2015年9月5日

欧州難民危機

今週は難民危機が常にトップニュース。以下、備忘録的に情報源をいくつか:

まずはwikipedia。
今回の危機に焦点を絞った記事
シリアからの難民に関するエントリー

BBCのiPlayerを視聴できる場合、昨日放映されたBBCの特集は手っ取り早く状況の深刻さを把握できる。

ガーディアンの記事集
その中から個人的なおススメ記事を。

まず、今週世界を動かした写真以外で、視覚的に問題の一端を知りたい場合、こちらは手っ取り早く、心に突き刺さる。

なぜ今問題が大きくなったか知りたい場合はこちら。トルコにいても未来はない(働かせもらえない)し、大挙してドイツへ、というのは理解できる。

EUの難民受け入れ制度の破綻状況についてはこちら

難民を受け入れるポジティブサイドの一端についてはこちら

そして、最も重要な、個人レベルでできることのアイデアについてはこちらこちら

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UKでは、排他的な右寄り政治、ドネーション文化の充実ぶり、という極端な部分が垣間見れ興味深い。一方、膨大な数の難民を受け入れているドイツは多くの人からリスペクトされている。EU諸国の対応の違いが、ギリシャ財政危機に続き、今後EUに禍根を残すのかもしれない。また、ドイツ的な寛大さが、問題をさらに増幅させるリスクがあるのかもしれないが、助けるべき人たちは助けないと人間的にどうよとも思う。一方、規模が尋常じゃないから、物理的に無理な部分もある。ドイツだって無制限に受け入れられるわけではない。とにかくシリアを何とかしないといけないんだろうけど、すぐに解決するとは思えない歯がゆさ。やはり、政治が動かないと根本的な解決につながらない。