2008年12月13日

10ドルの夢

昨日久々にメガミリオンを10ドル分買った。

帰りのカーラジオで、メガミリオンの賞金が200Mドルを超えたというニュースが流れていて、意思決定の閾値を超えた。

こういうのは、賞金を手に入れるより、買って夢を思い描くことの方に価値があるから(負け惜しみだが)、207Mドルでやりたいプランを以下に(実際はタックスとしてかなり持ってかれるが、額面通りもらえるものと考える):

1.1Mドルで当面の生活レベル向上
今、家を買いたいとは思わないので、EdgewaterWest New Yorkあたりのラグジュアリーなコンドかアパートに引っ越す。

2.残り全額投資
たぶん、一生と言わず、子孫が半永久的にお金に不自由することなく生きていける気がする。
今なら、つぶる確率が少ない優良企業にバリュー株投資しても、3-5%程度の配当率を期待できる。

とすると、年10Mドル弱(税抜)が入る。

問題はその配当金などの収入でどうするか?
3つプランがある。

1.100―200Kドル
生活費。
(たぶん、100Kもあれば十分)

2.100K-1Mドル
研究費。
今考えている実験装置の開発に資金を投入して、おつりでポスドクを2ー4人雇う。

彼らの給料は50Kドルの出来高性。もしNatureやScienceに論文を出したら50K上乗せ、Nature NeuroscienceやNeuronなら30K、Journal of Neuroscienceクラスなら15K、それ以下なら5K、という具合。

数十Mドルとか使えば、研究所を立てられなくもないだろうけど、実験の許可を得たりするのがいろいろ面倒くさそうなので、とにかくどこか既存の施設で僕が独立する、というのを必要条件にする。

(その意味では、ジョブを得ない数年、数十年?は貯まり続けるかもしれないな。。。)

3.残り5-8Mドル
研究助成団体設立。(どれくらいの額いるかはよくわからんが)

助成テーマはもちろん神経科学だけども、それに少しでも役に立ちそうならOKとする。
主に大学院生かポスドクを助成対象として、一人あたり80K/年で3年間サポートする。

その使い道は自由で、全部自分の給料にしても良いし、数十Kを研究費に使っても良い。どの国で使っても良い。

ただ、申請者は一応日本人か。ただし、どこから申請しても良いようにする。年間、10-20人くらい新規採択者を増やしていけば良いか。

もしも余ったり、株の売却などで大きな利益を上げたら、どこかの大学か研究所に全額寄付。

そんな感じ。

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というか、200Mドルくらい持っているお金持ちはいるだろうから、最後の案の助成団体を作ってくれると良いのに、なんて思う。

日本では税制上難しそうだから、うまいことアメリカで設立して自由に使ってもらって、日本を空洞化させ、政府の重い腰を上げさせるなんてことにつながるとかなりうれしい。

と、10ドル分は考えたか。。。

夢は夢で終わったけど。。。

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