2010年12月30日

パーティー、50(以上)の夢

ここ数日の天気は曇時々雨、気温は0~5度くらいのレンジ。なので、これが「平年並み」なのだろう。けど、温暖化の影響でこれからも寒波は度々訪れてそれが「平年並み」になるんではないかと危惧し始めた今日この頃。

月曜日、同僚宅のパーティーに家族で参加。

2時スタートで8時ごろまでお邪魔した。大人は7人いて、うち6人がアジア人。うち一人はご両親は日本人だけどブラジル国籍という方だった。

招待してくれた夫婦が中華料理をご馳走してくれ、これがメチャうまかった。招待してくれたヒュイさんとは働いてるビルが同じで、次男さん(くん?)とうちの長女が同じ学校・学年・クラスという縁。

みんな英語は母国語ではなかったからか、会話も意外とやりやすかった。途中、日本の話になって、知人などを介して日本の「典型的な研究室」のいいイメージを持っていた。。。
・学生でラボに所属しても、面倒見るのはボスではなくその下で働いてる人
・勝手に休むとボスから携帯に電話が入る
など。

こういうイメージをみんな持っているとすると、この認識はそう簡単には変わらないだろう。。。

それはともかく、パーティーそのものは楽しかった。

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ここ数日はというと、仕事もしつつ、2011年のto-do listなどを考えたり。あと、「50の夢」なるものもつらつらと書き出してみた。これが結構楽しい。

公私含めた夢なり目標を一応50以上書き出したあと、スプレッドシートで整理してみた。カテゴリー分けして達成年を設定したり、難易度と重要度を主観的に定量化してみた(採らぬ狸の・・・である)。これをやると優先順位みたいなものがしっかり見えてくることを発見。特に重要度は優先順位と直結するから、重要度が高くて難易度が低いやつはそれだけ実現可能性が高いことになる。

その50以上のリストの中には、「スコッチウィスキーのウンチクを語る」とか「ジャズのウンチクを語る」とか入ってるくらいなので、残りは推して知るべしといえばそうだが。。。

とにかく、これらのリストを一つの行動指針にしたいところ。

とりあえず、2011年はウィスキーの蒸留所に3軒いったる。

2010年12月26日

クリスマス

グラスゴーで初めてのクリスマス。

アメリカではイルミネーションに気合をいてる家が結構あって派手だった。グラスゴーの場合、中心街のジョージスクエアやブキャナン・ストリートはさすがに派手。けど、家庭レベルでは、屋内に大きなツリーを飾って、それが通りから見えるくらい。UK的ワビサビ?

大学ではみんな23日で仕事納め。イヴの日、通常モードで行ったら、結局二人くらいにしか会わなかった。研究所全体で。。。

事務系の人たちは(早くても)1月5日まで戻ってこない。ので、他人頼りの仕事は完全にスタック。11日にグラント申請のdeadlineで、最後の承認プロセスがいるのだけれども、間に合うんだろうか?と、一抹の不安を残したまま年越し。

注文して年内に届くかも?と思ってた荷物も年越し以降に。。。いたい。。。

昨日25日。
昼過ぎ、食料品を買いに出かけたら、大型店ですら休み。Tesco, Asda, Sainsbury’sというメジャーな店をハシゴしたがことごとく休み。。。ジーザス様のバースデーに働くなんてけしからん、といわんばかりに。アメリカではそこまで徹底してなかった気がする。

今日はBoxing Dayで祝日&日曜。
さすがに今日は営業してるだろうと思って、午前近くのショッピングセンターに行った。休みだった。。。

午後、同じ系列の店に行ったらやってたから、「昨日元旦、翌日午後から初売り」的な感じなのかも。それでも、やっぱり一部の店は休みだった。儲けより伝統をそのまま引き継いでるのを久々に体験できた。

今日は2010年最後の日曜日だから、一応今日のうちに今年を振り返ってみる。

今年はとにかくいろんなことがあった。
1月 パリでオーディション
2月 大雪の合間、ペン大でインタビュー
3月 グラスゴーでインタビュー
4月 バケーション
5月 グラスゴー行き決心。USビザ取得でカナダに行ったらトラブる。。
6月 一時帰国して食い倒れ
7月 UKビザ取得、引越
8月 グラスゴー生活スタート
9月 日本一時帰国(2回も)
10月 生活が軌道に
11月 トークダブルヘッダー、寒波
12月 寒波、寒波
後半はどちらかというとこれからもありそうだけど、8月まではレアな体験をいろいろできた。英語のトークもとりあえず準備さえすれば、何とかなりそう(伝えられる)とわかった。

グラスゴーで独立してから決定的に変わったのは、時間管理能力のデマンド。もちろん、国を変わった分、制度的な違いもかなりあって、それを学ぶのにえらく時間がかかった。いままでの自分の中の「常識」が通じずストレスフルな日が増え、時間を相当浪費した。プロジェクトライセンスやらで、論文以外の書き物をする「量」もかなり増した。一方で、仮に国を変わらなくても時間管理能力に対するデマンドの質的変化は起ってた気がする。量が増えて質が問われだした、と言った方が良いのかもしれない。例えば、日々のメール量がえらく増えた。たかがメール、されどメール。電話の機会も増えた。アメリカに5年いて、電話する機会はほとんどなかった、というか避けてたけど、避けるわけにはいかず、企業やら事務系の人と電話することが増えた(と言っても多いというわけではないのだけれども)。電話すると、メール書きの時間を節約できるというメリットもある。けど、メールじゃないといけないケースもあるからメールも書かざるをえない。僕は日本語で書くのにもそれなりに時間かかるから、英語だとさらに時間がかかる。

問題、というか課題は、その辺をどうunder controlの状態にして、時間を有効に使うか、ということ。

ゴールを常に意識した優先順位付け、がとにかく重要なのだろう。実際、一見優先順位が高そうなことを一気に落として先送りにしてる。それより大事なことが他にあるから。ゴールに近づかない仕事にnoと言うことを学習していかないといかない。一方でソーシャルな部分(特にアドミニストレーション的に必要なもの)もあるから、その辺、見極めが難しい。

2011年はその辺の時間管理能力を磨いていかないといけない。

2010年12月25日

BBSRCのdelivery plan

先日、UKの政府系研究機関の当面のストラテジーと予算案(?)が明らかになって、いくつかあるカウンシルからそれぞれdelivery planなる今後の方針が発表された。

生物学系研究をサポートしているBBSRCのそれを一通り読んでみた。

大きなチャレンジとして
1.食料
2.エネルギー
3.高齢化
を強調していて、神経科学とも強くリンクする高齢化に関してはよりファンダメンタルなレベルのコメントが多かった。

また、大規模データを扱うサイエンスの推進についてもコメントがあった。

印象的な表現は
from funding to investing

つまりは、インパクト重視の研究サポートということか。

このBBSRCも含め多くのカウンシルでは数年前からPathways to Impactなる、如何にアカデミア外へのインパクトを最大化させるか、それをしっかり考えないといけなくなっている。実際、グラント申請書にそのプランを書く項目があり、多くの研究者が頭を悩ませている。カウンシル曰く、インパクトの項目も増えたけど、良いサイエンスをやることが最重要であることに変わりない、と。が、今回のdelivery planを読むと、そのインパクトがこれからより重要視されるのだろう。借金まみれの財政を短期間で改善させるには、リターンの見込める研究に「投資」します、という戦略なのだろう。理解できる。まぁ、サイエンスという視点から考えると、ホントに良いのか?という気もするが、お金がないと研究はできないわけだから、その辺との折り合いをつけていかないとこれからは生き残っていけないのだろう。むしろ、多くの研究者は基礎・基礎と頑なだから、その辺にニッチを捜し求めていくことも重要なのかもしれない。

2010年12月19日

見学、パーティーなど

氷点下の日が続き、今日まとまった雪が降りました。。。(また)

今週あった主なイベントを。
月曜。渡英時のお金を大学から取り返せた。キャップが設けられてたけど、一応、上限一杯もらえた。

火曜。メンターの勧めで、とあるクラスを見学させてもらう。そのクラスは、PhD1年生のコースで、いくつか挙げられてるトピックを各学生さんが選んでは、それについて文献調査・レポート作成・プレゼンをこなすというそれなりに実践的な内容。トピックには、赤ワインは良いか?とか、リューマチ用の薬Xはホントに効くか?といったディベートネタ。

その日僕が見学したのは、そのコースの最後のプレゼン。
各学生が5分トークして質疑応答するという形式。5分といえど学生さんによって出来栄えが全然違ってた、

質疑応答中、質問する学生さんはごく一部に限られていて、それとプレゼンのできとの間には良い相関があったように思う。学生さんの研究者としての(もちろん「現時点での」ということではあるけれど)能力の違いを短時間に見れる機会になった。

5分で何がわかる?と思いがちだけど、5分は短いようで実はそうではないんだなぁと思った。もちろん、アセスメントをする側を誤魔化すことも可能だろうけど、それはそれで才能がいるとは思う。

ちなみに、もしもこのクラスを担当することになった場合、チューター的に学生さんの対応をし、レポートとプレゼンのアセスメントをすることになるもよう。これくらいなら手始めとしては良いかもしれない。(それでもそれなりの負担はありそうだが)

水曜。夕方前に新人スタッフ歓迎会。
学部長主催で、新人と学部長や副学部長と関連スタッフが参加するというレセプション。ワインとスナックが振舞われ、規模的には15人くらいのパーティー。メールでやり取りしたことはあったけど、お互い会ったことがなかったという人と実際話ができて良かった。新人さんは僕も入れて4人くらいだったか。

その新人さんの中に化学系の人がいて、話が少し弾んで今度お互いの研究の話をしよう、ということになった。化学との接点はますます重要になるだろうから、こういう人脈は大事にしたい。

木曜。研究所の神経科学グループのクリスマスランチ。近くのモンゴル料理屋へ。
合計30人くらいは参加してたか。昼からアルコールが入って、3時間のランチの後、1/3くらいの人は二次会でパブへ行ってた。。。みんなもとから働く気はなかったもよう。。。

金曜。長女の学校でNativityが開催された。長女がいてるP1のクラスは、衣装をきて5曲くらい関連曲を歌う役。P2の子はセリフ付きだったから、来年は長女も何か喋ることになるもよう。

土曜。日本語学校の2学期終了。縦割り授業という全校生合同の授業で、オクラホマミキサーと盆踊りをやるという企画。学校の後、近くにあるショッピングセンターへ。モールとアウトレットが併設されてて、規模的にはかなりのものだった。クリスマス直前ということですごい人手だった。我が家も、VATが上がる前にいろいろ買いたいものがあったのでいくつか物品購入。しかし、ショッピングは疲れる。。。

グラント書きの方は、1つ目が大詰め。2つ目のグラント用のアイデアを掘り下げて検討開始。これら二つのグラントで書くネタを当面の柱にしたいところ。とにかく「独立した」ということを一日でも早く示すことが当面の最優先課題です。

2010年12月12日

クローズ、学長ランチ

月曜日は大雪で、普段1時間のところ2.5時間以上かかり帰った。火・水・木と大学はclose。

火曜は在宅勤務で水・木は出勤。水曜日はマイナス15度近くまで下がって、メチャ寒かった。。。

今回の寒波、雪というより、グラスゴーの雪に対する備えのなさにえらくビビッた。
それだけ普段は雪が降らないということの裏返しと信じたい。

木曜日なんて、これでクローズするんかとかなり驚いた。この国の人たちは「リスク」「リスク」と言って、行動をとらないリスクをケアした方が良いんではないか。。。

木曜日、予定通り学長とのランチイベントが開催された。
JARLというイニシアティブのもと採用されたスタッフが招待され、10人くらい+学長+副学長3人が参加。

良いもん喰えた。。。

学長がヴィジョンを語ってくれ、JARLの採用プロセスと採用後の体験などについてフィードバックを我々からきいてくれた。工科大学として成功したいという情熱は非常に伝わった。中には学長のビジョンに批判的な人もいてるけど、僕は今の学長みたいなタイプは好き。なぜなら、メッセージはわかりやすいし、ハッタリすらいわず平凡なシステムに甘んじてるリーダーより絶対ましだから。あと、僕みたいな底辺のスタッフの声を聴く機会を作って、現場とのリンクも大事にしている。

金曜日は研究キャリア絡みのコース最終日。

1月下旬にアサインメントを提出する必要があるけど、退屈なレクチャーは終わり。2日目のソーシャル系のトピック以外、ほとんど身がなかった。。

仕事の方は、グラント書きメイン。結構ボリュームがあるので結構時間がかかる。

実験セットアップの方は、物品購入の懸案事項はだいぶ解決して配送待ちという感じ。

あと、今週パーソナルライセンスが正式に届いた。プロジェクトライセンスは、現在最終添削待ちで、それが終わったらいよいよHOへサブミット。

進んでないことはないけど、相変わらずの超スローペース。

2010年12月5日

リスク・アセスメント

今週は雪・雪・雪の一週間。氷点下の日々が続いてメチャ寒かった。

グラスゴー、確かに毎日雪が降ったけど、いわゆるドカ雪という感じではなかった。けど、まだ寒い日は続きそうだし、普段から降水確率は高いところだから雪がなくなることはしばらくないのだろう。

ちなみに、今回の寒波でUKの多くの部分はもろさを露呈してたもよう。学校が休みになったり、空港が閉鎖されたり。

木・金と大事なコースを受ける予定だったけれど、寒波の煽りでUK南部からグラスゴーまでのアクセスが遮断されコース主催者がこれなくなったとかで前日にキャンセル。。。かなりイタい。

研究所内で予定されてたセミナーも一部キャンセルになってた。まぁ、それはどうでも良い。

グラスゴーの他の大学から招待された人のイベントまでキャンセルされてた。そりゃ、サボりやろ。。。

今週、リスクアセスメント関連の講習会を受けた。

日本にいた時も安全講習会が毎年開かれてたし、それと同じ感覚か。ただ、UKの場合、それが無駄にしっかりしてて、半日がかりの講習会だった。結局学んだことは1時間くらいに圧縮できるもので、参加したみんなコンプレインしてた。。。しかも、コースは小規模だから内職できる状況じゃなかったし。。。

リスクアセスメント、あらかじめ「想定」できるリスクに備えておくという姿勢はもちろん大事ではあるけれど、リスクそのものは、モノだけでなく、扱う人が変わっただけで大きく変化しうる。それにリスク評価そのものが主観的。それに「想定できないことが起る」ことだって想定可能なわけで、限界がある。リスクアセスメントを法律として厳格化してるのはUKらしいけど、結局、今回の寒波のように「想定外」のリスクにはメチャ弱い。。。

無駄なペーパーワークだけ増やしてホントのリスクに備えることを怠ってる。。。

アメリカの場合、住む前は「アメリカはリスクに強い」ときいていた。が、実際住んでみると、リスクに対してあまり備えてるようには思えなかった。実際、災害とかには弱いというか復旧すらできないくらいだったり(ニューオリンズとか)、建物(前いた研究所)はリスクの塊で、天井から水漏れしてPCが壊れるなんて、リスクアセスメント以前の問題だったりもした。

思うに、UKや日本はリスクを0にしよう、という無理なことを願望していて、アメリカはごくたまに起ることはリスクではく「アクシデント」であって、それなりのlikelihoodをもってるイベントをリスクとしてみなして対応しようか、という感じなのかもしれない。そういう意味では、「アメリカは合理的」なのかもしれない。テキトーとも言えるのだろうけど。

とにかく、限界のあることに対してペーパーワークを増やし、みんなの時間を浪費するのだけはやめて欲しいと思ったリスク・アセスメントのコースだった。ペーパーワークは、その必要性をとなえるなら、理念だけでなく、そのペーパーワークが実際どれくらいの効果を生んだのかを根拠にしないと意味がない。

2010年11月27日

初雪

11月下旬にして初雪。

今朝起きたら2センチくらい積もってた。UK全体を寒波が襲ったらしく、17年ぶりとニュースで報道している。

スコットランドでは昨シーズン、雪の当たり年だったらしい。今シーズンはどうなることやら。

長女の小学校でクリスマスイベントがあり、午前中一家で参加。いろんな出店があって、メインはSanta’s Grottoなる企画。テント(洞窟?)の中にサンタとフェアリー?がいてて、ささやかなプレゼントをくれた。

グラスゴーではSanta’s Grottoという言葉をよく見かけるので、恒例のクリスマス企画なのだろう。

なかなかエンジョイできた。

ちなみにこの一週間いろいろあった。

まず先週末はエディンバラ大の日本人の友人をうちへ招待。

グラスゴーに住み始めてからというもの、日本語でサイエンスの話をする機会が激減というか皆無なので、5時過ぎから深夜1時頃までいろいろしゃべっては飲み倒した。メチャ楽しかった。

が翌日のランチの直前。

長女が怪我。

急遽ERへ行くというアクシデント。

嫁さんは救急車で病院(救急車は来るのがおそいのなんの。。。)。僕はその友人を乗せてグラスゴーの駅まで送り届け病院へ。

長女は、月曜日熱が出はしたけど、幸い当初心配してたほどはなく火曜から普通に学校へ通いだし、傷の経過は今のところ順調で普通にピンピンしてる。

それにしてもこういうことがあると、親としての責任というか何というか、とにかく二度と同じことが発生しないようにと、この一週間えらく用心深くなってる。。。

大学の方は、火曜日にブリストル大からマットさんという人がトークにきてくれた。個別に話す時間を45分割り当ててもらって話をする。

使ってる技術は基本的に同じだから、めずらしく話が弾んだ。

アメリカにいた時もスピーカーが各PIを巡業するというスケジュールだったけど、こうしてネットワークを作っていくんだな、というのが実感できた。うちの大学はあまりお客さんは来ないけど、トップ大学なら毎週かそれ以上のペースでいろんな人が来るだろうから、winner-take-allの状況がさらに促進されるんだろう。。。

それはともかく、マットさんのトークは盛りだくさんで、独立して5年弱で資金もふんだんにあるようで、良い目標になった。

水曜日には、project licenceのethical review committeeミーティングなる山場(修羅場?)を迎えた。

UKで動物実験プロジェクトを開始するにはproject licenceなるものを取得する必要がある。そのための申請書(30ページ強)をHome Officeという政府機関へ提出する前、まず学内のコミッティーの承認を得る必要がある。

その承認を得るためのミーティングというか公聴会に呼ばれ、申請書で不明な点についていろいろ質問を受けた。

えらくナーバスになったし、疲れた。。。20分くらいしかなかったのだけれど。

まず、ミーティングの部屋の外でしばらく待った。呼び出され中へ。そして、あらかじめコミッティーが用意していた質問に答えた(答えるよう努力した)。部屋の外でさらに数分待たされ、再び部屋へ入って、判決・フィードバックをもらった。

結果は一応承認。

一部しっかり明示してない部分についてしっかり書くようフィードバックをもらったので、リバイス付きアクセプト、という感じか。

それにしても僕の英語力はホントひどいな。。。

とにかく、これで次はHome Officeへ提出。そのあとさらにリバイス要求などが待ってるはず。

ちなみに、personal licenceは、先日受けたModule 4の認定証が火曜日に送られてきたから、年内にはライセンスが発行されるんではないか。

ラボのセットアップの方は、次々と明らかになる事務系の問題を一つ一つクリアしつつ(ため息をつきながら)、相変わらずのスローペースで進行中。

実験装置のセットアップはとりあえずレベル1到達という感じにはなったか。計測部分に関しては、ラトガーズ時代のそれと同レベルにはなった。

けど、本格稼動は1月中旬から2月頃までずれ込みそう。

2010年11月19日

三者面談

昨日、長女の小学校で三者面談があったので早めに帰宅。17時頃、一家総出で学校へ。

1~7年までの全学年で一斉開催だったようで、3年生までは体育館で行われた。

体育館へ行くと、4つの壁の近くに小さなテーブルがいくつも並べられ、各テーブル・各クラス、という割り当てだった。

壁側に担任の先生が座り、体育館の中央側に親と生徒が座って先生と話をする、という形式。

我々の番になって、まず先生と挨拶。続いて、長女の学校での状況を簡単に話してくれた。

ちとスコティッシュアクセントがある上に、みんなの話し声が反響しまくって、ある意味「カクテルパーティー」状態だったけど、fantasticとかlovelyとか、こっちの人が良く使う単語は頻繁に聞こえてきたし、長女の学校での生活はそれほど問題はないのだろう(実際は、数字や言葉の勉強について、もっと細かいことを説明してはくれたのだけれども)。

時間にして5~10分くらいだったか。

日本で言ったら家庭訪問みたいなものか。
(今思うと、家庭訪問って、先生にとっても大変だろうし、親としても家の中を見られるちとプレッシャーのかかるイベントだったんやな。。。今もあるのか、それとも家庭訪問は僕が住んでた田舎ならではのイベントなのかよう知らんが。)

ちなみに、学校の入り口でユニフォームなどの学校関連グッズを販売していたので、帰りランドセルならぬバックパックとネクタイを買って帰った。14ポンドなり。

2010年11月9日

セットアップ

今週に入って、午後はセットアップと呼べる作業に従事してます。

ようやく。

一方、まだまだ注文したものが届いてなかったり、事務スタッフの手違いでモノが発注されてなかったり(おい)、見積り依頼したのになかなか見積りをくれない会社がいたり、届いた装置がPATテストなるUKでは義務付けられてる形ばかりの電気テストをパスするのを待っていたり、、、自分の力だけではコントロールできない部分があって、なかなかスムーズにことが運ばない。。。

これまでの経験から、セットアップは、すべてのモノを揃えるまでにとにかく時間がかかる。例え、全て必要なモノが一旦揃えば1,2週間でセットアップでき、やるべきことがわかっていることでも。

ちなみに、今回の一連の物品購入でわかったことは、ネゴれば値引きしてくれる、という事実。これまでそれなりの額のディスカウントをゲットできたから、スタートアップ資金では買えないかな、と思ってたものが買えそうな勢い。如何に普段ヤクザな会社たちを相手にしてたかよくわかった。。。

それはともかく、気付いたら今年も残り50日ほど。

果たして年内に簡単な実験をスタートできるか??

2010年11月4日

トーク・ダブルヘッダー

今日トークを二つこなす。

一つ目は、chemistry-biology lunch time seminarなる月一の学内イベント。僕がいてる研究所と化学関連の研究所が交代でスタッフにトークをさせコラボを促進させようという企画らしい。

オーディエンスには化学者もいてるだろうから、ジャパニーズアクセント以上にサイエンティフィックなコンテンツが伝わるかすらかなり心配だった。なので、自分の研究は少しだけにして、ややケミストリーというかセルバイオロジーを意識しながらストーリーを作ってみた。

ある意味、自分の研究の宣伝というより、神経科学のホットトピックを話すレクチャー的な内容。

いつもこじんまりとしたセミナーらしく、小さい会議室に集まったのは5人。みんな女性。。。(ある意味うれしくはあるのだけれども)

15分のトーク。
3/5の人が質問してくれたから、それなりには良かったのかもしれない。が、これでホントにコラボを促進できるのか?というとちょっと違うやり方を考えた方が良いのかもしれない。。。


そしてその15分後には別のこれまた学内セミナー。

これまで何度か書いたように、今、大学内で神経科学を盛り上げるイニシアティブ走ってて、その一貫として、これから内外の研究者にセミナーをしてもらい、ついでにソーシャルな時間も作ってネットワーキングを促進しようという企画が立ち上がった。

で、その企画第一弾としてなぜか僕が指名された。。。なので、それなりにプレッシャーを感じた。

オーディエンスはもう一つのセミナーとは全く違うだろうから、全く違うストーリーを話した。研究所の人はもちろん、バイオエンジニアリングや心理学の人が主なオーディエンス。総勢20~30人くらいだったか?

前半は前のプロジェクト、後半はこれから立ち上げようとしてるプロジェクトとより具体的なコラボの提案についてトーク。

後半は初めて話すコンテンツだったから、ちと英語がまずかった。。。(かなり反省)

それでも、割と全うな質問はいくつか受けたし、セミナー後のソーシャルイベントの時、良いフィードバックはもらえたのでメッセージはそれなりには伝わったのか。

トークに関する今後の課題は、やはり質疑応答。

もっとしっかり受け答えできるようにならんといかん(未だにこんなことを言ってる俺って。。。)。あらかじめ用意しておいたツボに強引に入れて答えるストラテジーはそう悪くないとは思うけど、そのツボをもっと多く、そしてもっとしっかりしたモノを出せるようにせんといかん。

あと、この企画について感じたのは、やはりこれでホントにコラボを促進していけるのだろうか?ということ。もちろん、お互いの顔と研究内容を知ることは第一歩であるのだけれども、やはりゴールみたいなものをシェアできるようにお互いコミュニケーションを継続的に取り合っていかんと、こういうことは進まんのだろうなぁ、という気はする。

シリコンプローブなんて、存在そのものを知らない人の方が多かったから、その辺の言葉の壁もある。

それにしてもえらく体力を消耗した。。。

年内はもうトークの予定はないし、大きなpaperworkなどの処理も目処がついてきたので、ここにきてようやくセットアップと呼べるようなことを本腰入れて進められそうか。

こういう状態になるまで3ヶ月もかかった。。。こっちに来る前は1ヶ月もあればこの状態になるだろうと思ってたがかなり甘かった。。。

ということは1年で終わると思ってたプロジェクトも3年かかったりするのだろう。。。

道のりは遠い。。。

カルチャーショック

ショックというより興味深い風習・文化的な違いについて。

グラスゴーにきて、いろんな風習なり文化が日本はもちろんアメリカとも違って、いろいろ戸惑うことがある。

例えばメール。

アメリカでは、例え面識がなかろうが、日本的にいうと「目上」に人であろうが、基本的に、Hi XXXX、とかなりフレンドリーにメールをやり取りするケースが多かった。

が、UKではHiはなかなか使わず、顔見知りでもDear XXXXとメールを書き出すケースが非常に多い。

もちろん、日本みたいに、XX先生、XX様、XXさん、XXくん、XXちゃん、、、みたいに多様ではないから、とりあえずDearつけとけばえぇか、と今のところしのいではいる。けど、HiとDearの使い分けがもう一つわからない。。。

他にもいくつかあるけど、週末のハロウィンがえらく違ってた。

ハロウィン前日の土曜日。
うちの前に住む奥さんが、明日子供連れておたくお邪魔しようと思うけど良い?ときいてきた。

きっとtrick-or-treatでおかしをもらいに子供と近くを回るんだと思った。折角だから、うちの娘も一緒にどう?と頼んだら快諾してもらえた。

そしてハロウィン当日18時。

約束通り、その奥さんとその子供二人がうちにきた。

僕は次女の面倒をウチで見て、嫁さんが長女をつれてそのツアーに出かけていった。1時間くらいで戻ってきたのだけれども、嫁さんによると、かなりカルチャーショックを受けたらしい。

どうやらスコットランドでは、近くの知り合いのうちを訪問。ただ訪問するだけでなく、リビングまでお邪魔して、子供が何かネタというかジョークを披露することになっていたもよう。。。

そうすると、迎え入れたうちの人がお菓子ではなく、割とヘルシーな食べ物(たとえばリンゴとか)を子供たちに渡す、らしい。なので、基本的にはあらかじめ、知り合いのうちにアポをとっておき、限られた範囲で巡業するのがこちらでのtrick-or-treatらしい。。。

そりゃ、嫁さんもびっくりするわ。

ちなみに、長女はアドリブでなにかネタをかましたらしい。。。が、あまりウケなかった、とも言っていた。。。

クリスマスもまた違うんやろか。。。
さすがにKFCなんてくわんやろうしな。。。

と、UKとUS、似てることが多いだろうと思っても結構違うことが多く、いろいろカルチャーショックを受けてきたこの三ヶ月間だった。

2010年10月31日

かぼちゃ提灯

グラスゴーに来て初めてのハロウィン。

アメリカだと、10月に入ると家の前でデコレーションしてるところが結構あった。

一方、グラスゴーの場合、直前と当日に盛り上がる感じか。でも家の前でデコレーションしてるところは今のところ目撃してない。

で昨日、衝動的にカボチャ提灯?を作ってみたくなった。

まずスーパーでカボチャ購入。1ポンド。

カボチャ提灯なんてどう作るかno ideaだったので、グーグルさんにhalloween pumpkin carvingで聞いたら、いろいろサイトを教えてくれた。

少し見て、作業開始。長女が持ってきた骸骨の絵をみながら。

1時間くらいの制作時間。意外と簡単にできた。

使用ツールは、スプーンとナイフ(ステーキで肉を切る普通のやつ)のみ。危険なツールは使わなかったので、キッズでもできるかも?

良いロウソクがなかったので、バースデーケーキ用の小さいロウソクを使用。粘土をその土台にして、カボチャの中に入れて完成(家族に好評だったので写真も載せてみる)。












デザインはベタだが。。。

ウェブのイメージ検索をするとアーティスティックなものがたくさんでてくる。作ること自体結構楽しかったから、来年はもうちょっと凝っても良いかも。

module 4

金曜日パーソナル・ライセンスのためのmodule 4を終了(ようやく)。

場所はグラスゴー大。

1時間レクチャー、休憩、実技、という内容。

実技が始まる前、プロジェクトライセンスでお世話になってるマイケルさんと会って話をしてたら、君は日本とアメリカでの研究してきたからいらんのちゃうか?ということになり、実技はパスさせてもらえた。1時間早く開放された。ラッキー。

それにしても、パーソナル・ライセンス申請条件をクリアするだけでえらく時間を浪費してしまった。。。

2010年10月26日

スタイル

Style: Lessons in Clarity and Grace (amazon.co.jp)
Style: Lessons in Clarity and Grace (amazon.com)
Style: Lessons in Clarity and Grace (Amazon.co.uk)


9月のサテライトシンポの時、同じくスピーカーだった土谷さんが絶賛してたStyleという本を買って先日読了。

非常に良かった。

ここ数年、ライティング力向上を、と思って、いくつか関連の本を読んだりした。その中でもこの本には重要テクが凝縮されている。第10版まで出ているのも納得。

この本のポイントは、表紙・裏表紙をめくったところに書かれていて、それは以下の通り。(実際、この本を読まないと、その本質はなかなかわからないかもしれません。。)

Ten principles for writing clearly
1. distinguish real grammatical rules from folklore
2. use subjects to name the characters in your story
3. use verbs to name their important actions
4. open your sentences with familiar units of information
5. get to the main verb quickly:
* avoid long introductory phrases and clauses
* avoid long abstract subjects
* avoid interrupting the subject-verb connection
6. push new, complex units of information to the end of the sentence
7. begin sentences that form a unit with consistent topic/subjects
8. be concise:
* cut meaningless and repeated words and obvious implications
* put the meaning of phrases into one or two words
* prefer affirmative sentences to negative ones
9. control sprawl:
* don’t tack more than one subordinate clause onto another
* extend a sentence with resumptive, summative, and free modifiers
* extend a sentence with coordinate structures after verbs
10. above all, write to other s as you would have others write to you

Ten principles for writing coherently
1. in your introduction, motivate readers to read carefully by stating a problem they should care about
2. state your point, the solution to the problem, at or near the end of that introduction
3. in that point, introduce the important concepts that you will develop in what follows
4. make everything that follows relevant to your point
5. make it clear where each part/section begins and ends
6. order parts in a way that makes clear and visible sense to your readers
7. open each part/section with its own short introductory segment
8. put the point of each part/section at the end of that opening segment
9. begin sentences that form a unit with consistent topics/subjects
10. create cohesive old-new ties between sentences

この本では、以上のprinciplesが例文・例題をまじえつつ説明されている。この本は200ページほどだけど、構成がさすがにすばらしく非常に読みやすい。

日本語で文章を書く場合、主述の関係が曖昧になることが多かったりするけど、おそらくこの本に書かれていることは、英語に限らず、どんな言語でも普遍的な原則かもしれない。

とにかくお薦めの一冊。


2010年10月21日

自動車保険、免許、トーク

まず車関連について。

先週、アメリカで加入してた自動車保険会社から、クレームヒストリーをメールで添付してもらった。US滞在中の5年間、もらい事故はあれど、一応ノークレームだった。

そのもらったヒストリーをUKで加入してる保険会社に送ったら、その日から勘定してもらい、それなりの額戻ってくることになった。もし加入前にクレームヒストリーをもらってたら、もう少し戻ってきてたはず。

ちなみに、グラスゴーでの保険料は、NJ時代の半額くらい。

もう一つ車がらみの懸案事項は、UKの運転免許証。(実はまだ取ってない。。。)

数週間前にエディンバラ総領事から日本の免許の抜粋証明を発行してもらいレディーの状態だったのだけれども、時間を作れず申請できずじまいだった。で、今週火曜、嫁さんにグラスゴー市街まで出て来てもらい、DVLAなる免許センターみたいなところで免許申請。

アメリカの時のように待ち時間1時間以上、とかなるだろうと覚悟してたけど、10分も待たなかった。あらかじめ郵便局でもらって記入してたD1なるアプリケーションフォームに、パスポート、写真、日本の免許証、それから抜粋証明を合わせて窓口に提出し、申請費を払うだけ。ストレスフリーだった。ちなみに、申請費は54ポンドもして、免許をもらえるまで3~4週間かかるらしい。。。パスポートはその日のうちに返してもらえた。

これで生活セットアップのためのto do listはほぼすべてこなしたことになるか。

大学の方は、年越しまで3つのトークを控えていて、今日そのうち一つこなす。
隔週で開催される合同ラボミーティング。トークといってもプログレスレポートだから、トークのうちに入らないか。。。

それにしても、PhDの学生さんが過半数なのだけれども、みんなえらく大人しい。。。

僕のトークだけなら、僕のジャパニーズアクセントが責任なんだろうけど、もう一人のスピーカーの時もほとんど質問が出なかった。。。わかったのなら良いのだが、何がわからないかわからない、逆メタ認知?的な状態だとすると、ちと問題な気はする。

15人くらいのセミナーだけれども、質問するのは基本的にスタッフばかりだった。

それはともかく、残り二つのトークは2週間後で、ダブルヘッダー。。。一つは完全にアウェーのオーディエンス。もう一つは学内の神経科学のイニシアティブの一貫で開催されるセミナー。しかも記念すべき一回目でトークすることになりかなりプレッシャー。。。

抱えてるペーパーワークなどもあるので、11月上旬までは何かとプレッシャーがかかる日が続きそう。。。

2010年10月18日

Inverary, Oban, Isle of Mull

週末はミニ旅行へ。

来週から長女が補習校に通いだし、土曜日がフルに空くのは年末までこれが最後だから、急遽1泊2日でミニ旅行しようということにした。

行き先はオーバン。
きれいな港町で、スコットランドでもかなり歴史のある蒸留所があることで有名らしい。

土曜日朝に出発。まずInveraryを目指した。
天気が珍しく良く、途中の景色も良く、良いドライブになった。

Inveraryでランチ(持参した弁当)を食べ、少し写真を撮ったり休憩しては、オーバンへ目指した。

1時頃には着いたか。

オーバンの中心地はなかなかの賑わいで、町のほぼ中心にオーバン蒸留所があった。

そこでツアーがあったので申し込んでみた。が、子供は入場禁止ということで、嫁さんたちには外で観光をしてもらい、僕だけ見学することに。

スコッチ・ウィスキーの造り方をステップごとに解説しながら、実際、蒸留所を案内してくれる、というツアー。後半、10年ものくらいのウィスキーを少し+グラスをいただき、最後に販売している14年もののウィスキーをシングルくらいで振舞ってくれた。

さすがに車の運転が控えてるから残したけど、ハチミツとオレンジの皮が入ってるというだけあって、非常に香り豊かなウィスキーだった。最後には、他のスコッチウィスキーとの比較についてもいろいろ解説してくれた。

勉強と試飲ができ、おまけにオーバン蒸留所特製グラスまでもらえて7ポンドなんて安すぎる。。。

ツアー後、もちろんオーバン・ウィスキーを1本購入し、ついでに名湯を守る会ではないけど、スコッチウィスキー友の会みたいな会に加入。タダ。そしたら、簡単なガイドブックをくれ、他の蒸留所のページもあってスタンプを押せるようになってた。

とりあえずオーバンはゲット。次はどこの蒸留所へ行くか??

その後、家族合流し、ホテルにチェックイン。そして、丘の上の展望台みたいなところへ。天気も相変わらず良くなかなか良い眺めだった。

ディナーはフェリー乗場の近くにあるWaterfrontなるシーフードレストランへ。(おそらく、絵に描いたような観光プランだったはず。。。)

結構奮発していろいろシーフード食べた。メチャクチャ美味しかった。生ガキ、カニ、エビ、ムール貝と食す。

ホテルは比較的便利なところにあるPalace Hotelなるところに泊ったけど、値段の割に、エレベーターもなければシャワーの出がわるかったりと、ちとがっかりな感じだった。

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翌日は雨。

ホテルの朝食はなかなかグッドだった。

チェックアウト後、フェリーに乗ってマル島へ。
そのフェリーはなかなか豪華だった。
ちょっと高くなるけど、車も載せて島まで運べるもよう。

マル島に着いて北部のトバーモリーという港町までいく観光バスに乗った。
けど、そのトバーモリー、日曜日だったからツアーインフォメーションのお店はお休みで、人気も全然なく、雨も降ってて、なかなか最高なツアーだった。長女が泣き出したりしたし。。。

昼頃にはマル島を出てオーバンへ戻った。

けど、フェリー乗場の近くにShellfishなる小さいお店があってシーフードを買えるのだけれども、そこで買ったサンドイッチは「人生最高のサンドイッチ」だった、といっても言いすぎじゃないくらい旨かった。

具は、カニ、スモークサーモン、エビ。
料金は2つ入りで2ポンド強。ボッてない。

そのサンドイッチを食べて機嫌を良くし帰宅の途へ。

片道100マイルくらいのドライブだったけど、スコットランドの道は何となく日本のそれに似てる。

道幅は狭く、少し走ると渓谷みたいな道になってきれいな景観が続く。スコットランドは寒いからか、山にはえている木の背は低く、むしろ茶色に染まった草だけが生えていて独特の山肌を生み出してて、これまたきれいだった。

夕食はうちで。
晩酌にさっそくオーバンウィスキーを飲んでみる。
水割りがメチャクチャ美味しい。ウィスキーなんてコーラ割しか飲んだことがなかったと言う嫁さんも旨いと言っていた。

娘たち2人は匂いだけ味わってみたけど、かなり気に入ってた。。。
おそるべし、オーバン・ウィスキー。。。

元俳優が教えるソーシャルスキル

先週金曜日、レアな体験ができたのでブログのネタに。。。

Probationary periodをパスするのに課せられてることとして、大学側が提供するコースを受けて30単位以上獲得する必要がある。

その一貫として、研究者キャリアディベロップメント関連のコースをとりあえず受けることにした。2週間前からスタートしてて、これをクリアすると20単位もらえる。

10月からスタートして1月下旬に終わるコースで、3日間のレクチャーを受けつつ、その他は与えられた課題(assignment)を自習的にこなす、というコース。

初日のレクチャーを受けた時、なんて鬱陶しいコースをとったんだ、と思ったけど、先週金曜日のレクチャーはメチャクチャ楽しかった。

レクチャーを担当した人は元俳優さん。内容は、研究者として必要なソーシャルスキルに関するものだった。

コース受講者は20人くらいなのだけれども、セミナー室に入ると、まず椅子が円形状に並べられていて、ハンド・アウトは一切なければ、ノートもとる必要ないと言われた。

で、そのレクチャーはまず、教室をいっぱい使ってとりあえず歩き回る「ランダムウォーク実験」から始まった。途中、トークはコンテンツという意識的なものより、無意識的な部分が圧倒的に大事だとか、内外の「ステータス」のこととか、PIとしてチームを引っ張っていくためのコミュニケーション、などなどを扱った。

レクチャーというより、ロールプレーを交えた良いブレーンストーミング的なセミナーで、いろいろAha!と思えるところもあって良かった。

ロールプレーの部分は、さすが元俳優!、という感じの演技も見れた。ちなみに、昼休みにこの人と少し話をしたけど、レクチャーの内容は、何か理論に裏付けられてるというより、むしろ俳優業から経験的に学んだ、と言っていた。それでも、かなりgeneralな部分かも?、と思ったから、俳優業というのはSocial Neuroscienceにとって侮れない存在だと思った次第。

2010年10月14日

諸悪の根源:emails

今日からemailは夕方まで見ないことに決めた。
これまで何度か試みたが挫折し続けたのでブログに書いてみる。。。

おかげで今日は珍しく仕事がはかどった。

ちょこちょこemailをチェックすると悪いのは、仕事が断続的になること。

夕方に見て処理する!と決めると、帰るまでの限られた時間に集中して処理しないといけないから、email処理そのものの効率も上がる(たぶん)。

と言うは易しだが、本当の問題は、これをどれくらい続けられるか、ということ。

とりあえず、PCのモニターに「夕方までメール見るべからず!Thank you!」とポストイット張ってみた。

2010年10月11日

New Lanark

昨日は2週間ぶりの観光。朝から車で1時間ほどのところのNew Lanarkへ。ここは産業革命時代にロバート・オーエンという人が立ち上げた紡績工場&理想郷らしく、世界遺産に登録されている。

工場跡地だし、世界遺産といってもどれくらい楽しめるのだろう、と半信半疑で行ったけど、家族全員楽しめた。楽しめるように施設が充実してた。

建物は200年前の工場を復元した非常に重みを感じさせるものだったけど、中は完全に改装されてて、ビジターセンターから入れるアトラクションの充実振りにはかなりびっくり。テーマパークで良くみるような二人乗りの乗り物に乗って、産業革命当時のNew Lanarkの様子などをメチャクチャ簡潔にガイドしてくれるアトラクションで、かなりお金がかかってる雰囲気だった。さすがは世界遺産に登録されるだけはあると思った。

他にも、世界初の幼稚園?があった建物では、キッズが遊べるようになってて、長女は2回行きたいと言って実際そこへ2回行った。(ホントは、上述のアトラクションにももう一度行きたいと言ったけど、またお金がかかるということで断念。。。と言っても決して高いわけではなかったのだが)

レストランの価格も良心的だったし、混みすぎず、車もビジターセンターのすぐ近くに停められたし、非常にストレスフリーの良い観光だった。

補習校

土曜日はLivingstonというエディンバラ寄りのところにある日本語補習校へ行って、長女が体験入学。

NJ時代も最後の数ヶ月補習校に通ったけど、スコットランドにも補習校があったので行くことに。ここでは、午前だけの授業で、小学部・中学部に進学すると国語の授業があるもよう。

長女はスコットランドでは小1だけど、日本ではまだ年長なので、そこでは年長組へ。はじめ20分くらい授業の様子も見学させてもらったけど、なかなか楽しそうな良い感じのクラスだった。

週一でも良いから、こういう日本語を学ぶ機会が少しでもあるというのは非常にありがたい。

グラスゴーからは車で片道1時間弱で、決して近くはないけど、この辺はお金と時間を投資するだけの価値があるのだろう。

カンファレンス

10月2日から7日までアメリカに行ってました。

ジャネリアファームのカンファレンスに参加。サイエンティフィックな内容は公にできないらしいけど、そのカンファレンスのフォーマットが非常によかった。

・カード交換
・スピード・デーティング(ねるとんと言ってまだ通じるか!?)
・席指定ディナー
・豊富なディスカッション時間
・ポスター賞
などなど。

すべてが非常にアイデアに満ち溢れてて、ホントにエンジョイできたし、実際参加者50人のうち半分以上の人と何らかの形でコミュニケーションする時間があった。学生さんから大御所まで。こういうのがあまり得意ではなかった僕でも、これだけ多くの人と交流できたのは奇跡的だと思う。それだけ企画が良かった。

オーガナイズしてた人が、おそらく僕より若い30代前半くらいの人たちだったからこそ、いろいろ思い切ったことができたのかもしれない。それにしても、アメリカではそれくらいの歳で優秀な人たちがどんどん独立しては頭角を現してる。おそらく大御所の人たちもそういうのを見るとすごく刺激を受けるのだろう。そういう良い循環が出来上がってる。みんなファーストネームで呼び合って、無駄な壁もないしな。。。

とにかく、ジャネリアのカンファレンスだから、宿泊施設から食事なども超充実で、サイエンスの内容も充実してたからお腹いっぱいになった。やっぱりこういう機会にめぐり合えると、心底サイエンティストやってて良かったと思える。(家族は1週間弱放ったらかしだったが。。)

テーマは回路関連だったけど、日本人の参加者は実は僕一人だった。。。

2010年9月30日

probation meeting

昼過ぎ、僕のオフィスで、アドバイザー二人とprobation meetingなるものを持ち、今後の方向性について確認。教育、研究、アドミニストレーションの3つについて順次話し合った。2月に1回目のレビューが行われるそうで、それまでの計画を少し具体的に話し合った。

ちなみに、UKのprobationary periodというのは、見習い期間のようなもので、大学スタッフとして求められるノウハウを習得する指定された期間、とでも言ったら良いだろうか。その期間の長さは僕の場合、というか大抵3年で、研究・教育・大学運営という3つの柱でそれぞれ要求されるクライテリアみたいなものがある。USのテニュアトラックとは違うけど、正式にパーマネント職になる前に、スタッフとして機能するよ、ということを示す期間みたい。

それはともかく、まず教育については、来年前半に最大2つレクチャーをすることになりそう。対象は学部学生の高学年で、基本的には先端の研究関連の話をしたら良いらしい。あと、僕のポジションは、研究重視、というのは一応認められているから、他のレクチャラーよりは負担は少ないもよう。(良かった。。。)

が、3年後には、他のレクチャラーと同じノルマをこなせないとNG、とも釘を刺された。。。(ようは先送りか?)

研究については、independent researchなるものについて話を聴き、グラントアプリケーションについても戦略を話し合う。この辺は、経験値がはるかに高いアドバイザー二人の文字通りのアドバイスは参考になった。

アドミニストレーションに関しては、大学の戦略の一つである神経科学を盛り上げる活動に積極的に関わっていけば良いんじゃね、くらいだった。。。(つまり、輪を乱さない限り、大してすることはないらしい)

ちなみに、来年2月に報告書を提出し、道から外れていないかレビューを受けるとのこと。その結果が6月くらいに返ってくるとか。。。

そのペーパーワーク、今日聞いた限りでは、これから導入される新しい制度でかなり削減されるらしく、この辺は非常に朗報。プロジェクトライセンスといい、UKは無駄なペーパーワークを減らす運動が実施されつつあるもよう。

とにもかくにも、とりあえずは研究活動に専念できることは確認できた。

その後、前ボスとskypeで話をする。ロンドンーグラスゴー間の。
彼の饒舌ぶりは相変わらずだった。。。

引越荷物到着

ようやくアメリカから引越の荷物が届いた。他にいくつかタスクが残ってはいるけど、これで生活関連のセットアップはほぼ終わり。

まず昨日の夕方頃、嫁さんからのメールが届き、今日の午前中、引越荷物が届く、との連絡を受ける。なので、今日は在宅勤務に。

ちなみに、ストラスクライド大では在宅勤務がオフィシャルに認めれている(一応言っとく)。導入された背景はよくわからないけど、女性スタッフも多いし、子育てなどをしやすい環境を作るための一貫なのかもしれない。

それはともかく、朝は研究所へ行かずうちでいくつか仕事。

天気は雨。それも結構な土砂降り。。。

雨なので、朝、長女を車で学校まで送って行ってみた。

うちに戻って10時過ぎごろだったか、引越業者のおじさんから電話がかかってきて、午後に来るけど、早い目、遅い目どっちが良い?と。

午前と聞いていたけど、まぁ今日中に来てくれるなら良いか、ということで早い目でお願いする。

そして14時前だったか、雨が上がった。

馬鹿でかいトレーラーがうちの前を通り過ぎたと思ったら、すぐにバックしてきた。

さすがにこれだけでかいトラックを停めるスペースはすぐにはなかったので、同じ並びのお宅にお願いして、車を一時避難させてもらいスペースを確保。

40代半ばから後半くらいのブリティッシュ訛りのおじさんがトレーラーを運転していて、他のクルーはゼロ。。。

トレーラーめちゃでかいな、と言うと、これから他のうちにも回って、お宅のは後ろの車両に積んであるよ、と。そのトレーラーはコンテナが2つ連結されたトレーラー。その後ろのコンテナの、さらに一部の荷物がうちの荷物らしかった。

雨上がりだし、土足でうちに上がられて汚されては困るし、クルーは僕より歳のいったおじさん一人だけだったので、バケツリレー的に、玄関のところで僕が荷物を受け取ってはリビングに運ぶことにした。

20分強くらいだったか、何とかすべての荷物をうちに運び入れ、書類にサイン、仕事内容に関するアンケートに答えて終了。

その後は、嫁さんとunpackingをこなしていく。

3時過ぎだったか、長女をピックアップしにいく時間になったので、これまた車で行った。僕がピックアップにかかわるのは初めてだったけど、全学年同じ時間に終わるため、学校の周りは激しい路駐車の数で、ピックアップポイントには、親御さんたちが大勢いてた。UKでも、仮に高学年だろうと子供のピックアップは親がするのが基本みたい。

そのついでに、その時点で発生してた段ボールの空き箱などをリサイクルステーションまで持っていき帰宅。

再びunpacking。長女には自分のオモチャのunpackingをdelegateする。

今日一日で6割方は終わったはず。

NJ側の引越からちょうど2ヶ月かかったわけだけれども、今回頼んだSterlingなる会社は評判通りなかなか良い会社で、満足の行くサービスだったように思う。届いた荷物も、packingをしっかりしてくれていたので、今のところ破損などは見つかっていない。

全部で3Kドル以下で抑えられたし良かった。

と、今日は8月からスタートしたセットアップのある意味マイルストーンの一つだったので、平日はセーブしてるアルコールをいただく。

これからは研究に専念します!(たぶん)

2010年9月26日

Loch Lomond

グラスゴーにしては珍しく、今週末は二日とも快晴。
車もゲットしたことだし、Loch Lomond(ローモンド湖)へドライブへ。

手元の地球の歩き方によると、「英国最大の淡水湖」らしい。
グラスゴー南部から車で約40分の手ごろな距離にある国立公園。

朝9時半頃出発、10時半前に湖畔にあるNational Park Gateway Centreの駐車場へ到着。

ちなみに、途中、クライド川を橋で渡ったけど、なかなかグッドな眺めだった。

ローモンド湖は国立公園だけど、駐車場はタダで停められ、公園の入場料みたいなものもなかった。そのゲートウェーセンターのある敷地には、展望台付き水族館、キッズが遊ぶための公園、超ミニ遊園地、それになぜかモールも入っていた。

まずその水族館へ。

入場料はなかなかいい値がした。

魚などの種類は、小さめの水族館という感じか。実際、ゆっくり回っても1時間半ですべて見れた。展望台は4階で、幸い天気が良かったからまずまずの眺めだった。おそらく入場料にはその展望台料も入っているのだろう。

ランチのあと、娘二人は公園で遊ぶ。

少し車で行ったところにBalloch Castleなるお城があるらしく、そこまで移動。車で5分もかからないか。

そこはBalloch Castle Country Parkというだけあって、お城を中心に広大な公園になってた(その広さはホントでかい)

丘の上にバーロッホ城が見えたと思ったら、すぐ近くにまたキッズが遊ぶための公園を発見。娘二人はそこへトラップ。1時間半くらいそこで遊び倒したんではないか。。。

それからようやく丘を登って城の近くへ。

お城は非常に小さく、トイレ以外は中には入れなかった。城の窓はガラスがはられていたので、改装して別の目的で使っているのかもしれない。

けど、お城のたっている丘から湖方向への眺めはなかなかだった。

当初は、車で湖を周回でもしようと思ってたけど、キッズの「公園で遊びたい欲」に屈し、実際の行動範囲はかなり限局的だった。。。

けど、タダで近いし、週末のちょっとしたレジャーとして非常によさげ。

帰りも渋滞フリーで快適ドライブだった。

と、グラスゴーに住み始めてようやく観光らしい観光ができたか。
寒くなる前に(すでに朝は寒いが)、もう少し北部も攻めたいところ。

2010年9月24日

ハンドリング・アセスメント

先週、パーソナルライセンスのモジュール1~3をほぼ修了し、ハンドリング・アセスメントなるものが残ってた。ようは、ハンドリングを実際やってみて、問題がないかチェックを受ける、というもの。

研究所内のリンダさんとアポを取ってたので、午前、そのアセスメントを受ける。

どうやら素手でやることが推奨されてるもよう。。。

噛まれたらシャレにならんと思いつつ、ややビビりながらやったけど、とりあえず問題なくすべてパス。

UKは動物飼育に関しても、日本・アメリカと比べて若干違うところがあって、この歳になっていろいろ新鮮なことがある。

残すは来月にモジュール4を受ければ、パーソナルライセンスをようやく取れることになる。えらく時間がかかってる。。。

ちなみに、プロジェクト・ライセンスの方は、原稿がかなり仕上がってきて、来週中にはリンダさんへ送れそうか。

購入した品は、ここのところ続々と到着中。

ライセンスが降りるまでに、ハード・ソフト類のセットアップの下準備が終わっていると良いのだが、果たして。

エディンバラ訪問

午前中、研究所内の神経科学者たちが集まってインフォーマルなミーティング。

毎回2人のプレゼンターが割り当てられ、unpublishedなネタを話す、いわゆるプログレスレポート。10月から正式に神経科学グループが立ち上がるみたいだから、こういうラボ間交流の機会は非常にありがたい。

20人くらいのミーティングで、大学院生の割合が多かったか。

隔週でやっていくみたいで、10月下旬は僕の番になってる。こっちにきてまだデータでてないんだが。。。

そのミーティングの終了間際に、ジュディさんからみんなへ向けて、大学内の神経科学イニシアティブについてアナウンスがあった。

午後はエディンバラへ。
先週エディンバラへ行った時にやりそこなったことがあったので、今日替わりに行った。

まずは総領事へ。

免許証抜粋証明なるものを発行してもらうために行った。その証明書はUKの自動車免許を取得するのに必須。

総領事の建物は、いくつものオフィスが横に並んでるタイプの建物の一角で、玄関には日本国旗が飾られていた。

入り口の呼び鈴をならして用事を伝えると、ドアを開けてくれた。

入ってすぐ横に窓口があって、女性の方が対応してくれた。

必要書類を提出して、5分くらい待ったら、再び窓口に呼ばれ、手数料を払って終わり。証明書は1週間くらいで郵送されてくるらしい。

ちなみに、他の訪問客はゼロ。。。なので、待ち時間は書類処理の待ち時間のみ。

NYの総領事では大抵10人くらいは人がいて、テレビなんかが設置されてたけど、エディンバラの総領事は小さい事務所をちょっと改装しました、という感じのえらくシンプルなところだった。スコットランドだし、そんなもんか。。。

そのあと、エディンバラ大へ行き、知り合い(というか、実際お会いするのは今回が初めてだったのだけれども)の日本人ポスドクの方と会う。ラボ見学をさせてもらって、研究のこともいろいろ話してもらえた。3時間弱の滞在だったけど、えらく刺激的な時間だった。

やっぱり良いサイエンスの話を聞くのは楽しい。

駅>総領事>エディンバラ大>駅と歩く時、エディンバラ城を中心に回る感じになって、良い観光になった。ホントきれいな街。

グラスゴーには19時ごろ着いてそのまま帰宅。

ところで、長女の学校は、今日から月曜日まで休みらしく、10月には1週間以上休みの日があるらしい。。。そんなに休みがあって良いんか。。。その分、嫁さんの負担が増えてるもよう。

2010年9月22日

納車

先週火曜日夕方、納車。
VauxhallのZafiraを購入。

注文して3週間強でゲット。

最後のステップで壁になったのは自動車保険か。
保険自由化で、UKはかなりアナーキーな状態になってるもよう。無料見積サイトで見積りをとってもらうと、様々な値段の見積りが40社以上から取れ、意思決定を難しくしてくれる。安い会社のレビューをググってみると、やはりひどかったりするし。。。

ということで、なかなか意思決定できず、日本語でググってみたら、日系の会社を見つけた。見積りを依頼したら、上の40の見積りうち安い会社と近い価格帯の見積りをオファーしてきてくれ、対応も日本的で、つまりは非常に迅速・丁寧だったので、そこに即決。アメリカの保険会社から無事故証明を発行してもらうとさらに安くなるもよう。

cover noteをディーラーへ送ってもらって、火曜日に車がレディーの状態になった。

火曜日夕方にディーラー寄って、カードで残金を支払って車ゲット。

アメリカで車を買った時は銀行発行のcertifiedチェックがいったけど、UKではデビッドカードで10K以上をあっさり払えた。普段の食料品を買うように。

近くのガスステーションですぐガスを補給して自宅に無事帰る。それにしても、UKのガソリンは高い。。。

personal licenceコース

先週火・水曜と、エディンバラにてpersonal licence3日間コースの2日分を受ける。3日目は緒事情で急遽受けれず。

UKでは、1986年に制定された法律によって、動物実験の厳格化が求められるようになり、動物実験を実施する研究プロジェクトをスタートするには、まずPIがproject licenceを取得し、実験する個人はpersonal licenceを取得しないといけない。

personal licenceを取得できれば、何でも実験可能かというとそんなことはなく、そのproject licenceに書かれている内容の範囲内でしか実験ができない。

僕の場合、project licenceは、今、作成中。
他方のpersonal licenceのコースを今回受けた。

同じ研究所のprofessorのproject licenceに僕のprojectの一部を6月の時点で入れさせてもらったので、当面はそのproject licence下で研究をスタートする予定になっている。

コースでは、法律、倫理、動物の扱い方などに関して二日間レクチャーを受け、2日目最後のペーパーテストで70%以上のスコアをとらないといけない。

テスト問題は、常識で答えられるものもあれば、法律の部分を知らないと答えられないトリッキーな問題も多々あった。もちろん、落とすためのテストというより、レクチャーを受けたか確認するテストなので、まじめにレクチャーを受けていれば、満点は無理でも合格点は取れる(たぶん)。

金曜日にはメールでパスしたとの連絡を受けた。

さらに、動物のハンドリングに関する実技試験的なものもあり、それもパスしないといけない。

悪く言えば、面倒極まりないのだけれども、実験を始める前に正しい知識を系統立てて身につけてスタートするのは悪くないのだろう。受講生には大学院生くらいの人たちがたくさんいてたから、そういう人たちには特に良いかもしれない。

「UKらしさ」というのが、前週のteachingコースに引き続き少しわかってきた気がする。

ちなみにエディンバラは、ウワサ通り非常にきれいな街だったので、そのうちゆっくり観光として訪れたい街。グラスゴーからは電車で1時間で、その電車もこれまた快適だった(その分、高い。。。)

2010年9月13日

コース、コース

先週金曜日、teaching関連のコース、無事終了。

最終日は、5分の模擬授業をしてフィードバックをもらったり、模擬コースデザインを数人でやったりと、なかなかインテンスな最終日だった。。。それにしても、このコースは内容・形式共にかなり包括的で、えらく勉強になった。

ちなみに、この日は3x回目の誕生日だったけど、ちょうど長女が通ってる小学校のソーシャルイベントと重なり、嫁さんと長女が参加(ルールとして、学校の生徒以外は参加不可となってた)。

ディナーは13ヶ月の次女と二人きりで。。。

朝から晩まで、なかなかタフな誕生日だった。

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この週末、車が間に合わなかったので、うちの周辺で過ごす。

昨日日曜日は、バックヤードの手入れ。
二回目の芝刈りをやって、ようやく見た目が良くなった。前の住人が子供用滑り台を置いていってくれてて、それをきれいにして使えるようにした。

ミニ公園になった。

バックヤードがあると、何となくQOLが上がった気持ちになる。

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今日は終日オフィスにいれたけど、明日から3日連続でエディンバラまで通う。personal licenceの講習会。しっかりassessmentも用意されてて、かなり面倒。。。翌週はトークがまた控えていたりと、プレッシャーが続く。。。

ちなみに、車は明日ゲットできるもよう。

2010年9月9日

teachingコース2日目

コース2日目。

small group teaching、assessment、e-learningのトピックについて。
僕にとってはすべてが新しいことばかりで、かなりパンク気味。。

こういうことを系統的に学べたのは良かったけど、実際必要になったとき、忘れないようにしないといかん(過去の経験から言うと、大抵忘れてしまう。。)。

今日のポイントは、small groupのセッティングはいろんな点で利点があって、「フィードバック」は教える方、教えられる方にとって超重要、ということか。

日本にいた時、小グループセッティング、というのは一度も体験しなかったから、僕自身、いろんな大切なものを身につけ損なったんだなぁ、ということを改めて痛感。

e-learningに関しては、ここ数年、ストラスクライド大で導入された事例が3つ紹介されたけど、テクノロジーをうまいこと使うと、こうも結果が変わるのか、と、かなりビックリした。。。その意味では、これから5,10年で教育のあり方は如何様にも改善できるんだろう。

あと、神経科学からの「アナロジー」的な考えは、それなりに有効な点もあるようには思ったので、できるだけひどい誤用がない程度で、脳科学が教育の分野に貢献するのは、やっぱりありなんだろうなぁ、とは思った(多くの場合、わざわざ脳を持ち出さなくても良いのかもしれないけれど、説得力を増すという意味では有効なのだろう)。

2010年9月8日

teachingコース初日

3日間に渡るteaching関連コースの初日。

参加者は50人くらいいたか。ストラスクライド大とウェスト・スコットランド大のスタッフのうち希望者が参加(主には若手lecturer)。ランチ時間などに一部の人と話したけど、分野はホント多様で、化学はもちろん、ジャーナリズムやナーシングを教えてる人もいてた。。。

今日初日は、イントロ的なトークがあって、teachingの総論的なこと、平等な教育について、大勢の生徒への講義、に関するトピックだった。

多くの時間は、講義室でみんなで講義を聴くという形式だったけど、小グループに分かれて少し意見を出し合って、直後にみんな集まってパネルディスカッションをするという形式もあって、「海外らしい」形式だった。あと、講義室での講義でも、隣の人と少しチャットしてみて、的な時間帯があったりと、非常にinteractiveな形式だった。内容はもちろん、形式的な部分だけでもかなりカルチャーショックを受けた。。。

というか僕自身、大学に入って以来、まともに「講義」らしい講義は受けなかったから、そういう生徒としての経験不足をこれから如何に補って、そしてteachingの活動に貢献するのか、メチャクチャ大きな壁だなぁとは思った(大丈夫か?)。けど、アカデミアで生きていく以上、teachingは避けて通れないし、もっとポジティブにとらえて、自分自身にとっても成長の一貫、みたいにとらえんといかんのだろうなぁ、とは思った。

とにかく、こういうシステマティックなコースが用意されているのはなかなかありがたい話。

ところで、どうしても日本での体験と比べてしまったけれど、良い人はもちろん良い講義をしているとは思うけど、僕が知っている大学の講義は(といっても大した数は受けんかったが)、なんというか、プロフェッショナルではなかったというか、単にこなしてる、という感じのものばかりだったように思う。今日習った言葉でいうとsurface approach的で、生徒をもっとengageさせるような創意工夫はなかった・感じられなかった。随分前の話だから、今は変わったと信じたいけど、もし今もそのsurface approachが主なものだとすると、高度教育を受けるのはやはり海外の方が絶対良いのだろう。。。質が全然違う。しっかりした教育理論があって、それを講義するスタッフに向けて講義する教育システムが整備されている。これは大きな違いを生むと思った。

ちなみに、場所はウェスト・スコットランド大のキャンパスで、Paisleyへ行った。ドアドアで30~40分くらいか。初めて電車に乗ったけど、なかなか快適だったし、Paisleyそのものもヨーロッパっていう感じのなかなか良いところだった。

初給料、BT、在留届

生活編のセットアップ、実はまだ道半ば。

昨日、実はまだ8月分の給料が振り込まれてないことがわかったので、payrollのオフィスに問い合わせる。そしたら、サインした書類が届いたのが8月23日で、その月のpayrollの締切にはおそかった、と。。。

その書類、実はその1週間くらい前に、HRに提出してた。。。

なので、暗にHRの担当者にプレッシャーをかけるような感じでメール。そしたら、payrollに掛け合ってくれ、今日、8月分の給料がチェックとして発行された。アメリカでも似たようなことがあったけど、今回は意外にあっさり解決してよかった。。。(というか、普通はこんなこと起らない気もするが。。。)

その足で、銀行へ行ってdeposit。

今、口座には車購入資金などを含めたお金が入ってたので、窓口の人が、うちの商品についてファイナンシャルアドバイスしますけど、とオファーしてきた。

ついこの前までは、口座すら持たせんかったくせに、手のひらを返したような対応にちとムカついた。。。こいつら結局、金でしか動いてないんか、と。。。

それはともかく、そんなオファーはとりあえず無視してすぐオフィスへ。

一方、自宅では、今日ようやくBTの電話回線とインターネットが開通。依頼したのは3週間くらい前で、その時点で今日9月7日と指定され、予定通り開通した。しっかり予定通りやってくれたのは良いけど、この間、うちでネットができなかった。なので、嫁さんは近くの図書館に通っては、英語しか使えないPCを使ってはローマ字でメールを送ったりしてた。。。

それから、ようやく在留届もオンラインで手続き。

生活編のセットアップで残す山は車。その前に自動車保険というやっかいなものが待ってます。。。

ちなみに明日から3日間、Paisleyへ行って、Teaching関連のコースです。

2010年9月6日

日本の学会へ

8月30日―9月5日で日本へ。目的は日本の学会への参加。

今回飛行機はEmiratesを利用。

よく考えたら、7月の一時帰国&再渡米、8月の渡英、そして今回の一時帰国で、世界一周を達成することにはなる。。。

飛行機はDubai経由関空着で、時間はおそらくヒースローなどを経由するよりかかったのかもしれないけど、機内サービスはとにかく良かった。

往復で4回飛行機に乗ったけど、4回とも個人のエンターテーメントシステムがついてて、あとUSBコネクターや電源ケーブルまであった(使わなかったけど)。ちなみに、電源ケーブルは、連続席の一つだけについてるから、同伴者か自分の席についてないとさすがに使えないだろうけど、ラップトップを使い続けられるわけで、これはありがたい。

映画は往復で8本くらい観たんではないか。機内食も普通にいけた。料金も他のところより安かったし、良いかも。

さて、学会。

本大会前日のサテライトシンポでトークして、なぜかキャリアについてトークをする。できるだけ、ポジティブになるようにストーリーを作ったけどどうだったんだろう。。。同じスピーカーの一人土谷さんにはポジティブすぎ、と言われてしまったが。。。

質問はすべてノンアカデミックなもので、日本語の質問に対しては喋りたい放題だった。。。

それでも、まだしゃべり足りないことは山ほどあるから、アメリカの5年間はそれだけの体験だったんだろう。

夕方は若手の交流会に参加して、人生相談的な話もしたりと、、、なんだか、非常にレアな体験ができた。

翌日から本大会。

時差ボケもあって、自分の発表の日以外、朝はきつかった。日本の学会、その気になれば、ポスターを一通りチェックできるし、アポなしで知り合いと会えるチャンスが高いからたまに参加するには良いかも。

若いPIのラボで非常に質の高い研究をされてるところがあって感動した。自分も頑張らねば。

帰りは、嫁さんの実家から送ってもらってた残留荷物を関空でピックアップして、それを持ってグラスゴーへ。

土曜日は終盤頃まで学会に参加、23時過ぎの関空発飛行機、日曜日昼過ぎグラスゴー着、さらにバス2つ乗り継ぎ、最後バス停からうちまでゆるい昇り坂の徒歩、で、メチャクチャ疲れた。。。

帰り着いたら、出発前に注文してたLEDテレビなどが着いていたので、セットアップした。

2010年8月30日

SNG2010

先週金曜日、スコティッシュ・ニューロサイエンス・グループ(SNG)のミーティングがあってトークした。今のポジションになってのデビュー戦。

場所はストラスクライド大で、会場は教会みたいなすごいところだった。

オーディエンスは200人くらいで、分野はかなり広範囲。スコットランドの神経科学学会、という感じ。

ミーティングはシングル・セッション形式でみんな同じコンテンツを一緒に聴くという形式で、目玉は最後のTim Blissさんのトークだった。

僕のトークの持ち時間は20分で、別に新しいデータがあるわけではないので、ジョブトークみたいな感じで、USでの研究を話て、これからどういう方向を目指すか少しだけ話してみた。

質問はこれからの方向性についてが主だったか。何人かに、良いトークだった、と社交辞令的な言葉をかけてもらったから、ひどくはなかったのだろう。知り合いがホンの少しだけできた。

ちなみに、スコットランドでのミーティングだったけど、ほとんどの人はブリティッシュな英語でトラブることはなかった(というか、トラブり具合はいつも通りだった、と言った方が正確かも)。

2010年8月29日

ついてない

今日、土曜日はトコトンついてない一日だった。

1.朝バスに乗ろうとした時、10分待っても来なかったので、別ルートのバスも拾えるよう他のバス停へ歩いていってたら、後ろから当初乗るべきバスがきて、結局乗れず。。。

2.研究所で、IDカードで中へアクセスができず、オフィスへいけず。。。

3.レンタカーを借りて調子に乗って走ってたら、オービスに写真を撮られる。。。(ついてないというより、自業自得か)

4.家族で買い物をすべく移動してたら、長女が突然トイレに行きたいと言い出し、途中で降ろしたものの、結局、少し服を汚してしまい、目的地を目前にしてうちまで引き返す。しかも、途中の道は渋滞。。。

5.レンタカーを返すべく道を走ってたらパンク。。。
ボルトの一個が特別なボルトで、それを外すのにかなり手間取って、レンタカーを返してうちに帰りついたのは21時過ぎに。。。

疲れた。

2010年8月26日

大量注文

ここ数日は公私共に物品を注文しまくってます。

生活面では、日本から資金を移せたので、amazonで小さ目の電化製品中心にいろいろ注文。

バスの定期も注文したら1日で届いた。すごい。

nectarカードなるいろんな会社が提携してるポイントカードがあって、expediaやamazon、他にも普段使うようなところでモノを買うときに使うとポイントがたまるみたい。

amazonで大き目の買い物をした後に気付いてるし。。。

あと、住んでる地域では、日本で言うところの学校の課外クラブ活動を、地方自治体がオーガナイズしていて、いろんなコースが用意されている。長女がチアリーダーのコースへ行きたいというので、電話で登録。今日の夕方からスタートしてるもよう。

研究面では昨日、予算のコード番号の件でちょっとトラブったけど、何とかその日のうちに大きな問題は解決した。事務系の人が比較的すばやく対応してくれるのは非常にありがたい。あとは、明日に迫ったミーティングのトークの練習やらproject licenceのアウトラインを考えたり、そのための下勉強をしたり。

ベンさんの呼びかけで、毎週同世代のスタッフで集まってコーヒーソーシャルをしようということになり、今日30分くらい4人集まって少し話をした。こういう機会では意外なリンクがいろいろできて非常に有意義。コラボへ発展、ということはないかもしれないけれど、情報をいろいろ収集できる。

ちなみに、バスでの過ごし方もペースが決まってきて、朝は重要論文を一つ、帰りはKindleで新聞を読む、という感じに。バスに乗ってるのは30分強だから、論文一つざっと読んで、バスを降りてから研究所まで歩いている10分くらいの間いろいろ考えて反芻する、というペースがなかなか良いかも。

2010年8月24日

TVライセンス

本日の進捗
<生活編>
・銀行関連のセットアップ
・引越代金支払い申請
・TV licence購入
・一時帰国中に持っていく荷物の手配

<大学編>
・内部グラントのコード番号判明

先週末、Bank of Scotlandのオンラインバンキングの一時パスワードが書かれた紙が届いていた。それを使って今日オンライン口座を開設してみた。いろいろセキュリティーの設定があって、覚える方も大変。。。

夕方うちに帰ったら、debit cardも届いていた。この辺はUSのバンクカードと同じ感覚。ATMカードでもあり、デビットカードでもあるカード。が、失効期日だけでなく、いつから使えるかという日も書いてあった。

それからボチボチTVを買いそうなので、TV licencingなるところからライセンス購入。UKではNHKの受信料的なライセンス代を払わないといけないらしい。しかも、僕の理解が正しければ、ライセンスは12月一杯までの「年間契約」。なので、8月下旬に購入したのに、年間料金丸ごとを請求してきやがった。。。そして2011年分はまた同じ料金を払わないといかん。。。ちとムカついた。。。

大学関連では、スタッフの人が夏休みから復帰してようやく内部グラントのアカウントをセットアップしてくれ、使える状態になった。グラントの認可が下りて3週間もかかった。。。

2010年8月23日

ドライバー講習?

昨日ものを買いすぎて残りのキャッシュが少なくなってきたので、午前は公園へ。
Glasgow Greenなる大き目の公園?へ行こうとしたら、ちょうどSky Rideなる市民チャリンコイベントが開催されてた。みんな自転車を持ち寄っては、そのために市内に開放された自転車ロードを走っていた。子供から大人まで参加してた。来年は参加してみるか?

Glasgow Greenにはなかなか充実した遊び場があって、そこで1時間強娘たちは遊ぶ。

そのあと、またBraehead shopping centreへ行きランチ。(というか、それ以外、車を簡単に停められる手ごろなランチスポットを思いつかなかった。)

うちの近くまで戻り、ハイスクールの駐車場へ潜入し、嫁さんの運転講習。嫁さんは合宿免許で一応マニュアルを取ったらしいけど、実質オートマ限定ドライバーらしく、半クラとは何ぞや、という言葉での説明からスタートした。30分くらいしか練習できなかったけど、2速まで上げる感覚は少しつかんだもよう。

車は3週間後に届くらしいので、それまではレンタカーで練習しないといかん。。

その後、長女と僕でレンタカーを返却へ行き、シティーセンターでチョコを買って帰る。引越時期と嫁さんの誕生日がかぶってケーキが買えなかったので、替わりに今日簡単なお祝いをしようということになってた。長女は帰ってさらにカードを作って嫁さんに渡してた。長女は5歳になって、この辺のことが大分わかってきたもよう。

2010年8月22日

車注文

本日の進捗
<生活編>
・車注文!
・物品大量購入

早朝からレンタカー屋へ行って車を借りる。マニュアル運転なんて10年ぶりくらいだったけど、意外と体が覚えてた。implicit memoryおそるべし。

そのレンタカーで道をたくさん間違いながらも、Forge shopping center、See Woo、Vauxhallのディーラー、Braehead shopping centreを回り、物品大量購入。

VauxhallではZafiraを即決注文!
内装はもう一つだけれども、MPVの新車があの価格で手に入るなんて。。。

Braehead shopping centreは、NJ州にもあったしっかりしたショッピングモールという感じで、非常に充実してた。グラスゴー近辺には他にもでかいショッピングセンターがあるらしいから、改めて便利なところだと思った。

ちなみに、UKのハイウェーもタダなのか、少なくともグラスゴーはタダで非常に便利。
ただ、exitの間隔がやや長めで、ハイウェーの乗り降りが若干不便か。あと、標識は違う国にいくといつもその国のフォーマットになれるのに時間がかかる。

2010年8月21日

講習申し込み・メンター決定

今日の進捗
<大学編>
・講習会の参加申し込み
・メンター決定

probationary periodをパスする一条件として、大学提供のスタッフ向け講習会を受け、30 credits以上集める必要がある。いくつかコースが用意されていて、1つパスすると20単位もらえるよう。(30に設定するなんて嫌がらせ?)

これから1年間だけで2つ講習を受けることが可能で、一つは研究者としてのキャリアデベロプメントのコース、もう一つはティーチング関連のコースを受けることにした。

はじめ、ティーチングのコースはパスして他のコースにしようと思ってエリザベスさんに相談したら、ティーチングのコースは絶対役立つから受けとけ、と言われ受けることに。各コース4日間に渡って開催され、開催日は絶対参加らしい。

さらに、そのエリザベスさんから、メンターが決まったとの連絡を受ける。一般に、probationary period中、メンターが決められて、その人にいろいろアドバイスを受けながらスタッフとしての仕事を身に付けていく仕組みになっている。

僕の場合、二人のメンターがつき、研究方面、教育方面一人ずつ。教育方面は初日からお世話になってるエリザベスさん。

研究方面は、今年から就任した副学長の神経科学者。。。忙しそう。。。けど、その方とはジョブインタビューのとき、コラボでもしよう、と盛り上がった人でもあるし、いろんな意味でベストな人選なのかもしれない。具体的には、グラント申請時、フィードバックをもらったり、研究を進めていく上で、定期的に話し合いの場を持って、スタッフとして機能しているかチェックしてもらえるらしい。教育面についても、おそらくレクチャーについて、いろいろ指南を受けるのだろう。

午後、週末のセットアップのプランニングをした。レンタカーを借りることにして、いろいろルートを調べてたらあっという間に時間がたった。。。

ちなみに、長女が「今週最も頑張った子」として先生からゴールデンシールをもらってきてた。すごい。

どうやら、他の子たちの多くはnursary時代から知り合いだったりと、やや入り込みづらい雰囲気があったらしい。けど、長女は自ら先生にアピールして、友達を作ろうとしたりと、とにかく頑張ったらしい。

すごい。。。
親が余裕で負けてる。。。

週末のドライブルートなんか調べてる場合ではない。
頑張らねば。

2010年8月20日

ペース

今日の進捗
<生活編>
・council taxのフォーム送付
・inventoryをチェックした結果を送る

<大学編>
・シリコンプローブ到着

少しずつペースができてきて、大学関連のセットアップに費やせる時間が増えてきた。けど、実験がスタートするまでにはいくつものステップがある。。。

朝はまたトークの準備やら練習。メールが入って、9月下旬の研究所内シンポジウムで10分くらいトークすることになった。立て続けに4件内外のトークを抱えることになった。トークと言っても、独立して取れたデータを話すわけではないし、ちと虚しい。。。

とりえずは効率的な自己紹介として非常にありがたい話だけど、そのうちnoと言うことも覚えないといかんのだろう。性格上、トークとなると無駄に張り切って準備してしまう癖があるので、その分つい時間をかけてしまう。

昼は生活セットアップ関連の細かい仕事をいくつか取り組む。

引越代金がわかったのだけれども、問題はどの方法で払うか。ちなみに、引越は結局荷物が届くのに1,2ヶ月かかるから、引越前にものを極力減らした作戦は正解だったかも。引越代は予算額より数割少なかった。順調にいっても9月中旬以降の到着らしい。

その後は、project licenceのフォームチェック。

最近書式が変わって以前より量は減ったらしいけど、これはかなり大変そう。。。文章のストックが少ないだけにはじめはかなり準備時間を見ておいた方が良いか。理想としては、同時にグラント用文章のストックになるように書いていく感じが良いのだろう。

ちなみに、今日シリコンプローブ到着!

2010年8月19日

開設!

今日の進捗
<生活編>
・銀行口座開設!!
・National Insurance番号発行

<大学編>
・ペイロールへ登録依頼
・動物施設担当者との面談
・物品購入

銀行口座開設でき、これで一気に生活編のセットアップが進められそう。

---
朝はまた二つのトークの準備。一方は30分、他方は20分のトーク。一方はサイエンティフィックというよりはキャリアについて、他方はサイエンティフィックなトーク。なので、一部重複する部分はあるけど、全然違うストーリーを作らないといけないので、結構時間がかかる。

途中、リンダさんと急遽会うことにして動物施設へ。アクセスキーと今後のプランについて打ち合わせする。それにしても、UKはラボで実験をスタートさせるのがなかなか骨の折れる作業で、project licenceが当面の課題に。

面談後、Bank of Scotlandへ。これで何度目?
今回は、要求された大学レターがあるので、大きな問題なくプロセスが進んだ。結局、嫁さんがうちに住んでいることを証明するビルがいるとかでjoint accountとして口座は開けなかった。が、何とか僕名義で口座を開設できた。ついに!!というか、ようやく。。。。

EasyCashかと心配したけど、Reward Current Accountなる、一人前?の口座だった。100ポンドdepositすると、口座がactivateされた。数日でカードが送られてくるらしい。あと、この口座は毎月1000ポンド使うと5ポンドリワードがついてくるらしい。やや微妙ではある。

ついでに、レント代を払うstanding orderのセットアップ、オンラインバンキングのセットアップもお願いしてきた。それにしても、担当者が何を言ってるかさっぱりわからんかった。。。(良いんか?)

ちなみに、嫁さんと銀行で待ち合せたとき、National Insurance番号の通知がうちに届いていたらしい。USでいうところのSSNみたいなものなんだと思うけど、あっさり発行された(これが当り前なんだろうが)。USセットアップ時、SSNの件でどれだけ苦労させられたことか。。。

大学に戻って、まずシティバンクでの海外送金口座登録を親にお願いをして、マイラさんに教わりながら、物品購入。

さらに、Financial Officeへ行って、給料を口座に振り込んでもらうよう手続き。さらには、物件のinventoryチェックの期日が迫ってたので、それを一通り済ませて夕方。

と、今日は特に生活面で大きな進展のある日でした。

銀行口座開設がボトルネックになってたので、これで一気にセットアップを進められそう。

夜は、アルコール解禁。
祝杯がてらビールを呑む。
500mlの缶で1ポンド弱だったらしい。

2010年8月18日

終日オフィスに

今日の進捗
<大学編>
・物品購入少しずつ

相変わらずのスローペースだけれども、今日は終日オフィスにいれた。
ただ、来週、再来週に控えてる二つのトークの準備、それから、ちょっと最近調子の悪いラップトップのメンテナンスでほとんどの時間がつぶれた。

けど、終日オフィス、というのはこっちに来てまだ一日もなかったので、少しずつ軌道に乗りつつあるのやもしれない。と言っても、セットアップのためにやるべきことは山積してるのだけれども。。。

あと、マイナーのこととして、毎日のバス通勤の時間をどう過ごすかは、少し課題になるかも?
とりあえず、朝は論文読みなど集中力のいる書類に目を通して、帰りはpodcast聴いたり、Kindleで新聞を読んだりするのに使うと良いかな?という感じで、今はお試し期間中。バスに乗ってる時間は40分くらいなので、短すぎず、長すぎずで悪くないかも。

2010年8月17日

小学校入学

本日の進捗
<生活編>
長女、小学校入学!

<大学編>
プリンタ接続、ようやく。。。

昨日から一転、今日は寒かった。。。

朝、新しい建物へ直接アクセスできないのだけれども、他の人もフラストレーションを感じてるもよう。一旦古い建物に入って、通路を渡って新しい建物へアクセスしないといけない。

午前中、ジュディーさんと話をしたら、10月から学内のニューロサイエンティストの集まりをやるんだけど、そのトップバッターとして話さないか、とオファーを受ける。どうやら、学内に散在してる神経科学者たちを統合していくinitiativeを立ち上げ中らしく、その集まりでトークすることになった。自己紹介を兼ねた良いチャンスではあるが、ややプレッシャーでもある。

それはともかく、今日またHuman Resource(HR)から新しくレターを発行してもらったので、Bank of Scotlandへリベンジ。

が、担当者のアポを取るだけで終わってしまった。。。しかもそのアポは、今日でもなければ明日でもなく、水曜日。。。(シバくで、マジで。。。)

午後、ITサービスの人がなかなかプリンターのセットアップにきてくれないので、自分でトライしてみたら、意外とあっさりセットアップできた。。。

ここ数日のプリンターのセットアップだけで数時間浪費したことになる。ITサービスの人、アクセントのため何しゃべってるか10%くらいしかわからんし、う~ん。。。

それはともかく、今日から長女は無事に小学校へ通いだした。

8月1日渡英の最大の理由は、今日16日から長女を小学校に通わせる、ことだったので、ここだけは守れて良かった。

ちなみに、入学式みたいなセレモニーは特になく、初日から午前・午後と授業があり、宿題も早速出たもよう。通ってる小学校は、数日おきにランチタイムだけ家に帰って良し、という日があるらしい。制服があるけど、服の色や種類がルーズに決められてるだけで、いわゆる「制服」としてこれっというのがあるわけではない。この辺は、日本の小学校とは違って、なかなかカルチャーショック。

そういえば、セットアップの必須項目については、そのうち備忘録なり今後同じ苦労をするかもしれない人のために、改めてエントリーでも立てられればと思ってます。当面は、こういう日記形式のランダムセットアップ記録になります。。。

2010年8月16日

芝刈りなども

本日の進捗
<生活編>
電子レンジ購入
物件のinventoryチェック
裏庭の芝刈り(一回目)

今日は快晴!!

午前は不動産からもらったinventoryのチェック。が、あまりのいい加減さにチト腹がたった。。。100ポンド弱、返せFineHolm。。。

午後はForgeショッピングセンターへ行った。長女のオモチャや電子レンジを購入。やっぱり車がないと買ったものの持ち運びが厳しい。。。

夕方、延びまくってた芝刈をやってみた。来週末、もう一度やって、少しずつ裏庭を人様に見せれる状態にしていかないといかん。

2010年8月15日

買出し

本日の進捗
<生活編>
日本食材ゲット

午前、僕と嫁さんチームで手分けして買出しへ。僕はSeeWooという大型中華食材店へ行き、醤油や味噌や料理酒といった日系調味料をゲット。嫁さんたちは月曜日からの長女の小学校に備えた服の購入。午後は家族全員でNewton Mearnsのショッピングセンターへ行って、食材などを購入。まだまだ買うべきものはあるけど、少しずつ旅行者から生活者になってきてる。

2010年8月14日

再々・・・リジェクト

今日の進捗
<生活編>
長女の学校見学
ガス開通

銀行口座開設、もう一息のところまで進んだのに、最後でリジェクト。。。大学のセットアップ方も、みんないろんなタイミングでバケーションをとる時期と重なっていて、ヘルプをお願いしたい人に限って休暇中で思うように進まず。。。

先週に引き続き、ブルーなフライデーに。。。

本来なら、9,10月からポジションをスタートすべきだったところだから、1ヶ月早くからスタートしたからこんなもの、と思うしかないのかも。。。

ちなみに、朝、再び小学校へ行って、校内を見学させてもらった。あと、ガスメーターのICカードがしっかり届いて、ガスが使えるようになった。これで、ようやくtakeaway生活から脱出。。。

それと、来週のスコティッシュ・ニューロサイエンス・グループミーティングなる年一回のスコットランド内のミーティングでトークすることになった。良いタイミングで自己紹介的トークのチャンスをもらえたのは良いことかも。

2010年8月13日

学校登録

今日の進捗
<生活編>
長女の学校登録

<大学編>
企業二社の人とお話

朝、長女を小学校に登録するアポがあったので家族全員で学校へ行く。council taxはまだ払えていないのだけれども、とりあえず登録させてもらえた。良かった。。。

あと、ガスの件でScottish Powerに尋ねてみたら、ICカードは送付済みで今日・明日中には届くだろう、とのこと(が届かず。。。)。

大学では午後、アポのあった二社の企業の人と話をする。途中、昨日に引き続き、ITサポートの技官の人がプリンターのセットアップにきてくれたのだけれども、結局今日もプリンターにつなげられず。。。

2010年8月12日

未だ銀行口座が。。。

本日の進捗
<生活編>
嫁さんの携帯購入
チェック換金

<大学編>
inductionパート2

住所が決まったので銀行口座を開けると思ったら、またまたreject。。。キャッシュ生活がいつまで続くか心配になってきたので、ジョブインタビューの旅費払戻分のチェックを「裏技」を使ってキャッシュへ換金。大学では、probationary periodなど、アカデミックポジションとしてのゴールをどう設定すべきかについて簡単な説明を受ける。

*後日、詳細をアップするかも?です。

2010年8月11日

入居!ようやく

本日の進捗
<生活編>
入居
プリペイド電気使用法学習

<大学編>
NI番号申請
肺機能検査

ようやく住所が決まって、グラスゴーに住み始めた実感が湧いてきた。が、生活のセットアップはまだまだ続きそう。。。

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朝オフィスへ行って少しだけ仕事をし8時半にホテルへ戻る。チェックアウトをして、でかいバックだけフロントに預け家族全員で不動産屋へ。

バスに乗ってる途中雨が降り出した。

不動産屋に9時半に着くと、まずリースの原稿を読むように言われる。法律的な部分は何のことやらわからなかったけど、書いてあることは差当たりフェアな内容かなと思いながら読んだ。

そしてエージェントがごくごく簡単にリースのポイントを説明してくれ、サインをし、お金を払った。払ったお金は、今月分のレント、そしてデポジット1か月分、それから家具付き物件なので、inventory(物件に何があって、どんな状態かを記述したリスト)を細かく作ってくれていてその手数料100ポンド弱。あらかじめ手付金として150払っていたので、その差額を払った。

いわゆる礼金、手数料みたいなものはなく、もしかしたら毎月のレントに上乗せされているのかもしれない。まぁ、レントが物件の価値分あると思えば、悪くないディールではあるか。

そして鍵をもらった。鍵はスペアも含まれていたけど、あわせて10本くらいあった。。。エージェントも、どれがどの鍵か知らんけど、と言っていた(知っとけ)。裏庭に行くドアやら、裏庭の小屋などの鍵が含まれているらしいけど、とにかくたくさんあった。

と40分くらいの滞在だったか、ようやく入居可へ。

が、外に出たらひどい雨。。。(That's life.)

グラスゴーは雨がちだけど、あれだけひどい雨は到着後初だったかも。

家族は一旦セントラル駅の構内で待機させ、僕はホテルへ大きなバッグを取りに帰る。駅に戻ってくる間に雨はやんだ。

グラスゴーの天気はホントダイナミック。。。

それから44号線のバスに乗ってClarkstonへ。

12時前くらいに新居に着いた。

そこは家具付きなので、ベッド・食卓などは最低限あるのだけれども、前の住人が引っ越してから2ヶ月間ブランク期間があったそうで、おそらくたくさんの人が物件の見学をしたりしたのだろう、床がかなり汚れてた。。。さらに、電気、ガスはすぐには使えないことがわかり、あまりにもやることが山積してることを知って、やや途方にくれる。。。

そのライフラインを開通させるには要電話で、今晩の最低限のセットアップとしての寝床確保のためにシーツなどがいるので、一通りうちをチェックした後、またみんなで市街へ。

嫁さんたちはシーツ類の購入。僕は大学へ。

僕は大学で2つアポがあって、一つは2-4時の間に、Human Resourceへ行って、National Insuranceの申請を行うこと。二つ目は肺機能検査が2時半から。先週末の安全講義の時、ラットアレルギーがある、と言ったら、すぐに肺機能検査を受けよ、といわれ、そのアポがあるのだった。

大学に着いたのは2時。まずHRへ。オファーをもらってからビザ申請までお世話になったジャネットさんと会って、NIの申請をする。

2時半を少し回ってたけど、肺機能検査へ。まず問診表を記入し検査。簡単な口頭での質問を受け、肺機能テスト。

機械に向かってゆっくり、そしてできるだけ早く息を吐く、という二種類のテストをした。ゆっくり吐くのはいわゆる肺活量を測るみたい。早く息を吐くテストをやったら、あなた水泳でもしてるの?と。いえ、ここ数年運動はろくに。。。と正直に答えた。

あとでデータを見せてもらったのだけれども、前者のテストは年齢平均。が、後者は確かに良かった。水泳に向いてる肺だったのだろうか。。。水泳は大の苦手なんだが。。。

それはともかく、とりあえず現時点での肺機能は正常そのものだから、実験OKと。が、実際に実験をスタートしたらしばらく定期的にチェックしていくから、とも言われた。

それでようやくオフィスへ戻る。

まず電気会社へ電話。

会社はScottish Power。入居した直後にメーターを確認したのだけれども、はじめどんな仕組みかよくわからなかった。どうやらこの会社が電気とガス両方を供給していて、しかもプリペイドのメーターが取り付けられてるらしかった(が、電話した時点でガスまで提供してるとは知らなかった)。

電気の場合、PayPointなるところ(普通のコンビニ的お店が指定されている)や郵便局にキーを持っていくか、新しく購入して、使いたいだけお金を加算する仕組みになっている。

一方ガスは、ICカードをメーターに挿入するようになっていて、新しいカードをゲットして、これをまたPayPointで使いたいだけお金をプリペイする仕組みになっている。

ということで、電話でキーのリセット番号を発行してもらい、ICカードは新しく発行して郵送してもらうように手配してくれた。(はじめ、何のことかよくわからなかったけど、電話で何度も聴きなおしてるうちにどうワークしてるかのか少しだけわかった。このシステムに馴染がないとホントなんのことかさっぱりわからないのではないか。。。)

それにしても電話先のおばさんの対応は非常に親切で、何となく日本的だった。N=1なのでよくわからないけれど、とりあえずScottish Powerの印象グッド。

電話の後、もよりの郵便局を検索して急いで行ってみた。そしたら、途中にPayPoint指定店があったのでそこでキーを購入することに。キーは8ポンド。リセット番号を伝え、とりあえず20ポンドプリペイしてみた。

ガスの方だけれども、はじめ、Scottish Gasに電話しなければいけないと思って電話したら、あまりうまく意思疎通できず、たらい回しにされ、とりあえず断念(結果的には、電話する必要はなかったのだけれども)。

早めにうちに帰って、電気が使えるかチェックしてみた。

キーをメーターにいれると、すぐに電気が付き、メーターにプリペイした額が表示された。プリペイだと、いくら分使ったか一目瞭然だから節約モードになって良いかも。

実際、無駄な電気は使わないようにしたり、冷蔵庫の強さはどこまで弱められるか確かめたりするようになった。

地球にも家計にも優しい我が家。

が、ガスはやっぱりダメで、この日は近くのピザハットへ行ってtakeaway(またまたまた。。。)
風呂に入れないかと思ったけど、お湯は電気ベースみたいで何とかシャワーは浴びれた。が、シャワーの一部からとんでもないノイズが聞こえてきて、使えなくはないけど、子供たちはちと怖がっていた。。。

夜は、嫁さんたちが買ってきたシーツをセットして、ダブルベッドに家族4人で寝た。。。入居一日目はこんなもんか。

2010年8月10日

進みそうな「予感」

本日の進捗
<生活編>
住居探し・・・明日契約可能へ
学校登録・・・木曜日の予約を入れる

<大学編>
IP電話使用可に

スタートして一週間してようやく物事が少しずつ動き出しそうな気配になってきた。

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今朝から5時起きモード。が、良い時間帯のバスがなく少しホテルで過ごし、6時20分くらいのバスで研究所へ。

週末の掃除のため新しいビルの入り口はロックされたまま。旧棟からアクセス。驚いたことにオフィスの前までセキュリティーの施しが一つもなかった。実際、新しいビルに入るところはIDカードがないと入れないのだけれども、引越し中のラボがいくつかあるので、ドアが開けられたままになってた。それだけ安全、ということなのかもしれないけれど、日本の大学でも今時は建物に入るドアには鍵くらいかかってる気が。。。

ちなみに、昨夜しっかりした雨が降ったらしく、今日は曇の天気で、長袖のシャツだけではやや肌寒かった。

オフィスでは書き物、メールの対応などをしてたら時間があっという間に過ぎる。メールの優先順位付けが難しくなった。。。この辺、ホントにうまく時間管理しないといかん。。

今日もまた一旦ホテルをチェックアウトすることにしていたので、10時過ぎにホテルへ戻って、荷物をまとめてチェックアウト。

一旦、嫁さんたちと一緒に図書館へ。ホテルから歩いていけるところに立派な図書館があった。

が、ウェブにアクセスできず、また単独行動で研究所へ行くことにした(図書館カードを作ればフリーWiFiが使えるらしいのだけれども)。

その途中、テキストメッセージを受け取る。
不動産屋からで、翌日リースにサインできるから電話して、と。

オフィスに着いたら、Edさんがオフィスへ入ってきた。彼は、6月訪問時に知り合った同じレクチャラー。非常に気さくな人で、お互いの近況を話した後、IP電話の使い方を習う。実は、今朝オフィスに来たら、電話が使える状態になってるのはわかってたのだけれども、どう使うかわかってなかった。。。

さらにコピー機の使い方も習う。

電話が使えるようになったので、オフィスの電話でまず不動産屋へ。明日の持ち物を確認し、朝一9時半の予約を入れる。

と、今日まではホテル暮らしが続くので、延泊の予約をウェブでする。ホテル代はクレジットカードを使ってドルベースで払っていたので、それは助かった(expediaだと、手数料なしでUKのホテルをドルベースで予約できるので便利)。ドルはUSの銀行にそこそこ残っているけど、ポンドはキャッシュでしかないし、銀行口座はまだ開けないので、もしキャッシュで延泊代を払い続けていたらかなり危険だった。。

それはともかく、住所がようやく決まりそうなので、見切り発車的ではあるけど、長女の学校にも電話して木曜日のアポを入れる。

アクセントのためごくごく簡単な単語が聞き取れなかったりするけど、何とかアポまでたどり着けた。相手は相当に我慢強いと思う。。。

2時過ぎに再び図書館へ行く。

長女が公園に行きたいというので、みんなで移動。少し遊んで、ホテルに再チェックイン。

今日の部屋は安い部屋なので、狭く、さらにWiFiのシグナルの入りが非常に悪かった。なので、ロビーのソファーに座って、フリーWiFiを使ってさらにセットアップ関連のメールなどを。

夕食は、これが(おそらく)最後、ジャパニーズレストランのtake away。一週間以上も毎日take awayだけだと、お金はもちろん、健康的にこれで良いのか?と思えてくる。

2010年8月9日

観光

もしウチが決まっていれば買出しの予定だったけれど、ホテル暮らしが依然続いているので観光。

まずホテルから市の中心へ向けて数ブロック歩き、ブキャナンストリートと直交しているSauchiehall streetのショッピング通りへ。次女の靴の買い替え時だったので靴を探す。数軒ハシゴしたけど、ちょうど良いサイズがなかったり、高すぎたりでとりあえず先送りに。しかも、途中の店で危うく長女が迷子になるところだった。。。いかん、いかん。

ランチはKFC。アメリカにいた時、KFCには数えるくらいしか行ったことなかったけど、つい入ってしまった。驚くべきことじゃないかもしれないけれど、USで見てたファーストフードの店たちは一通りある。

その後、さらに歩いて、研究所の前を通ってGlasgow Cathedralへ。まず併設されてる宗教博物館へ行く。4階建ての小さいビルで、いろんな国の宗教関連のグッズ・イベントがごくごく簡単に展示されてるタダの博物館。30分もいれば全て見れる。4階から教会方向の眺めは悪くなかった。

その後、教会へ。かなり古いというのが外からもわかった。中は非常に広くて、地下にも部屋があったりして、実は今まで見た数少ない教会の中で、最も見ごたえのある教会だったかもしれない。

長女はカトリック系のプレスクールに通ってたので、お祈りをしたくなったらしい。。。

その後は、住むであろう地域の土地勘をつけようということで、バスでNewton Mearnsへ行ってみた。特にそのショッピングセンターを「視察」。通常の食料を買えるスーパーが2つ入っているので、非常に便利そう。

またバスでホテルへ戻る。
夕食はまたまた中華系テイクアウトのお店。。。
ここでも顔を覚えられたかもしれない。。。

2010年8月8日

ディーラー巡り

今日の進捗
<生活編>
・車・・・ディーラー巡り

ディーラーを2軒訪れて、候補がしぼれたか。

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朝は頑張って5時20分起き。が、朝食後寝た。。。

この日はディーラーへ行くことにして、ホテルから徒歩圏内にあるPeugeotとCitroenのディーラーへ行く。(同じ会社ではあるのだけれども)

ある程度候補を絞っていて(候補を絞るのもそれはそれでいろいろあったのだけれども)、たまたまその二社の車が最終候補に残っていた。

まずCitroenのディーラーへ。ホテルから15分くらい歩いただろうか。

アランというおじさんが対応してくれ、grand C4 piccasoに興味があるんだけど、と言うとまず中古車を見せてくれてくれた。車の感じをつかみ、新車の見積りと在庫チェックをしてもらった。もし新車で在庫がない場合、納車まで数ヶ月かかるらしい。。。もし今から3ヶ月待ってたら11月になって、手に入る頃には雪が降り出して、どこにも行けなくなるのではないか。。。

なので、在庫がある範囲で探してもらっていたら、一台あることが判明。
まず見積りを見せてもらって、Peugeotの5008(同じ系列会社のライバル車?)も候補で考えてるんだけど、というと、少し顔色が変わり、プジョーの車とウチの車、中身は同じだよ、と言ったりしてきたけど、すぐスーパーバイザーのところへ相談。すると、あらかじめ入れてもらっていたオプションをタダにしても良い、とオファーしてきてくれた。(ラッキー)

ついでに、嫁さんがもう一回り小さいC3という車にも興味があるらしかったので、そちらの見積りもしてもらう。こちらは出たばかりの車で在庫も豊富そうで、色の選択肢も豊富だった。

Citroenは非常に親切かつプロフェッショナルな対応だった。
1時間半くらいいたのではないか。アランさんは普通にスコティッシュアクセントを話、一部何を言ってるかわからなかったけど、何とかコミュニケーションが成立した。

けど、疲れた。。。

その後、店の前にマクドがあったのでランチ。
料金はUSとあまり変わらない感じ。ただ、ポンド表示だとどうしてもポンドを過小評価してしまい危険。。。

ランチ後は、Citroenと道を挟んで対面にあるPeugeotへ。

ここでは5008をまず見せてもらい、308 swも見せてもらった。308swは大きすぎず小さすぎずでなかなか適度なサイズだったのだけれども、如何せん、あまり走ってない中古車しかないらしかった。5008は、展示中の車をオファーしてきてくれ、全然走ってない新車なのだけれどもかなり値引きされた額が提示されてきた。

プジョーの対応は割りとあっさりしていて、滞在時間にしたら、かなり短かった。20分もいてなかった気がする。

これで候補は出揃った。
僕は普段バス通勤になるので、車は普段嫁さんが使う。なので、あとは基本的に嫁さんに丸投げ。

ちなみに、UKというか欧州ではディーゼルエンジンがかなり普及しているらしく、ディーラー店員曰くディーゼル、ガソリンエンジンの購入者は半々、らしい(最近のニュースによるとディーゼルの販売台数がガソリンを上回ったらしい)。

ディーゼルの主なウリは燃費が良くて地球にやさしい(CO2排出量という点においては)ということ。一方で車は1kポンド以上割高。いろいろ調べてみたけど、CO2排出量は少ないけど、酸化窒素系の排出量はガソリンより多かったり、ディーゼルそのもの単価も若干高い。エンジン代金の差分を取り戻すには4万マイル以上走る必要があるらしく、3,4年はかかる。非常に微妙。

それより、もし自分はエコ重視だ、と主張するなら、車そのものを使う機会を10~20%減らせないか考えてる人の方がホントらしく聞こえる。それに、近い将来ハイブリッドや電気自動車がもっと普及するかもしれないし、原油に頼ってるという時点でドングリの背比べのようにしか聞こえない。もちろん、政府がタックスなどで差別化してきたら別だけれども。ということで、我々的には、良いdeal(not diesel)の車があればどちらでも良いスタンス。

ディーラー巡りが終わった時点で2時半頃だったか。
そこから2ブロックくらい歩いて、グラスゴー大近くの公園へ。

なんとなく「グラスゴーのセントラルパーク」的な雰囲気の良い公園で、キッズが遊ぶところもあれば、その日はちょうどフィリピン人のイベントが開催されていた。公園で2時間くらい過ごす。

天気は晴時々曇。晴れると暑さを少し感じるけど、すぐ日が陰ってくれるので非常に過ごしやすかった。こういう気候に慣れると、「夏」はもう耐えられなくなるかもしれない。

さらに歩いてホテルまで。途中買出し。
本日の夕食は、中華、ジャパニーズレストランがある並びにあるこれまた中華系のtake away。料金は少しだけ安目。味もその分安目。

2010年8月7日

何も進まず週末へ。。。

本日の進捗
<生活編>
物件探し・・・来週へ持ち越し。。。

<大学編>
物品購入システムのアカウントゲット

今日は何も進展せず週末へ突入。。。イタい。。。

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5時30分起き、7時朝食、8時過ぎ出勤はほぼ前日同様。
バスに乗ってると雨が降り出し、バス停から研究所までの数分の移動でも結構濡れた。。。それにしても、グラスゴーに来てからというもの、快晴!という日が一日もない。晴れ時々曇は低確率、曇時々雨&晴れがtruly typicalな天気らしい。

それはともかく、この日はホテルを一旦チェックアウトして部屋を移る必要があったので、チェックアウトの11時までにはホテルに戻る必要があった。ということで、簡単に仕事をこなして10時過ぎに大学を出る。

11時までに荷物をまとめて一旦チェックアウトしようとしたら、延泊なら同じ部屋にいて良いよ、と言われる。。。実は昨日、フロント(別の人)にお願いをしたのだけれども、予約したグレードが違うから同じ部屋は無理、と言われていたのだった。。。この辺、人によって対応が違うのはUSと同じか。ネゴシエーションを例え一回しくじっても、人を変えてリベンジしたらうまくいくことがこれからもあるやもしれない。

ということで、再び部屋に戻った。いつ不動産屋から契約書レディーの知らせが来るかわからなかったので、家族全員で行動を共にすべく、大学へは行かず、ホテルで終日過ごすことに。

が、16時半頃になっても何も連絡なし。こちらから連絡をとったが、結局、ガスチェックの結果の返事がまだないから来週になりそう、と。。。ということで、ホテル延泊は週明けまでということに。。。

いつ連絡がくるかわからずホテル滞在を伸ばしていくのって、つい最近、カナダでもやった覚えが。。。もうあんなのは二度としたくないと思ってたけど、またするハメになるとは。。。

大学の方はというと、夕方にようやく、大学の物品注文システムのアカウントができた、という連絡が入った。が、他に依頼してた事務仕事の進捗は期待ほど早くなく、多くの案件が週末越え確定に。。。何となく、すべてがゆっくり進むのやもしれない。。。ということは、できるだけ前倒し前倒しで依頼をしていくような時間管理をしないといけないのかも。(もちろん、他の人のペースに合わせるのもありだけれど、今それはしたくない。。。)

と、今日は公私共にセットアップが完全にスタック状態。さらにこれから週末に突入するので、ブルーになった。。。

夕食はまたまたジャパニーズレストランのtake away。間違いなく店員さんに顔を覚えられてしまったはず。

2010年8月6日

セットアップ4日目 ~安全講習など

本日の進捗(進んだことのみ記載)
<生活編>
物件探し・・・明日契約できるかも?との知らせ

<大学編>
物品注文システムの説明
セイフティーインダクション

基本的には、他力本願の部分は焦っても仕方ないので、進み方はこんなものなのだろう。

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5時40分起き、7時から朝食、8時台に出勤。

午前書きモノをしてたらDaveさんという研究所内の安全管理に関わってる人が突然オフィスへきて、今日safety induction(プライベート安全講習会?)をしたいけど時間はある?と。

11時からアポがあったので、午後にお願いする。

そして11時からはMyraさんというファイナンス系の秘書さんのところへ行って、大学・研究所の物品注文システムについて教えてもらう。

ストラスクライド大にはウェブベースのシステムが導入されていて、メジャーな会社なら、そこに情報を入力することで物品を購入できるようになってる。一方、外国社の製品はこれまた別のソフトで情報を入力しては発注を出すらしい。

秘書さんは大きな研究所に数名しかいないので、基本的には自分でその辺の入力作業はやる必要があるみたい。お金があれば、その辺の作業をやってくれる人を雇えるのだが。。。しばらくはその辺の雑用が増えそう。

それにしてもMyraさんも親切だった。お願いしたことプラスアルファというか、僕が気付いていないことを向こうからオファーしてくれる。いろいろ仕事が増えていくだろうから、こういう人たちがいてくれるとホントありがたい。

午後、Daveさんがきてオフィスで安全講習。PPTファイルを開いてスライドにそって一通り説明してくれた。こういうのって、日本やUSでは受けなかったような。。。日本でも一部の実験については安全講習会があってたけど、少なくともストラスクライド大では、もっと網羅的で、試薬系、バクテリアやウィルス、さらには基本的な災害・事故時の対応について基本的なことを説明してくれた。避難経路についても、一応、オフィスから出て、このルートを移動して非難する、という説明もしてくれた。

ラトガーズではそんなの全然聞いたことなかったぞ。。。フォールスアラームやら水漏れやらいろんな問題が多発してたのに。。。その意味においても、USは研究に専念できる、という点ではすばらしいのかもしれない。リスク度外視で。。。

それはともかく、大学全体の安全講習会のムービーがあるからということで、それを見よ、とDaveさんがリンクを教えてくれ、僕はラットアレルギーがあるから実験を始める前に健康診断の予約をセットしてもらったりした。この辺も至れり尽くせりだな。。。

夕方、集中力が切れたけど、帰るには少しまだ時間が早かったので、その安全講習会のムービーを流しながら、メールを書いたりした。

ところで、夕方前に不動産屋から連絡があり、明日のガス関連のチェックができたら契約書サインのアレンジできるよ、と。なんとなく、UKはリスクに対して未然に回避しようという姿勢が強い印象を持った。USに来る前は、アメリカはリスクに対して日本よりしっかりしてる、と聞いて行ってみたら、アメリカはその辺、超適当というか、リスクなら問題が起るまで放っておく、という感じだった。とUSとUKの違いがまた一つ。

仮に入居できても、もしかしたら家の中身はレディーな状態でないまま寝なければいけなくなるかもしれないので、滞在中のホテルはもう一泊だけ延泊するよう予約を入れる。

夕食はまたジャパニーズレストランNanakusaのtake away。
違うメニューを注文したけど、今回も良い感じだった。

2010年8月5日

セットアップ3日目 ~大学編は少し進む

本日の進捗(進んだことだけ記載)
<生活編>
物件探し・・・最終チェック待ち

<大学編>
・ウェブアカウント・・・スタックと思ったら解決

生活編は進展なし。大学編はウェブアカウントの問題が解決したので、コミュニケーションの幅が一気に広がった。

以下詳細。

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5時50分起き。これから毎日10分ずつ早めていって通常モードまでリセットするつもり。

7時にまたホテルの朝食。お金は節約モードなので、朝食を大量に取って昼ほとんど食べないで済むような戦略を採用。泊ってるホテルの朝食は充実してて美味しいのだけれども、毎日同じメニューだとさすがに飽きてきた。。。

嫁さんたちには適当に観光へ行ってもらうことにして、僕は朝から大学へ。42号線のバスがホテルから大学までのアクセスが超便利なことが前夜わかり、それを利用してみた。研究所から徒歩数分のところにバス停があって超楽チンな通勤。グラスゴーはバスがホント充実していて車がなくてもいろんなところへ移動できて便利。

オフィスでまずやったことは、渡英時に運んだハードドライブ類をオフィスにセットして、ラップトップ周りの環境を整えたこと。インターネットにまだつなげられないので、いろいろ書き物などをする。

9時過ぎた時点で図書館へ、ウェブへアクセスするためのDSナンバーなるものが発行されたか再び聞きにいく。ところが、データベースは依然更新されてなくてガックシ。。。担当の人がシステム運営の人に電話で聞いてみたところによると、担当者が夏休み中で来週まで更新されないかも?と。。。最悪。。。

仕方なくオフラインの状態で書きモノをしてたらElizabethさんがきて現状について話をする。すると、研究所ないのIT関連のスタッフのところへ連れて行ってくれて、その人がip addressを割り振ってくれて、ケーブル接続でウェブにつなげてもらえるようにしてくれた!(この辺のサポート体制は少なくともラトガーズでは体験したことがなかった気が。。。)

ということで、オンラインになってやろうと思っていたことを進めていたらメールがきて、システムが更新された、との一報。ということで、校内のどこからでもウェブにアクセスできるuserIDとパスワード、それからメールアドレスを発行してもらえた。

学内のウェブのことをいろいろ勉強しつつ、セットアップのヘルプを求めるべくメールを出す。

多くの人が夏休み中だったりと、あと新しいビルが完全にfunctionalでないらしく、しばらくはスローペースで進みそう。。。

途中、不動産のエージェントからメールがきて、物件のチェックが終わるまで待って、という連絡。僕のチェック、というニュアンスではないから、物件が入居readyになれば、いつでも契約できる状態になるのかも。なので住むタイミングはともかく場所はほぼ確定か。

この日の夕食はこれまたホテルの近くにあるNanakusaなるジャパニーズレストランのtake away。なかなか良心的な価格で味もまずまずで良い感じ。やっぱりどの国に住もうが日本食が一番だな。。

2010年8月4日

セットアップ2日目 ~早くもスタック!

本日の進捗
<生活編>
・銀行口座・・・スタック!
・物件探し・・・審査待ち

<大学編>
・IDカード・・・ゲット
・ウェブアカウント・・・スタック!

セットアップ2日目にして、障害・障壁発生。。。
こういうセットアップ時はup & down の波が激しいわけだけれども、今日はそのdown state。。。

そう簡単にはいきませんです。。。

以下詳細。

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今朝は6時起き。

7時過ぎにホテルのスコティッシュブレックファーストを食べ、この日僕は単独行動。嫁さんたちは昼ごろから簡単な博物館みたいなところへ行ったもよう。

で僕はまず9時に銀行口座を開設しにいく。が、簡単に口座を開けるのがウリのeasycash accountは、前日同様どうやらオバーフロー気味らしく口座数に制限をかけているらしい。。。どうやらしばらくこの状態は解消しそうになさそう。。。

一方、他のタイプの普通の口座開設しようとすると、住所が必要で、住所が決まるまでしばらく無理とか。。。

他の支店にも聞いてみてと言われ、行ってはみたが、全く同じ事を言われた。。支店Aでは支店Bへ行けと言われ、支店Bでは支店Aへ行けと言われ、ちと腹が立った。。。

少しアピールしてみたけど無駄そうだったので諦めて大学へ。。。

大学のすぐ近くにThe Royal Bank of Scotland (RBS) の支店があって、ダメもとでトライしてみたが、やはりダメだった。

が、学生さんも含め大学関係者がよく来るのか、慣れた対応で、住所をゲットしたら何が必要か、いろいろ教えてくれた。easycash accountが開けないなら、ましな銀行で口座を持った方が良いので、RBSで口座開設するのが良いのかもしれない。。。ちと、というか大幅にプランが狂う。。。

意気消沈した状態で、大学側のセットアップ。

まずIDカードを発行してもらいに行く。デジカメで顔写真を取って、名前やポジションなどの情報をデータベースに登録してカードをその場で発行、というかプリントアウト。カード用のプリンターが途中トラブって、またか、と思ったが何とか発行してもらえた。

このカードで研究所内のオフィスなどへのアクセスが可能になった。

さらに図書館のITサービスの窓口へ行き、DS番号なるウェブアカウントの番号を発行してもらいに行く。

昨日エリザベスさんと訪れた時の話では、僕の情報が夜のうちに更新され、そのDS番号なるものとメールアドレスが発行されるはずだった。

が、前夜システムがダウンしたらしく、システムは更新されなかったらしい。。。(OMG。。。)

さらに昼過ぎと夕方前に聞き直しても状況は変わってなかった。。。ということで、この日のうちにウェブ関連のセットアップは一切進まず。。。

他に大学でやったことといえば、神経科学系のシニア・レクチャラーのベンさんに挨拶しに行って、いろいろ話をしたこと。

ベンさんも非常に親切な人で、ラップトップがあまってるからメールチェックとかに使ってもらって良いとオファーしてきてくれた。。。(涙) 他にも研究所独自のシステムの話からグラント関連、学生さんやポスドクをどう雇っていくかなど、いろいろ教わった。ホントに良い人だった。。

4時頃に大学を出て、再びBank of Scotlandへ行ってみた。が状況に変化ナシ。。。そしてホテルへ退散。ウェブでアプライせよ、と言われたので見てみたけど、審査に一週間以上かかると書いてあって、意味ナシ。(なぜなら、1週間以内に住む場所は決まって、RBSで口座を開設できるはずだから、あえて変なサービスの口座を開くのは馬鹿げている。。。)

ということで、この日はIDカードを発行してもらえたこと以外、重要な部分が完全にスタック。

セットアップ時はこういう浮き沈みが大きく多いわけだけれども、ある程度時間が解決してくれる部分もあるので、とにかく気長に、柔軟に優先順位を入れ替えながら進められる所を進めていくしかない。

ちなみに夕食は、昨日に引き続き、ホテルの近くの中華レストランからのtake away。

レストランのtake awayだけに料金は若干高めではあるけど、料理の質は普通のファーストフード系中華の店よりは格段に良い。ホテルがそういうお店に近いところで良かった。夕食も毎日ちょっと出歩いて家族で食べないと行けかったとしたらかなり大変だったかも。

ちなみに、その店の近くで中華系の人を結構見かけたので、もしかしたらそういう地域なのかもしれない。少し中心方向に行くと、今度はインド料理屋が何軒か並んでいた。

2010年8月3日

Glasgow セットアップ1日目

いよいよセットアップ初日。

この日の進捗
<生活編>
・物件探し・・・見学&アプライ
・銀行口座開設・・・明日再トライ
・携帯・・・O2のプリペイドゲット

<大学オフィス編>
・ルームキー・・・ゲット
・IDカード・・・明日ゲット(できるはず)
・インターネットアカウント・・・明日ゲット(できるよう手配)
・電話・・・手続き依頼
・研究費使用・・・簡単な仕組みを教えてもらう
といった感じか。悪くない滑り出し。

以下、詳細。

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朝7時、時差ボケで熟睡中の娘たちをたたき起こし朝食。ホテルは朝食付きで、それがなかなかグッドだった。

バタバタと用意をして、9時前にホテルを出て、見学のアポをいれていた物件があるClarkstonへバス44A号線で向う。

外は相変わらず涼しく、霧雨。
道を歩く人たちのほとんどは長袖をきていて、上着を羽織っている人が目立った。

アポは10時でその15分くらい前には予定の物件に着き、外をいろんな角度・距離から確認する時間があった。

ベストとは言えないけど悪くはなかった。

そしてほぼ時間通りにエージェントのジョージさんが来て鍵を開けてくれた。基本的には、自由に好きなだけ見て、という感じで見させてもらった。引き出しを細かくチェックしたり、家具付きの物件なので、マットレスをチェックしたり、、、。

途中、別のアベックも来て、ごく簡単に見学してはすぐに出て行った(おそらく気に入らなかったのだろう)。

物件は、3ベッドルームで、部屋の構成としては4人家族には理想的な2階建せミディタッチだった。

長女は、彼女なりに、ベッドルームと遊び部屋を勝手に割り当てていて(それがリーズナブルな割り当てだった)、なかなか良いイメージをもったもよう。嫁さんも僕も、レントとして1,2年住むなら悪くないだろう、ということで意見が一致。少なくとも、NJで住んでいたウチよりははるかに良さそうだった。家賃も安くなる。

エージェントに今後のことについて簡単に説明を聞いて物件を後にし、またバス停に向っている途中、その物件にアプライしようか、ということにした(はや)。

同じ44A号線のバスでホテルへ戻った。11時過ぎ。

その後は、僕は単独行動。

まずバスに乗ってセントラル駅近くまで行って、銀行口座開設のためBank of Scotlandの支店へ。
が、2つのIDsがいると言われ、その場にはパスポートしか持ってなかったので後でもう一度来ることに。その時、何時までやってるか?と聞いたら、18時まで、と言われた。

そこから歩いて大学へ。

1時にエリザベスさんとのアポ。

大学に着いた時点で、まだ時間があったので、僕のオフィスへ行こうとまずビルのセキュリティーの人から部屋の鍵をもらう。が、その人曰く、電子キー兼IDカードをゲットしないと部屋にはたどり着けない、と言われ1時まで大人しく時間をつぶすことに。

1時にエリザベスさんと会い、まず彼女のIDカードで僕のオフィスまで連れて行ってくれた。部屋はやはり、6月の訪問時に外から少しだけ見せてもらった4階の一室だった。新しいビルで、家具系はシンプルそのものだった。

そして、オフィスの椅子に座って、エリザベスさんがセットアップのガイドをいろいろしてくれた。新しいLecturerのためのガイドリストみたいなものがすでにあって、口頭で説明が終わるたびに一つ一つチェックをいれていってくれた(こんなに洗練されてるなんて、何となく日本みたいで感動)

まず、アポイントレターの内容の説明、という超基本的なことをおさらいしてくれ、僕もできるだけ早く知りたいと思っていた研究所内の組織について資料付きで説明してくれたり、モノの買い方のアウトラインなどを説明してくれた。

で、建物へアクセスするためのIDカードやインターネットアクセスのためのアカウント開設が必要だということになって、いくつかの部屋やビルをエリザベスさんと一緒に歩き回り、いろんな要職の人と会って簡単に挨拶をしたり、必要な手続きをしたり依頼したり(一度にそんなたくさんの人に会っても覚えられん。。。)。

IDカードは明日、ウェブアクセスのアカウントも明日ゲットできるようセットアップしてもらった。電話番号は数日後にはわかるもよう。

ラトガーズに来た時と比べてみると、ガイド役のエリザベスさんという人の存在はかなりありがたかった。

エリザベスさんと別れた後、少しだけ自分のオフィスへ戻った。が、インターネット接続もないので、生活セットアップの続きをすることにしてオフィスを退散。時間は2時半ごろ。

まずホテルに戻って、スカイプで不動産屋へ電話。
朝見た物件へアプライしたい旨を伝えた。すると、給料が明記されてる大学からのアポイントレター、僕と嫁さんのパスポートのコピー、それから物件を一旦仮押さえするためのdeposit150ポンドがいるから、それを用意していつでもオフィスへ来い、と言われた。(やや聞き取れない部分はあったが、何とかコミュニケーションはできた。。。)

ということで再び市の中心へ。

不動産屋のオフィスへ行って、アプリケーションの手続き。

どうやら物件の大家は海外にいてるらしく、審査に少し時間がかかるかもしれないとは言われた。が、他に見学したいと思える良い候補もないので、そのまま進めてもらうことに。リスキーな部分もあるけど、指をクロスするしかない。。。

ホテルは金曜日にチェックアウトの予定なので、それまでに住み始められれば良いのだが。

その後、再び銀行口座を開設しようと銀行へ行こうと思ったら、うっかりホテルの住所を書いた紙や嫁さんのIDを持ってきてないことに気づき、またまたホテルへ。

そして銀行へ。
17時頃に着いたが、どうやら開こうと思っていたeasycash accountは、現在オーバーフロー気味でその支店での受付はできないと。。。昼のワンチャンスを活かさなかったばっかりに。。。(勝負弱すぎ)

「昼来た時は、18時までやってるよと言われた」と少しだけ食い下がってみたがダメだった。。。(案の定)

何もせずに帰るのもシャクだし、ちょうど近くにO2なる大手の携帯電話会社のショップがあったので寄ってみた。

ミーハーとしてはiPhoneに興味があってちょっと聞いてみると、契約には銀行のデビットカードとUKにしばらく住んでる証拠(つまりはある程度のクレジットスコア?)が必要と言われ、契約は諦め、とりあえず格安プリペイドフォンをゲットすることにした。

そこでゲットした電話番号はそのままでiPhoneに切替えることも可能らしいので悪くないと判断。セットアップ時いろんな場面で電話番号を聞かれるので、初日に電話番号をゲットできたのは良かったかも。

その後は、ホテルに戻って、近くの中華レストランでtake awayを買ってホテルで夕食。

メールをチェックしたら、エリザベスさんからフォローアップメールが届いてた。至れり尽くせり。。。

とりあえず初日としては悪くない滑り出しか。

2010年8月2日

Glasgowへ

8月1日、無事にグラスゴーへ到着しました。

30日の荷物運び出し後、夜にムービングセールの最後の大物、ベッドの買取。ベッドがなくなったので、捨てる予定のシーツやらカーテンをひいて床で就寝。屋内キャンプみたいな感じでNJ最後の一夜を過ごす。

31日午前は部屋掃除やら、これでもかというくらい出てくるゴミを捨てて、昼過ぎに部屋を後にしてニューアーク空港へ。

今回のフライトはまずデルタでアムステルダムまで。7時間くらいのフライト。またまた個人エンターテーメントシステムがないエコノミー。

さらに途中、長女が疲れか何かで腹が痛いと言い出し、もしや盲腸か何かになったのではないかと冷や汗(結果的にはなんともなかった)。

そんな感じで、ほとんど睡眠時間を取れずに翌朝8時ごろにアムステルダムへ。

そこからグラスゴーまでは1時間半の近さ。

が、うまい事コネクションの予約が取れてなくて、グラスゴー行きの便は夜9時過ぎだった。。。

KLMの便だったので、チェックインついでに早い便に空きがないか聞いてもやっぱりなくて、半日空港で過ごすことになった。

アムステルダム空港は馬鹿でかくて、さらにいろんな施設が充実していた。2階にある仮眠スペース(セミフルフラットのシートがあって、午前中は多くの人がそこで寝てた)がすばらしく良かった。

ブランチ的な食事の後、その仮眠スペースで3時間くらい爆睡。

睡眠後、少し空港内を散策したけど、免税店はもちろん、他にもキッズ用の公園的なスペースもあったり、ファーストフード系の店がいくつかあるフードコートがあったりと、意外と退屈せずに12時間過ごせた。

グラスゴー行きの飛行機はほぼ定時に離陸して、9時半過ぎにグラスゴー空港へ。

新しい街・国にこれから住むという期待と不安、そして、これから異国に住み始める、という実感がまだ湧いてない、なんとも言えない不思議で複雑な感覚を、飛行機から地上を眺めながら覚えた。渡米してきた5年前のように。

入国審査。

USの場合、過去例外なく移民用のレーンは長蛇の列だった。だけど、今回は待ち時間ゼロでオフィサーへ。

オフィサーも非常に親切そうなおじさんで、無愛想でおっかなく、こちらを何となく見下してるような態度で接してくる若い兄ちゃんではなかった。聞かれたことは、どこで何をするか?くらい。あと、migrantの僕だけは指紋スキャンがあって、嫁さん、娘たちはパスポートとビザのチェックだけだった。

と、何のトラブルもなくUKへ入国。

荷物もトラブルなく無時届いて、大西洋を渡った飛行機以外はストレスフリーだった。

グラスゴー空港のビルを出たのは23時前。

21時過ぎ着陸した時はまだ薄明るかったけど、さすがに「夜」になってた。

外は霧雨で、涼しかった。。。8月だというのに。。。

いわゆる避暑地に来たような感覚。
たぶん、”typical”なグラスゴーの気候なのだろう。

バスに乗ってホテルの近くまで行って、ホテルへチェックイン。
ホテルはベスト・ウェスターン。

市の中心から少しだけ離れてはいる。けど、なかなか良い感じのホテルだった。
12時半ごろには就寝した。

2010年7月31日

引越当日

朝4時半起き。

良い意味では時差ボケ対策、悪い意味ではただ単に引越の準備が未完全だっただけ。

引越業者は9時半―10時半の間に来ることになっていた。もしかしたら30分くらい早く来るかも、と前日の電話で聞いていた。

今回の引越は、Sterlingという会社に依頼していて、下請けとしてGDKなるところがアメリカ側の引越を担当してくれることになってた。

そしたら、ほぼ9時にGDKのクルー二人が来た。幸先良いスタート。

まず、何を運び出し、何を残すか確認。

すると、段ボール箱などの引越グッズ一式を玄関のそばにセットし始めた。

ところが。。。

リーダー的な人が携帯で上司か誰かと話をしてると思ったら、「どうやら僕らは他のところへ至急行かないといけないみたいで、一旦ここを去る」と。。。

「他のクルーがすぐ来るから」と言い残し、セットした引越グッズをすべて置いたまま去ってしまった。。。(さすがにこれには意表をつかれた。)

10時半になっても誰も来ないからSterlingへ電話。

どうやらマンハッタンでemergencyなことが起ったみたいで、それでも13時までにはクルーが来るだろう、と。

ということで、午後に予定してた細かい掃除などを前倒しでやったり、ランチをとったりして待つ。

が、13時を過ぎても来ず。。。(たぶんそういうオチだろうとは思ってはいたが)

再びSterlingへ電話。また。

まだ来てないの。。。と担当者。

すぐ折り返し電話するから、と言って電話をきった。

しばらくしてから、GDKから直接電話が入り、16-18時には来れるだろう、と。今日中に絶対運び出さんといかんのだが、と言うと、それは大丈夫、と。

さらに掃除などを前倒しして待つ。

17時を回っても業者は来ず。

今日が最後のプレスールから、長女が戻って来た。仕方ないから二人で公園へ遊びに行く。

すると、嫁さんから電話が入り、ようやく業者が来た、と。。

公園から戻ってみると、家の前にはヴァンが一台だけ停まってた。。。
これで運べるわけがない。

ウチに入ってみると、一人のクルーがテキパキとパッキングをしてた。

聞いてみると、他の連中はすぐ来る、と言う。が、そんな言葉はもう信用できねぇよ、と思いつつ、とにかくその彼の洗練されたパッキングの様子を家族で見守る。

すると、18時半ごろだったか、4人くらいの男たちが続々と家へ押し入って来ては、パッキングを手伝いだす。

どうやら本部隊到着らしい。

夜、他の人へ売るはずの大きなベッドまで危うくパッキングされそうになったが、何とかそれを阻止し、19時半にはすべてのものを運び出してくれた。パッキングそのものはしっかりした感じで、運んでる途中の破損リスクは「意外と」少ないかも?と思いながら眺めていた。

と、何とか引越NJ編は完了。

いろいろhidden feeなどがあるのだろうが、極力ものを減らしたので、何とか予算内にオサマって欲しい。あとは、税関やら引越UK編でまたいろいろあるのだろうが、とりあえずそれは少し後のお話になるのだろう。

ちなみに、この日の夕食は、テーブルもないので、残った段ボール箱を食卓代りにしてディナー。紙皿やら一部欠けた皿たちで食卓が彩られた。一方食料は大量にあまっていたので、食事そのものはテーブルや食器ほど貧相ではなかった。ビールも二本呑めたし。

なかなか長い一日でした。。。

ということで、明日なんとかNJをたつことができそうです。

2010年7月29日

引越前日

明日、引越業者が入って荷物を運び出し、土曜日の夕方NJをたちます。

ビザが発行された前後のこの一週間、引越準備、ムービングセール、航空チケット予約、大学関係者とのやり取り、まだ決まってないグラスゴーの住居探し、などなどに追われてます。

引越は、2ヶ月くらい前くらいから業者探しをはじめたけど、アメリカは日本以上にヤクザというかアナーキーな業界らしいことがわかり、何とかSterlingなる―これまでのところプロフェッショナルな対応をしてくれてる会社―に依頼中。明日の午前に荷物を運んでいってくれるらしいけど、ホントに来てくれるんだろうか。。。

ちなみに、家族が4人になって、その膨大な量の荷物にかなり悪戦苦闘中。(子供のおもちゃ&本が、僕のオフィスの書籍類より多くなってた。。。おそるべし。。。)

ムービングセールは、割と遅いタイミングで売り始めたけど、嫁さんの尽力のおかげでかなりの物がさばけた。短時間にいろんな出会いがあって、それはそれで興味深い体験だった。

航空チケットは、片道。
今回はKLMを使って、アムステルダム経由でグラスゴーへ。グラスゴーでの入国審査はどんなものなのだろう。もしオフィサーが強烈なスコティッシュアクセントの持ち主だったらどうしよう。。。

大学関係者とは、来週2日から数日間必要になるであろうセットアップ関連の手配をメールでやり取りする。人的な組織を早いとこ学ばないといけない。あと、要職の人たちの名前と顔も覚えないといけない。外人さんの名前は未だに一回聞いただけでは覚えられない。。。

家探しは、希望している地区の物件が出てはすぐに他の人に押さえられるという状況が続いていて、違う国にいて8月1日以降でないと物件見学すらできない、という不利な点が露呈されてた。

けど昨日、そこそこの物件が一つちょうど空きが出て、来週2日朝に見学させてもらうことになった。他に良い候補は今のところないから、大きな問題がなければ、すぐアプライすることになるかも。6月に一旦行って土地勘をつけてきたのは非常に役に立ってて良かった。

先週土曜夜は、これまで親しくさせていただいた人たちとホームパーティー。「NJに住んでいる」という意味ではあれが最後だと思いますけど、今後いつかまたどこかで必ず呑み会をしたいです。ホントお世話になりました。

と、住む国を変えるのはホントいろいろレアなイベント目白押しでバタバタですが、何とか一つ一つクリアしてます。

2010年7月26日

UKビザ取得

UKビザが無事発行されました。なかなか手間のいるプロセスだったので、備忘録的にまとめます(*僕は米国内で取得したので、日本で取得する場合は若干違ってくると思いますのでご注意を)。

まずビザに関する政府提供情報はこちら。そのリンク先の左コラムやQ&A形式で書いてあるページを何度もしっかり読めば何とか取れるようになっていた。

発行されたビザはPBS Tier2 General。嫁さんと娘二人は、それぞれPartner、Childというカテゴリーになった。

PBSとはpoint based systemの略で、ビザ申請の資格を得るのにのに必要な点数が決めれらているビザカテゴリーらしい。その点数の内訳として、
1.職場の確保
2.給料
3.学歴
4.英語力
5.初期の生活費(maintenance)
がありなかなか手強い。

その点数をゲットする資格があることを示す証拠書類をアプリケーションフォームやパスポートなどと一緒に提出する必要があった(以下詳述)。

UKビザゲットまでの大まかなプロセスは
1.UKでジョブをゲット
2.証拠文書をかき集める
3.オンラインでアプライする(同時に申請費を払い、バイオメトリックスキャンの予約をする)
4.バイオメトリックスキャンを受けに行く
5.証拠文書・必要書類が揃った時点でUK大使館へ郵送する
6.UK大使館から処理スタートのメールを受け取る
7.UK大使館からビザ発行のメールを受け取る
8.ビザとパスポートがUPSで送られる

僕の場合、5月上旬からビザ取得に動き出し、3ヶ月弱かかった。一番時間がかかったのは証拠文書の確保で、2ヶ月くらいは見ておくべきな気がする。

ちなみに、書類がすべて受理されてからビザが発行されるまでのプロセス時間はここで最近の状況を統計値として確認でき、PBS Tier2 Generalの場合、大抵5ビジネスデー以内には発行されるようで、僕の場合もそうだった。

ただ、前後の書類郵送期間があるので、UK大使館に書類を送ってからビザを手元にゲットするまで10日は見ておいた方が良さそう。

各論について:
まず、各カテゴリーでポイントをゲットする証拠に何を提出したか?
1.職場の確保
大学に発行してもらったレター
*certificate of sponsorship numberなる番号の明記が必要。

2.給料
大学からのレター(1のレターと同じ)

3.学歴
UK NARICのレター
学位記(筒に入ってる日本語のでかい学位授与証)
学位記の英訳(卒業大学から発行してもらったレターとUSビザ取得時に得た翻訳会社の翻訳文)

4.英語力
TOEIC speaking & writingの結果
TOEIC listening & readingの結果

5.初期の生活費
大学からのレター(1,2と同一)
*migrantに対して800ポンド、家族に対して各533ポンド必要。家族の名前、サポート額などが明記されている必要あり。

家族分は、ポイント制ではないけど、証拠文書として、
・婚姻証明書
・出生証明書
つまりは、migrantとの関係を明らかにできる公的文書が必要だった。

以上の証拠文書を集めたら、migrantに関しては、
1.パスポート
2.オンラインアプリケーションしたら後にダウンロードできるファイルのコピー(サインも)
3. Appendix5(手書きで記入)
4.顔写真(自分でデジカメで撮ってそれをプリントアウトした。こちらに詳細な規定。)
5.バイオメトリックスキャンの予約用紙(事務所でスキャンするとハンコを押してくれた)
6.証拠文書たち(そのコピーも)

partnerに関しては、
1.パスポート
2.オンラインアプリケーションのハードコピー
3.顔写真
4.バイオメトリックスキャンの予約用紙
5.婚姻証明書(そのコピーも)

childに関しては、
1.パスポート
2.オンラインアプリケーションのハードコピー
3.顔写真
4.バイオメトリックスキャンの予約用紙(5歳の長女は必要で、1歳の次女は不要だった)
5.出生証明書(そのコピーも)
を、指定されたUK大使館へ郵送。

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もっと詳しく:

おそらく英語力証明と初期の生活費が難関(?)になると思う。

英語力証明について
僕の場合、英語力証明のためTOEICを受けた。

設定点数は非常に低いから受けさえすればOKなレベルだけど、TOEICは毎日開催されてるわけではないから、試験予約から成績証明を受け取るまで1ヶ月はかかる(あとお金も。。。)。日本にいてたら、他にも選択肢があるもよう。

試験関連の過去エントリーはこちらこちらこちら

初期の生活費について
これは、貧乏人が入国してUK政府からの生活補助を使ってくれるな、という意図があるようだ。なので、リーズナブルな条件だとは思うけど、家族が増えるとこれがいやらしい問題になる。migrantは800ポンド、さらに家族一人につき533ポンド必要だから、僕の場合、約2.4Kポンド(約3.6Kドル)必要だった。

その証拠を示す選択肢はいくつかあるようだけれども、僕の場合、
1.大学のレターでそのサポートを明記してもらう
2.自分の銀行口座のオフィシャルな残高証明を3ヶ月分提出する
が考えられた。

2の条件がこれまたやっかいで、一つの口座で過去3ヶ月そのリミットを下回ってはいけない、という基準を確実には満たしてなかったので(それはそれでウチの財政に問題があるわけだけれども。。。汗)、1の選択肢で行くことにして、大学にお願いした。

ちなみに、学歴証明に関しては、UK NARICなるところに、日本の博士号はUKのPhDと同等だ、という証明書を発行してもらった(あくまで形式的な評価であって、日本の博士号ホントは大した事ない、といった質的な評価はしないから安心して良い)。

ウェブで審査依頼をすると、ファックスで必要書類を送るように指定され、それらを送ると1ヶ月くらいでレターがうちまで送られてきた。この申請時、日本語の学位記を出さなかったら、そのレターの但し書きとして、オリジナルの学位記がいる、とあった。なので、ビザ申請時には、でかい学位記をレターサイズになるよう折り曲げて送った。

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最後に、ビザアプリケーションプロセスの詳細情報を、自分のケースについてまとめると:
まず、証拠文書がほぼ手に入ることが確実になった6月下旬に、オンラインで必要項目を記入しては申請費を払い、バイオメトリックスキャンの予約を入れた(この辺は申請国によって違うみたいなので要注意)。

バイオメトリックスキャンは近場のハッケンサックでやってもらった(他にもいくつか選択肢があって、いろんなところでやっているもよう)

パスポートと予約用紙を持って家族で事務所へ行くと、指紋スキャンと顔写真撮影があり、予約用紙にスタンプとサインをしてくれた。待ち時間はほぼゼロで、担当者も手際と愛想もよくストレスフリーだった。一人5分くらいのプロセス。約1歳の次女はこのプロセスは免除。

必要書類は、家族分まとめてuspsのexpress mailでマンハッタンのUK大使館へ送ったら、数日後に申請書類を受け取ってプロセスに入ったとのメールが来た。さらに数日後、ビザを発行してUPSで送ったとトラッキング番号付きのメールが送られてきた。

そして今日、無事ビザが届いた。パスポートの査証ページにビザが貼られていた(この辺はUSビザと似た感じ)。

USビザと比べると、お金がかかったり、ウェブで見つかる情報が政府提供のものだけだったり、バイオメトリックスキャン以外はオンライン・郵送での処理だったりと、人と接する時間が設定されておらずいろいろ不安な点はあったけど、結果的には政府提供の情報通りプロセスすれば、プロのコンサルタントサービスなしでビザを得ることは可能だった。

ちなみに、ビザの期間は3年間。もう一度更新して5年以上滞在すればグリーンカードの申請資格を得ることができるもよう。

2010年7月25日

E-ZPassのアカウント閉鎖手続

車を売ったので、EZパスはもういらなくなった。
ということで、アカウント閉鎖の手続きをする。

ウェブのcontact usだった思うけど、そこからアカウントクローズのためのウェブメールを送れるようになっていたので送る。

すると数日後にメールが送られてきて、添付されたPDFファイルに必要事項を記入し、タグと一緒に送ってね、とあった。

ということで、そのフォームとタグを金曜日にuspsで送った。

予定としては1、2週間でアカウントが閉じられ、前払いしてたお金を取り戻せるはず。

追記(8/9)
アカウントに残っていたクレジットが8/6付けで払い戻しされてました。ウェブのアカウントも閉鎖されていて、アクセス不能に。なので、タグを送付して10日ほどでアカウントが閉鎖されたことになる。

2010年7月23日

車売却

車売りました。

引越時、車売りはストレスフルなイベントの一つ。もし誰でも欲しくなる良い状態で車を持ってれば楽なんだろうけど、ウチの車は昨年の悲劇のおかげで価値は暴落してしまってた。。。

こういう場合、1ヶ月かそれ以上かけて個人売買でもすれば良かったのだろうけど、個人売買は面倒くさそうだったのでディーラーで売ることにした。

Toyota正規ディーラーや後述の中古車ディーラー、あとAutoTradeで査定してもらったけど、結局、プロが見る査定額はどこも同じだった。

結果的に売ったのはメイセイモーターズなる日本人夫婦の方が経営されている中古車ディーラー。査定額はどこも同じだったから、どこで売っても良かった。けど、非常に丁寧な対応が決め手となりここで売った。(というか、こちらは売ってお金をもらう方だったから、ある意味、悪いことをしたのかもしれない。。。)

Toyota正規ディーラーに2軒お世話になってみたけど、どちらも対応悪でむしろ腹が立った。

新車販売ではなく、中古車取り扱い部門の人とやり取りしたからかもしれないけど、Toyotaとトヨタはもしかしたら全く別会社なのかもしれない。つまり、日本的なすばらしいサービスは微塵も感じられなかった。

売って新車か中古車を買うなら少し違ってたのかもしれないけど、売るだけ、と意思表示すると態度が豹変してた(気持ちはわかるが)。おかげでToyotaに対する印象は非常に悪くなったので、今後の車選びの意思決定にも大きく影響するだろう。。。

それはともかく、メイセイモーターズは非常にすばらしかったので、経過を少し詳しく。

まず、嫁さん経由でこちらのサイトを知り電話してみた。(リンク先ではなぜかSAEILO MOTORSとなっている)

英語で対応されるのだろうと思ったら、「もしもし」と聞こえてきた。。。

日本語でアポをとって、お店へ出向いて査定をしてもらい、見積書的な書類をいただく(10~20分)。

こちらの希望で、その二日後(今日)に車売却。
その場でチェックを発行してくれ、さらに、自宅まで車で送ってくれた。。。

ディーラーの場所はミツワから南へ数分走ったところ。日本人が帰国の際などによく車を売られているそうなので、中古車ディーラーとしては良質な車を扱っているのではないかと思われる。

もしNJ周辺で中古車を探していたらMUST VISITなお店か。

ちなみに、売却額は月給より安かった。。。(さらに月給はとても多いとは言えない。。。)

走行距離は6万マイル強。その意味では、それなりに元は取ったと考えるべきなのだろう。。。

2010年7月22日

Sesame Place

車のある最後の週末ということで、少しだけ遠出してセサミプレースへ行く。

セサミプレースは、セサミストリートの遊園地。

ここの特徴は、水着を来て園内を歩き回れ、ウォーター系アトラクションが半数を占めてて、乗り物系は5歳くらいのキッズならほぼすべてOK、という家族連れにフレンドリーなところ。

2年前に行ったことがあって、嫁さんと長女の希望で、最後の遠出として今回選出された。

オープンの10時頃に着くように行ったけど、すでにすごい人手でゲートには行列。アトラクションも、ものによっては20分以上待つこともあったか。

けど、並ばずに自由に遊べる巨大プール公園みたいなアトラクション(これが大人も十分楽しめる!)があったりと、全体的に良い感じで客がそれなりに分散してた気がする。

ところで、その公園アトラクションで思ったけど、ランダムなサプライズが散りばめられたアトラクションは飽きさせない(文字通り予測が難しい)から、結果的に大人も楽しめるのかもしれない。

それはともかく、この日も90度を超えるヒートウェーヴ。。。

大量に水ボトル&ジュースを持ち込んで正解だった。

17時頃まで楽しむ。

ところで、ここのスタッフの皆さんからはディズニー系のようなプロフェッショナルぶりは全然感じられず、ややフラストレーションがたまった。というのは、乗り物で待ち時間があるのは良いのだけれども、回転効率がアメリカンな感じで、バイトの人が結構レイジーだった。

特に大きな浮き輪みたなボートに乗ってスライドを滑っていくアトラクションがひどく、みんなウンザリしてたり、折角並んでたのに途中で怒って別のところへ行ってるグループもいてた。。。アメリカの二流リゾートなんてそんなものなのだろう。。。

それはともかく、遊園地そのものは楽しいアトラクションがたくさんあって、子供はもちろん、大人もなかなか楽しめた。

ちなみに、sesame place promo code 2010でググるとクーポンサイトがひっかかり、6ドルオフでチケットをゲットして行った。土曜日は使えないクーポンだったけど、駐車場代は浮いた(それでもチケット代は高いのだけれども。。)

と、NJ生活中おそらく最後であろうレジャーを楽しんできました。

Taste of Thai

週末土曜日、RidgewoodにあるTaste of Thaiというレストランへ行く。

25ドル割引クーポンがあって、35ドル以上の食事をすると使えた。

Ridgewoodにあるから店周辺の雰囲気は非常に良い感じ。店内は小さいながら小奇麗な感じだった。

春巻き、パパイヤサラダ、チキンのソテー、パッタイを頼む。
味は全体的に雑な感じだったかも。。。

大学近くのタイレストランの方がおいしいかも。。。

デザートとして抹茶アイスを頼む。
これはおいしかった。

ちなみに、値段は高すぎもせず、リーズナブルか。

子供連れで行った。1歳の次女は寝ていたから良かったけど、もし起きてたら、店の雰囲気的にやばかったかも。。。

店員さんの対応は良くて、店前の通りにストリートパーキングできた。土曜日18時以降に行ったからタダだった。

それにしてもアメリカに来てタイ料理は良く喰ったな。。。

2010年7月19日

verizon解約手続き

先週、verizonの解約手続きをする。

こちらに説明あり。

電話するとまず自動アナウンスがあり、それに従ってダイヤルボタンを押していきオペレーターにたどり着く。

リサさんというオペレーターとつながり、7月31日に全サービスをdisconnectしたいと伝えると、手際よく処理してくれ、最後にconfirmation numberを発行してくれた。

午前に切れるらしいので、一応アパートを完全に引き払う翌日の8月1日に切ってもらうことに。

インターネットモデムを返したりする必要はなく、これでall setとのこと。

オペレーターのリサさん曰く、「あなたの前に話した人はオーストラリアに行く、と言ってて、今度はUK。私も海外に行きたいよ」と。。。

なかなかフレンドリーな対応で良かった。。。

とにかく、接続や修理は大変だったのに、解約は簡単みたい。。。
どないやverizon。。

2010年7月17日

里帰り帰国

2週間ほど一時帰国して、火曜日にNJへ戻ってきました。
このエントリーはその記録。

6月28日(月)~29日(火)
JFKから成田へのフライト、なぜかビジネスクラスへアップグレードされた(超ラッキー!!)

人生初。

フルフラットのシート、コースとして出てくる機内食、レストランのようにボトルでついでくれるワイン、やや厚みのある布団、などなどを堪能。

普段座ってるシートから10メートルくらい前方に座るだけで、こうも世界が違うのかと思うと、なんだか世の中の縮図が文字通り凝縮されている感じでおそろしい。。。

ビジネスクラスだと長時間フライトの疲れはホントに違った。

日本では、成田>セントレアと経由し、嫁さんの実家へ。ジメジメとした日本特有の気候の洗礼を浴びる。

夜、日本戦をフル観戦。
残念でした。。。

30日(水)
朝、UK生活セットアップ時に必要になるかもしれない国際免許を取得。
平針の免許センターに行ったら10分くらいで発行してくれた。

何も考えず8時台に出かけたら、ちょうど通勤ラッシュだった。名駅からの地下鉄は、楽しくないところへ向かう乗り物へみんな無言で次々と乗っていく超混雑したアトラクション、と化していた。みんな毎日あれを体験してると思うと気の毒になる。。。あれだけで、その日の体力を消耗し、生産性の低下につながってないか。。。

ついでに株主配当金を郵便局でゲット。

午後、市役所へ行き、アメリカでも払い続けてきた年金支払いの停止手続きをする。
渡された用紙に日本の住所などを記入するだけで、別に海外に住んでることを証明したりする必要はなかった。(海外転出届は出してるから、それで良いのかもしれない)これで、円ベースの老後資産は、年金保険の一本に。

その後は、時差ボケにつき撃沈。

7月1日(木)
嫁さんの実家のすぐそばに、東関部屋の稽古場があり、名古屋場所に向け力士たちが毎朝7時くらいから稽古を始めていた。

長女と行って少し見学。
高見盛を至近距離で拝む。

午前、嫁さんが病院へ行くということで、家でベビーシッターをする。
午後はベビーシッターによる疲労+時差ボケにつき、ひたすら爆睡。

帰国後数日くらいだと、ホントいくらでも寝てしまうからかなり危険。。。

2日(金)
嫁さんは次女を連れて知人宅へ。
僕は長女を連れて名古屋港水族館へ。

イワシのトルネードは尋常ではない。

イルカの水槽は超巨大だし、名古屋港水族館は世界的にもハイレベルなのではないだろうか。
少なくとも、NY水族館より充実してた。

帰り、長女に「何がよかった?何を勉強した?」と聞いたら、ノーコメントだった。。。

夕方前に帰り、夕食まで爆睡(また)

3日(土)
嫁さんは、朝から夕方前まで、知り合いの結婚式・披露宴に参加。

昼、ラーメンを食べに行こうということになり、華丸なるラーメン屋へ。
雨にも関わらず数組の行列が外に。

味玉そばをいただく。

ユニークな味のするスープで、全体的に非常にグッドで、スープも飲干す。
ゴチになりました。

夕方は、嫁さんとバトンタッチで、僕が名駅へ。
基生研時代の知り合いとの呑み会。

今回は、昨年まで東海岸にいて関西へ移った元同僚二人や、岡崎から関西へ移った元技術補佐の方など、みんなはるばる呑み会のために来てもらって、超恐縮しながら呑み会スタート。

時間は7時から11時前くらいまでと短かったけど、盛り上がって楽しい呑み会でした。今回の一時帰国中、研究関連の知り合いと会ったのはこれだけだったけど、いろいろ話ができて良かった。

4日(日)
午後、長女を近くの市民プールへ連れて行く。

時差ボケはほぼ解消して、懸案だった日本に残している荷物の処理に取り掛かる。
とりあえず、UKに持っていきたいCD群をiTuneに入れるべく、100枚くらい選ぶ。

5日(月)
ランチにばり馬なるラーメン屋へ行く。
なかなかいけた。

この日はとにかく暑く、外で遊ぶ気がしないということで、近くのショッピングモールで時間をつぶす。。。

6日(火)
僕の両親が愛知入りし、嫁さん側の家族の方と会いつつ、次女のお宮参りをして、夕方は懐石料理をいただく。

まず午前、親のピックアップのため、長女と小牧空港へ行った。セントレア開港後あまりにも変わり果てた小牧空港の姿にかなり驚いた。。。

お宮参りは国府宮神社にて。
初めて行ったけど、非常に立派でクーラーのよく効いた神殿?でお参りをする。

7日(水)
この日から僕の実家がある熊本へ。

午前中、名駅前で親と待ち合わせし、小牧―福岡の飛行機に乗る。
JALのフライトアテンダントのキッズへの気遣いはなかなかすばらしかった。

親は、車で空港まで来て駐車していたので、福岡空港から実家には車で移動。

途中サービスエリアに寄ってまたラーメンをいただく。
これまた普通にイケた。。。おそるべし日本。。。

夕方、7月生まれの家族メンバーが多いということで、近くのフレンチレストラン・アンティークで誕生日会。

このフレンチレストランは昨年の一時帰国の時にも連れて行ってもらったところだけど、少しカジュアルな雰囲気もありつつ、結婚式場と併設しているだけあって料理はグッド。オードブルからデザートまで、フルコース爆食。

8日(木)
午後、お墓参り。

嫁さんに指摘されて気付いたけど、確かに昨年お参りしてから昨年の運気が良くなった(因果関係はともかく、時間的な相関があるのは事実)。ということで、暑い中、短時間ではあったけど、できるだけお墓をきれいにしてお参りをする。

歳を重ねるにつれ、こういうイベントの重要さが少しずつわかるようになってきた。
生きるってホント大変だし、命をこうして引き継いでもらっている、ということには深く感謝しないといけない。

9日(金)
実家から徒歩圏内にある遊園地グリーンランドへ行く。朝一から。

ネーミングこそもう一つな気もしないでもないけど、三井が経営してるかなり大きな遊園地で、充実振りは富士急ハイランドやエキスポクラスで、田舎の割りにすごいリゾート。

この遊園地へ最後に行ってからもしかしたら20年とかそれくらいのスパンがあるかもしれないけど、アトラクションは昔よりかなりパワーアップしてた。

が、平日ということもあり、園内はかなり閑散としていて、ローラーコースター系も含め、ほとんどの乗り物は待ち時間ゼロ&貸切状態で乗れた。

園内を一通り一週したらちょうど夕方前の良い時間だった。

料金はそれなりにしたけど、コストパフォーマンスという点では悪くなかったか。
長女はかなりエンジョイしてたもよう。

遊園地の後、親父の誘いで温泉へ。

車で20分くらいのところにある玉名温泉のつかさの湯なる温泉施設へ行った。いろんな風呂があってなかなかグッド。

そして夕食はうちで食べ、その後、うちから徒歩5分くらいの兄の家へ移動し、兄弟+嫁さんたちで呑み会。こういう呑み会は、親がいると話せない話題になるので楽しい。1時頃まで呑む。

朝一から深夜までなかなか充実な一日でした。

10日(土)
週末は、兄家族も含め3家族で阿蘇へ。

エステマクラスのワゴンをレンタカーとして借りて移動し、まず大観峰を拝む。

宿泊したところは阿蘇の司なる大きいホテル。
夕方前に着いて、夕食までは長女と甥が屋内プールへ行きたいというので、その二人の監視員を勤める。ジャグジー的なアトラクションが埋め込まれた温水プールでそれなりに楽しめた。

夕食は、イタリアンのバイキング。
アメリカ国内で旅行した時の食事に比べたら格段に良かったか。

風呂は露天風呂付きの大衆浴場。
部屋は可もなく不可もなく、普通か。

11日(日)
朝食はこれまたバイキング形式。

チェックアウト後、ホテルのすぐそばにある熊牧場・カドリードミニオンへ。
僕は全然知らなかったけど、志村けんの番組に登場するパンという名のチンパンジーが有名らしく、そのショーが呼び物らしい。

そのショーを観たけど、確かにプロフェッショナルなエンターテーメイントショーで、リピーターもいるのではないかと思った。メチャ楽しかった。チンパンジーのパンより、ニホンザルの方がすごい芸を連発しているなぁ、と思ったのは僕だけではないはず。。。

ちなみに、そこは「熊牧場」というだけあって、熊がたくさんいてた。
あと、口蹄疫の影響で、豚のイベントなどが中止されていた。こんなところにも影響が。。。

午後は、阿蘇ファームランドなる、阿蘇で今最もホットらしいスポットへ。
熊牧場からは車で10分くらいだったか。

そのファームランド、お土産ショップやレストランが巨大施設に大量にあって、子供用アスレチック施設や温泉、そして円形の形をしたユニークなコテージタイプの宿泊施設がある一大レジャー施設。

規模的にはかなり大きく充実していた。

まず昼食としてバイキングを摂る(また)。それほど空腹感を感じていないのに、食べ始めるとなぜかデザートまでフルに入ってしまうところがおそろしい。。。

食後、子供たちとアスレチック施設へ。
雨だったので、半分くらいは遊べなかったけど、これまたなかなか充実してた。

夕方前に帰宅の途へ。

夕食は家の近くの焼肉屋へ。。。(正直、連日の暴飲暴食で、その時点で最も避けたい類の食事ではあったが、近場の候補としてはそれくらいしかなかったもよう)

またまたそれなりに食べてしまう。。。

夜、選挙特番で民主党大敗を確認し、相変わらずタレント議員なる素人さんが票を集めるべく動員されている相変わらずな様子を見て、それを恥ずかしく思いつつ就寝。日本が良くなるにはまだまだ時間と忍耐力が必要なのだろう。。。

12日(月)
なぜか3時半に目が覚める。勝手に。

W杯決勝を観戦。
どちらが勝ってもおかしくない展開で、非常に良いゲームだったのではないか。スペイン、なんだかんだ言って前評判通りの強さだった。アルフォンソやハイメはさぞ喜んだことだろう。(数日前にはハイメの二人の赤ちゃんが産まれたという吉報が入っていたところだったので、ハイメはダブルで盛り上がったはず。)

この日は、また嫁さんの実家へ戻る日。
午前中、空港へ移動し、昼ごろの飛行機で小牧空港へ。

義理母が車で迎えに来てくれていて、その足で昼食・役所・買い物をする。

日本での最後の夕食はチラシ寿司でした。(ホントに大量に旨いもんにありつけた一時帰国でした。)

13日(火)
朝、セントレアへ。
通勤時間と移動時間が重なってはいたけど、それほどの混雑には巻き込まれず、無事セントレアへ着いた。

セントレア>成田と移動し、JFK行きの飛行機へ。

期待はしてなかったけど、やっぱりエコノミーだった。
しかもボーイング747で、シートにエンターテイメントシステムはついてなかった。。。

帰国時のようにゲームができると期待してた長女は、それにショックを受け泣き出す始末。。。
ラップトップにデフォルトで入ってたゲームでお茶を濁す。

飛行機で最も心配していたのは、1歳足らずの次女がどれくらい暴れるか、ということ。日本滞在中の二週間で、二足歩行を完全にマスターしてしまい、行動力が増し、自己主張する気配も出てきて、かなりterribleな状態になっていた。

が、すぐ後ろに座った家族連れが数倍手強かった。。。
文字通りterrible twoと思われる娘さんがいてて、泣きわめき、そのたびに娘さんを抱きかかえ、狭い機内を歩き回るお父さんにかなり同情した。

ああなると、仮にビジネスクラスでも疲労度は変わらないだろう。。。
来年の今頃、もし里帰りするとすると、あの状態に近くなるはず。想像したくない。。。

それも含め、帰りの飛行機はこれまでの人生でワーストレベルなフライトだった。
というのは、まず離陸が遅れた。
乗り継ぎの影響かわからないけど、一部の団体がかなり遅れて乗り込んできた上に、そのうち一人が乗り込んだか確認できないかなんだかで、その団体の責任者が機内を歩き回って確認。結局、1時間強遅れて離陸。

それでも、30分遅れでJFKに着く予定だった。

が、飛行機はクリーブランドを過ぎたあたりでまず一回旋回して時間調整。

そして、JFKまであと20分くらいというところで機長からアナウンスがあって、JFKがあまりにも混んでるから一旦ニューアークへ着陸する、と。。。

ニューアークからでも家までの帰り方はわかるし、まぁ良いか、と思ったら、ニューアークに着陸後、また機長からアナウンスがあった。これから燃料補給してみんなをJFKへ運ぶ、と。。。

燃料補給と、新しいフライトの手続きかなにかで、結局機内に1時間以上閉じ込められ、ニューアーク>JFKの追加フライトを楽しむことに。

直線距離にしたら、一飛び10分くらいなのではないかと思うけれど、まず飛行機は南方向へ向け高度を上げていった。小型の飛行機が登るであろう雲の上まで上昇。

南には位置的にはトレントンあたりまで行ったのではないか。

そこから方向を変えてJFK方向を目指し、普通に着陸。

さらに、着陸してからターミナルに移動するまで機内で10分以上待たされ、結果的には予定より4時間くらい遅れて飛行機を降りた。。。

入国審査はもちろん、さらには税関検査から出口までもが長蛇の列で、JFKを出る頃は夜9時ごろで暗くなってた。。。

そこから地下鉄・バスを使って帰ったけれど、バスに乗るのにこれまた無駄に1時間くらい浪費してしまい、家に帰り着いた時、日付が変わっていた。。。

ドアドアで27時間くらいかかったのではないか。。。

長時間の移動だったにも関わらず、時差ボケのためか、娘たちも含めテンションはなぜか高かった。。。

---
と、里帰り帰国をして、日本の良い点、悪い点を改めて認識。

良い点は、やはりサービス。
如何に日本ではサービスが量・質ともにすばらしいか再認識した。個人レベルの質はもちろん、それだけ多くの職がサービス向上のために作られているなぁ、と思った。

後者は裏を返せば、効率性という点ではある意味無駄になるかもしれないので、その分は削る余地ありなのかもしれない。が、一方で、そうい職に就いて何とか生活できている人がたくさんいるはずで、そのおかげでより良いサービスを受けられるという点もある。なので、給料の格差が広がるよりは、そういう格差が比較的まだ小さい社会は日本のある意味良い点な気がする。

関連して、遊園地でアトラクションの運転を担当している人たちの多くが退職前後の世代だったのが印象的だった。もしかしたら僕の実家は田舎なので、若い労働力が少ないだけなのかもしれない。が、そういう年配の人たちは当然、若い人より子供への接し方などが非常にフレンドリーになったりするし、教育されてなくても自然とサービスの質が上っているなぁ、という気がした。

あと食事。
改めて日本のあらゆる食文化をもっともっと輸出すべきだと思った。特にアメリカに。

悪い点は、政治やマスコミは言わずもがなだけど、過剰なエコはやや気になった。例えば、アメリカとのギャップとして、エアコンの設定温度の高さは「不快」の閾値レベルだと思った。アメリカの効きすぎてるエアコンに慣れてしまったのかもしれない。。。

もちろん、エコを推進して地球環境の悪化に歯止めをかけないといけないという立場には賛成だけれども、どれくらいの効果があるのか、科学的な根拠に基づいてすすめていかないと、単に人力を浪費するだけで、経費削減のための「エコ」が陰で進められていないだろうかと不安になった。

これだけ電力消費を減らしたら、これだけの効果(経済的ではなく地球環境に対して)があるという根拠があるのだろうか。経済効果という点に関してすら、表面的な経済効果(電気代)は計算できても、実際働いている人たちの生産性が低下して、マージンとして経済的にマイナス、となったらホント無駄以外何物でもない。日本はそういう点でも、エビデンスに基づいて意思決定するという側面が弱いなぁ、という印象を改めて持った。実験的にいろいろ導入してどうこうという議論がすでに行われた上で導入されているとするなら、他の国のモデルにもなっていいけど、そうでないとするとある意味危険。

それから、子供を持つ親として日本を見た時、日本はハードの面で確かに充実している。例えば、トイレでは、用をたしてる時に子供を座らせられるチャイルドシートが備え付けれているところがあったり、エレベーターが設置されているところが多かったりする。これらはすばらしい。

一方、「ソフト」の面で、日本人と外国人の差がある。
日本で電車に乗った時、子供や子供を抱えた女性(例えば嫁さん)に席を譲ってもらえることはなかった。

帰りJFKのエアトレインに乗った時、座るところがなかったら、すぐに席を譲ってくれた。

これはたまたまではなく、これまで5年間、アメリカでは何度も体験してきたこと。

僕は日本で生まれ育ったから、それはそれでよいのだけれども、もしも子供の数を増やすことが国として大事だとすると、そういうソフト面を向上させないと、いくら子供手当てだ何だと言っても、人それぞれの意識レベルで少しずつ子供にやさしくなっていかないと、子供の数は増えないのではないか。

社会はハードよりソフトが大事だとするとなおさらではないか。

と、暴飲暴食などで遊び倒して来ましたが、そんなややまじめなことも少し考えた2週間でした。

2010年6月28日

これから一時帰国

これから日本に一時帰国します。

その前にこの一週間のまとめを。

週、前半はペーパーワーク。

グラスゴー訪問中、動物実験の手続き絡みで打ち合わせをして、当面、メンター的な立場になってもらうジュディーさんの、プロジェクトライセンスを流用させてもらうことになった。

そのためのペーパーワークを、グラスゴーから帰ってきて数日取り組む。そのプロジェクトライセンスの申請用紙は、グラント申請書並、むしろそれ以上に分厚い文書らしい。。。今回は、サブプロジェクトとして付け足すだけだったから、4ページくらいですんだけど、できるだけ早くその分厚い書類を書き上げる必要がありそう。。。

一部はグラント申請書を使いまわせるのだろうけど、はじめはそういう文書のストックすらないから、スクラッチから書いていかないといけない。。。こういう文書のストックを増やしつつ、あとはうまいことそれを管理・活用できるように考えないといけないです。

他にはUKビザ申請に必要な書類がほぼ揃ったので、まずはオンラインのアプライを済ます。7月下旬にビザが取れるかは依然微妙な情勢。。。

それと同時に引越の業者決め。

数週間前から嫁さんといろいろ作業を進めていたけど、アメリカの引越業者事情は非常にアナーキーで、scamがいろいろあるらしい。。。

で、一応、ましそうなところに引越の依頼をした。とりあえず、どの会社も信頼せずに、引越を依頼しないといけない。7月30日がxデー。荷物は船便なので1ヶ月以上かかるもよう。

他にもいろいろ仕事があったけど、ワールドカップが非常にやばくて、勤務時間のコア時間とことごとくかぶって、正直仕事にならん。。。今大会はESPN3のストリーミング中継を観れ、オフィスにいながらついつい観てしまう。。。それにしても、日本の三戦目はすばらしく良かった。パラグアイ戦は、帰国直後だし日本で応援できそう。

週末土曜日は、長女を補習校へ送った後、マンハッタンへ行ってお土産のショッピングを少しして、参院選の在外選挙。今回あまり考える時間はなかったけど、availableな政策を一通り見て、プロフェッショナルなニュアンスを漂わせてる政党に投票しました。

昼過ぎからはNJとNY州の日本人神経科学者のイベントがあった。今回三回目。みんな相変わらずの生産性で自分も頑張らないといかんな、と改めて思った。ちなみに今回、僕は新ネタを特に持ってなかったので、8月からのことを話してお茶を濁した。。。夜まで盛り上がって、メチャ楽しかった。

昨日は、これまた帰国のお土産買いのため、woodbury commonへ行ったりと、これまた朝からいろいろ動き回った。

ということでこれから帰国。

実は家族全員で帰国するのは、この5年間で初。

前半嫁さんの実家、後半僕の実家、という日程。
羽を伸ばしたいところだけど、引越がらみの事務的な手続きなんかもあったりと、それなりに忙しくなりそうです。

グラスゴー 2回目

また1週間以上前の話ですが、6月13~20日グラスゴーへ行ってました。

目的は、
1.家探し
2.小学校見学
3.研究所訪問

結論から言うと、(肝心の)1でほとんど進展がなかったけれども(行くのがちと早かったもよう。。。)、それ以外の目的は何とかこなして、住みそうなところの土地勘などをつけることができた。

1週間滞在してまず思ったのは、6月中旬なのにえらくひんやりしてる、ということ。長袖必携。真夏でもあんまり変わらないのだろう。(ちなみに、真冬がその分寒くなるかというと、必ずしもそうではないらしい。)

それから、スコティッシュ・アクセントやはり手強し。
人によって、ホントに何をいってるかわからん。。。どうやらロンドンから来たという人でもはじめわからなかった、という話なので、日本国内で方言の強い地域に引っ越すような状態をイメージすると良いのかもしれない。

ただ、だからなのかどうかわからないけど、ジャパニーズ・アクセントに対して嫌な顔をされることが、アメリカで経験するより少ないように思った(あくまで主観的な印象)。相手も、自身のアクセントが通じにくいことを知っているであろうことが何か関係しているのか。

全体的に、親切な人が多い印象を受けた。

例えば、アメリカにいてると、レジ係の対応にキレそうになることは茶飯事だけど、とりあえず1週間だけの滞在ではストレスは低かった。研究所の人にもいろいろフレンドリーに対応してもらえた。

ちなみに、その研究所では、今ちょうど新しい建物ができたばかりで引越真っ只中だった。

建物の中を少し見せてもらった。

なかなかお洒落なデザインで、企業のオフィススペースみたいな部屋が、学生、ポスドクスペースとしてそれぞれ割り当てられてた。個人のデスクはもちろんあるけど、部屋は複数のラボの人たちとシェアするスタイルみたい。いわゆる学生部屋、ポスドク部屋、みたいな感じ。

こういうのは、他のラボの人たちと交流を深められる機会も増えるし良いかも。

僕のオフィススペースも少し見せてもらって、近い将来採用するであろうもう一人のLecturerとシェアすることになりそうだけれども(もう人ランクポジションが上がると個室みたい。。。)、十分なスペースを与えてもらっていた。

とりあえずは一人なので、そのスペースを占拠できそう(ちなみに、その空きポジションは、ヘッドハントも含め、現在神経科学者を探しているらしい)。

それから、住むであろう地域をいろいろ歩き倒して、学校も見学させてもらった。研究所からは確かに少し距離はあるけど、第一印象は非常に良い感じの住みやすそうなところだった。

気になる人種の割合としては、やはり白人の人たちが9割。インドなどの南アジア系と思われる人も目立った。他のアジア人も少しいてたけど、やっぱり今住んでいるところに比べたら、比較にならないくらい少ないか。(今住んでるところだと、ハングル語の看板をよく見かける)

実際住み始めると印象などは変わっていくのだろうけど、グラスゴーはなかなか活気のある都会で、住むのが楽しみになってきました。

2010年6月27日

Verizonの悪夢再び

これまた1週間以上前のお話。

7月末の引越を前に、電話回線が不調に。断続的に回線が途切れるので、verizonへ工事を依頼。

直してくれたと思ったら、電話のラインだけ直って、もっと重要なインターネットの信号が来なくなった。。。

基本的に嫁さんが対応したのだけれども、修理の依頼予約をしても
・何度も約束の時間にあらわれず(遅れるのではなく、来ない。。。)
・クレーム電話したら、オペレーターがウソをつきだす
など、相変わらずのプロフェッショナルな対応。

結果的には、修理人も来る必要がなく、Verizon側がADSLの信号を送るか何かの手続きをするだけでもとに戻った。。。

不通だった期間は1週間強。

まぁ、振り返れば、こんなのよくある話なのだろうけど、Verizonはホントにすばらしい会社です。

そういえば、渡米直後も、インターネットの信号がなかなか届かずえらく苦労した。。。

2010年6月23日

TOEIC Listening & Reading test

もう2週間前になりますが、TOEICのListening & Readingテストを受けてきました。

場所は、住んでる町のとあるビルにて。

部屋の外から聞こえる話し声やらパトカーの音など、、、集中力をキープするのが大変だった時間帯もあったけど、何とか試験終了。

ちなみに、受験生はアジア系の人が主で、12人くらいいてた。日本人の方も何人かいらっしゃった。こっちで就職する時にスコアが要求されるのだろうか。

前のSpeaking & Writingは僕一人だけだったのに。。。

スコアは1週間ほどで返ってきて、UKビザの基準点はクリアして、予想より良かったかも。

readingよりlisteningの方が良かったのは意外。文法を改めて勉強しなおさないといけないかも。。

試験を受けながら思ったけど、TOEICはあくまでTOEICだなぁと。実際の仕事と関連付けて考えるなら、結局のところ英語の基礎体力を測るものでしかないんだろうなぁ、という気がする。

だから、仮にTOEICで高得点取れたとして、それで英語ベースで仕事をバリバリこなせるか、というと、それは別の話な気がする。

筋力があるからといって、サッカーがうまいか?というとそれは別、というのと似てるか。TOEICは筋力を測るものでしかないのだろう。

それから、TOEICの試験中、いろんな脳機能(視聴覚機能・ワーキングメモリ・記憶読み出し・文脈把握などなど)を使った。なので、「脳」をタイトルにつけたTOEIC対策本なんか出ても不思議ではない。

すでに市場が開拓されてるか知らないけど、脳科学者の人は良い小遣い稼ぎができると思います。。。(けど、脳神経科学の信頼性を損ねることはないようにお願いします。。。)

2010年6月9日

ボルチモア

日曜の昼から昨日までボルチモアへ行ってました。

目的は、ボスがもらってるグラントのPIミーティングなるものに参加するため。
会場はジョンズ・ホプキンス大。キャンパスはホントにエレガント。。。

初日は招待講演者のトークにディナー。月曜日は朝8時から夜9時ごろまで超インテンスなスケジュールで、火曜日の夕方まで。同じソースからグラントをもらってるPIたちが集まってはいるけど、話題はメチャメチャ多様過ぎてついていけないことが多かった。。。計算論寄りだったし。。。

けど、こういう小規模のミーティングは、知り合いを増やすチャンスが圧倒的に高いからホントに良い。グラントそのものが、共同研究前提で投資するという主旨のものだったからか知らないけど、参加してる人たちはみんなフレンドリーで、ランチ・ディナー時間などで席をシェアしながらいろんな人と話すチャンスがあった。

ちなみに僕はポスター発表。チャールズさんと、テクニカルな点も含めいろいろ問題意識をシェアできたのは非常にラッキーだったかも。

次回も参加しないと今回限りの出会いなのかもしれないけど、ホントにいろんな人と話すチャンスがあってメチャ楽しかった。こういう小規模のミーティングはこれからも何か見つけては参加したいところ。

あと思ったこと。このグラントは、理論家と実験家のコラボを積極的に推進するためのグラントで、アメリカではそういうことを10年くらい前から戦略的にやっている。この辺の戦略的な投資もアメリカを強くしている一つなんだなぁ、と改めて痛感した。

それはともかく、帰りの電車での話。

前の席に座ってた人がたまたまサイエンティスト(非神経科学者)だったらしく

その薬は皮膚に対する毒性はないよ
とか
それやったら、うちのトランスジェニック・マウスを使えるよ
とか
ウチのラボならiPS細胞から線維芽細胞を作れるからどうこう
とか
携帯で長々大きな声でしゃべってた。。。(聞きたくなくても聞こえてきた。。。)

他の乗客はどう思っていたのか知らないけど、なかなかエグい会話を展開してた。。。iPS細胞って、ホントに日常?生活に浸透してるんだな、と思った一瞬。。。

2010年6月5日

hidden fee

木曜日Toyotaのディーラーへ行く。

まずは先週金曜日の話から。
帰宅しようと車のエンジンをかけたら、いつもすぐ消えるはずのエンジンチェックの表示が消えなかった。

マニュアルですぐに確認したけど、とにかくディーラーへ行け、としか書かれてなかった。。。

先週の土曜日、僕はボランティアの仕事があったので、車は嫁さんに任せてディーラーへ行ってもらった。すると、ノーアポだったので、半日くらいかかると言われたそうで、諦めることに。

普通に走ってるなら問題ないんじゃない、とToyotaディーラーの人が言ったらしい。

Toyotaは、リコール問題・バッシングが全くこたえてないもよう。。。(これだと、顧客はどんどん離れると思います。。。)

確かに何の異常も感じられなかったから、しばらくその状態で数日過ごし、木曜日再びディーラーへ行った。

内部コンピューターの問題だったらしい。

保障期間内ということでコンピューターそのものはタダで取り替えてもらった。

が、エンジン内部のチェックの作業料金として110ドル前払いさせられ(異常がなんであれ取られることになってた。。。)、フィルター汚れてる、ライト切れてる、ワイパー古過ぎ、とかいろいろ指摘され、結局200ドル強払うことになった。。。

なかなかヤクザな商売である。

異常だったコンピューターそのものも、もしかすると作業料110ドル取りそびれるのを防ぐためにリコールかけてないんではないか、という気もする。googleに聞いてみると、似た経験の人もいる感じ。

こういうクレーム関連の情報って、もっと見やすい形のデータベースみたいなサイトはないのだろうか。ライバル会社の車種とクレーム件数などを一目で比較できたりすると、非常にありがたい。こういうクレーム情報のデータマイニングって商売にならんだろうか?

それはともかく、日本にいた頃、数年だけトヨタ車に乗ってた。けど、ここまでメンテナンスにお金はかかってなかった(純正CDプレーヤーを取り替えたことはある。あれは間違いなく欠陥品だったはず)。

そのトヨタ車の前は、ホンダ・シビックに10万キロ近く乗った。けど、自損事故起こした時と定期検査以外、ほとんどお金がかからなかった覚えがある。

こんなに細々とお金がかかっているのは、アメリカだからそうなのか、たまたま買ったMatrixが悪かったのか、それともこの5年でトヨタは変わってしまったのか、よくわからない。

次、車を買うなら、どこのどの車種が良いのだろう。。。

TOEIC speaking&writing test その後

先日受けたTOEICの結果が戻ってきました。なんとかUKビザで要求されてる基準点はクリア。

米国内でテストを請け負ってるAMIDEASTなる怪しげな会社、受験申請時からやばいなぁ、とは思っていたけど、やっぱり最後も少しだけあった。

テスト結果は2週間でわかると聞いていたので、予定では先週の土曜日くらいにわかるはずだった。時間のかかるプロセスだろうことは覚悟ができていたので、今週に入って、とりあえず会社にメールで連絡を入れてみた。

すると、受講料支払いのチェックをまだ受け取っていない、と。

銀行口座をオンラインで確認してみたら、そのチェックは数日前に換金されてた。。。

最悪のケース(受け直しや警察沙汰)も想定しつつ、オンラインで見れるチェックのコピーをPDF化して、添付ファイルとして、すでに誰か換金してるようだからダブルチェックして、と返信する。

すると、確認できたからスコアを送った、と。(意外とあっさり)

そして昨日、無事にスコアが送られてきた。

300点(400点満点)は超えてた。予想より良かったかも。writingはほぼ満点だったけど、speakingが。。。

自分でもわかってはいるが、スピーキングに関して、小手先のテクはこの5年間で身に付けた気はするけど、やはりこういうテストになると力のなさが露呈されてしまう。。。ジョブインタビューではごまかせても、テストはさすがに無理らしい。。。

これからしばらく本気で取り組まないといけない。。。

writingも、これから満点以上の力が要求されるから、こっちも何とかせねば。。。

英語の壁はホントに厚く大きい。

ちなみに、残りのlistening&readingのマーク式テストは来週。2時間半も集中力がもつかが最大の難関。

2010年5月31日

発注開始、送別パーティー、運動会

この一週間もいろいろあったので、それをまた長々と。

スタートアップ資金のソース3つのうち、少なくとも一つはレディーになった。注文して届くまでに時間がかかりそうなものについて、先週見積りを取っては、その一部だけを大学側へ発注を依頼。ソースが3つだと、どのお金でどの品を買うか考える必要があるのでややこしい。うれしい悲鳴、ではなく、単に面倒。

UKでモノを買う時の事務プロセスはこれから勉強しないといけないけど、どんなルートで欲しいものをゲットすべきか少しずつわかってきた。というか、基本的には、米国と同じ印象。

もし欲しい品を米国の会社が売ってる場合、直接問い合わせて見積りをドルベースで取って、その時の為替に合わせて購入するもよう。それに、多くの会社はUKにも支店があったりするから、基本的にはアメリカで使ってたものをそのまま買える雰囲気で、新しい会社を特別探す必要は今のところ要求されていない。

日本、US、UKの3つを比べると、日本はホントにお金を浪費してると改めて思った。。。いわゆる「代理店」の壁。

実は、今回発注依頼した品に関して、今年に入って日本の代理店にも見積りをお願いしたことがある(その時点では見積りを依頼する理由があったので)。

ウワサ通り、1.5倍以上余計に払わないと同じものが手に入らないことをこの目で確認できた。

とすると例えば、1000万円のスタートアップ資金で、米国製の研究装置を購入したいとする。単純計算で、600万円くらいの価値のもので妥協しないといけない。いくら研究者が優秀でも、研究規模が違ってしまうと研究結果・仕事の効率は自ずと変わってしまう。。。特に、僕の研究分野だとそれは致命傷。。。規模縮小しただけで、できるはずのことができなくなってしまう。。。

もちろん、米国へ流れるやもしれなかった国の税金を、日本国内企業に一部流す、という経済効果は期待されるやもしれない。が、みんなしてiPad買ってる姿をニュースなんかで見てると、研究費も米国に流して別に問題ないじゃん、という気もする。。。それで研究の「量」が上がれば国益にもかなうはずだし。

「サービス料」に税金を浪費して、結果的に若手の研究力を落とすのは、非常に問題。

大いに脱線。。。

先週、発注手続きをスタートさせたのは良いけど、別に問題が浮上。
6月に動物実験講習会を受けに行くつもりだったけど、どうやらすでに定員に達していたようで、6月に受けるのは難しい情勢に。下手すると、これはBP問題みたいに、解決するのに数ヶ月要する問題へと発展する気がしてきた。。。出鼻をくじかれる、とはまさにこのことを言う。

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と、自分のセットアップのことはともかく、先週、同僚ハイメがついにラボ最終日を迎えた。

毎週金曜日の夕方、研究所内の一部の人たちがサッカーをやっている。僕は3年位前に引退して以来全く参加してなかったのだけれども、金曜日はハイメのラストゲームということで、参加。

ハイメのいてたチームが逆転して結果は圧勝。

それにしても、サッカーは疲れる。。。日本が弱いとか言う前に、やはり自分でやってみると、如何に彼らでもすごいことをやってるんだとよくわかった。

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そして翌日、土曜日。

朝からいつものように長女を補習校へ。翌日運動会ということで、僕はライン引きのボランティア作業をやる。

午後から雨が心配されてたので、ボランティア総勢10人くらいテキパキと仕事をこなし、ベースボールフィールドの外野の芝生上に立派なトラックができあがった。

ちなみに、ライン引きは石灰ではなく、白のスプレーを使って引いた。はじめて見たけど、スプレー缶を逆さにセットする芝刈り機みたいな専用機械があって、引くべきラインをロープできっちりセットしては、その上をそのスプレーマシーンでなぞっていった。

所要時間2時間。

ライン引きなんて簡単だろうと思ってたけど、なかなか大変な作業だった。。。

ボランティアにはもれなく弁当付きということで、作業後、幕の内弁当をいただく。

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同じく、土曜日の夜はハイメのお別れパーティー。

ジャージーシティーの彼の自宅で開催。ボス亡き後、オフィシャルな送別会はもはや開催されないので、こういうプライベートなパーティーが最後のパーティーとなってしまう。

しげさんを車でピックアップして南下し、開始時刻8時を10分強回ったあたりで彼のうちに着いた。が、誰もきてなかった。。。。

こっちに来て学んだことの一つは、8時スタート、と言われたら1時間遅れくらいで行くのがベストタイミング、ということ。。。つい、時間通りに行ってしまう日本人癖。

ちなみに、ハイメによると、スペインでは10時くらいからスタートするのは普通らしい。。。

結局、パーティーには総勢20人強は集まっただろうか。実は、その場には日本人4人もいて、意外とアジア人率が高かった。

翌日、朝から運動会が控えていたので、23時になった時点でお暇することに。最後はハイメとハグ。

彼がラボに来たのは1年半くらい前だったか。すでにネイチャー論文を持ってることは知ってたけど、やっぱり超優秀な男だった。同じくスペイン人のアルフォンソとすごく良いペアで、二人で熱く激論を毎日のようにかわしている姿は、正直メチャクチャうらやましかった。その激論がサイエンス論文になったわけだから、ホントに良いモノを見させてもらった。と、短い間だったけど、彼からもいろいろ学べた気がする。そのハイメはスペインで独立する。同じEU圏だし、これからもいろいろ交流を続けたいところ。

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日曜日は運動会。

朝8時過ぎから、またボランティア関連の仕事があるということで、一家総出で少し早めに補習校へ。
前日引いたラインの補強をやった後、また声をかけられて、荷物運搬のボランティアを。
よく働いた。。。。

運動会は9時半からスタートで、下は幼児部から上は高校までクラスがあるから、それなりの規模の運動会だった。

親として運動会なるものに参加するのは初めてだったけど、席取りにみんな気合いを入れてることがよくわかった。8時過ぎに着いた時点で、最前列はすでに占拠されていた。。。しかも驚いたことに、多くの人はまるでBBQでもはじめるかのように、超充実したキャンプ・アウトドアグッズをセットアップしていた。

ゴザ&日傘とかではなく、折りたたみテーブル・椅子、ビーチパラソル、さらにはテント。。。さすがにBBQをしてる人はいてなかったが、日本でも今はみんなそんな感じなのだろうか。。。カルチャーショック。

ちなみに、しっかり写真撮影コーナーなるスペースが2箇所設けられていて、みんな自分の子供が出場する時に、そこに集まっては写真やビデオ撮影する感じになってた。そこに終始ビデオ三脚を設置してる人はいてなかったので、その辺はストレス・フリーだった。

ちなみに、運動会の内容そのものは意外と楽しくて、自分の子供が出ない競技でも、一つ一つが15分くらいと短時間だから、飽きずに進行していった。

長女がまず登場したのは40m走。
期待はしてなかったのだけれども、スタートの時よそ見をしてて、スタート出遅れ。。。順位は推して知るべし。。。

あとで嫁さんと、「あの注意散漫ぶりは誰に似たんだ」と口論のネタになる。。。

が、次のお遊戯。
簡単な組体操とそれなりにノリの良い曲に合わせて踊るダンスだったけど、客観的に見ても、うちの子はイケてた(親ばか?)。

バランス感覚が良くて、ダンスにキレがあった(他の子との比較)。

アスリートではなく、こっちには投資価値があるやもしれない。

もう一つ、親子で玉入れ、という企画があった。子供中心で親の出番はないだろうと思って、玉入れは嫁さんに任せて、僕は写真撮影担当に。

がその玉入れ、まず子供だけ、そして親だけ、の玉入れだった。。。もちろん、嫁さんに託したことが敗因ではないとは思うが、属していた白組の大敗に終わった。。。

幼児部は午前で終了ということで、ランチを食べて帰った。

と、親の方がエンジョイしたのではないか、という運動会だった。スコットランドに行くと、こういうのを二度と体験できないかもしれないと思うとちと淋しい。

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ちなみに今日はメモリアルデーで正式に夏に。

今日も通常営業だったけど、午前中は一人だけだった。

ハイメがいなくなって、ラボメンバーはアルフォンソと二人だけになり、同じオフィスにいるメンバーはアロンも入れてマックス3人。。。

空きデスクが、今数えたら、8人分もあるなんとも淋しい状況になってしまった。。。アルフォンソは11月くらいに出ると言っているので、ハリスラボ消滅まで残り半年くらいか。