2013年4月21日

mega-tsunami

今週BBCで、mega-tsunamiに関する番組が放映。
カナリー諸島の火山噴火に伴う山体崩壊により、巨大津波が発生。その津波がアフリカと欧州の一部、そしてUSの東海岸の大部分を襲う、という科学的予測を、1時間にかけて説明するものだった。

10~25mクラスの津波が東海岸の主要都市を襲うらしい。山体崩壊からの猶予時間は6-9時間。

ちょっと調べてみた。

wikipediaにも説明があり、そこで引用されているこれこの論文が科学的根拠となってるもよう。後者の論文に、津波伝播シミュレーション結果が図示されている。

論争もあるようなので、一部の科学者の単なる妄想的予測に過ぎないのかもしれない。が、リスクはゼロとは言い切れないのだろう。

ちなみに、これと似たmega-tsunami、実は日本でも起こっていて、島原大変肥後迷惑と言われるもの。

名前は大したこと無さそうだけど、実際、大したことが起こっている。

雲仙で噴火と地震が起こって、山体崩壊発生。それにともなって大量の土砂が有明海に入り、巨大津波が発生。一連の災害で1万5千人もの尊い命が奪われた。1792年の出来事。

雲仙は僕の実家の荒尾から見える。。。

おそらくこの災害で、荒尾も被害を受けたはず。。。有明海で津波はないだろうと思っていたが、実際にあった。。。

とにかく、津波は、海を下から蹴りあげて起こるだけでなく、上から物を落しても起こる。こういう災害は、起こったら起こったで、自然には逆らえないのだろうけど、地球ではホントにいろんなことが起こりうる。。

ところで、北朝鮮への潜伏取材の番組も面白かったです。

0 コメント: