2010年6月9日

ボルチモア

日曜の昼から昨日までボルチモアへ行ってました。

目的は、ボスがもらってるグラントのPIミーティングなるものに参加するため。
会場はジョンズ・ホプキンス大。キャンパスはホントにエレガント。。。

初日は招待講演者のトークにディナー。月曜日は朝8時から夜9時ごろまで超インテンスなスケジュールで、火曜日の夕方まで。同じソースからグラントをもらってるPIたちが集まってはいるけど、話題はメチャメチャ多様過ぎてついていけないことが多かった。。。計算論寄りだったし。。。

けど、こういう小規模のミーティングは、知り合いを増やすチャンスが圧倒的に高いからホントに良い。グラントそのものが、共同研究前提で投資するという主旨のものだったからか知らないけど、参加してる人たちはみんなフレンドリーで、ランチ・ディナー時間などで席をシェアしながらいろんな人と話すチャンスがあった。

ちなみに僕はポスター発表。チャールズさんと、テクニカルな点も含めいろいろ問題意識をシェアできたのは非常にラッキーだったかも。

次回も参加しないと今回限りの出会いなのかもしれないけど、ホントにいろんな人と話すチャンスがあってメチャ楽しかった。こういう小規模のミーティングはこれからも何か見つけては参加したいところ。

あと思ったこと。このグラントは、理論家と実験家のコラボを積極的に推進するためのグラントで、アメリカではそういうことを10年くらい前から戦略的にやっている。この辺の戦略的な投資もアメリカを強くしている一つなんだなぁ、と改めて痛感した。

それはともかく、帰りの電車での話。

前の席に座ってた人がたまたまサイエンティスト(非神経科学者)だったらしく

その薬は皮膚に対する毒性はないよ
とか
それやったら、うちのトランスジェニック・マウスを使えるよ
とか
ウチのラボならiPS細胞から線維芽細胞を作れるからどうこう
とか
携帯で長々大きな声でしゃべってた。。。(聞きたくなくても聞こえてきた。。。)

他の乗客はどう思っていたのか知らないけど、なかなかエグい会話を展開してた。。。iPS細胞って、ホントに日常?生活に浸透してるんだな、と思った一瞬。。。

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