kindleがファミリーになるそうで、、、
Kindle
Kindle DX
ニューヨークタイムズでの情報はこちら。
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デラックスは、PDFファイルをそのまま読めるらしい。。。
大きい分、アカデミックな用途として非常に良いのではないでしょうか。
実際、アメリカのいくつかの大学で試験的に導入するらしい。
従来のサイズだと、教科書をkindleで読むのは想像しにくかったけど(実際、メチャメチャ読みにくい)、現実的になる気もする。
ただ、今のkindleで足りない部分はたくさんあるので、アマゾンに付入る隙はたぶんたくさんある。
kindle2を数ヶ月使っての不満を4つ。
1.カラー
2.サイズ
3.コンテンツの値段
4.コンテンツ管理
まず1について:
今のバージョン、スクリーンはめちゃくちゃ見やすい。なので、カラー版が出て、今のバッテリー時間を維持できるなら、付加価値を与えそう。(切り替えられたりした方が良いかも。)
2について:
今回のDXがこの問題を克服することになるから、DXはその点でかなり魅力的。
新聞や雑誌、教科書類を随分読みやすくなりそう。やはり一画面で文章と図表を見れたほうが絶対に良い。
ちなみに、DXでは、ハードを回転すると自動的に画面が切り替わるらしい。大きいからこそ便利なのか、何となく無駄な機能な気もする。それより値段を安くして欲しい。
3について:
大抵の本は9.99ドルなので高くはない。
確かに定価と比べると得した気分になるけど、アマゾンでは多くの本をすでに割引していたりして、kindle版との差は数ドルしかないことがある。ということで、ハードウェア分のもとを取りたいと思った場合、相当数の本を買う必要がある。
こういう普及を狙ってる場合、ホントに閾値を超えるような値段設定があった方が良いのではないか、という気がする。実際、紙の本と比べて劣っている点がいくつかあるのが現状なんだし。。。
4について:
DXは数千冊分の本を溜め込めるとか。。。1000冊なんて、個人で持つ本としては天文学的数字になるので、何冊持てるとかを売り込むのはナンセンス。
それよりは、ためた本なりファイル、あと、自分で残したメモ、ページ、文章の情報を効率的に管理できるソフトが絶対に必要になる。
DXでどれくらい改善されるのか詳しく知らないけど、kindleでは、その辺が全然なってなくて、ソフトという点では原始時代。
あと、ページ切り替えももっと速くして欲しい。
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その他雑感
買う数ヶ月前までは電子ブックには正直かなり否定的だったけど、実際持ってみるとそのポテンシャルは非常に感じるので、アマゾンがこれだけ気合を入れているのはわかる。
ソニー以外の日系企業がうまい戦略で参入すると良いのにと思う。ハード・ソフト(コンテンツというよりOS的な部分)でかなり良いものを作ってくれそうだし。
けど、アマゾンは英語圏を相手にして市場を開拓してる分、ハードなどが少々ショボくても有利かもしれない。
あと、もともとアマゾンはオンライン書店でスタートしたわけだから、そのブランド力もかなり効いているのかもしれない。ソニーをもってしても厳しそうだし。。。
それから、こうやって新機種をすぐに発表されると、すでに持ってる人は裏切られた気になるので、そういうユーザーをキープできるように、安く買い替えできるとか、そういうサービスがあると非常に良いのではないか、という気がする。でないと、様子見の人はますます様子見ということになるだろう。
最後に、ベータとVHS、ブルーレイとHD―DVDのようなユーザーを無視した企業の醜い争いは絶対に避けて欲しい。
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