2009年4月19日

two historic messes

昨日、暖かくて非常に過ごしやすい一日でした。

ということで、新ヤンキースタジアムへ。










歴史を目撃した、
見てはいけないものを見た、
というか何と言うか、
とにかく、記憶に残る、見ごたえある試合でした。。。

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先発は、2試合で防御率30弱を誇るアジアの星、王建民
相手はクリーブランド
さぞ良い試合を拝めるだろうと期待していた。


まず1回表、良い滑り出しで三者凡退。
1回裏、新加入Teixeiraのホームランで2点先制!

そして、2回表。

ナイトメアとか、いろんな言葉で形容できそうだけど、とにかく「長い」に尽きた。

ボテボテのゴロで内野安打、四球、そしてホームランで逆転。
まずは、絵に描いたような逆転劇。

結局アウト1つしかとれず、王建民がボコボコにされ降板し、先日マイナーから上がったばかりのClaggerが、文字通り火に油を注いでくれ、
1イニング14失点









(写真に「歴史的試合」のスコアボードが小さくあり)

良いもん見れました。。。

ウィ~ア~スレッショ~ルド!
(We are threshold!)

なんていうコール、はじめて聞いたぞ。。。

みんな何か越えた感じは確かにした。。。
後半、クリーブランドのホームランに拍手したりしてたし。。。

という感じで、2回コールド、でその日のゲームは終わり、
4回くらいからしばらく新ヤンキースタジアム内を探検した。

今回の席はbleacher(こんな眺め)









で、定価14ドルのところ、stubhubという「公式ダフ屋」から倍以上の値段を払って観戦していた。(金返せ、このやろ!)

旧スタジアムのbleacherは値段の如く、狭く、ゴミゴミした雰囲気だったけど、新球場は、センターにスポーツバー









があったり(おかげで、一部の席の人は外野の半分が見えないことで話題になっている)、スタンド後方の通路も広々していた。

一番うれしかったのは、スタジアム内を一周できたこと。
入り口のコンコース


だけでなく、スタンド後方の通路から直接フィールドをしっかり見渡せたりして


(opening weekとあった)

さらに、バックネット裏のスタンド後方


から試合を観戦できた!

実際、みんな観戦してたし、係りの人から何のお咎めもなかった。

一番良い席は2000ドル強払うらしいけど、最安5ドルの席を買って、バックネット裏後方で立ち見して、ブルジョアな人たちを文字通り見下ろすなんていう裏技ができる気もした。(倫理的な問題はあるだろうけど。。。)

あと、スタジアム内のフードコート、トイレがかなり良くなっていて、ヤンキースグッズが買えるチームショップが少なくとも3箇所あって充実していた。

という感じで、新スタジアム、なかなか良い感じです。

さて、試合に戻る。
途中、先発のジョニーさんに変わって松井が登場。
3打席立って、1打数1安打。全打席出塁した。得点には絡まなかったけど。

ラッキーなことに、最終回、帰ろうとして内野席の裏を歩いていたら松井まで回ることになって、間近で見れた。


写真にもあるように、大半の観客は3回くらいから分散的に帰っていたので、帰りもストレス・フリーで帰れ、「新スタジアムを楽しむ」という目的は十分達成できました。。。(試合はともかく)

ちなみに、最終スコアは22対4。
草野球か。

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そして翌日の新聞記事
1イニング14失点は、ヤンキース史上最悪だったそうで、締めくくりの言葉としてa historic messという言葉が使われていた。

新スタジアム初観戦でそういう歴史の目撃者になれたことを誇りに思います。
歴史を作ってくれてありがとう!
(最近、こういう自虐的ネタにはホント事欠かんな。。。)


ちなみのおまけとして、この日、午前中大学に行ったのだけれども、帰り、NJターンパイクでこれまたa historic messに相応しい大渋滞に巻き込まれた。。。
普段2,30分で通勤できるところ、2時間も。。。
ある意味、この大渋滞がゲーム内容を物語っていたとも言える。

もしNJ南部から今回のゲームに来た人がいたとしたら、渋滞のおかげで、スタジアム到着が2回裏だったりしたファンもいたのではないかと思うと、それはそれはセツナイ。。。

two historic messes。。。

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