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2011年12月31日

大晦日


今年の年末もグラスゴーで。

今年のPIとしての仕事を振り返って、まず資金繰りという点では、小規模グラント3つとMRCを獲得。いくつか失敗を経験できたので、来年以降はそれを活かしたい。政府系グラントをもう一つ当てる必要あり。

その他のマネージメント業。
プロジェクト開始のためのペーパーワークをひと通りクリア、装置系の初期セットアップ完了、良いコラボ相手も見つけることができた。リソース用意・ネタ仕込みという点では、ゆっくりではあるけど、それなりに進展が見られた。

来年はとにかく結果、結果、結果。

チームとしてのラボ運営としては日々試行錯誤。。。
例えば、大学院生のように経験値が圧倒的に不足している人材をどうリードしていくべきかいろいろ難しい。これまで放任主義な環境で生きてきたので、放任主義を貫きたい部分はあるけれど、そのスタイルだと生産性がおそらく伸びない。失敗してから学ぶわけにはいかないから、問題が顕在化する前から努力する必要あり。来年は数人メンバーを増やすことになるから、大きな努力目標。

ネットワーキング系では、オックスフォードでトークできたのは良い思い出になった。SfNの学会でも少しだけネットワークを広げることができた。来年秋ごろ、とあるイベントでトークさせてもらえることになったから、こういう機会を利用してvisibilityも少しずつ上げていきたい。(そんなことより論文)

ティーチングに関して。
チュートリアル・採点・試験監督程度で済んだ。卒論・卒研の担当はongoing。来年3月に、ついに講義3コマ。学部生とのインタラクションは楽しいけど、卒論・卒研以外の研究活動に直結しないことは優先順位を低くすべきなので、最低ラインの早い見定めが課題。来年度、ティーチングがどれくらい増えるか不明だけど、これまでのところ楽させてもらってるか。その分、研究で頑張らないといかん。

と、1年強でようやくこの国・今の大学に慣れてきた。

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PI業以外の今年を振り返ると、やはり震災が何よりもインパクトがあった。ひとつのイベントでこうも価値観からいろんなことが変わるのかと思い知らされた。3月11日以降、放射線やエネルギー関連情報に対する感度が相当に上がった。エネルギー問題は、人類全体が直面してる問題だし、その意味では、今更ではあっても、問題への関心が高まったのは良いことではあった。とにかく、もう元には戻れないわけだから、ポジティブにとらえていくしかない。

ユーロ問題。2011年はユーロの終わりの始まりとして認識されるのだろうか。遅かれ早かれ、末端の我が身にも実害が及ぶんだろう。すでに被った害?として、ポンドは対円で10円前後安くなったから、給料が相対的に少なくなった。。。

心配なのは今後3~10年の研究費の問題。こういう状況だと、winner-take-all的なことが加速しかねないので、如何に生き延びるか、もっと考えて行動しないといけない。とりあえずHorizon2020の案が絵に描いた餅にならないことを祈りたい。

来年は中東、ロシア、アメリカといったUKを取り巻いている不安・不確定要素がどう影響していくんだろう。。。

他の個人的大きな不安要素は、UK移民制度。キャップがホントに設けられたら、ちとシャレにならない。

あと、NYTでも取り上げられてるけど、インフルエンザの問題も今後の大きな不安要素。テロリストが情報を悪用する脅威もあるんだろうけど、簡単な変異で十分だとすると、自然発生のリスクは意外と高いことにならないか。これは震災・原発事故どころではないので、想像したくない、というか想像しても家族を守る対応法が果たしてあるのか。。。

飛行機に乗れなくなるから、車でスコットランド北部に一時避難、は良い選択肢かもしれない(seriously)。

と、自分の力ではどうにもならない部分で、先行き不安が高まる一方な一年だった。

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ここからは、ここ数週間のことについて。

まず、この時期の大学。
23日15時からオフィシャルにはクローズ。それ以降大学へ行く場合、あらかじめペーパーワークをしておかないといけない。大学に着いたら着いたで、セキュリティーに電話する必要がある。30秒程度の電話ではあるが、超面倒くさい。。。

次に、この時期の気候。
この一ヶ月ほど雨が降らなかった日はなかったんでは?というくらい、毎日どこかの時間帯で雨・雨・雨。一方、雪は2回程少し積もったくらいで、今のところ大きなトラブルには見舞われていない。寒いのは寒いけど、寒すぎ、ということはなく、気温的には0-10度のレンジ。日照時間の短さは相変わらずで、8-16時台だけ明るい状態。

昨年と違うのは、風。

3週間前だったか、ハリケーン並の強風が吹き荒れ、大学も閉鎖された。スコットランドのどこかの風車は一基やられたらしい。。。これに象徴されるように、今シーズンの冬、やたら風が強い。うちと隣りを隔てている柵がこの一連の強風によって一部破壊された。。。

この時期のイベントについて。
先々週末の日曜日、お向かいのご夫婦にmulled wine & mince pie partyに招待され、娘たちをつれて参加(嫁さんは体調不良につき参加できず)。近所の人たちに声をかけていたみたいで、大人だけでも20人前後のパーティーだった。参加した人たちは同世代からリタイア組の夫婦までなかなか多様。レッドソックスファンというディヴィッドさんも来ていて、少し話をする。

ちなみに、mulled wineは数杯呑んでもほとんど酔わないので良い。その日、外は寒かったけど、暖炉の暖房がよく効いてて、文字通りアットホームなパーティーだった。

クリスマス・イブは、最近グラスゴーに進出したWhole Foodsでチキン丸焼きを買って食べてみた。やっぱりこういう外人チックなスタイルは一回やれば十分。。。おいしくない。。。

クリスマスプレゼントは、長女はデジカメ、次女はラップトップ。オモチャとはいえ、テクノロジーは安く高度になってる。。嫁さんには、レンジ使用可の湯たんぽ(レンジたんぽ?)。僕は特に無し。。。

The Royal Institutionのクリスマス・レクチャー、今年のテーマは脳。
家族で観てみた。メチャクチャ用意されてて、インスパイアされた。内容は中高生向けだけど、如何にオーディエンスを巻き込み、飽きさせずに情報を伝えるか、形式的な部分でえらくインスパイアされた。6歳の長女でもエンジョイしてた。そんなレクチャーをできるなんて、すごすぎる。。。いわゆるアウトリーチのお手本。

大晦日の今日の予定は、中華スーパーでおせち用食材等を買って、夜はロンドンのカウントダウンをBBCで見る程度。

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最後になりましたが、こんなブログでも、読んでいただいている皆さんにはとても感謝しています。

話題のチャンネルは限られていますが、来年は、読んでメリットがあるようなエントリーも少しは心がけてアップしていけたらと思ってます。

来年もよろしくお願いします。

2011年12月30日

年末の計画立て


ここ数年、この時期は来年の計画立て。

プロジェクトマネージメント系のChromeアプリを少しだけ調べてみた。MultiTaskSmartsheetは良い感じ。後者はメチャクチャ良くできている雰囲気だけど、フリーではないのでNG。やり方が若干ヤクザチックなので要注意。

ということで結局、簡便なアプリは諦め、MS-Project 2010を使うことに(大学がライセンスを持っていた)。インターフェースが直感的で、Ganttチャートそのものさえ知っていれば、1ラボくらいのプロジェクトなら簡単に計画可能。いろんな機能がありそうだから、奥は深そうだけど、とりあえず表面的な使い方だけで良いなら、すぐに使い方を覚えられる。お薦め。

ついでに、to-do-listのChromeアプリも探して、Todo.lyを使い始めることに。タスクを階層化できるし悪くない。数年前まで、この手のソフトは使うというより使われる印象が強かったけど、随分進化してる。

理想的には、プロジェクトマネージメント機能と、to-do-list的なより細かいタスク管理機能がうまい具合融合し、カレンダーとしても使えると、生産性は随分上がる気がする。

MS-Projectはカレンダー表示もできるから、使いこなせば、to-do-listソフトもいらないのかもしれない。MS-Projectは計画がどれくらい予定通り進行中か確認していく上で良い感じ。できれば、Googleさんに、似たようなクラウドベースのアプリを無償提供して欲しい。。。

そんなことより、最も重要なことは、計画が計画で終わらないように働くこと。。。

2011年12月28日

タグで振り返る2011年


deliciousでブックマークを残し始めて4年ほど。ブックマークするのは主にジャーナルのページだけれども、2011というタグを付けたブックマークは現時点で2558件で過去最高。

2011のタグを付けたブックマークの内訳を見てみると、まずジャーナルランキングは
1. Nature (382)
2. Science (338)
3. Journal of Neuroscience (277)
4. Neuron (155)
5. PNAS (147)
6. Nature Neuroscience (124)
7. Cell (91)
8. Curr Biol (68)
9. Nature Methods (61)
10. Journal of Neurophysiology (56)
(括弧内はブックマーク件数)
と、インパクトファクター・論文数・個人の興味を反映している印象。

キーワードのランキングは
1. Oscillation (103)
2. Development (86)
3. CellType (85)
4. Hippocampus (76)
5. Plasticity (71)
6. Japan (70)
7. BrainState (69)
8. Optogenetics (66)
9. Evolution (64)
10. GeneExp (60)
と、一般性の高い言葉が上位を占めつつ、個人的興味のバイアスがかかってる印象。

ちなみに、20位にEarthquake(47)が入っていた。過去61件しかマークしてない中での47件。しかも、2011というタグを付けてないけど今年登録したブックマークも多数あるので、61件の大多数は今年中ということになる。
さらに、Japanというタグは、例年10~20件ほど。
2011, Japan, Earthquakeの3つのタグが付いたエントリーは43件も。2011年が如何に特別な年だったかが伺える。

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こういうタグ情報を使って、ネットワークなどを描いたりしながら、外部記憶を有効利用したいのがこのサービスを利用しはじめたモチベーションだった。が、今年deliciousの母体が変わってしまい、現在極めて使いづらい状況。そもそもタグ情報全体を正確に取り出せない。。。

もう時代遅れのやり方になってるのかもしれない。。。
他に便利なやり方はないものか。

2010年10月14日

諸悪の根源:emails

今日からemailは夕方まで見ないことに決めた。
これまで何度か試みたが挫折し続けたのでブログに書いてみる。。。

おかげで今日は珍しく仕事がはかどった。

ちょこちょこemailをチェックすると悪いのは、仕事が断続的になること。

夕方に見て処理する!と決めると、帰るまでの限られた時間に集中して処理しないといけないから、email処理そのものの効率も上がる(たぶん)。

と言うは易しだが、本当の問題は、これをどれくらい続けられるか、ということ。

とりあえず、PCのモニターに「夕方までメール見るべからず!Thank you!」とポストイット張ってみた。

2009年10月15日

明日から学会

明日からシカゴ。シカゴは初めてだからメチャ楽しみ。

毎年、いろいろ聞いて頭がパンクして結局身にならないことが多いので、今年の課題はフォーカスを絞って勉強すること。

さっき気づいたけど、今年のアブストはkindleで見れるみたい。
アブストシステムをソーシャルメディア的な使い方ができるとホント便利だと思うけど、パッと見た目、例年と同じだったから、今年はほとんど利用せず。

というか、呑み会、観光、知り合いと会うプラン以外何も立ててない気が。。。

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ちなみに今日は、学会の準備やら書き物やら。

途中、ブレーキング・ニュースが飛び込んできて、ちょっと集中力をそらされた。
この家族の奥さん、日本人やないか。。。ネタとしては良いけど、イタい家族やなぁ。。。

それはともかく、学会後の旅行(出張?)のために、インターナショナルオフィスにスタンプを昨日お願いしたら一日でできた。少し前は1週間かかってたのに、えらくシンプルになってた。次からは直前で良いみたい。

2009年7月30日

PPTサックス!?

Freakonomicsで知ったこの記事、面白い。
授業でパワーポイントは使うな!ということらしい。
「裸」で勝負しろ!とビデオで力説されている。(文字通り裸になったら捕まるが)


確かに、現場に学生が物理的にいてる意義を見出せないとダメというのは腑に落ちた。

研究のプレゼンに応用するなら、その場のオーディエンスで良かった、とオーディエンスに思ってもらえるようなプレゼンをこれからしないといけない、ということになる。。。何か学べる部分があるやもしれない。(パワーポイントやキーノートを使わんわけにはいかんだろうが)

少なくとも、酒に呑まれるではないが、テクノロジーに呑まれるな、という警鐘と取ると良いか。

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話は変わって、アメリカの科学分野への景気対策もそれはそれで問題を生んだみたいだけど、日本の景気対策、ウワサでは聞いていたけど、柳田先生のブログで話題になっていたし、ちょっとサイトを見てみた(今頃見てかなり時代の流れに乗り遅れてる気はするが)。

こりゃすごい。。。
いろんな意味で。。。

もう一つよくわからないのは、これは当てたら、当てたトップがさらにサブグループを募るかして、大枠に沿った自由な研究を下々のみんなにしてもらう、みたいな使い方をするのだろうか?

トップダウンだけど、そのトップはボトムアップで決めるみたいな。

面白い試みだとは思う。

こういうグラントを当てるかどうかは、研究そのものというより政治力を問われるんだろうなぁ。。。(もちろん、両者はそれなりの相関性はあるのだろうけど)

とにかく、100万円の研究予算を考えに考え抜いて使うような感覚で、数十億円を使っていただける研究グループが採択されるのを祈るばかり。1000万円をはした金のように使われたら困る。

年間1000万円もあれば、若手研究者はラボセットアップできて、セットアップ後はポスドク一人雇えるんだしな。。。(ファカルティーのポストがあれば、の前提だが)

それはともかく、申請課題のタイトルが公開されてるけど、超一流であろう研究課題がどんなタイトルで出されるのか、良い意味でも悪い意味でも参考になる。

申請内容そのものはさすがに公開しないだろうけど、審査結果の詳細を、少なくとも課題申請者にはしっかり公開して、落選者にしっかり納得してもらうくらいの透明性がないと、ここまでやる意味は全くない。

とにかく、この中からどの課題がどのように採択されるのか、非常に楽しみ。(採択後も)

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ところで昨日は、嫁さんの3x回目の誕生日ということで、ケーキと花束(!)を買って帰った(たまには気をきかせた)。

それにしても、アメリカンなケーキは劇アマ。
ブラウンなファット細胞がいる

帰り車で走ってたらすぐ近くに落雷があったり、とんでもないどしゃぶりにみまわれた。。。
普段とは違うことをしようとしたから天罰か。。。

ちなみに、ラボの方は、ボス亡き後も、みんなの生産性はほぼ同じ。

2009年7月10日

bing vs google

これ良い。
こちらで知った。

2009年7月9日

カラーマップ(赤ポジ、白ゼロ、青ネガ)

matlab備忘録:

%% make a matrix
A=randn(100);
A=sort(sort(A),2);

%% imagesc
figure(1);subplot(121);
imagesc(A,[-2 2]);

%% change the colormap
cm=[0:100, 100*ones(1,101); 0:100, 100:-1:0; 100*ones(1,101), 100:-1:0]'/100;
colormap(cm);
colorbar;

%% display RGB profiles
figure(1);subplot(122);
plot(cm(:,1),'r');hold on;
plot((:,2),'g');
plot((:,3),'b');hold off;
axis([0 203 -0.1 1.1]);
title('RGB profiles');

*一応動作確認してますが、コピペ時の文字化け等に注意してください。

2009年6月13日

免許更新

NJ州運転免許の更新を嫁さんとしてきた。

場所はLodiMVC

必要にだったID類は
1.パスポート(Jビザ、I94)
2.DS2019
3.ソーシャルセキュリティーカード
4.ATMカード
(J2の嫁さんも同じ。)

土曜日でも朝8時からやっているので、7時50分くらいに行った。
そしたら、すでに長蛇の列。。。
けど、ほぼ時間通りにオープンして、次々と人が入っていって10分くらいで建物へ。

申請用紙に必要事項を記入、IDチェックを2回受けて、カウンターで11.25ドル払って、免許発行。

未だにアメリカンな単位に慣れてないので、申請書に記入する身長、体重はあらかじめ換算して行った。

特に何の問題もなく発行され、着いてから1時間ですべて終了。

---
ちなみに、先日帰国した時、日本の免許も更新したのでついでに:

免許は愛知県の免許なので、岡崎に寄ったついでに済ませた。
更新時期ではないけど、海外に行くなら事前更新OKのようである。(ただし、1年分損することにはなる)

パスポートなどをチェックされ、申請用紙に必要事項を記入して、お金を払って、写真を撮って、再教育ビデオを見て、30分ほどで再発行。

アメリカでは2回ほど違反してても、日本では優良ドライバーとして扱っていただき、ゴールドカードを発行してくれた。

ちなみに、日本では違反の程度による講習が義務付けられてるけど、アメリカ(少なくともNJ州)では、何もナシ。

いい加減な国である。。。

一方、日本では更新時に教則本をもらったけど、あれをなくせば、更新料がもっと安くなったり、環境にもやさしいことになる。

ヴィクター

Victorが今週ラボを去った。

彼はサンディエゴから来てた学生さん。
うちのラボと彼のラボがもらってるグラントの制度を利用して数ヶ月間国内短期留学していた。

出身は南米。(確かアルゼンチンだったはず)

短期間だったけど、精力的に働いて良い実験データをゲットしていた。
なかなか優秀な学生さんだった。

日本人彼女をゲットしたこともあるというやり手でもあった。。。。


それにしても、今回もオフィシャルには送別会が開催されなかった。。。

というか、いつ彼が立つのか、ボスが把握していなかったのではないかという気すらする。
先日ピーターが短期間復帰して帰る時もそうだったし。。。

オフィシャルな点で相変わらずドライなラボやな。

2009年6月12日

スプリング・ショー

5,6月は卒業式の季節。

今日は子供が通ってるpreKの卒園式だった。

うちの子は卒園まであと一年あるのだけれども、毎年この日はスプリング・ショーと称して、プレスクール全体のイベントとして開催される。

diploma授与イベントの前座として、各クラスがダンスを披露する。

お遊戯会付き卒園式とでも言ったら良いだろうか。

4時半スタートだったので、大学を早退して参加。というか、こういうイベントは老若男女、一家総出で参加するようである。知り合いのところの旦那さんも仕事を切り上げて参加されていた。

うちの娘のクラスは3番目に登場。

昨年は、イベント直前に気分が悪くなり急遽出演キャンセルというトラウマがあったのだけれども、今年は無事こなしてくれた。

親たちがこぞってデジカメ、ホームビデオ、携帯などを構えて、わが子を激写していた。

万国共通である。

なかなか喜ばしい風景でもある。

たまに、
座れ!
と怒ってる人もいたけど。。。

気持ちはよくわかる。

怒る方も、怒られる方も。。。

子供より大人の方がアナーキーな状態になる。

ちなみに来年、娘が卒園する番。

来年はもっと早く行って最前列ゲットしたろ!

2009年4月11日

手強し2009年

最近、更新ペースがすっかり落ちてます。

忙しい、というのもあるのかもしれない。
けど、以前は忙しくても時間を見つけて更新できていた。

おそらく、精神的な問題が一番だと思います。
なかなかタフな時期が続いてます。

今年は未体験な事件がいろいろ起こってます。

それらが良い事だったら良いのだけれども、必ずしもそうでない。
That’s life.

---
まず良いことから。

ついにソーシャルセキュリティーカードをゲットした。。。(今頃か!?)
アメリカに来て何年や、という気もするけど、ようやく。
3度目の正直。

もちろん、番号そのものは、アメリカに来た直後に申請して1ヵ月後くらいに教えてはもらっていた。ので、生活にはほとんど影響はなかったのだけれども、カードだけが届いてなかった。長い間。。。

それを先送りしてた僕も僕だが(そんないい加減なヤツでも給料をもらって生きていけるのだから、アメリカはホントアバウトな国だなぁ、と思う)、先々週、重い腰を上げた。

過去2回申請に行ったニューアークと違う、ハッケンサックのオフィスへ行った。

窓口の中華系の人の対応も良くて、期待してたら1週間であっさり。。。

やっぱり、アメリカは場所・人によってこうも違うのね。。。
That’s America.

---
もう一つ良いことは、ビザ更新のための最初のステップ、DS2019が無事発行されたこと。

秘書レベルで数週間作業が滞っていて、その分時間を浪費した。

けど、一旦動き出したら、すんなり出た。
That’s America.

今回もビザ更新はカナダの予定。
ビザ更新したら、2週間ほど日本へ一時帰国する予定です。

早くスケジュールを決めたい。

と、良いことを搾り出しても所詮この程度でしかない。。。
おそらく、「つまらん!」と言って、読むのをやめた人も多いだろう。
まぁ、つまらん人生を送ってるからそれはそれでやむを得ない。

---
さて、悪いこと。
(ここからはある意味面白い人生だと自分では思っている。)

たくさんネタがある。。。

チェックの盗難や仕事の滞りに始まって、「9月危機」の大問題が今週新たに発覚。。。

その9月危機は仲間と問題をシェアしている。

その9月危機に関して、
昨日、決起集会をした。
とにかく最悪の事態だけは避けようと、仲間と一致団結した。
週明け、労使交渉を行う。

「壁」と闘うぞー!(空元気)

それにしても、こんなに公私共に大きなイベントが起こる年は、アメリカに来た年以来な気がする。
今回は悪いでかいことが立て続けに起こっている。

手強し2009年。。。

2009年3月19日

最近の悪いこと、良いこと

先週、ボス不在。イギリスへ一週間ほど行っていた。
9月からのサバチカル関連の用事だったのかもしれない。

ラボの生産性は、ここ1年ほど、決して高いとは言い難いが、ボスがいなくなるとそれに拍車がかかる。。。

9月から一年どうなるんだろう、このラボは。。。

それをボスは気にしているように見えないから、大物だなぁと思う。

それはともかく、今年はやることなすこと裏目ったり、トラブったりしている。

例えば、ビザ更新のための手続きが滞っていることが先週判明。。。

その気になれば1日ほどで終わる事務処理を、文字通り棚上げされると、結構腹が立つ。

信頼できると思ってた人にそういうことをされたりするから、この国は気を緩められんなぁとつくづく思う。

しかも、そういう人ほど自分の非を認めない「うまい言い回し」をするから余計腹が立つ。

怒って仕事をしてくれなくなると困るから、怒るに怒れず、さらに腹が立つ。。。

(だからといってブログをはけ口にするのもどうかとも思うが。。。)

今年は他にも研究以外でトラブっている案件が大中小と少なくとも3件ある。

研究も入れればたくさん。。。

---
一方、ハッピーなニュースもあって、昔から親しくしている2人の友人から出産の知らせが立て続けに入った。

あと、昨日、娘が4回目の誕生日を迎えて、家族三人でミニパーティーをした。

彼女は生まれてほとんどの時間をアメリカで過ごしているわけだけども、この1年間の言語の発達は目を見張るものがあった。あと、マインドリーディングの能力も確実に身に付けている。

例えば、車で走っていて、道路に立っている人を見て、その人が道路を渡ろうとしていることを見抜くことは、実はそれなりの能力が必要な気がする。(小さいことのような気もするが)

あと、記憶力がすごい。例えば、一緒に見たDVD。親である僕もかなり楽しみながら観たはずなのに、確実に、親より詳細を覚えていたりする。これって、どういうことなんだろう。。。(オレはホントに脳の研究者か。)

ヒトの脳、子供の脳ってホントにすごい。。。

言語に関しては、毎日プレスクールに通ってるからか、リスニング、スピーキングはそれなりにこなしている模様。というか、RとLの違いをしっかりわかってるみたいで、非常にうらやましい。。。

一人で遊んでいる時、英語でいろいろ言っている姿を見ると、カッコ良くすら見える。

最近、アルファベットの文字も区別できるようになってきて、一部は音声を文字に変換できるようにもなってきた。

一方、日本語の習得は、親とのコミュニケーションにほとんど依存せざるを得ないから、きっと、日本で育っているお子さんに比べたら遅れているのだろうなぁ、と思う。

コミュニケーションは普通にできるけど、「てにをは」や受動・他動の使い分けなどに課題がある。

思うに、英語はアルファベットを覚えたら、あとはそれを組み合わせれば、あらゆる単語を作れ、さらには文章も作れるわけだから、日本語に比べたらなんと簡単な言語なんだろう、と思う。

それだけ、早くからハイレベルな思考をできるようになるのではないか、とさえ思ってしまう。

一方、日本語はひらがな、カタカナ、さらに漢字。ひらがなだけでも濁音とかある。。。
さらに単語同士が助詞などでつながったりする上に、使い方そのものが非常に込み入っている。ネイティブでも、それをきちんと説明できるか、しっかり使い分けられるか、非常に難しい。。。

日本人は、すごい言語を操っているとつくづく思う。

えらく話題が変わってしまった。。。

2009年3月4日

Kindle 2

アマゾンから届いた。
*追記10/13:インターナショナル版が出てこれを買えば日本からでも本をダウンロードできるようですこちらのエントリーでも使い勝手についてコメントしてます。




大抵はカバーも購入するだろうから、400ドル弱の買い物となる。
決して安いとは言えない。

それでも、買った理由は、
1.デザイン
2.新聞代削減
3.PDFの変換サービス
4.スピーチ機能

まだ2日だけだけど、触ってみた感想を。

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まず、1のデザインについて。

非常に良い。
厚みの割にズッシリ感はあるけど、持ち運びには非常に便利なサイズ。操作性も非常に良い。

旅行の時にどの本を持っていくか悩む必要はないか。必要とあれば、3Gネットワーク(ウィスパーネットとか言うらしい)経由で現地調達もできる。

ディスプレーはiPhoneを縦横それぞれ1.5倍くらいのサイズか。
小さい単行本程度。

ただ、文字サイズを変化させられはするけど、1ページあたりの最大文字数、情報量は少ない。(できれば、もっと文字サイズを小さくできるようにしてほしかった。解像度の問題なのだろうか。)

けど、ディスプレーそのものは非常に見やすくて目の疲れはPC画面を眺めるよりは少なそう。(文字の写り方が違っている)

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2の新聞代について。

僕はThe New York Timesを読んでいて、ホームデリバリーだと月40ドル強かかっていた。が、kindle経由で読めば13ドル程度で、1年ほど読めばkindle代が浮く勘定。

電子版新聞を読むメリットとデメリットを。

メリット
1.大量の紙の浪費を抑えられる(地球にやさしい?)
2.インクで手が黒くならない(身体にやさしい?)
3.すべての記事をチェックできる(今まで如何に手抜きして読んでいたかわかる)
4.安い(ホームデリバリーに比べ)
5.読み疲れたら、スピーチモードに切り替えられる
6.新聞を広げる必要がないから、スペースを確保する必要がない(電車通勤などには便利かも)
7.朝kindleをオンにしたら、その日の新聞が勝手に届く。
8.配達人のミスで届かないことはない(年末のチップも払わなくて良い)

デメリット
1.写真が白黒で、おそらく一部の写真はカットされている(良い写真が多いだけにイタい)
2.スキャンしてめぼしい記事をパッと見つけるには不向き(メリット3とのトレードオフ)
3.天気予報、テレビ欄、広告欄など一切なし。(よく利用していたから、ちと淋しい)
4.13ドル強とお金がかかる(インターネットなら、その気になれば、ただで全く同じ情報を手に入れられる)

といった感じ。
もしホームデリバリーを取っていた人にはメリットがデメリットを上回る気はする。けど、ウェブで十分だった人にはデメリット、特に4番目が足を引っ張りそう。




---
3のPDF変換サービスについて。

これは最も注目していた機能の一つ。
何を期待していたかというと、論文PDFをkindleで読めば、プリント量を削減でき、暇な時にいつでも論文を読めそう、と思っていた。が、やはり論文として出版された形式にはかなわない。

変換後どういう風になるかというと、ちょうど「論文原稿」みたいな感じ。(論文原稿が出版形式に変身した時に味わう感動、のちょうど逆、といえば、わかる人にはわかるか)

読みにくい。
まるで論文レビューをしている感じ。変換される時、一番ひどいのは図表。図のパネルを小刻みにして表示されたりする。原稿よりひどい見難さ。

なので、kindleで論文を読むには少し慣れがいりそう。か、向いていない。

本末転倒かもしれないが、ハードコピーを用意しておいて、次に紹介する「スピーチ機能」を使って、聴覚情報を入れることに利用するのは悪くないかもしれない。実際、使えそう。

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そして、スピーチ機能(text-to-speech)。

これはすばらしい。
機械的なものかと思ったら、なかなか実用的。英語は流暢で、スピードを3段階選べる。

僕は、車のラジオ代わりに使ったり、気合を入れて読みたい記事などはスピーチ機能の併用で理解の手助けをするように使い始めている。視聴覚の二つのインプットを利用するのはおそらく脳的にも高効率な気がする。

それから、ネイティブスピーカーでない人間にとっては、リスニングトレーニングとして十分な機能を発揮する。

ただ、段落が変わるとき「point」などと言って、次の段落へ途切れなく移ったりする。そのバグ?は直して欲しいところ。

あと、さすがに作家からの反発があったそうで、この機能を使える本と使えない本がそのうち出てきそう。。。

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上記以外のデメリットをさらにフェアに二つ。

参考書はやはり紙の媒体が絶対に良さそう。
なぜなら、本をパラパラめくって、情報を発掘することは不向き、というかできないから。なので、新聞、小説など(特に結論を知るのは後回しが良いような本)を読むには良いけど、インスピレーション・ベースで読む(眺める)ことがある本の場合、その弱点を露呈するかもしれない。

もう一つの弱点はアメリカでしか実質使えないこと。
もちろん、日本に持って行っても読めはする。けど、アマゾンの提供する3Gネットワークの範囲外になり、新しく本などをダウンロードすることはムリ。なので、アメリカ生活を終える日は、kindleを手放す日になりそう。

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update(3/28)
注文した本、新聞などは、ウェブ上のアカウント経由でいつでもPCにダウンロードできる。なので、まずPCにダウンロードして、それから付属のUSBケーブルでファイルをkindleへ読み込めば良い。なので、必ずしも手放す必要はなさそう。
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日本語版kindle、出せば売れる気もするけど、スピーチ機能がうまく働くのかは不明。日本語の文章をスムースな音声に変換するのはかなり難しそう。ただ、イギリスなど英語圏ではそのまま使えるような気がするから、すぐに発売されても全く不思議ではない。

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と、まだまだ改善の余地はたくさんあるけど、本を買えば買うほど、使いこなせば使いこなすほど、お金と時間の効率性を高められるような気もする。将来の電子ブックの姿を占う上では、それほど高い買い物ではない気がした。

あと、今日からiPhoneやiPod touchで同様のサービスを提供し始めたらしい
画面の小ささがどれくらいクリティカルかわからないけど、もしiPhoneをすでに持っている人には試しに使ってみるのも良いかも。

ちなみにkindleのバッテリー時間は驚異的です。

2009年2月14日

ヒット&ラン未遂 其の四

前回で終わりのはずが、まだありました。。。

車が戻ってきて、数日走っていると、二つの現象に気付いた。

第一に、時々「カタ、カタ」と軽めのノイズが左から聞こえることがわかった。さらに走っていると、左にハンドルを切ることと因果関係がありそうだとわかった。

第二に、荒れてたり、バンピーな道路を走ると、右後方から「ギー」という大きなバネがひずむような音が聞こえることもわかった。(右後輪のサスペンションなのだろう)

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平日チェックしてもらう時間をなかなか作れず、とりあえず様子を見ていた。
そして、2日前、ガスを入れようとガスステーションに。

ガス給油口のカバーが開かない。。。
給油を断念。。。

ガスがなければ、車はタダの鉄くず。。。

ということで、昨日の朝、Apex Autoへ。

カバーの問題はすぐに解決した。
どうもカバーの留め金?部分の形が悪かったらしい。。。

作業を見ていたが、車内後部から給油口に簡単にアクセスできることがわかって、少し感動。(下手したら、またボディーをいじるような入院になるのでは?と思っていた。。。アホ)

さらに、上の二つの問題を解決してもらうべく、とりあえずお店の「アメリカンサイズなお兄さん」と一緒にドライブ。

なんとなく教習所に通ってるような気分。。。

少し走ると、現象をしっかり再現でき、さすがプロ、すぐに何がわかった様子。

何かがexhaustedって言っていた。

その「何か」は知らない。
聞きなおしたけど、たぶん日本語で聞いてもわからないような感じだったから、とりあえず「何か」。

そのお兄さんによると、危険ではないから、時間を作ってもらって来てくれたらいつでも直す、と。

ということで、その場はとりあえず大学へ。

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そして今朝、車を再入院させた。
昼過ぎ取りに行ったら、確かにノイズ類が完全に消えた(これまでのところ)。

これでホントに最後、のはず。

2009年2月8日

リンカーン生誕200年

リンカーンの誕生日は2月12日。
ダーウィンと同じ。。。

すごい偶然。(&トリビア?)

リンカーンさんの生誕200年の方は、ニューヨークタイムズのブックレビューに記事はあるけど、もう一つ盛り上がってないな。。。

リンカーンといえば、いろんな名言を残している。

僕が知っていて、好き、というか肝に銘じなければいけないなぁと思うのは例えばこれ
a spoonful or honey will catch more flies than a gallon of vinegar.
人を批判するのではなく、褒めることが大事、ということなのだろう。(ほめ殺し?)
人の気持ち・考えを改めたい時、つい批判してしまう。。。

あと、
Most folks are as happy as they make up their minds to be.
なんかは勇気付けられる。

2009年2月4日

ヒット&ラン未遂 その参

昨日、雪の中、ようやく車が退院。
それにしても時間がかかった。
支払いも一応滞りなく終わったので、これで一段落(のはず)。

これまでの経過は、こちらこちらにて。

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事故が起こってから、相手側の保険会社Geicoで、クレイムファイルを開いてもらっていた。車の修理やレンタカーなどの情報はウェブ上でチェックできた。

その後の基本手続きは、
1.車がレッカーされている店までガイコの担当者が行って修理の見積もりをする。
2.修理開始
3.必要なら、レンタカーを延長
4.修理完了&レンタカー返却
だった。

で、ガイコの場合、お薦めのカーショップがあるようで、そこで修理をやる、という選択肢もあった。hassle-freeといううたい文句だから、今思えば、そちらを選べばもう少し早く仕上がっていたのかもしれない。

僕の場合、当初レッカーされた車屋は徒歩圏内で(ガイコお薦めのショップはかなり遠かった)、修理もやってくれそうだったから、その店で修理することに。

が、結局、修理は当初の予定より随分と遅れた。。。

まずはじめの問題は、ガイコの担当者が店になかなか行かず、催促してようやく進み始めたこと。(後の電話で、この地区は忙しいのです、と謝りの電話が入る。謝って誠意を見せてきてくれたことは意外だった。さすがガイコ、と言うべきか。)

修理の評価が終わると、ウェブ上にダメージ状況の証拠としての写真などもアップされた。一部、痛々しい写真も。。。

それから修理スタート。
修理の詳しい見積もりと、修理代金のチェックが数日後送られてきた。

ところが、終了予定日に修理屋に電話すると、あと数日、と言われどんどん延びていった。

どういう理由で遅れたのかは、よく知らない。
ホントにそれくらいのダメージだったのか、ただ単に修理屋がレイジーだったのか。(修理屋の気分を悪くして、手抜きされても困るし、ok, no problemなどと言って流した。。。)

レンタカーは、あらかじめいつまで借りてOK、という期限が設定されていたので、返却予定日が来たら、数日延ばしてはまた数日延ばす、ということの繰り返しだった。

その都度ガイコに電話しては延ばしてもらった。手続き自体は楽なのだけども、一々面倒だった。

で、昨日、修理完了。

とりあえずの見た目と1日走った感じでは元通りの印象。
けど、これから走り続けて、ホントに問題が生じないのか、God knowsっという感じ。。。これが事故車、ということなのだろう。。。

ちなみに修理代は、かなり、相当、いった。
相手の保険で払うとはいえ、こんなにするのか、とビックリ。。。
ガイコから送られていたチェックで清算。
ちなみに、修理屋はApex Autoというお店。

レンタカーは一昨日返却。
3週間くらい借り続けたから、こちらもそれなりの額に。

修理代+レンタカー代、総額にしたら中古車は買える。。。

だからこその保険ではあるのだけども、今回は100%相手が悪かったのだけれども、やはり事故は、やった方も、やられた方も大変だなぁ、とつくづく思った。さらに、これで人身事故を起こそうものなら、、、お金だけの問題では済まなくなる。。。恐ろしい。。。

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ちなみに、今回のやり取りの中で、僕が買っている保険会社、旧AIGとも少しやり取りしたのだけども、ガイコと比べてやはりレベルが落ちるなぁ、という印象は受けた。ウェブやサービス全体でガイコが格上のようだ(大きな差ではないけれど)。

多分、保険料もガイコが安いだろうから、次はガイコに切り替え決定だな。。。(たくさんガイコのお金を使わせてもらったから、ブラックリストに入ってないと良いけど。)

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それ以外にトラブったことが2つ。

まず、レンタカーでの通勤。
うちの大学の駐車場に車を停めるには許可証がいる。
ステッカーとタグがいる。

が、当然レンタカーにはそれがないので、そのまま停めると違法になる(実際、罰金を払う)。
なので、レンタカーを借り始める前に、メールで交渉(お願い)して、期間限定の許可証を発行してもらった。

それとついでに、もう一つアンラッキーなことがあって、レンタカーを返却する時に判明したことで、レンタカーのナンバープレートが凹んでいた。。。

自分でガリッとやった覚えはなかったので、もしかしたら、ショッピングモールかどこかに駐車中に当て逃げされたのかも。。。(またか)

この件に関して、昨日レンタカー会社のEnterpriseから自宅に電話があった。

その時家にいた嫁さんには寝耳に水で(すみません、黙ってました。。。)、いつぶつけたか説明しろ、という電話があった、というメールが嫁さんから入る。。。

そのメールを見て、修理代を払うことは覚悟した。。。

で、今日、Enterpriseに電話したら、
大したダメージじゃないし、ファイルを閉じたいんだけど、どんな状況でぶつけたかとりあえず教えて。
と。

で、正直に
実際、いつぶつけたか覚えてないんです。
たぶん、駐車中に誰かヒットしたのかも?
と伝える。

それで、all set。(ラッキー!)

と、ちょっとしたおまけもあって、また疲れたけど、これで一連の事故の手続きは一段落、なのではないかと思われる。あとは、直ったであろう車が、何のトラブルを起こさないことを祈るばかりである。。。

と、このエントリーのように長い1ヶ月弱だった。。。

2009年1月13日

ヒット&ラン未遂 その弐

事故の件、最悪のケースは避けられそうです。。。

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ポリス・レポート ゲット

今日は月曜日だったけど、事故の件でやるべきことがあったので、在宅勤務。

まず、9時ごろ、保険会社の担当者から電話。

僕は悪くないことを確認し、相手の保険からすべてペイして欲しい旨を伝えたら、ポリス・レポートをファックスして、といわれる。

そこでポリスに問い合わせたら、レポートがすでにできていて、24時間いつでも取りに来て良いと言われる。

歩いて5分くらいのポリスへ行く。
(月曜日のこんな時間にポリスへ行くなんて。。。なんか複雑な気分。。。)

はじめ、
レポート作成には5日かかる
といわれる。。。(こういう対応にはもう慣れたから)

電話でできてると仰られたから来たんでございますが。。。
と食い下がる。

そしたら、PCをチェックしてくれ、レポートをプリントアウトしてくれる(やっぱ、あんじゃん。。。)

が、$1.50払わされる。。。
(これはネゴる価値ナシなので、払う。。。けど、そもそも払う必要のない出費。。。ビール呑めるな。。。)

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ポリス・レポートの内容

さて、そのレポートにどんなことが書いてあったか?

まず、事故に関わったドライバー、車の所持者、車の情報、そして事故の状況が書かれていた。

何と言っても目立ったのは、”hit-and-run”と斜め書きのスタンプが、ドン、と押してあったこと。

さらに、アルコールテストの結果もあって、
0.14%。。。
僕の理解が正しければ、加害者はアルコールがお好きのようだ。。。(NJ州の運転マニュアルが根拠)

最後に、multiple chargesの欄にチェックがあり、”fail to report acc.”と。。。

だから、僕がポリスに起こされた時、加害者はそこにはいなかったのだろう。
酒気帯び運転、しかもhit-and-runなんかした日には。。。

これはある意味、警鐘だな。。。

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加害者から・・・

ポリスへ寄ったついでに、嫁さんに頼まれた買い物などを済ませ(なぜ、月曜日の午前中にこの「オレ様」が。。。と思いつつ)、帰ろうとしたら、嫁さんから電話が入った。

追加注文でございますか、と思ったら、なんと、加害者が謝りに来たらしい。

5分くらいで帰るから、待ってもらうよう指示して電話を切った。

が、帰ったら、仕事があるといった理由で帰ったらしい。。。

とにかく、悪い人ではないことはわかって、一安心。

嫁さんによると、非常に若い人だったらしい。きっとパーティーか何かに行って、深夜まで遊び&呑み倒して、その帰りにやったのだろう。。。

ある意味、同情できなくもない。。。

今回の事故、こちらには人的被害は皆無だから、お金ですべてケリがつく。が、彼の将来に大きな汚点が残った気もする。

その意味では、やや気の毒ではあるか。。。

人生とは難しい。。。

それはともかく、アパートの大家さんにファックス機を借りて、保険会社にレポートをファックス。

そして昼過ぎ、加害者から電話があった。

平謝り。。。

彼の保険ですべて払うことも確認できた。
(相当、反省していて、怪我はなかった?と逆に気を使った。。。)

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クレームレポートの再セットアップ

さらに、自分の自動車保険会社(旧AIG)の担当者へ電話。
そして、相手の保険会社(GEICO)に自分用のクレームレポートをセットアップしてもらうことに。(この手の手続き、はじめわけがわからんかった。。。)

しばらくして、旧AIGの担当者から電話があり、クレームレポートの番号を教えてもらう。

そして、教えてもらった番号で、GEICOへ電話。

電話先は、おばさん。(ホントは若いだろうけど、あえて。。。)

彼女、僕の英語を全然理解できなかったので、
またかけるし!
と言って切る。。。
ムカついた。。。(自分にも。。。)

しばらく間をおいて再び電話。

今度は、感じのよさげなおじさん。
対応最高。
が、結局、どんな事故だったとか、車は今どこへレッカーされたかとか、あらゆる情報を一から伝えなおす。。。

で、何とか、GEICO上でクレームレポートをしっかりセットアップしてくれて、レンタカー、修理の手配ができた。

一日で、何とか目処がついて、とりあえず一安心。

明日からしばらくレンタカー生活になりそうである。

渡米直後を思い出す。。。

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感想

とりあえず、so far, so goodである。

とにかく、加害者が良い人でホント良かった。

英語電話アレルギーは依然続いているけれど、今回ばかりはやらざるを得ず、なかなかしんどかった。。。

それにしても、相手によって聞き取りにくい英語があったり、逆に、僕の英語を聞き取ってくれない人がいたりと、この辺は僕の英語力の足りなさを痛感。。。

良い人生勉強になってます。

to be continued。。。

2009年1月11日

ヒット&ラン未遂

今日はLife is cruel.を感じた一日だった。。。

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玄関のドアを強くノックする音で目が覚めた。
まだ早朝4時ごろ。

ドアを開けてみたらポリスがいた。

そこに車を停めてるのは君か?
と。
何のことかよくわからなかった。

そこのストリートに停めてるトヨタ、マトリックスは君のか?
と。
僕の車のことを聞いているとわかった。

確かに昨日、10マイルくらいスピードオーバーした気はするけど、他にポリスのお世話になるようなことは何も思い当たらなかった。(こういう時は得てして、自分が行った悪行の数々が脳裏を横切るから不思議なものである。)

はい、そうですが。。。
と答えた。

すると、ポリスが、
誰かが君の車に激突した。誰かはわかっている。車の登録証と自動車保険の証書はあるか?
と。。。

目が覚めた。

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とういうことで、
路上駐車(ストリート・パーキングと言った方が聞こえは良いか)中の自家用車に、深夜誰かが激突して、左後輪部が重傷を負った。。。

その場では、わけがわからなかったので、とりあえずポリスの言われるとおり、登録証と自動車保険のカードを渡して、番号を控えられた。

そして、数日以内にレポートを作るから、と言われ、さらに、車をレッカー移動するか?と聞かれたので、これも何も考えずそうすることにした。

ちなみに、加害者はその場にはいなかった。
誰がやった?と聞いたら、誰がやったかはわかってるから、とポリスは答えた。

その場では、とにかくレポートをもらってから全てが始まるのかな、と気楽に考えた。というか、僕は何も悪いことはしてないので(どう考えてもそのはず)、とりあえず「待ちモード」にした。

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ところが、午後、隣の住人とたまたまあった。

彼は、ポリスへの通報者だったことがわかった。なんて良い人だ。。。

衝突音で目が覚めたらしく、外を見たら、大破した車(BMWのRVだとか)を無理やり動かして逃げようとしていたらしく、ポリスを呼んでくれたらしい。

いわゆる、ヒット&ランの未遂。
ケシカラン。

その彼はさらに、事故に関わる「トリッキー」さを警告してくれた。

話していて、自分のアホさをジワジワ感じてきた。。。

よく考えたら、自分に過失がないことを示す証拠を自分で残すことはしなかった。。。(例えば、ポリスと加害者がグルだったら、、、とか、「アメリカ」の恐ろしさを想像したら、かなりまずい気がする。。。)

ということで、急いで、担当のポリスに電話。
留守。。。

続いて、保険会社に電話して、とりあえず処理のセットアップをしてもらった。

初動を誤った気がするので、何となく嫌な予感はするけど、とにかく処理を進めるしかない。
(取り越し苦労なら良いけど、現時点ではいろんな可能性が考えられる。最悪、スーで真実・正義に問う!?)

まぁ、良い勉強になった。
とにかく、事故ったら、その場ですぐポリスと保険会社に電話。
これは日本でも鉄則だった気が。。。

ホントにアホ。。。

不幸中の幸いは、事故時、もちろん車には誰も乗っていなかったから、家族への人的被害はゼロ、ということか。すべてお金で何とかなる。

「アメリカ」の授業料を払わされることになるのか、相手の保険で全部処理されるのか、とにかく今後のポリスと保険会社とやり取りしながら進めるしかない。

少なくともいえるのは、車の価値が下がった、ということ。
千ドル以上の損失になる気がする。なんだか、腹が立つ。。。

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2009年、今年は激動の年になるな、と思って、実際、それが少しずつ現実味を帯びそうだったけど、プライベートでこういうことが起こるとは想像もしてなかった。。。

とにかく、あらゆるリスクに備えよ、ということなのだろう。

この件は、to be continuedです。。。
(もし詳しい方がいらっしゃったら、ぜひアドバイスなどいただけるととてもうれしいです。)

2009年1月5日

新年会

週末土曜日は、いつもつるんでいる日本人研究者+家族で新年会。
すき焼きとカニすきを二つ並べてシバキ倒した。
うまかった。。。

カニすきなんて、日本でどこかの温泉に行って以来だったのではないか。
うまかった。。。

4時ごろからと少し早めにスタートしたけど、みんなの近況ネタで盛り上がったりしてたら、あっという間に11時半になってお開きに。
楽しかった。。。

みんな、公も私も充実している感じだった。
みんなほぼ同世代だからか、今年はいろんな変化がある時期なのかもしれない。

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ちなみに、すき焼きは僕が担当した。
レシピはこちらを参考にして、割り下をあらかじめ用意して持参。

肉は、うちから車で数分のKocher’sという肉屋でゲット。

牛スライスを特注すると、
Sukiyaki?
と店員さんが聞いてくる。

ちなみに、お値段は、やわらかくて良い牛肉が、Mitsuwaさんよりはるかに安く手に入る。

こちらのブログで詳しくレビューされている。(この人、肉好きそうやな。。。)