今年最もアクセスの多かったエントリーは、PDF管理ソフトのエントリーでした。ここでは、Qiqqaを使い続けた後の状況を少しアップデートしてみます。使用歴は7ヶ月ほど。
まず、Qiqqa使用開始直後、タブレットとしてASUSのEee Pad Transformer を購入。結論から言うと、この組み合わせで、論文の読み方が劇的に変わった。
1.紙とプリンターランニングコスト大幅削減
これが最大の変化。
論文だけでなく、学位論文やグラントガイドラインなどもQiqqaで見るようにしたので、その手のプリントアウトも不要に。おかげで、プリンタのインク使用量も劇的に減り、プリンタのランニングコストが削減できた。
タブレットを買っているので、全体のコストはまだマイナスだとは思うけれど、タブレットは他の用途でも活躍するので良い。
2.論文の携帯性向上
タブレットにたくさんのPDFを入れておけるので、いつでもどこでも論文を読め便利。
3.アノテーション・メタデータによる論文管理
PDFへメモやハイライトを残すアノテーション機能や、タグやランキング付けをするメタデータ保存機能は、同一論文を読みなおす時に便利で、論文中のキーワードを探す時などの効率が向上したように思う。
PCとタブレットを同期すれば、どの端末からでも論文にアクセスもでき便利。ただ、タブレット版のアプリは機能がイマイチなので、タブレットでは、読んでメタデータなどを残すといった感じで紙+αの役割のみ(ただ、PC版・タブレット版、定期的にアップデートがされているので、機能は良くなってきています)。
論文の読み方は人それぞれだと思うので、これがベストだとは思わないけれど、少なくとも僕の場合、以前に比べたら大きな変化でした。ちなみに、Qiqqaの登録はこちらから可能です。
2013年の課題は、データベースを拡充させ、アノテーション・メタデータについて自分なりのやり方を確立させること。
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