2011年1月15日

グラスゴー・ニューロサイエンス・デー

グラスゴーで神経科学関連の研究をやってる大学は3つある。グラスゴー大を筆頭に、僕のいるストラスクライド大、あとカレドニアン大。その3つの大学+アルファの神経科学者たちが集まるミニ学会が水曜日開催された。

場所はカレドニアン大。市の中心にあるブキャナン・バスターミナルのすぐ裏手にキャンパスがあり、きれいな建物だった。ストラスクライド大からは徒歩10分ほど。

ミーティングの形式はシングルトラックのオーラルセッションで、休憩・ランチ時間にポスター時間が割り当てられてるよくある形式。

オーラルは学生からプロフェッサーまで15分か30分の枠でトーク。

最後に、British Neuroscience Associationの次期プレジデント(?)に選ばれてるNutt氏がUKのdrugs政策について1時間トークしてくれた。政治家が「サイエンスする」ことがよくわかったりと、メチャ興味深かった。

彼のメッセージは、アルコールを何らかの形で規制していかないといけないし、一部のdrugsが科学的根拠に基づかず必要以上に規制され医療発展の妨げになってるといったことをメッセージとして伝えていた。UKマスコミのバイアス、政治のパワーなどのかなりリアルな話が聴けた。

このイベントに終日参加したけど、グラスゴー大にはやはり良い科学をしているラボがあって良い刺激になった。こういう機会を使ってネットワークを広げていかないといけないのだろう。

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