そういえば、今週の水曜日、35回目の誕生日だった。
嫁さんたちは月曜日に日本から戻ってきてくれていて、夕食がいつもより豪華だった。娘が嫁さんとHappy Birthdayの歌の練習をしていたようだが、娘は本番の時に恥ずかしくなったようで歌ってくれなかった。残念。
そんな35回目の誕生日を送った。
他に気づいてくれた人は世の中には誰もいなかったかもしれない。
35回目となるとそんなものだ。
実際、自分でも僕が何歳だったかわからなくなり、生まれた年と今年を差っぴいて、そうだ35歳だよな、と確認することもある。
感覚的には、31歳だろうが、35歳だろうが、そう大した違いはない。
けど、四捨五入すると40になってしまう。
40歳の自分はまだ想像できない。
科学者の「クリティカルピリオド」は30代とよく言われるから、残り5年かと思うとぞっとする。研究テーマとしては次のテーマが文字通りクリティカルになる。
そう考えると31歳と35歳は大きく違う。40までにやれるプロジェクトが1つ以上違う。
それはさておき、誕生日が平日だったこともあり、今日土曜日、改めてレストランへ行った。
マンハッタンのEN。
これで4回目になるだろうか?
これまではいつも友人と行ったが、嫁さんがぜひ行ってみたいということで行った。
3歳半の娘は居酒屋初体験だったかもしれない。けど、彼女は最近めきめきと自分をコントロールする力がついてきたので、外食も全く苦にならなくなってきた。今回も料理に集中し、しっかり食べてくれた。
豆腐サラダという、ドレッシングが豆腐テーストになっているサラダをまず食べた。いけた。次に、鉄板焼きチキン。たれ、スパイスが3種類ついてきて、肉はそのままでもおいしかった。続いて、エビの肉団子のようなものに、ロールを一つ。結果的に、簡単なコースのようになった。出す順番も配慮してくれたのかもしれない。
皿のデザインがよく、店内の広々とした開放感、そしてうるさくないジャズ、それでいて、近くのお客の声が聞こえない。
相変わらず良いお店だな、と思った。
お値段は80ドル強。
普段からこんなセレブな外食をやっていたら、Wall Streetのどこかの金融機関のように、たちまちにうちの家計は破綻して週末どころではなくなりそうだから、こういうことは滅多にしない。
けど、それなりに良いものを食べれたから、こんなものなのかなという気はする。
そんな35歳の誕生日を迎えた。
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