2008年12月29日

ディズニー・ワールド・ツアー

21から25日のスケジュールで冬休みを取ってオーランドのディズニー・ワールドに行ってきた。
日記として。

1日目

21日、日曜日、心配された天気は、案の定、雪。
4時半ごろに起きて、5時過ぎに家族で近くのバス停まで歩いていった。(当初は車で行く予定だった)

雪の中、とにかく寒かった。。。

幸い予定通りバスは来てくれて、予定通りニューヨークのバスターミナル、予定通りペン駅に着いた。
そこから電車でニューアーク空港へ。

飛行機の行き先はOrlando。

が、ニューアーク空港でセキュリティーチェックを3回する羽目になった。

1回目:
荷物を預けるのに15ドルはバカバカしかったので、コンパクトにまとめて持っていった。
が、うっかり液状の品(歯磨き粉、洗顔フォームなどなど)をたくさん持っていたので、NG。

係りの女性に、
荷物をチェックインして来なさい!
と怒られる。。。

2回目:
が、コンチネンタルの受付には長蛇の列。。。
離陸時間までは1時間弱。
試しに並んだけど、どう見積もっても間に合いそうにない。
NGの品を捨てられるのを覚悟で、そのまま再びセキュリティーチェックへ。

もちろんNG。

幸か不幸か、また同じ係員のレーンに並んでしまい、
またあんたか
と。。。

それが、列が長くて、飛行機の時間もなくて、預けられなかったんです。。。 あんなんでは、預けられませんぜ。。。 と言い訳。すると、
良いからチェックインしてきなさい!
と。

くじけず、
荷物を先にチェックインさせてもらえるよう、ネゴってもらえますかね。
とお願い。すると、
きなさい!
と、その黒人のおばさんに連行され、特別のチェックイン機械で荷物をチェックイン。(ラッキー!)

3回目:
その人がさらに、クルーなどの職員用セキュリティーチェックのラインに連れて行ってくれ、そこでサクッとチェックを済ませる。

いままで、空港の係員には悪人しかおらんと思っていたが、こんな良い人がおるなんて。。。
握手して、名前を聞いて(忘れたが。。。)、御礼の気持ちを最大限あらわした。

それにしても、良い人だった。。。

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が、結局、飛行機









は雪のため、2時間弱遅れる。

離陸時、死ぬかとおもた。。。
雪雲へ向かっての離陸は大揺れで、実際、機内で悲鳴が。。。
年齢も身長制限もない、けどお値段だけは高い、ジェットコースターのような感じだった。。。

オーランドに遅れて着いて、予約していたMearsのシャトルに乗って、ホテルへ。

Mearsはこの地区では有名らしい。
ウェブで予約できて、3歳以下の子供はタダだったし、大人二人でタクシーに乗るよりは安上がりだった。(ちなみに、帰りのシャトルバスもあらかじめ予約でき、時間に遅れることなくホテルまでピックアップに来てくれた。良い会社。)

ホテルは、ディズニーワールドの外。

シェラトン・サファリ

ディズニーワールドの外ではあるが、歩いていける範囲にレストランや食料品を買えるお店などがあって、なかなか便利で良いホテルだった。

今回のツアーでは、JALのマイレージが来年の夏までに失効するので、最後のチャンスとばかりにホテルのクーポンに替えていた。
4泊中3泊分タダ。(残り1泊は自腹)

ホテルのチェックインを済ませ、部屋に荷物を置いてから、ハリウッドスタジオへ向かった。
ちょうどホテルからシャトルバスが出る時間帯だった。

ハリウッドスタジオ、ガイドブックにはMGMという名で書かれていたけど、結局MGMという名前は見なかった。最近、変わったのだろうか。

と今wikipediaを見たら、確かに今年2008年の1月から変わったとある(が、その理由はとても夢のある話とは程遠い。。。)。

それはともかく、着いたのは3時過ぎ。
それから、時間の許す範囲で遊んだ。

見たのはショー系が多かったけど、これぞアメリカン・エンターテーメント、という感じで圧倒。
さらに、夜はクリスマス・イルミネーションのすごいスポットがあって、これまた良かった。












結局、ハリウッドスタジオには、この日しか行けなかったけど、ここは終日過ごしても、結果的には良かったように思う。

ちなみに、この日のディナーはファーストフードなり。


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ツアー 2日目

朝9時前発のバスに間に合うように起きる。
朝食は、前日、近くのお店で調達したパンとバナナ。(結局、旅行中はこれで乗り切る)

この日はとにかく寒かった。

向かったのはエプコット

実はここ、数年前、神経学会がオーランドで開催された時に行ったところでもあった。

9時半ごろ着いたけど、人は比較的少なめで、サクサクとアトラクションを見れた。
午前中の見所は、ミッキーやミニーたちと写真を撮れるスポット。
さすがに30分くらい並ぶ。

Japanまで行ってランチ。
味は。。。
アメリカンな食事よりはましか。。。

その後、各国を回って、16時から予約していたノルウェーのキャラクターダイニング。
娘がプリンセス好きということで、娘はエキサイティングしていたようだ。

料理も美味しくて、料理の途中、プリンセス系キャラが次から次へと来ては、サインをしてくれたり、一緒に写真を撮ってくれたりした。

入店時に撮った写真は、その場でレターサイズくらいの大型プリントをしてくれた。
全部で100ドル以上したけど、これは出すだけの価値があった。

娘が出発時から風邪気味だったので、この日は食事後帰る。
良い時間のシャトルバスがなかったので、一旦、モノレールでマジック・キングダムへ移動。
が、バスがなかなか来ず、凍えた。。。

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ツアー 3日目

この日は本丸マジック・キングダムということで、8時前のバスに乗って行く。
やはり、午前が勝負だった。

午前中はアトラクション系をシバいて、午後はパレード、ショーを中心にしながら、ファーストパスを活用しながら回った。

子供向けのアトラクションは、大人にはさすがに退屈なものがいくつかあったけど、3D系のアトラクションや、ショー、パレードはこれまた圧倒されるものばかりだった。

ショーやパレードはクリスマスバージョンで、特に、夕方のシンデレラ城がライトアップされるショーには絶句。
シンデレラ城のイルミネーションはマジですごかった。
文字通り、言葉では表現できず。。。












この日も娘の体調が完璧ではないということで、8時過ぎのバスで帰る。

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ツアー 4日目

クリスマス・イヴ。
この日はアニマル・キングダムへ。

ここは動物園とアトラクションをミックスしたような感じで、他とは全く違う趣。
アジアやアフリカといった地区があって、建物などもリアルに作ってあって、良い雰囲気だった。

が、日が日だけにすごい混みようだった。しかも暑かった。。。

朝、まずキリマンジャロ・サファリという、車に乗って動物たちを見るツアーみたいなアトラクションへ行く。
朝ということで、動物も活動的で、ライオンがちょっとした崖の上に立っていて、百獣の王って感じだり。生であんな勇ましい姿を見れるのはレアな気もする。

その後、ライオンキングのショーへ。
ミュージカルのようなものかと思ったら、全然違って、サーカスと派手なショーをミックスしたような感じで、かなり感動。あの黒人女性ボーカルの歌声には涙が出てきたぞ。。。

他にはニモのミュージカルを見た。まずまず。

続いて、It is tough to be a bugなる3Dのアトラクションへ。

タイトルの通り、虫が如何に大変かを3Dショートして体験するわけだけでも、これは子連れでは失敗だった。。。
大人は爆笑なのだけども、小さい子供にはジョークがきつく、何人かの子供は泣き出して途中退室。。。
うちの子もその一人に。。。
暗所恐怖症や虫恐怖症にならなければ良いのだが。。。

そして、午後過ぎにはパレード。
マジックキングダムのそれとはまた違って、なかなか良い雰囲気のパレードだった。

そのあと、列車で少し隔離された場所へ行って、ラボを窓越しに見た。
ベックマンの遠心器か何かもあったり。

アニマルキングダムは、動物もいるということで、日の入りと共に全体も暗くなって、6時半頃の最終バスでホテルへ。

この日はイヴということで、良いものを食べたかった。
ホテルの近くにはいくつかレストランがあって、その中にジャパニーズレストランがあったので行ってみた。

Kobeなるジャパニーズレストラン。

日本の食べ物ではなく、ジャパニーズ・フードが食べられた。

つまりは、ひどかった。。。

皿が欠けているのを平気で出してきたり、焼きそばかフィレステーキのどちらがメインかわからんようなディッシュがでてきたり。。。

うまかったのは、ビールの一番絞りだけだった。。。

しかも、チップはあらかじめ入れられているシステムで、しっかり15%くらい取りやがった。。。
店員さんの対応は普通だったけど。

まぁ、こんなものなのだろうけど、ちと腹が立つレストランだった。

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ツアー 最終日

クリスマス。

朝はゆっくり目で、チェックアウトついでにタクシーを呼んでもらって、ダウンタウン・ディズニーへ。
ここは、ショップやレストランがあるちょっとした屋外モール的なところ。夜行くと良いらしいが、日程的に無理だったので、午前のみ。

ディズニーのショップは、これでもかっというくらいディズニーグッズがあった。
あとレゴの店があって、娘のため、という口実でつい自由に選べるミニパーツ類を購入。。。

昼食に良い感じのサンドイッチを食べて、ホテルへ。
予定より少し早くMearsのシャトルがピックアップに来てくれて、空港へ。
雨がちらついていた。

予定より1本早い飛行機に空席があったので、それに乗って帰る。
ガラガラだった。

8時頃には無事うちに帰りついた。

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今回の旅行を思い立ったのは、9月頃だった。
が、嫁さんの家計への配慮のため、一時企画倒れに。。。
僕としては財政事情を織り込んだ上でのオファーだったので、その辺の情報をしっかり共有し続けたら、11月頃だったか、急遽、嫁さんがOKサインを出してくれた。

あわてての予約だったけども、飛行機、ホテル、しっかり取れた。
リセッション効果だったのだろうか。

それにしても、ディズニーは究極のエンターテイメントだな、と再認識。ショーなどの質の高さはもちろん、そこで働いている人たちもしっかり教育が行き届いている感じで、アメリカでありがちなストレスを感じることはなかった。

例えば、マップを見ながら、次をどうするか考えていたら、ゴミひろいのおじさんが、わからないことか何かありますか?と聞いてきてくれたりした。しかも、一人だけでなく、数回あった。こんな小さなところからでも、夢をかなえさせる、というディズニーのフィロソフィーみたいなものが伝わってきて、いたく感動した。

ディズニー、あまりに有名すぎて、、、という気もするが、実際に体験すると、さすがディズニー、である。もちろん、向こうもビジネスだから儲けてナンボなんだろうけども、こちらも子供が喜ぶ姿なんかを見れて、自分自身も楽しめて満足できれば、少々高くてもそれだけのヴァリューがあることになる。

その点、いわゆる二流で苦しんでいるところは、それなりの理由がある気がする。単に有名なキャラがいるかいないかとか、それだけではない気がした。細かいところまでのこだわり、まるで日本文化のような感じだけども、そういうものが、implicitにもヴィジターに働きかけて、いわゆるリピーターのような人たちを生み出すのかもしれない。

エンターテイメントに限らず、ディズニーのこのフィロソフィー、いろいろ学べる気がした。

ところで、今回の旅行、行きのセキュリティーチェックの他に、クレジットカードのトラブルがあった。旅行で普段以上のペースで使って一時的に止められるだけならまだしも、どうしても思い出せないトランザクションがあった。ということで、現在カードは凍結中。

被害は食い止められるから良いのだけども、普段から使っているカードだけにかなり不便。。。
しかも年末だから、新しいカードの発行に時間がかかりそうな雰囲気。。。夢ばかり見ていられないこういうところが、人生なのだろう。。。

それはともかく、体力的には歩き回ったりしてタフではあったけど、良い休暇になった。

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