2008年10月5日

プレーオフと日本人

MLBのプレーオフが盛り上がっている。シカゴは両チームとも進出して経済効果もあるとか。

リセッション中はNYの二チームも無条件でワイルドカード!、という八百長特典があっても良いのに、と思ったりもする。

というか、お互い最後のスタジアムだったから、エキストラ・サブウェーシリーズでもやれば良かったのに、とも思う。お金儲けが下手である。。。

とにかく、今回のプレーオフ、ヤンキースが出ていないからあまり興味はない。例え嫌いな松坂が活躍して、レッドックスに連覇されても何とも思わない。そもそも、うちのテレビで見れるチャンネルではプレーオフを見たくても見れない。。。

というか、最近、大家さんがチャンネル数を減らして、CNNすら見れなくなった。。。ショック。。。(タダで見てたから文句は言えないけど。。。それでも文句を言えれば、一人前のアメリカ人か?)

それはともかく、日本人プレーヤーをプレーオフの試合で見るのはもう当たり前のようになった感がある。が、だからといってみんなが活躍するわけでないから厳しい世界だな、とも改めて思う。

こうしてみると、4通りのプレーヤーがいるか?

1.日本で良い→米でも良い
2.日本で良い→米でダメ
3.日本で普通→米で良い
4.日本で普通→米でもダメ

1の筆頭はもちろんイチロー。松井と野茂も入れて良いと思うし、松坂はthreshold付近か。
2は福留。ヤンキースに来た二人のピッチャーは入れて良いだろう。
3は例えば岡島。
4は新庄。

おそらくそれぞれのタイプは、異なるファクターが絡んでくるような気がする。

1は、とにかくどんな環境にも適応でき、才能もある。

つまりfitnessが文字通り高い。イチローに関しては日本にいる頃から準備をしていた。そういうプレーヤーはなかなかいない。他のプレーヤーがもしイチローのように活躍したかったら、最低でもしっかり準備をして挑まないと話にならない。

2は、適応力の欠如。

福留はまさにそれに悩んでいる気がする。アメリカに来ると、言葉を代表格として多くの環境がガラッと変わる。だから、スランプにはまった時の脱出方法を見つけるくらいの適応力がないといけない。

3は、アメリカのこのオープンな雰囲気が余程なじんだのだろう。

岡島はよくわかる気がする。なぜなら、彼のフォームは日本の型にはめたがるコーチからしたら、なおしたくて仕方がないだろから、彼はそのアドバイスに迷って自分を見失っていたのかもしれない。その点、アメリカは何でもありだから水を得た魚でのびのびプレーできるのだろう。

個性はある一方で、メンタル面が強靭でない人はむしろアメリカが合う気がする。日本ではつぶれる、つぶされる。

4は、ノーコメント。

このタイプ分け、ある程度、研究者にも当てはまる気もする。
特に、2と3のタイプは多いのではないか。

僕は今のところ4。。。
新庄のような派手さもないから、タイプ5かもしれない。。。

自虐的エントリーになった。。。

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