2008年10月4日

Qualified exam

その公聴会が来週月曜日に控えているそうだ。
大学院生の最初の登竜門といったところか。

今週、ラボの学生さん、アロンとハリーがトークの練習をした。

二人とも若い。。。(トークのでき、という意味で)

アロンは、みんなから散々叩かれて、ようやくスライドのアウトラインが固まった程度。彼は英語が僕と同じくらいしかできないから、週末にトークそのものを洗練させないといけない。。。

良く言えば、肝がすわっているともいえるが。。。

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同じく今週、アルフォンソ先生もトークの練習をした。彼はYale大に呼ばれているらしい。彼はいつ独立しても良いくらいの超優秀なポスドク。

トークそのものも良かった。
(理論素人の僕にはもう少しわかりやすく話して欲しかったけど。。。)

とにかく、さすが。

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(英語での)トークはホントに大事。
この業界で生き残るには絶対に必要なスキル。

多くの場合、論文発表前にトークを通して宣伝するから、トークの出来具合で、研究内容、研究者としての資質が評価される。うまく宣伝できれば、人脈も広がって、結果的に論文(将来の論文も含め)も通りやすくなる。

その意味で、日本人はホントにハンディを負っている。

多くの外人は、日本人は英語が下手、とわかっているから期待はしていないだろうけど、やはりひどい英語に加えて、ひどいプレゼンをされたら、さすがにそのネガティブインパクトは大きい気がする。日本人が過小評価される根源。

僕の場合、数十人を前にした英語のプレゼン経験は一度だけあるけど、そこで心がけたのは

自分の力に合わせたプレゼンをする

ということ。

英語が下手なら、それをカバーするように視覚的ファクターを重視したスライドをかなり前から用意して、多くを語らなくても良いようにしないといけない。スライドだけ見れば、言わんとするメッセージが伝わるようにしないといけない。

質疑応答は、普段から自分の研究の問題点をしっかり自覚して、それに備えておけば、最低限の回答はできる気もする。もちろん、リスニングという入力ができないとどうしようもないけど。。。とにかく、トークがあっての質疑応答なので、質疑応答よりもまずはトークの練習をしっかりやらないといけない。

頭の痛い問題だけども、とにかく場数を踏むしかないから、逃げていても始まらない。

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