Freakonomicsで知ったこの記事、面白い。
授業でパワーポイントは使うな!ということらしい。
「裸」で勝負しろ!とビデオで力説されている。(文字通り裸になったら捕まるが)
確かに、現場に学生が物理的にいてる意義を見出せないとダメというのは腑に落ちた。
研究のプレゼンに応用するなら、その場のオーディエンスで良かった、とオーディエンスに思ってもらえるようなプレゼンをこれからしないといけない、ということになる。。。何か学べる部分があるやもしれない。(パワーポイントやキーノートを使わんわけにはいかんだろうが)
少なくとも、酒に呑まれるではないが、テクノロジーに呑まれるな、という警鐘と取ると良いか。
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話は変わって、アメリカの科学分野への景気対策もそれはそれで問題を生んだみたいだけど、日本の景気対策、ウワサでは聞いていたけど、柳田先生のブログで話題になっていたし、ちょっとサイトを見てみた(今頃見てかなり時代の流れに乗り遅れてる気はするが)。
こりゃすごい。。。
いろんな意味で。。。
もう一つよくわからないのは、これは当てたら、当てたトップがさらにサブグループを募るかして、大枠に沿った自由な研究を下々のみんなにしてもらう、みたいな使い方をするのだろうか?
トップダウンだけど、そのトップはボトムアップで決めるみたいな。
面白い試みだとは思う。
こういうグラントを当てるかどうかは、研究そのものというより政治力を問われるんだろうなぁ。。。(もちろん、両者はそれなりの相関性はあるのだろうけど)
とにかく、100万円の研究予算を考えに考え抜いて使うような感覚で、数十億円を使っていただける研究グループが採択されるのを祈るばかり。1000万円をはした金のように使われたら困る。
年間1000万円もあれば、若手研究者はラボセットアップできて、セットアップ後はポスドク一人雇えるんだしな。。。(ファカルティーのポストがあれば、の前提だが)
それはともかく、申請課題のタイトルが公開されてるけど、超一流であろう研究課題がどんなタイトルで出されるのか、良い意味でも悪い意味でも参考になる。
申請内容そのものはさすがに公開しないだろうけど、審査結果の詳細を、少なくとも課題申請者にはしっかり公開して、落選者にしっかり納得してもらうくらいの透明性がないと、ここまでやる意味は全くない。
とにかく、この中からどの課題がどのように採択されるのか、非常に楽しみ。(採択後も)
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ところで昨日は、嫁さんの3x回目の誕生日ということで、ケーキと花束(!)を買って帰った(たまには気をきかせた)。
それにしても、アメリカンなケーキは劇アマ。
ブラウンなファット細胞がいる。
帰り車で走ってたらすぐ近くに落雷があったり、とんでもないどしゃぶりにみまわれた。。。
普段とは違うことをしようとしたから天罰か。。。
ちなみに、ラボの方は、ボス亡き後も、みんなの生産性はほぼ同じ。
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