2015年5月30日

2014/15年 後期ティーチング まとめ

5月も終わりということで、今年度のティーチングも期末試験も終了。後期はレクチャーが1クラス分4コマ、卒論学生5+1人、でした。

レクチャーは、統合失調症と依存症について、2コマずつ。

卒論は、biomedicalの一人を除いて薬理系の5人。その5人は文献調査だったので、たまに原稿をチェックしては、最後に評価する、という比較的負担は少ないものでした。

一方、今シーズンはエッセイの採点量が大幅アップ。。
特にMP304という、レクチャーを担当したクラスの採点が大変でした。。

このクラスは、5人位のスタッフで分担レクチャーをし、試験は各スタッフが出題したエッセイ5問からの選択。

どういうわけか、過半数の生徒が自分の作成した問題を選択して、94人分のエッセイの採点が回ってくるハメに。。(質問が簡単過ぎたもよう。。ナメられた。。)

94部の採点、1部あたり5分で丸一日かかる単純計算だったので、かなり短時間で採点することに。

こういうエッセイを採点して初めて気付いたことは、採点者の立場に立つことが如何に大事かということ。

もちろん内容も大事だけど、体裁に少し気をつけるだけで、100点中5~10点くらい上乗せできるのではないか?という気がする。

つまり、内容だけでなく、印象も大事。

例えば、NGな典型は、なぶり書きで判読不明な解答用紙。
全く見当違いなことをなぶり書きし採点者をだます、という戦略はいけるかもしれないが、それはそれで、それなりの技術がいるのではないか?という気もする。。。

一方、良い例は、読みやすい字、段落を細かく分ける、小見出しをつける、といった解答用紙。ただし、NGの場合と逆で、全く見当違いなことをクリアに書いていると、それが簡単にバレてしまうので、逆効果も。。。

とにかく、何事も他人に評価されるモノは、自己中だとダメです。。。
今、来週締のグラント申請書を書いてますが、自己中にならないように心がけてます。。

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