップの裁量でクビなんていうことは聞いたことないです。

過度なプレッシャーのもとウソをつく輩出てきて全体にダメージを与える、よりはましかなという印象。

一方、給料は実績に基づく年俸制ではなく、毎年2,3%ずつ上がっていく仕組み。けど、結果を残すと、数ランク以上上がる柔軟性もあったりと、悪くないです。

ポスドクに関して。
ポスドク問題は、万国共通の問題です。厳しい。。。ポストがない・できない。。。

ただ、研究以外の職に就ける機会も少しはある、という印象です。
実際、グラント関連でメールを受け取る時、Drの肩書きの方からメールを受けとったり、研究機材を販売している会社の窓口もDrの人だったりすることが多いです。

最後に、大学院制度については、アメリカほどしっかりしてないので、研究者養成という点では、いろいろ問題があります。UKでPhDを取って、ホントに将来の安定につながるか、極めて疑問です(と自分が大学院生を見てることは棚にあげますが・・・)。

個人的には、PhDを取るならアメリカで、というスタンスは以前から変わってないというか、さらに強く思うようになりました。

3.アウトリーチ
国というよりそういう時代なのかもしれませんが、アウトリーチ・public engagementという発想はそれなりには根付いてるなぁ、という印象です。

BBCやガーディアンでは良い記事が多いし、バスなんかで無料で配布されてる日刊紙にも、科学関連の意外としっかりした記事がごくたまに載ってたりします(多くはゴシップ系記事ですが)。

チャリティーのウェブを見ると、わかりやすいしっかりした情報が載っていたりして、一般の人からすると、その気になればいろんな情報にアクセスしやすい環境が整っている方だと思います。

ローカルなレベルでは、近くのグラスゴーサイエンスセンターのショーは、メチャクチャ良くできていて、子供から大人まで楽しめ質がかなり高いです。

大学レベルでは、キャリアパスという観点からか、大学院生にアウトリーチ活動に関わってもらうイベントもあったりして、近くの小学校に行ったりしてます。

ちなみに、僕はそういうのにはまだ全く関わってません。。。

以上、まとまりはないですが、3点。

他にも生活関連のことで学んだ・知ったことはいろいろありますが、総合していうと、UKなりUKの中のスコットランドの住み心地は予想より良い、というのが感想です。それだけ慣れた、ということなんだと思います。

2013年7月28日

Elia

グラスゴーのジョージスクエアにあるギリシャ料理屋Eliaへ。

店内は比較的広々としていて小奇麗。行ったのは月曜日だったからか、お客さんは3グループほど。

まず、ビールの品揃え、多くはない。
Tennentsを注文。
始めからワインを注文すべきなのかもしれない。

パンとオリーブオイルが振舞われる(タダ)。
まずまず。

スターターとしてHoummusを注文。

見た目、文字通り「チキン色」したポテトサラダのようなペースト状のもので、それが皿に盛られ、そのペーストの上にオリーブオイルがかけられていた。一緒についてきたナムのようなパイ生地にそのペーストをつけて食べる。

まずまず。

メインとしてMousakaを注文。

グラタン皿のような円柱状の厚手の皿で出てきた。これまたグラタンのように、表面にはチーズか何かが固まった「皮」があり、中に牛ひき肉やジャガイモなんかが入っていた。グラタン系、という感じ。

まずまず。

サービスは普通。
ただ、チェックを済ませた後、店長かよくわからないオジさんがフレンドリーに話しかけてきてくれた。

値段は、二人で30ポンドほど。

TripAdvisorのランキングによると1113店中110位とあり、そういう感じ。便利な場所にあるけれど、一回行けば十分かな、というレストラン。

ギリシャ料理は初めてだったけど、見た目・味共に派手さはない。けど、他のメニューも食べてみたい気はしないでもない。

ちなみに、今回は日本からのお客さんと一緒に行き、研究の話で盛り上がりました。その人はもともとギリシャ料理のことをよく知っていたので、メニュー選びの時に助かりました。

2013年7月27日

BBSRC Strategic Skills Awards

BBSRCを含むUKのリサーチカウンシルが提供している大学院生のためのstudentshipがいくつかあります。今回のタイトルにあるStrategic Skills Awards(以下SSA)は、studentshipでサポートを受けている大学院生の研究プロジェクトを追加サポートする制度。

Strategic Skillsとあるように、BBSRCの戦略に即した技術習得を期待できるプロジェクトをサポートするのが狙いで、特にin vivoの研究を前提にしてます。

昨年から、うちの研究所とグラスゴー大は、BBSRC DTP(Doctoral Training Partnershipsの略)という制度のもと、毎年10人の大学院生がサポートを受けることになっていて、僕のラボにも一人大学院生が来てくれてます。

ということで、SSAへの最低限の申請条件を満たせてたので、春にアプライしたところ、今週、アプリケーションがsuccessfulだったという連絡が届きました。

もともと申請条件そのものが厳しいというか、限られた人しかアプライできないし、請求額も3年で最大30Kなので、採択率は高いと思いますが、とにかくありがたい話です。

ちなみに、申請書は3ページのみ。

プロジェクトのアウトライン、要求するリソースの正当化、予算案という構成。短い分、情報を圧縮しながらもできるだけ単純な表現を心がけました(というか、難しい表現ができない。。。)。

BBSRC DTPでは、大学院生の給料と年間5Kの研究費がもともとついていて、4年制なので、このSSAと合わせれば合計100K以上と、それなりの額にはなります。

先日のBBSRCのグラントと合わせて、これから規模拡張を図れそうです。

2013年7月20日

イングランド南部旅行

夏休みを取ってイングランド南部へ旅行してきました。

Eastbourne
まず目指したところ。

Eastbourne Pierを中心に、海岸線沿いにお洒落なホテルが立ち並ぶ小さ目のリゾート地。

泊まったのは、B&BのMarina。そのお洒落なホテルではなく。
そのB&Bは、Pierから海岸線沿いに歩いて15分ほど。
泊まった部屋は改装したてらしくきれいだった。

朝食は手作りのブリティッシュ・ブレックファスト。ただ、8時半から朝食と、若干遅目。
オーナーは親切だった。

裏手に駐車場も5台分くらいあり。
近くは路上駐車OKの道がたくさんあったので、駐車場が一杯でも路駐可能。スペースを見つけられれば。

2泊したうち2日目のディナーでThe Belgian Cafeなるレストランへ。

場所はPierから徒歩数分の便利なところ。ベルギービールが充実していてシーフードが食べれる。

週末にはライブ演奏もあるもよう。

店外にもテーブルがあって、始めそこに席をとったけれど、海風が肌寒くなってきて店内へ移動。。。

一方、店内は熱気で若干暑め。

サービス、価格共にまずまず。
イカスミリゾットを注文したけど、えらく薄口だった。。。

観光地レストラン、という感じ。

ちなみに、Eastbourneに宿泊した主な理由は、姪が短期語学留学に来ていて、その施設がEastbourneにあったから。

イギリスの語学留学地として有名らしい。着いた日に、姪を夕食に連れ出す。

Eastbourneは良い街だった。


Seven SistersとBrighton
Eastbourneに滞在中の2日目、午前Seven Sisters、午後Brightonのビーチへ。

Seven Sistersはチョークの断崖。
Eastbourneの中心から車で10~15分くらいのところにビジターセンターと駐車場(有料)があり、そこからトレイルコースを歩いて海岸線まで歩いて行く。片道30分くらいの距離。

いくつかあるコースのうちBeach Trailを選んで家族四人で歩いてみる。

娘たちは途中の草花・石などにトラップ(寄り道)されえらく時間がかかったけれども、道は平坦で、暑すぎることもなく、程よい距離。

チョークの断崖が左手に見え、一部の人は海岸沿いに崖までさらに歩いていた。
自然を楽しみながらの海水浴が可能といえば可能で、なかなか良いスポット。

そこからさらに車で30分ほど走りBrightonへ。

日曜日で海水浴日和ということでメチャクチャ混んでた。

それでも車を駐車場に停めれ、17時頃まで海水浴。
といっても、海水はメチャクチャ冷たく、きれいではないので、多くの人はビーチで日光浴を楽しむという感じ。ただ、人がメチャクチャ多いので、ビーチで遊ぶ、というより、ただそこでゴロゴロする、という感じ。

Pierには遊園地もあったり、大きなホテルやデパートなんかもあったりと、良いリゾート地の雰囲気だった。


レゴランド
旅行後半はロンドン方面へ北上し、レゴランドへ。

レゴランドは、人が多いと1日で全部網羅するのは難しい、という規模。たくさん乗り物があって、体験系乗り物もあって結構楽しめる。

レゴらしさもいろんなところであって、ミニランドの街はなかなか見応えあり。

今年からできたらしい水遊びスペースでは、子供たちがかなりエンジョイしていた(大人用に、日陰の待機場所がもっとあると良いのだけれども。。)

全体的に、ファミリーフレンドリーな作り方だと思った。

まず、小3の長女でも、ローラーコースターも含め基本的にすべての乗り物に乗れた。逆に言えば、絶叫系が皆無なので、それを期待している人には物足りないのかも。

また、喫煙は基本喫煙所のみ、となっていた。
ディズニーランドの時のように間接喫煙でストレスを感じることはほぼ皆無(それでも吸ってる人はいたのはいたが)。

それから、駐車場代が3ポンドだった。アフォーダブル。

月・火・水(午前のみ)と行ったけれども、月曜日は平日でもかなり混んでた。平日に行くなら中日が良いのだろう。実際、火曜の開園・閉園間際はほとんど並ばなかった。

ちなみに、この間の宿泊はGrange Bracknell Hotel
パークチケットとのパッケージでこのホテルにした(レゴランド内のホテルはヤクザに高かった。。)

普通に良いホテルだった。レゴランドからは車で15分ほど。結構距離はある。



今回、グラスゴーからイングランド南部まで車で行った。
全走行距離1100マイルなり。
名古屋から九州に行く、感じか。

北から、湖水地方>マンチェスター>バーミンガム>ロンドン>ブライトンと通過しながら文字通りイングランドを縦断した。

道は基本片側3車線で快適。
もちろんすべてタダだし、サービスエリアもコマ目にあり、M&SやバーガーキングやCOSTAが入っていた(サービスエリアという点では日本が数段上だけれども、道がすべてタダ、という点はUSより良い)。

渋滞エリアを除いては最高速度は70マイル設定(この点もUSより良い)。

渋滞という点では、主要都市で混雑。特にロンドン周辺で渋滞。

さらに往路では、マンチェスターを過ぎた後の一部区間が事故のためか完全閉鎖されていて、1区間通過するだけで2時間強ロスった。。。
行きは朝6時に出て、17時着。。。

帰り、レゴランドからグラスゴーまでは、1~2時間おきに小休憩を取りながら、6~7時間。

なので、
夜行バス的に出発
開園から閉園まで遊んで帰る
というプランも可能。原理的には。

とにかく、スコットランド・イングランドの旅行は車でOKということが判明。

2013年6月29日

The Sir Robin MacLellan Travel Awardなる賞をいただくことになり、月曜日そのセレモニーに参加してきました。

この賞はTenovus Scotlandというチャリティーが設けている賞で、グラントを貰った人たちの最終報告書に基づき、毎年一人だけ選ばれる賞とのこと。

Travel Awardというくらいだから、学会の旅費等に使うのが主な趣旨ということらしい。ありがたい話です。

このチャリティーからサポートされている間に、MRCという大き目のグラントを当てれたのが主な選考理由らしい。

聞いた話では、グラントそのもののsuccess rateは30~40%(高め)。そこから最終報告書を出した人一人ということので、ちとtoo good to be trueというか、論文としての結果も出せてないのにもらって良いんだろうか?というのが正直なところです。。

それはともかく、電話が授賞式の1ヶ月くらい前にかかってきて、知らせを受けた。その後にメールでフォローアップの案内。そして今週月曜日にイベント。イベントは、The Royal College of Physicians and Surgeons of Glasgowで開催された。

研究所でスーツに着替えて臨む。歩いて。

参加者は、コミッティーと受賞者。

受賞者は、引退間際の偉い先生に贈られる賞の受賞者と、このTravel Awardの受賞者。今年に関しては、昨年の受賞者が育児休暇中で昨年参加できなかったということで、その方も参加。

ということで受賞者3人。

1時からまずコミッティーミーティンが行われた。
なぜか受賞者も参加するよう声をかけられていて、年間活動報告等を聞く。えらくフォーマルな雰囲気のミーティングで、サクサク議題が進んでいった。

その後、別の部屋へ移りフォーマルなランチ。

ランチに入る前に、同じ部屋でまず受賞イベント。
小切手を受取り、少し受賞スピーチをさせられる。。。
他の受賞者お二人は流石なスピーチだった一方、僕はとことんこういうのには向いてないなぁ、と痛感。。。スライド・カンペなしで英語スピーチした、というだけでもよしとすべきか。。

その後、席についてランチ。メイン・デザート・コーヒー+ワインというしっかりしたランチコースだった。デザートが美味かった。。。(案内には、「軽め」のランチ、とあったので、普通にランチを食べていって後悔した。。。)

3時頃に終了し、大学へ戻る。歩いて。

これまでの研究人生で賞なんてものとは無縁だったので良い経験ができました。

いただいたお金は、ラボメンバーの旅費として使っても良いそうなので、来年のFENSミーティングにでも使おうかと思ってます。

2013年6月15日

Ross Priory

木曜日に研究所のニューロサイエンス・グループの人達でRoss PrioryへBBQに行ってきました。

Ross Prioryは大学が所有しているLomond湖畔のリゾート施設
お城のような建物にレストランやセミナー室、さらには宿泊用客室もある。湖畔の広場がBBQなどのリクリエーションに使えるようになっていて、事前に予約してコンロを貸してもらいBBQをする。

9時半に、ミニバスを借りてみんなでRoss Prioryへ行き、ランチタイムまでゲーム。

最初にHit & Runなる、野球チックなゲームをする。
ルールはほぼ野球。2チームに別れて攻撃・守備をし、相手が投げるボールを打っては塁に進み、たくさんホームを踏んだ方が勝ち。3ストライクでアウト。3アウトで攻守交代。ただ、ボールにヒットさえすれば良く、野球で言うところのファウルでも出塁可(なので守備泣かせ)。。。このゲーム、野球系に馴染みのある日本人には結構美味しく(みんな下手だから)、ホームラン打ったりして結構活躍できた。。

二つ目は、フリスビーのフットサルのようなゲーム。
フリスビーを味方でパスをつないでいき、敵陣でキャッチしたら1点。パスをする時、フリスビーを持っている人は移動してはダメ。パスが通らなかったり、インターセプトされたらターンオーバー。パスコースを確保したりブロックしたりするのはサッカーみたいな感じ。なので、かなり走り回る。かなり面白かった。僕は、この手のスポーツは相変わらず向いてません。。。

BBQは普通にアメリカン(?)で、肉を焼いて、パンに挟んでは食べた。けど、僕がカルフォルニアロール、女性の学生さんがサラダを持ってきていたりして、「ヘルシーなBBQ」とみんな言っていた。。

4時頃までいて、幸い天気も良くなかなか楽しかったです。

ちなみに、このRoss Prioryにはゴルフコースもあり、106ポンドの会員になると一年回りたい放題で、会員でなくとも10ポンドで回れるらしい。。。さすがスコットランド。。。

2013年5月26日

Curiosity

少し前、TEDに教育関連イベントのトークがたくさんアップされて勉強になりました。

中にはBill Gates氏サーKen Robinsonのトークも。

いくつか見ていて、一つのキーワードだと思ったのはcuriosity。

少し前のエントリーの文脈で考えると、「情熱」の部分と相性が良さそう。

例えば、PhDを目指して大学院に入ってきた人たちを見ていると、PhDそのものに興味がある人、純粋に科学に興味がある人、の少なくとも2タイプいてる。

問題は前者。

もちろん、PhD後の進路は多様であるべきなので、そいういうタイプはいて良いのだけれども、自身をドライブしているものが科学の問題そのものではないので、モチベーションなり研究・学習姿勢が、後者のタイプと本質的に異なる。

TEDのいくつかの関連ビデオを見ながら、メンターとしてはそういう人たちに対して如何にcuriosityを引き出すかが重要なんだろうなぁ、と目からウロコ(もちろん、言うは易しで、具体的にどう?と言われると難しいけれども)。

もちろんレクチャーでもその辺を刺激するスタイルにできると、学生さんたちの学習効果が上がり、テストの結果から超重要ポイントすら理解してくれてなかったことを知りショックを受ける、なんて機会も減るのかもしれない。。。

ちなみに、Bill Gates氏のトークでは、自分のクラスをビデオ撮影すると自作自演peer-reviewになって良い、と。おそらくそうなんだろう。

昔、自分のトークの練習を一度ビデオで撮ったことあるけど、実際役立った。明石家さんま氏も自分の番組をビデオで撮って後で見る、と聞いたことがある。教師だろうが科学者だろうが芸人だろうが、適切なフィードバックが重要なもよう。

2013年5月19日

オックスフォード


先週2日ほどオックスフォードへ。

14日火曜の晩、まずThe Turf Tavernというパブへ行く。

オックスフォードで最古のパブと言われているらしい。小道を入ったところにあり、屋根がコケに覆われていたりと、ブリティッシュな良い雰囲気を醸し出していた。入り口は狭くても中は意外と広く、たくさんの人で賑わっていた。

An Education In Intoxicationというのが合言葉らしい。。。
Titanicなるビールを呑みながら、ホストの方と彼のコラボ相手の3人で、サイエンス関連+アルファで盛り上がる。

A Science In Intoxication?

その後、図書館などを紹介してもらいながら、10分強歩いて、Brownsという綺麗なレストランへ。
Belly of Porkを頂く。メチャうまかった。

今回は3人ともUK外出身ということもあってか、いろいろ共通点もあったりと、会話も盛り上がった(英語でのディナーは結構辛いことが多いのだけれども。。)。

宿はThe Club

翌日朝一でトークをし、何人かと話をし、水曜日23時頃グラスゴーへ戻ってきました。

やっぱりオックスフォードは良い所です。