グラスゴー生活がスタートして早いもので1年経過。
まず仕事関連。
各種ペーパーワークを片付け3つ小グラントを当てたりとポジティブな側面もあったけど、やっぱり大きなグラントにはまだ壁があったり、肝心のプロジェクトもまだまだ。とにかく次の一年は、結果をもっと意識していかないといけませんです。それから、ティーチングなる得体の知れないものがボチボチ。時間管理能力がますます問われそう。
全体的には、今まで体験したことのないことをいろいろ体験することになって、大変な部分もあったけど、基本的には自発的にものごとを始める・やるということが増えたか。その点で、モチベーションコントロールはやりやすい。ただその分、責任というものも増えてるんだろうなぁ、という気も強まっている。
ラボのミッションというものを度々意識するようにしてきたけど、基本的にブレなかったのは一応評価して良いか。これからは、次のレベルのことをもっともっと意識すべきなんだろう。
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プライベートでも、いろんな変化目白押しだったけど、基本的に周りの人たちが親切なのに非常に助けられた感が強い。全体としては、気候にさえ慣れてしまえば、非常に住み易いところだと思う。
各論としては、例えば会社(電力会社とかいったその手の類)。いろんな会社とやり取りする時、もちろん日本ほど良い対応はないけど、アメリカよりはましかな、という感じ(約束は大抵守ってくれる一方、それ以上を期待するのはNG、と言うと的を得ているか)。BTはひどい。。。けど、フォローは悪くはなかった。
食事に関しては、NJ州だとお金さえ出せば日本食材が手に入ったけど、グラスゴーでは若干限りあり。一方で、普通のスーパーで売ってる食材は、米国滞在中に行ってたレベルのスーパーよりは品質管理をしてくれてる。レストランは市街にいろいろありそう。ただ、次女がもう少し大きくなってくれるまではやはりキビシメ。
気候。気温は年間を通して、涼しいから寒いのレンジで落ち着いている。暑い、と思った日はいまだ一日もない。。。汗をかく、ということがない。。。雨はよく降るけど、激しくふるケースは比較的レア。気温も降水量も変化が少ない。一方、逆説的だけど、24時間以内の天気は激動。風はよくふく。だから風力発電が盛んなのだろう。
それから、人は良いのだけれども、喫煙率が高いのは最大のネガティブ要因。バス通勤になって、バス停で待っていると大抵間接喫煙になってしまう。脳梗塞の率が高めだったりするのは、おそらくこの辺の超不健康生活習慣とリンクしているのだろう。
そのバス通勤を研究関連から補足すると、バス通勤は非常に良い。毎朝、バスに乗って市街地まで行く時間は論文を読み込むのにちょうど良く、しかも朝一番頭がスッキリしてる時間帯だから問題を考えるのにとても良い。論文を溜め込むことがなくなったのがこの一年での最大の変化の一つかも。
と、そんなグラスゴー生活一年。
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