新着のネイチャーのEditorialとこの記事。
その記事は、アメリカの中堅とシニアレベルの2人の女性PIが、R01を更新できず、ラボをたたむリスクに直面していることを紹介していて、そこに至るまでの内容がかなり詳しく紹介されている。
非常に考えさせられた。
その記事を読みながら思ったのだけども、R01を当てておきながら、その申請内容とは全く違う研究を平気でやる人もいる。
そういう人はどうなのだろう?
世渡り上手、で済まして良いのか、それとも、この記事の人たちのことを考えると、そういう無責任な人のグラントは途中でストップして、他に再分配すべきなのだろうか?
真摯な態度で挑んで、結果もそれなりに出ているのに報われない、というのは何とも。。。
それから、医療、トランスレーショナルな研究を、やはり積極的に戦略として考え、実行していかないと、今の時代は生き残れないのだろうなぁ、と強く感じた。実際、そういうことを謳ったポストの話はよく聞く。自分を信じて一つのことをやり続けるだけでなく、時代の流れにも乗るようなしたたかさが必要なのだろう。
最後に、どんな困難に直面してもへこたれない強い情熱で研究を続けられるか?それくらい研究を愛しているか?研究と心中できるくらいの覚悟か?と自分に問いただすことも基本なのだろうけどもホントに大事だなぁ、と今更ながらに感じた。ただ、それだけでは研究を続けられない厳しい現状がそこにある、ということか。。。
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