2008年9月29日

ディベート、ボルチモア、メッツ

金曜日の晩、1回目のディベートだった。9時半から見た。客観的に見れば、どちらももう一つ。僕はオバマ指示なので、主観を入れたら、マケインがますます嫌いになった、という結果だった。そもそも、今回のディベートを回避しようとしたbad decisionはとにかく買えない。こんな弱腰の人間がベトナムのヒーローというのだから笑える。

それにしても、こういう政治のディベート、日本ももちろんそうだけど、揚げ足取り的な議論が多くて嫌気がさす。もっと本質的な議論のウェートをもっと増やさないといけない。多くの有権者はそう思うのではないだろうか。何となく時間の無駄という気もした。
(と言いながら、僕は有権者でもなんでもないから、こういう指摘そのものが無駄といえば、無駄なわけだが。。。)

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土曜日、ボルチモアへ行った。一人で。基生研時代の同世代の友人と4人で集まった。天気が心配された。途中まで快適ドライブだったけど、ボルチモアへ入ったとたん、とんでもない豪雨。視界不良、一部の道路が冠水というすごい道路状況で、ハンドルに力が入ったが、何とか無事目的地の知人のうちへ到着した。5時半ごろに4人集合して、焼肉を開始。とにかくたらふく食べた。

この4人とは、僕が修士の時、同時に同じラボに入って、同時期にアメリカへ渡ってきた。この3年間、毎年1回はボルチモアかニュージャージーで集まっている。同世代で、昔のラボも同じで、今の就職状況の苦労も共有しているからとにかく話が合う。

みんな苦労しつつもサイエンティストとしては順調に成果を残しつつあるので、僕も刺激を受けている。負けていられない(負けつつあるが。。。)

1時過ぎまで語り合って、就寝。

今日は8時半ごろみんな起きて11時ごろまでまったり。車で15分くらいのところにある、中華系すし屋へ行ってすしを食べて解散した。

今回の会話では、就職の話、そして論文投稿の話がメインテーマだった気がする。やはりアメリカにいると、ジャーナルとのやりとりが日本のそれと全然違っていて、その細かい情報を交換できるのは非常に勉強になる。やはりエディタ、レフリーの言いなりになるのではなく、しっかりファイトしないといけない。これは鉄則だ。電話できなくても、メールで良い訳だから、とにかく不満があればやらないといけない。その意味では、日本からの論文投稿というのは、本当にハンディを負っているのだなぁ、とつくづく感じる。

それから、来年くらい日本に一時帰国するチャンスがあれば、いろんなところでトークをさせてもらって、僕の存在を少しでもアピールしないといけない。とにかく、僕の場合、何かと後手後手になっている。。。

1時半ごろボルチモアを出て、途中、豪雨、渋滞などもあったが、5時過ぎに無事に着いた。片道200マイル。それなりの遠さだとは思うし、実際タフな運転ではあるけども、何となくこういうのにはもう慣れた。

帰りのラジオで、メッツが負けてプレーオフ進出を逃したという速報ニュースが流れた。あと一試合どこかで勝っていれば、もう一試合チャンスがあって、さらにプレーオフのチャンスもあったかもしれない。選手はどんな気持なのだろう。。。これでニューヨークの今シーズンのベースボール、そして二つの球場の歴史が幕を閉じた。

ところで、帰ってメールを見たら、プレーオフチケットの優先販売の抽選に当選していた。。。メッツのファンというわけではないけども登録していた。こういう抽選はこれまで当たった試しはなかったのに。。。幻のプレーオフチケット。。。

That’s life。。。

2008年9月26日

700Bドル=100LHC

アメリカが使おうとしている700Bドルはどれくらいデカイか?

最近オープンして、すぐに一時閉店したLHCは、3.2-6.4Bユーロ。
1ユーロ=1.5ドルとして、LHC一基=7Bドルとでもしておこう。

とすると、700Bドル=100LHC。。。。

LHCは意外と安い。。。

サイエンスに同額の資本注入したほうが、どれだけ病気に苦しんでいる、
あるいは苦しむであろう世界中の人々救って、世の中がどれだけ豊かに
なるのだろうか。。。

資本注入には反対しないが、世の中、間違っている。。。

Make a difference

新着のNeuronNature Neuroscience
日本人が筆頭著者の論文が目立つ。

この数の多さ、僕が単にセンシティブになっているだけでそう感じたのか、過去の例を見ても珍しいことなのか(つまり統計的に有意なのか)

もし後者だとすると、NatureやScienceに出さないと、もはや人(少なくとも日本人)との差は埋まらない、ということになる。

何とも恐ろしい話である。

NatureやScienceは狙って出せるような雑誌ではない(少なくとも自分のいるラボでは)から、Neuronクラスに数報しっかり出す戦略を考え、そしてそれを実現できない限り、橋にも棒にもかからん、という現状なわけである。(言い過ぎかもしれないが、そう間違っていないようにも思える)

僕は楽天家だけども、悲観的になる。もし悲観的な性格だったら、おそらくつぶれている気がする。

何とも恐ろしい話である。

ところで今日、日本神経科学学会から来た科学コミュニケーションに関するアンケート依頼によると、若手は35歳以下と定義されていた。。。来年の今頃はもはや若手ではなくなってしまう。結果として、良いポストにつくチャンスはどんどん狭まるのだろう。

この危機感を超えた絶望、どうしたものか。

雑誌がどこそことかよりも、とにかく自分のその時点でのベストを尽くしきって、心の底から「俺の研究は面白いんだ!文句あっか!」と言えるような研究を目指し、ある意味、自己満足、自己との戦いに専念した方が、精神衛生上、結果的にも良いのではないか、という思いを強くする今日この頃。

むしろ、研究は本来こうあるべきなのかもしれない。

そう言い聞かそう。

2008年9月22日

一周年パーティー

土曜日、NYUのSmilowの1周年記念パーティーに行ってきた。

ゴードさんがよく使っているというヨットクラブにて。NYCから車で15~20分くらい北に行ったところ。なかなか良い雰囲気のところだった。

僕は4時半過ぎに着いた。ケンとゴード研の人たちがいた。残りの多くの人は5時から6時ごろに到着。ディナーとしてホットドッグやハンバーガーなどが振舞われるというアメリカンなパーティーだった。

うちのラボからの参加者はケン家族、僕の家族、そしてハリー。結局は、NYUに関わりのある人だけが参加ということになった。といっても、僕は最近、すっかりNYUへ行く機会が減ってしまって、登校拒否のような感じになってしまっている。。。

あまり知り合いもいないので、ごく一部の人と表面的な会話をする以外は、もともと仲の良い悟一さんカップル、あと僕の家族とほとんどの時間を過ごした。なのでほとんど日本語モード。

こういうパーティーは、なかなか難しい。。。
夜はさすがに冷え込んできて、悟一さんたちを車に乗せて一緒に帰った。

彼らをNYCで降ろすつもりが、道を間違って、NJへ。。。
GW橋を往復する羽目になった。。。
帰り、翌日が最後というヤンキースタジアムを見れた。

2008年9月14日

35

そういえば、今週の水曜日、35回目の誕生日だった。

嫁さんたちは月曜日に日本から戻ってきてくれていて、夕食がいつもより豪華だった。娘が嫁さんとHappy Birthdayの歌の練習をしていたようだが、娘は本番の時に恥ずかしくなったようで歌ってくれなかった。残念。

そんな35回目の誕生日を送った。
他に気づいてくれた人は世の中には誰もいなかったかもしれない。
35回目となるとそんなものだ。

実際、自分でも僕が何歳だったかわからなくなり、生まれた年と今年を差っぴいて、そうだ35歳だよな、と確認することもある。

感覚的には、31歳だろうが、35歳だろうが、そう大した違いはない。

けど、四捨五入すると40になってしまう。
40歳の自分はまだ想像できない。

科学者の「クリティカルピリオド」は30代とよく言われるから、残り5年かと思うとぞっとする。研究テーマとしては次のテーマが文字通りクリティカルになる。

そう考えると31歳と35歳は大きく違う。40までにやれるプロジェクトが1つ以上違う。

それはさておき、誕生日が平日だったこともあり、今日土曜日、改めてレストランへ行った。
マンハッタンのEN

これで4回目になるだろうか?
これまではいつも友人と行ったが、嫁さんがぜひ行ってみたいということで行った。

3歳半の娘は居酒屋初体験だったかもしれない。けど、彼女は最近めきめきと自分をコントロールする力がついてきたので、外食も全く苦にならなくなってきた。今回も料理に集中し、しっかり食べてくれた。

豆腐サラダという、ドレッシングが豆腐テーストになっているサラダをまず食べた。いけた。次に、鉄板焼きチキン。たれ、スパイスが3種類ついてきて、肉はそのままでもおいしかった。続いて、エビの肉団子のようなものに、ロールを一つ。結果的に、簡単なコースのようになった。出す順番も配慮してくれたのかもしれない。

皿のデザインがよく、店内の広々とした開放感、そしてうるさくないジャズ、それでいて、近くのお客の声が聞こえない。

相変わらず良いお店だな、と思った。

お値段は80ドル強。

普段からこんなセレブな外食をやっていたら、Wall Streetのどこかの金融機関のように、たちまちにうちの家計は破綻して週末どころではなくなりそうだから、こういうことは滅多にしない。

けど、それなりに良いものを食べれたから、こんなものなのかなという気はする。

そんな35歳の誕生日を迎えた。

2008年9月13日

僕と自分

僕は基本的にThe Swingy Brainの更新を土日にやっている。

土曜日、余程優先順位の高い実験予定がない限り、論文を読む時間に割り当てているから、そこで読んだ論文、あるいは平日に読んだ論文を題材にして、エントリーを書き上げる。

けど今日はその時間がなかった。

実験ではない。

今、僕は原稿を書いている。

羊土社実験医学に「ラボレポート~留学編」というコーナーがあるらしく、その記事を依頼された。その原稿を僕は書いている。

今週、ふとした時、構成について良いアイデアを思いついたので、そのアイデアにしたがって今日は書いてみた。そのコーナーは普段書く論文とは違い、科学的な内容でなくても良いから、内容と形式という点で、少し遊んでみたい、という気持ちもある。

僕の平凡な個性を少しでも違って見えるように見栄を張りたいという気持ちもあるから、それを文章として表現してみたい。

これで編集者の人がどう思うかは知らない。けど、僕が書きたいと思う枠組みにそって書いてみたい。

ところで、その原稿を書いていて学んだことがある。

「僕」と「自分」の違い。

これまで僕は、自分のことを「僕」と表現せず、「自分」あるいは「私」と無頓着に書いてきた。けど、今読んでいる村上春樹の「走ることについて語るときに僕の語ること」を読みながら、思うところがあったので、思い切って「僕」という言葉を意識して使ってみることにした。

確かに、「僕」がしっくりくる文章もあれば、「自分」と書きたい文章もあることがわかった。

他の人にとっては、何をいまさら、ということなのだろう。けど、小・中・高と(大学では国語の勉強から開放された)、国語が大の苦手だった僕にはようやく言葉、単語の持つ意味というか、使い方が、そのホンのごくごく一部が見えてきたような気がした。

「僕」は主観であって、「自分」は主観を一般化させる。

こういうニュアンスは英語なら、IとWeを使い分けるような感じだろうか?けど、微妙に違う。日本語のすばらしいところなのかもしれない。

ひょっとしたら、これから僕がいろいろ文章を書いていく過程で、この解釈は変わるのかもしれない。

けど、今日僕が気づいたことなので、こうして記録しておく。

2008年9月8日

日米格差

最近、アメリカの良いところばかりが目に付いて、日本、頑張れよ!と思う機会が多くて腹が立つ。

まず政治。

大統領選の盛り上がり様はホント尋常じゃない。この2週間、民主党、共和党の党大会(convention)をCNNのテレビ放映として見た。

しかし、すごい。

民主党の党大会最終日にいたっては、歴史的瞬間を見たい、というのもあったのだろうけど、スーパーボールのハーフタイムショー並み(以上?)の大観衆。8万人だとか。さらに相当数の人が、オバマさんのスピーチの中継をテレビで見たはず。

そして、オバマさんのスピーチに限らず、演説者が何か言うと、聴衆は大いに盛り上がる。大したことを言ってなくても騒ぐ。ホントにロックスターみたい。

日本では絶対にありえない。

街頭演説で、それなりに多くの人が集まって耳を傾けることはあるだろうけど、世代を問わず、政治家をみんなで盛り上げようという様子は見たことない。

何をやりたいか、いっちょ聞いてやろう、と心理的にはむしろ見下した感じで見る聴衆が多いだろう。

もう一つ日本では絶対にないこと。
それは家族のアピール。

Palinさんのスピーチでは、もちろん自分の素性を明らかにする必要があったけど、家族一人ひとりをまず紹介して、スピーチの後、家族全員がステージに上って観衆の声援に応えた。これはオバマさんの時もそうだったし、マケインもそうだった。

日本の場合、家族が政治の表に出ることはない。これは日本の伝統的な部分があるのだろうけども、政治家の人柄を知るという意味では、非常に効果的な戦略でもあるし、戦略うんぬんをおいてもそうあるべきだな、と思う。政治に限らず、欧米人はこういう価値観を持っている、というのはしっかり知っておかないといけない。どちらが良いかは個々人の判断によるだろうけど、とにかく違うのは知っておかないといけない。

アメリカの政治家は夢を語る。

これは大いに励みになるし、アメリカ国民にポジティブ思考な人が多いこととも関係があるだろう。投票権も持たない自分でも政治のあの熱さに感化されるところがあるから、アメリカ人だったらなおさらだろう。オバマさんみたいな次の政治を担う人がどんどん出てくるのもよくわかる。

まさに、ポジティブフィードバック。

一方、日本はネガティブフィードバックが強すぎて、無駄に悲観的な思考に陥っている人が多い。そのネガティブフィードバックで、総理大臣までも「病める」。

政治家になろうという若者は現れにくいだろうから、二世、三世という世間知らずが政治を動かし続け、国民と政治がどんどん乖離していく。

この悪循環では、せっかくの日本、日本人のポテンシャルを台無しにする。

それにしても日本の政治はどうしたものか。

もし次の総理大臣が決まっても、今の状態なら、何も決まらないだろうから、大連立が成立するか、衆院選で民主党が第一党になるか、次の参院選まで待って自民が第一党にならない限り、このこう着状態は続くのだろう。

この閉塞感が国民心理に与える中長期的な効果は尋常ではないだろう。日本はダメ=自分もダメ、みたいに思う人がこれ以上増えるのは良くない。

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それから経済。

世界第二位の日本、頑張れよ、と思う。

アメリカは、日本の失敗から学んだのかもしれないけど、行動が早い。2大モーゲージカンパニーを国有化するのだろう。自分には、これでもすでに遅いのか、それとも大きな一歩なのかは、判断できるだけの知識はない。

けど、少なくとも言えるのは、日本よりも圧倒的に早いスピードで意思決定が行われている。こういう行動は、また多くの人に心理的にプラスに働く気がする。

現代人はHomo Economicusとしては進化してない。だから、心理的な側面に如何に働きかけるか、そういう戦略がこういう時は特に大事なのだろう。たった600ドルのリベートで効果があった事実が如実に語っている。数字だけでは予測できないパラメーターが潜んでいる。

それにしても日本の経済政策がアメリカにいると見えてこない。政治が、経済、日本全体の信用の足を引っ張っている。

日本、頑張って欲しい。

2008年9月7日

開幕と閉幕

木曜日にNFLが開幕して、ジャイアンツは何とか勝った。早めに帰宅して、全部観た。

第一クオーターのEliはスーパーボールの彼そのままだった。が、その後は、レッドスキンズのディフェンスが適応したというのもあるけど、もう一つパットせず。インターセプトされた場面は、まさに去年のレギュラーシーズンの悪いイメージを彷彿とさせた。。。大丈夫か??

けど、ディフェンスは相変わらずの安定ぶり。レッドスキンズはほとんど何もできなかった。やはりジャイアンツはディフェンスのチームだな。

ちなみに、今年もカウボーイズが良いらしい。ジャイアンツとカウボーイズの一騎打ちという感じか。Eliのお兄さんは足に細菌かなにか感染して出れないらしい。。。(と思ったら開幕に間に合うらしい。。。)

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一方、ヤンキース。やってはいけない連敗。しかもシアトルに負けるなんて。。。レッドソックスについているマジックを勘定するに、ヤンキースは8割以上で勝ち続けて、最後のレッドソックス戦につなげられるかも?、という超厳しい状況。今のピッチャーの状態からするに限りなく不可能な状況。もう誰も期待していないだろう。

今年はピッチャーの故障が大誤算だった。ムーズとアンディーのベテランが何とかここまで持たせてくれたという感じか。来年、Wangが戻ってきて期待通りに働いて、それでも大丈夫かかなり不安。

ヤンキース戦で今シーズン興味があるのは、ヤンキースタジアムの最後のホームランを誰が打つか?ということ。Ruthが第一号なら、最後は誰か?松井か!?(それにしてもwikipediaの写真は良くないな。。。)

LIFEcology

初めてのエントリーである。なかなか緊張する。。。

自分はThe Swingy Brainというブログをやっている。このエントリーを見ている人の多くは、すでにそちらを知っているかもしれない。

The Swingy Brainは、bloggerでの新装開店からおかげさまで1周年を迎え、週あたり1000を超えるアクセスがある。他のブログに比べたら大したことはなくても、自分にとっては相当数である。百人以上を前にトークすることを想像したら、下手なことは書けない(書いているが)。

さらに、googleの日本語検索でswingy brainとたたくと、もちろんトップに出て、さらに、いわゆるサイトリンクなる特定のエントリーへのリンクも表示される。どういう基準でそのサイトリンクが表示されるのか知らないが、ありがたい話で、自慢もしたくなる。有名企業のサイトみたいな錯覚に陥る。

が、気になっていたのは、おそらく主な読者の興味は神経科学関連のエントリーであって、自分のプライベートなんぞどうでも良いはず、ということ。実際、それはアクセス数に如実にあらわれる。

だけど、自分にとってはそういうエントリーも重要なわけで、何かの形で外部情報として記録しておきたい。でないと自分の脳が勝手に消去する。「ほっとけ」と開き直りの気持ちを持ちながらエントリーを立てたりと、何となくやりにくい。

ということで立ち上げてみたのがこのLIFEcology

日本語にするなら人生態学。ヒト生態学ではなく、人生+生態学の造語だからジンセイタイガクと呼ぶ。

グーグルでlifecologyを調べたら、残念ながら5件もヒットした。6件目になってしまう。けど、このブログはonly oneな内容を目指す。

LIFEcologyとは、自分という個体行動と環境との相互作用、そしてその結果としてその個体内外で生じた現象を綴っていく学問。つまりは生態学のごくごくごくごく小さい分野である。自分にしか調べられない・記述できないonly oneな生態学である。

だからといって、学問学問はしない。なぜなら、そういうことはThe Swingy Brainでやるから。
基本的には、The Swingy Brainでは立てにくいな、と思っていたプライベートオリエンティッドなエントリーになるかと思われる。生態学といいながら、ようは日記、それに毛がはえたようなものである。

想定読者は、「将来の自分」のケースが多くなる気がする。けど、事実をブロードキャストするというジャーナリズムの精神は、ブログだから心がけようとは思う。だから単なる日記とは違うテーストになるようにしたい。だからといって他人も読んでためになるエントリーを立てられる自信はない。将来の自分に何らかの形で役に立てば目的は達成だから。

と、このブログは自分勝手なブログですが、どうぞよろしくお願いします。

The Swingy Brainよりこっちが好き、と言われないよう、The Swingy Brainの方を頑張ります。