2009年8月24日

Ponyo

崖の上のポニョを長女と観に行く。

ディズニーが配給してて、メインの映像以外、声はもちろん途中でる字幕などアメリカで公開するためにしっかり編集されていた。

なので、アメリカのキッズは、日本で1年前に公開されたアニメ、というより、ディズニーが作った、けど舞台設定は日本、という新作アニメと思って観るのかもしれない。

こういう日本文化の輸入はどんどんやって欲しい。

ハリウッド映画やアメリカ音楽でアメリカを好きになった日本人がいるように、ジブリのアニメを観て日本を好きになるアメリカ人が増えたりすると、それはそれで非常にうれしいことだと思う。

以前、同じようにハウルも英語化されてテレビで放映されてたし、ジブリアニメはしっかり認知されているのだろう。

それにしてもあの絵の美しさは、デジタルで作った絵のきれいさとは全然違う質感。アメリカのアニメとは違う次元のユニークさみたいなものか。久石譲氏の音楽も、アメリカ・アニメのそれとは違うノリだったし、いたるところに日本らしさが出てたように思った。登場キャラクターの動作なんかも日本してたしな。(その分、登場する子供キャラからお年寄りまでみんな英語しゃべるから違和感がある。。。)

ポニョは、リトルマーメードにインスパイアされたとかいう話(ウィキペディアには必ずしもそうではないというニュアンスの説明もあり)ということで、アウトラインは確かに同じ。だけど、ストーリーはきれいに出来上がっていたし、メッセージみたいなものははっきり伝わってきた。

細かいロジックなんて子供には関係ないし、子供が観るにはホント良い映画だと思った。

娘もエンジョイしてた様子。

ちなみに、超辛口なこともあるニューヨークタイムズのレビューも良い感じで書かれてます。(このレビュー、若干ネタバレな表現もある気がするので、映画を観た後に読んだ方が良いかもです。)

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