2011年10月22日

チュートリアル終了、卒研、MRC、電話、新歓パーティー


10月前後から冷えこんできて、日照時間が大分短くなってきた。

チュートリアル
3週連続チュートリアル担当終了。
最終週は意外と難しく、質問にわかりやすく答えるのにえらく苦労した。。。

けど、チュートリアルには準備がほとんどいらなかったから良かった。ただ、生徒とのインタラクションは楽しいのは楽しいけど、エゴな視点にたつと、知的な刺激度がなく、終わった後何となくむなしさを感じる。。。実際、生徒たちにとっても、学ぶ内容がリアル世界で役立たないだろうから、余計に。。。教育機関としての大学というのは、根本的にリデザインしないといけないのがよくわかる。

セメスター1の教育義務は、2週間後の試験監督のみ(もしかしたら採点もあるか?)。セメスター2は、実習のサポート2コマ、あと生理学のレクチャーが。。

卒研
と、セメスター1の教育義務が一段落、と思ったら、今度は学部4年生の卒研?の割り当てが数日前に発表され、実験1人、論文調査3人割り当てられた。。。

2ヶ月くらい前に、project descriptorなる1ページの計画書をアップせよ、と言われ、学部生の研究だからと結構好き勝手に考えて計画書をいくつかアップ。希望者は少ないだろう、と思ってたら、無謀な学生さんたちがいてた。。

割り当て発表直後から、さっそく学生さんから連絡が立て続けに入り、来週、会ってプロジェクトを話し合うことに。。卒研だから、過剰な期待はNGなんだろうけど、割り当てられたリソース内でプロジェクトをカスタマイズ可能だから、できるだけ両者に利益をもたらすような方向に持っていきたいところ。

MRC
さらに忙しくなるな、と思っていたところに6月にアプライしてたMRCグラントのレフリーコメントが戻ってきた。。。

今回は5人からボコボコにされる。。。

BBSRCの時のように、フィードバックにはいくつかの項目があり、しっかりしたフィードバックが書かれていて、最後に6段階評価があった。それだけ見ると、かなりキビシメ。。。

論争の残ってるテーマで申請したから、レフリーの一人は完全に逆の立場で、完全否定的なコメントをいただく。なかなかエキサイティング。

他の人たちは、提案そのもののダメだしはないけど、多くの人からpreliminary dataの少なさを指摘された。

11月4日までに3ページ以内のリスポンスレターを提出することになっているので、先日のBBSRCの失敗を参考にベストを尽くして討ち死にしたいところ。

それにしても、BBSRCといい、MRCといい、なかなか良い勉強になった。グラント申請というのは、アイデアではなく、それプラスアルファの部分こそがクリティカルというのがよくわかった。良いアイデアなんて、誰でも持ってるわけだから、当り前といえば当り前か。

ちなみに、6月中旬に申請した後の経過としては、まずレフリーに回す前のチェックがあって(たぶん)、レフリーの締切は8月下旬となってる。その後、そのレフリーコメントをもとにshort listが決まるのに2ヶ月ほど(つまり10月下旬)。11月4日までにレスポンスし、それらを元に、11月末の会議で意思決定されるらしい。

半年弱の長丁場。。。

電話
グラスゴーにきてから大きく変わったことの一つは電話する機会が圧倒的に増えたこと。(NJにいた時は皆無だった。。)

今週、3件ばかしテレカンファレンス的なことをやる。

うち2件は、今取り組んでるグラント申請関連で、アメリカにいる共同研究者とのskypeが一件目。2件目は、研究所内の共同研究者と一緒に、グラント申請先の主要人物とテレカンファレンスを行い、質問をしたりする。UKの人たちも、積極的にコンタクトを取ってるから、こういうフロア活動的なことは大事なのだろう。

今回は、共同研究者がいてたから良いけど、一人で、となると、やはり躊躇するな。。。

新歓パーティー
10月からたくさん新しい大学院生が入ってきたということで、同じフロアにいてる人(20人ほど)で新歓パーティーが開催される。speed dating的な企画が設けられていて、この1年間話たことがなかった人とも少し話をすることができ、なかなか楽しかった。


チュートリアル、電話、パーティーなどなどと、英語で話す時間が圧倒的に増えていて、最近、英語で話すことに対するコンプレックスが減ってきてる。というか、開き直りに近い度胸みたいなものがついてきた気はする。

日本を離れて6年半でようやく。。。
NJ時代、いかに英語上達を怠っていたかを痛感中。。

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