シンガポール、マレーシア、香港の大学が国際化しているよ(正確には中国から人が流れている)、というNYTの記事。
こういう国際化の成否は、言語の占めるウェイトが大きいんだろうなぁ。
この記事は学生レベルの話だったけど、少なくともシンガポールに関しては、もう一つ上のファカルティーレベルで国際化が進んでいるし、これからさらに進んでいくと思う。やはりもともと英語の国だしGDPも高いし、何よりも科学技術の政策がすばらしい(と言ってもごく一部しか知らんけど)。
若手で優秀な人に莫大なお金を投資して、アジアでインターナショナルな研究コアをこれから創るという意気込みが鮮明に出ている。
一方日本をアメリカから見ていると、研究の多様性よりは選択と集中を加速させ、ヒエラルキーの壁をより強固にし、若手の芽を摘む意気込みが鮮明に出ている。
というと言い過ぎか。。。
どちらが良い戦略か?、と言われると客観的には正直わからないけど、一応僕も若手だとすれば、前者の方が良いに決まってる、とバイアスをかけて見ている。
若手にはブログなんかで「ノイズ」を作るしかできないところが歯痒いところではある。けど、みんなでノイズを作ってそれがシグナルになったりすると面白いなぁ、と妄想したりする今日この頃。。。
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