2013年5月5日

UKIP


今週、UKIPがニュースを賑わせていました。UKIPとはUK独立党。
イングランドとウェールズでLocal elections(統一地方選?)が今週行われ、Euroscepticismで右寄りなUKIPが大躍進。イングランドでは、少なくともcouncilレベルに関しては、4大政党のフェーズに入ったもよう。

来年のEuropean Elections、そして2015年のGeneral ElectionsでUKIPがどれくらい議席を獲得するかが注目らしい。

これに合わせて、EU脱退の国民投票ネタがまた盛り上がってきて、今回の結果はDavid Cameronさんを、この文脈では、後押しするものだし、UKはホントにEU脱退を目指していくのかも。。。

スコットランドといい、イングランドといい、この独立心の強さというかなんというか、もう一つ理解しきれない。。。今の微妙なバランスが良いように思うのだが。。。

一方で、スコットランド独立の準備(?)を進めてるSNPはpro-EUと理解している(が、最近の通貨論争では、通貨に関してはどっちつかず?)。

ちなみに、スコットランドから見たシナリオとしては、
スコットランド独立、EU脱退
スコットランド独立、EUメンバー維持(できるかはともかく)
スコットランドはUKのまま、EU脱退
スコットランドはUKのまま、EUメンバー維持
の4択か。

1番目だと、国家破綻はかなり近い気も。。

2番目。スコットランドが独立すると、EUに加盟できるかもまだ確定していないと理解しているから、順番的には、まず来年の国民投票で独立が決まり、残りのUKとは別に、EU再加盟交渉ということになるのか?残りのUKは別個にEU脱退を国民に問う、ということになるか。

3番目は、イングランド次第という感じか。EUから脱退すると、いくつかの問題は解決するのかもしれないけど、肝心の経済の部分でどうなのかよくわからん。少なくとも、科学研究の分野へのダメージはかなり大きい。EUの優秀な人材への門戸を閉じるし、グラントへのアクセスもなくなる(はず)。

4番目は、現状維持で、個人的には最もサポートしたい選択肢。

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