ここ数週間、英国の新聞はフォン・ハッキングの話ばかり。1週間くらい前から政治まで絡んで騒動は大きくなっていく一方。この辺の陰の部分、全然詳しくないけど、倫理観が麻痺してるとしか思えない。随分昔から日常的に当り前のようにやられていたんだろう。それにしてもひどい。
フォン・ハッキングは英国内では大きな問題といえばそうなんだろうけど、ユーロ圏とアメリカの財政問題はどうなることやら。とにかく、この一週間は注目なのだろう。ユーロ圏に関しては、毎週毎週、山場と言われているように思うのは気のせいか。。。こういうのは、すでにtipping pointを越えた状態なのだろうか。
日本のエネルギー問題。こちらも悪循環。原発の安全性と利便性のトレードオフで意見が真っ二つに分かれ、短期的に重要な意思決定すら遅れに遅れ、その(悪い)影響がいろんなところへ広がっているように思う。
ドイツは脱原発を目指すことにコミットしたけど、それは自国内に原発を持たないだけであって、結局フランスなどから「原発が生み出した電気」を利用していくんだろうから、政治的な騙しでしかない。ある意味、原発リスクは他国民に、という側面もあるように思う。
日本の場合、電力供給を他国に依存できるようにはなっていないんだろうから、事情がえらく違う。日本の場合、これまでの方向を急に180度変えようというわけだから、経済問題や地球温暖化対策など、いろんなことをスクラッチから考え直す必要がある。政治・経済・科学技術などあらゆる側面の情報を集めて意思決定しないといけない。つまりは、すぐに合理的な結論が出せる話ではない。
短期的には原発に頼らざるをえないのだから、政治主導で動かすべき原発は動かして、それから中長期的な問題にもすぐに取り組まないといけない。問題先送り体質はホントいカン(菅)。
それはともかく、家族が日本に帰国してはや3週間。
個人的な短期的問題は、日々の食事。。。
土日に作り置きし、昼の弁当と夕食をすべてまかなうことに成功しています。今のところ。。。
あと一ヶ月、果たして生き延びられるか。。
ちなみに、毎日使用電気・ガス代をチェックし、それなりに節電モードになっていたりもします。8月からの電気料金アップに備えて。。。
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