11月下旬にして初雪。
今朝起きたら2センチくらい積もってた。UK全体を寒波が襲ったらしく、17年ぶりとニュースで報道している。
スコットランドでは昨シーズン、雪の当たり年だったらしい。今シーズンはどうなることやら。
長女の小学校でクリスマスイベントがあり、午前中一家で参加。いろんな出店があって、メインはSanta’s Grottoなる企画。テント(洞窟?)の中にサンタとフェアリー?がいてて、ささやかなプレゼントをくれた。
グラスゴーではSanta’s Grottoという言葉をよく見かけるので、恒例のクリスマス企画なのだろう。
なかなかエンジョイできた。
ちなみにこの一週間いろいろあった。
まず先週末はエディンバラ大の日本人の友人をうちへ招待。
グラスゴーに住み始めてからというもの、日本語でサイエンスの話をする機会が激減というか皆無なので、5時過ぎから深夜1時頃までいろいろしゃべっては飲み倒した。メチャ楽しかった。
が翌日のランチの直前。
長女が怪我。
急遽ERへ行くというアクシデント。
嫁さんは救急車で病院(救急車は来るのがおそいのなんの。。。)。僕はその友人を乗せてグラスゴーの駅まで送り届け病院へ。
長女は、月曜日熱が出はしたけど、幸い当初心配してたほどはなく火曜から普通に学校へ通いだし、傷の経過は今のところ順調で普通にピンピンしてる。
それにしてもこういうことがあると、親としての責任というか何というか、とにかく二度と同じことが発生しないようにと、この一週間えらく用心深くなってる。。。
大学の方は、火曜日にブリストル大からマットさんという人がトークにきてくれた。個別に話す時間を45分割り当ててもらって話をする。
使ってる技術は基本的に同じだから、めずらしく話が弾んだ。
アメリカにいた時もスピーカーが各PIを巡業するというスケジュールだったけど、こうしてネットワークを作っていくんだな、というのが実感できた。うちの大学はあまりお客さんは来ないけど、トップ大学なら毎週かそれ以上のペースでいろんな人が来るだろうから、winner-take-allの状況がさらに促進されるんだろう。。。
それはともかく、マットさんのトークは盛りだくさんで、独立して5年弱で資金もふんだんにあるようで、良い目標になった。
水曜日には、project licenceのethical review committeeミーティングなる山場(修羅場?)を迎えた。
UKで動物実験プロジェクトを開始するにはproject licenceなるものを取得する必要がある。そのための申請書(30ページ強)をHome Officeという政府機関へ提出する前、まず学内のコミッティーの承認を得る必要がある。
その承認を得るためのミーティングというか公聴会に呼ばれ、申請書で不明な点についていろいろ質問を受けた。
えらくナーバスになったし、疲れた。。。20分くらいしかなかったのだけれど。
まず、ミーティングの部屋の外でしばらく待った。呼び出され中へ。そして、あらかじめコミッティーが用意していた質問に答えた(答えるよう努力した)。部屋の外でさらに数分待たされ、再び部屋へ入って、判決・フィードバックをもらった。
結果は一応承認。
一部しっかり明示してない部分についてしっかり書くようフィードバックをもらったので、リバイス付きアクセプト、という感じか。
それにしても僕の英語力はホントひどいな。。。
とにかく、これで次はHome Officeへ提出。そのあとさらにリバイス要求などが待ってるはず。
ちなみに、personal licenceは、先日受けたModule 4の認定証が火曜日に送られてきたから、年内にはライセンスが発行されるんではないか。
ラボのセットアップの方は、次々と明らかになる事務系の問題を一つ一つクリアしつつ(ため息をつきながら)、相変わらずのスローペースで進行中。
実験装置のセットアップはとりあえずレベル1到達という感じにはなったか。計測部分に関しては、ラトガーズ時代のそれと同レベルにはなった。
けど、本格稼動は1月中旬から2月頃までずれ込みそう。
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