2008年12月27日

アーターとカリーナのフェアウェル・パーティー

我がハリス・ラボは、着実に世代交代?が進んでいる。

先週土曜日、20日、ボスの新居で送別会があった。

先日のポールの送別会に引き続き、今回は、アーターとカリーナの送別会。彼らは、ラボ設立当初からいるポスドク。アーターはラボで最も生産性の高いポーランド人。

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パーティーは19時スタートだったので、自宅を17時半ごろ出た。
前日の雪が残っていたので、公共の交通機関で行ってみた。

まず、アミーゴバスでマンハッタン入り。
サブウェーで南下し、Pathで再びNJへ渡ってJersey City、
という回りくどいルート。

車なら30分前後だけど、その3倍かかった。

疲れた。。。

マンハッタンでは、メーシーズの前で、アニマル・アクティヴィストという名のテロリストたちが、寒い中、路上イベントを開いては、歩行者に大声で何か叫びかけていた。クリスマス前の最後の土曜日で、メーシーズ周辺は人でごった返していたのも手伝って、ちと腹が立った。

それはともかく、19時ごろにJersey CityのGrove Streetなる駅に着いた。

僕が道を探していたところ、大き目の男がいきなり僕に道を尋ねてきたと思ったら、大学院生のハリーだった。お互い、防寒装備だったので、認識しあうのに少し時間がかかった(pattern completion?)

そのまま二人でケンのうちへ。

着いたら、すでにアーターが来ていた。
(それにしても、アーターはパーティーのたびに違う彼女を連れてくる。。。ポールの送別会の時、彼女はおらんと言っておったように記憶しているが、彼はあちらも生産性が高いようである。。。)

時間と共にみんなが集まって、全体で10人強くらいのパーティーだった。

僕は、差し入れとして、芋焼酎を持っていった。

一部の希望者に、ロックで勧めたら、飲みやすいと言っていた。Sakeは知っていても、Shochuは誰も知らんかった。

歓談の後、10時半ごろからリビングで儀式。

ボスのケンが、まずアーター、続いてカリーナとの馴れ初めをみんなに紹介した後、今回参加できなかったアルフォンソが選んだというギフトを贈った。

アーターは1月からカナダでPIになるということで、彼にはロシアからの映像で見かけるような暖かそうな帽子。カリーナには、有名な数学者の英語訳の本だった。

僕は翌日、朝が早いということで、その儀式が終わった後、二人に挨拶をして御いとま。

それでも、帰り着いたのは1時頃だった。。。
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ちなみに今日(さっき)、アーターがポーランドへ一時帰国した。
1月中旬にカナダへ行くらしい。

それにしてもうちのラボ、一気に淋しくなる。

僕が来た当時からいた面子は、アルフォンソとステファンだけになるし、二人とも次のポスト探しで動き始めている。

来年の今頃、もしかしたら二人ともいないかもしれない。

僕も冬が明ける頃は、ボチボチ行動開始時期かなと皮算用をしていたりもする。

そういう意味では、ラボメンバーのターンオーバーというのは、こうやって自己組織的に決まっていくのだろう。

周りがどんどん入れ替われば、残っているメンバーも自然と、出時かな、という気持ちが起こる。ボスが職探しを催促するのでもなく、自然と決まる感じ。

我がハリス・ラボは、着実に世代交代が進んでいる。

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