2014年2月9日

京都

1月27日~2月2日の日程で京都へ行ってました。

今回は、ご縁があって京大医学部の大学院関連のイベントに呼んでいただき、まず1泊2日で有馬温泉へ。

そのイベントは、1年生の大学院生たちが研究発表をし、皆でいびる、いや、研究内容などにアドバイスをするという機会。

僕は、そこでトークを任される(keynote speaker?)。茶色の温泉も含め、いろいろ楽しめました。

そのイベント後数日は、招待していただいたラボのメンバーの人達と研究の話をしたり、大学院時代の恩師の先生の研究室にもお邪魔したり、昔のラボメンバーと居酒屋へいったりと、超充実の一週間でした。

今回、大学院生と直接話す機会にも恵まれ、自分で問題解決してプロジェクトを進める、という意気込みを感じられる大学院生と何人か会えて、とても刺激になりました。その点、うちの大学の大学院生は、何となく受け身。。。専門学校化している弊害。

以下、今回の食事などを備忘録的に。

まず食事。
到着した1月28日、銀閣寺近くの「なかひがし」へ。
細部に神が宿る懐石料理屋。ひと品ひと品にストーリーがあり、カウンター席に座ると、店主自ら、それを説明しながら料理を振る舞ってくれた。文字通り五感すべてが刺激された。お値段はかなりはるけれども、それに見合っていた。あんな料理、人生で数度食べれるか食べれないか。

ちなみに、ちょうどNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」の取材班が1ヶ月取材中で、僕の隣には、料理人と思われる人が一人で座り、料理を楽しんでいた。彼はその番組のゲストの一人なのか、取材にも答え、ウンチクを語っていた。一人で悦に入りながら食事していた僕も映るかも??

1月31日、雲心月性という下鴨神社の近くの懐石料理屋へ。
こちらはホストの方たちに連れて行って頂きました。隠れ家的お店らしく、実際、小さい民家を料理屋に改装したような感じ。奥の座敷は、畳か何かの「古い匂い」がしていた。お店の人は素朴な感じで料理も良かった。

2月1日。昼は天一銀閣寺店へ。天一は外せず。。実は、銀閣寺店は初めてだったけれど、普通に美味しかった。

夜は、昔の同僚と京都駅近くの鬼河童という居酒屋で呑み会。4時間半かけてお腹いっぱい食べて、値段もリーズナブルだったか。が、店内喫煙OKだったので、嫌煙家にはNGかも。

次に、機内で観た映画を。
行きは
Fast & Furious 6を観る。途中まで。

帰りは
まずGravityを観る。1時間半と短い単純なストーリだけれども、映像すごすぎ。。。どうやって作ったのか非常に興味あり。

次にLast Vegas。幼なじみのおじいさんたちの話。一人が結婚するということで、ラスベガスでbachelor partyをする、という話。ストーリーはともかく、Michael Douglas、Robert De Niro、Morgan Freemanという豪華キャストでなかなか楽しめた。

次に、Rush。実話に基づいたF1の話ということで、こちらもなかなか楽しめた。Niki LaudaとJames Huntという全然違うタイプの人間がよく描かれていて、人生観という意味でも考えさられる映画。

さらにAll is lost(観過ぎ)。ボートがちょっとした自損事故をきっかけにいろんなトラブルに見舞われ漂流し、文字通りすべてを失う、という話。セリフがほとんどないので、言葉が聞き取れなくてもわかる映画。

続いて、時差ボケについて。
やはり朝から精力的に用事をこなすのがとにかく大事。時差ボケがホントに解消されるのはどうしても時間がかかるので、無理せざるを得ない。再渡英後、特に時差ボケ的なことは感じなかったので、日本の時差には結局適応せずに帰ってきたのかもしれない。

最後に、日本について。
今回感覚的にはっきり気付いたことは、電線が日本の町並みのアナーキーさを助長していること。

ここ最近、帰国するたびに線路近くにたくさんの家が建てらていることに違和感を覚えていたけれど、今回、仮に整然と立て並べられている地区でも美が感じられないと思った。

それは地上にある電線がその整然とした直線を乱していることがよくわかった。前から日本の電線は汚いとは聞いていてわかってはいても、感覚としてはっきり感じたのは今回が初めて。一方で、きれいなところはとことんきれい。この辺のギャップが興味深い。

それはともかく、今回もいろんな出会い・再会があって、いろんな話が出来て、超充実の良い旅行になりました。お世話をしていただいた方々にはホント感謝です。

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