Japan’s Big-Works Stimulus Is Lesson
日本を反面教師にしろ、ということなのだろう。
日本人としては素直に喜べない新聞記事ではある。。。
確かに道路や橋や美術館といった類のモノを作るのがあまりにも非効率なのは、一部の政治家を除いて、ほとんどの日本国民が感じている常識ではないだろうか。
たぶん、お金の流れの「ハブ」になるようなところにお金を投入するか、そういうものを新しく作らないと、意味がないのだろう。
もちろん、銀行といったそういう意味でのハブもあるだろうけど、景気に関わらず、みんなのお金が日常的に向かうところも別の意味でハブなんではないか。(つまり、お金の「量」ではなく、お金が使われる「頻度」という意味でのハブ)
例えば、食料費とか、子供の教育・養育費とか、お年寄りのための医療費・老人施設の費用とか、住居費用とか。お金持ちでも「庶民」でも、毎月、毎週、毎日使うと決まっているところがある。そんなところ。
その辺のライフライン的な部分が、家計レベルの支出のボトルネックになっているとすると、その辺を税制度や積極的な支援で、開放してくれれば、気分的にも何となくハッピーになるし(これが本質な気もする)、他のところにお金が向かいだすような気もする。それこそ、無駄だった道路が使われ出して、一部の政治家が「ほら、効果あったやろ」と喜ぶことが起こるやもしれん。トップダウンかボトムアップかというより、やっぱ両方大事なんではないか?
あと思うのは、日本の場合、政治とマスコミが国民をアンハッピーにするのに長けているけど、アメリカはそこまでの能力はないから、その意味では、日本と全く同じことをやっても、日本と違う軌道をたどる気もする。
素人発想過ぎか?
とりあえず、そんなことを考えたので、書いてみた。
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