Chris AndersonのFreeを読む。
kindle版が一時フリーで、いろんなところで話題になっていたからダウンロードして読んでみた。
この本、僕の理解した限りでは、グーグルに代表されるような’bit‘(つまりはデジタル情報)を扱う業界でなぜフリーがビジネスモデルとして有効なのか、豊富な情報に基づいて議論している。
やはりグーグルが中心的なテーマになっていて、いろんなフリーのビジネスモデルがどうお金を生み出すのか書かれている。
僕はこの辺のことはよく知らなかったから、いろいろ勉強になった部分はあった。特に前半は非常に面白かった。が、途中から本そのもののその冗長さがちょっと気になった。実際、一部は読まずにすっ飛ばした。。。
まるでブログを読んでる感じだった。つまりは文章がよく練られていない。きっと締め切りか何かに迫られて勢いで書いたのだろう。(その分、ごく最近のトピックも載ってたりした)
フリーだからフリー以上の価値はあったけど、今はそのフリー期間は終わっている。。。けど、この手のビジネスに興味がある人にとっては良いかもしれない。(この業界にいてる人なら、すでに知ってることばかりだったりするのだろうか。。。)
フリーを謳うなら、フリーであるべきな一冊。
特にデジタル本はatomではなく、bitなんだからフリーじゃないと自己矛盾している。
ちなみに、著者はwiredのCEOということあって、その知識量はすばらしかった。
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ちなみに、そのデジタルコンテンツでe-book市場の競争がかなり激しさを増してきたな。。。
とりあえずiPhone買って、様子を見ておくのが一番賢いかも。
デジタルなんだから、いろんなデバイスでデジタル本を読めるようにして欲しい。。。
その意味では、Barns&Nobleの戦略の方がアマゾンより良いかも。
Kindle買ったのに。。。
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