2008年10月27日

アメリカで七五三

神道の文化をアメリカでも体験できた。

土曜日、曇の中、朝から家族三人で国連ビルの近くのJapan Societyへでかけた。
七五三が開催された。

数ヶ月前から予約が始まって、子供の着物レンタルもあった。合計で70ドルほど。

僕はJapan Societyのビルがあることすら知らなかったけど、立派できれいなところだった。

ロビーにおしゃれな人工池というかなんというか、そういうものがあって、その前で着物姿の娘と家族写真を撮る。

七五三は、ビル内の中ホール的なところで行われ、ステージに神様が祭られていた。(かなり本格的)

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式は10時過ぎにスタート。

非常にしっかりした内容だった。(ホントに本格的だった)

国際結婚した家族の方も来られていたので、日本語のアナウンスに続いて、英語が続くという形式で式が進行。

斎主は意外にも女性だった。

式の中ほどで、各家族が名前を呼ばれてはステージに上がって二拝二拍手一拝をして千歳飴をもらう。

斎主さんも英語を使いこなし、なかなかレアな体験ができた。

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改めてこういう体験をして、日本人は意外とreligiousな環境に育ってきたんだなぁと感じた。

正月に始まり、七五三もあれば、神社にいけばお賽銭を投げてお祈りをしたりする。implicitに神様を信じて、superstitionをexplicitに信じる。

立派な宗教である。

けど、個人個人には「宗教」という感覚はない。
あくまでunconsciousな宗教である。

それが神道の真髄なのかもしれない。

神は森羅万象に宿る。

それはアメリカであっても良いわけだ。

なかなかpoliteな良い宗教である。

2 コメント:

匿名 さんのコメント...

こちらはコメントしやすいですね(笑) エヴァンジェリカルな人なんかをよく目にしますし、そうでなくても教会に毎週行って、すぐに神を持ち出す人がこの辺りには多いので、キリスト教も怖いもんだなと思うようになりました。ゆるゆるな日本人の宗教観が好きです(笑)
池谷さんはHPもお持ちなんですね。ブログ実は私も2つ持ってます。一つは放置です。。。

Shuzo さんのコメント...

こんにちは、アリスさん。

こちらのブログは先月から始めました。
予備知識ナシで読めるようなお気楽エントリーが多いですし、アクセス数も少ないので(苦笑)、これからもお気軽にコメントください。