Life is good and cruel.
温暖化は政治的プロパガンダに過ぎないというのは常識かと思っていました。地球史レベルでみれば数度の温度上昇なんてよくあること。そもそもロングタームな温度変化なんて誰も確信を持って言えない。そういう曖昧なところに漬け込んだある種の詐欺です。やわらかい言葉で言えば、ひとつの「解釈」。むしろ温暖化を認めれば政治的にどんな利点があるのか考えてみましょう。そうやって煽って科学者は研究費をたんまりもらいNatureを出してノーベル賞を狙い、政治家が下々の者に仕事を与え(そして無知な民衆にクリーンなイメージを与え<ゴア)、利口な人が投資して儲けるというカラクリですよ。CO2ビジネスとかバイオエタノールとかいろいろありますね。中東から脱却したいアメリカの思惑にぴったり一致してますね。一つの政治的ムーブメント。東海大地震とか脳トレとかと同じ構造。むしろ何を根拠にglobal warmingなるものを信じてるのですか?
コメントありがとうございます。まず、fitnessが低い、といった表現は非常に不適切でした。申し訳ございませんでした。それからお断りしたいのは、温暖化が起こっているか否か?ということ自体を議論するには、私は専門家ではないので、不適切です。その上で、私の考えを述べさせていただきます。> むしろ何を根拠にglobal warmingなるものを信じてるのですか?単純には、http://en.wikipedia.org/wiki/Global_warmingです。(引用文献の詳細までは理解しておりません)一方で、ご指摘された意見もよくわかります。選択肢(解釈)は大きく二つということですね。1.政治的プロパガンダ2.過去に例がないような環境変化が起こっている私が理解している限り、2に対する決定的な科学的証拠はなく、"very likely"といった表現にとどめざるをえず、すべての人を納得させるには限界があるかとは思います。ロングタームの「ロング」の定義にもよりますし、過去はもちろん、様々な要因を調べる必要があるので、科学には限界があります。とにかく、「解釈」という点ではどちらもあって良いとは思います。(なので、一種の「宗教」と言えなくもないです。)ということは、次の4つのケースが単純には考えられそうです。1.解釈は前者、正解も前者。2.解釈は前者、正解は後者。3.解釈は後者、正解は前者。4.解釈は後者、正解も後者。還元してしまえば、そのうち、どの意思決定とアウトカムの関係が正しいか?という問題が考えられます。少なくとも私には、2は3よりまずい気がしています。その根拠はこうです:2の場合、政治的プロパガンダだと冷静な態度をとることは良いのですが、極端な例を持ち出して恐縮ですが、環境の変化は資源の変化を多少なりとももたらすかと思います。ということは、その変化に適応しなければ、「ロングターム」で国同士の衝突がさらに増えるリスクが考えられる気がします。それから、多くの動植物が絶滅することで、エコシステムというわけのわからないシステムに組み込まれているヒトに、どのようなインパクト、リスクがあるのか、その評価は科学や政治の範疇をはるかに超えているようにも思います。ですので、今のうちに適応し始めるべきではないか、という立場なわけです。一方、3の場合、この数十年で起こっている環境変化に適応するために、これまでの経済活動の仕組みを変化させようとする動きは、生物としては悪い戦略ではないと思います。もちろん、従来の仕組みを変化させることに伴うリスクも生じるでしょうから、そのリスクの評価は難しいかとは思います。ですが、今の経済の仕組みが正しいか?と言われたら、そのために今まさに苦しんでいる人たちはたくさんいらっしゃる(私もその一人です)ので、その意味でも次なる経済の仕組みを模索するのは、環境問題うんぬんをおいても、悪いことではない気もします。長くなりました。---補足:政治的な姿勢として、私が支持したい立場は、http://www.sciencemag.org/cgi/content/summary/322/5901/532に書かれているようなことです。
あなたが書かれたように思っているとしたら、あなたにとってサイエンスとは「願望」なんですか?そうしたほうが役に立つから民衆を騙してある方向へ向かおう、というのは政治がやることであって、サイエンスではありません。そしてあなたの主張は人間中心主義のバイアスがばっちりかかってます。ある種のことを善、真実と決め付けて(しかも政治的バイアスのかかりやすい話題について)、それを認めない人を軽蔑するかのような発言は研究者としてどうかと思ったのでわざと対立意見を煽ってみたまでです。こうやって不確実なデータについて片方の立場を絶対真(または善)と決め付けるのは、宗教対立みたいに不毛な話ではありませんか。
コメント、大変ありがとうございました。自分がした愚かな行為に気がつきました。エントリー全体を削除してしまうと、ここでいただいた貴重なご指摘まで削除されてしまいますので、本文のみ変更させていただきました。深く反省しております。他にも、誤ったことを書いていたり、これから書くこともあるかもしれませんが、その都度、ご指摘いただければ幸いです。
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4 コメント:
温暖化は政治的プロパガンダに過ぎないというのは常識かと思っていました。
地球史レベルでみれば数度の温度上昇なんてよくあること。そもそもロングタームな温度変化なんて誰も確信を持って言えない。そういう曖昧なところに漬け込んだある種の詐欺です。やわらかい言葉で言えば、ひとつの「解釈」。
むしろ温暖化を認めれば政治的にどんな利点があるのか考えてみましょう。そうやって煽って科学者は研究費をたんまりもらいNatureを出してノーベル賞を狙い、政治家が下々の者に仕事を与え(そして無知な民衆にクリーンなイメージを与え<ゴア)、利口な人が投資して儲けるというカラクリですよ。CO2ビジネスとかバイオエタノールとかいろいろありますね。中東から脱却したいアメリカの思惑にぴったり一致してますね。一つの政治的ムーブメント。
東海大地震とか脳トレとかと同じ構造。むしろ何を根拠にglobal warmingなるものを信じてるのですか?
コメントありがとうございます。
まず、fitnessが低い、といった表現は非常に不適切でした。申し訳ございませんでした。
それからお断りしたいのは、温暖化が起こっているか否か?ということ自体を議論するには、私は専門家ではないので、不適切です。その上で、私の考えを述べさせていただきます。
> むしろ何を根拠にglobal warmingなるものを信じてるのですか?
単純には、
http://en.wikipedia.org/wiki/Global_warming
です。(引用文献の詳細までは理解しておりません)
一方で、ご指摘された意見もよくわかります。
選択肢(解釈)は大きく二つということですね。
1.政治的プロパガンダ
2.過去に例がないような環境変化が起こっている
私が理解している限り、2に対する決定的な科学的証拠はなく、"very likely"といった表現にとどめざるをえず、すべての人を納得させるには限界があるかとは思います。ロングタームの「ロング」の定義にもよりますし、過去はもちろん、様々な要因を調べる必要があるので、科学には限界があります。
とにかく、「解釈」という点ではどちらもあって良いとは思います。
(なので、一種の「宗教」と言えなくもないです。)
ということは、次の4つのケースが単純には考えられそうです。
1.解釈は前者、正解も前者。
2.解釈は前者、正解は後者。
3.解釈は後者、正解は前者。
4.解釈は後者、正解も後者。
還元してしまえば、そのうち、どの意思決定とアウトカムの関係が正しいか?という問題が考えられます。
少なくとも私には、2は3よりまずい気がしています。
その根拠はこうです:
2の場合、政治的プロパガンダだと冷静な態度をとることは良いのですが、極端な例を持ち出して恐縮ですが、環境の変化は資源の変化を多少なりとももたらすかと思います。ということは、その変化に適応しなければ、「ロングターム」で国同士の衝突がさらに増えるリスクが考えられる気がします。
それから、多くの動植物が絶滅することで、エコシステムというわけのわからないシステムに組み込まれているヒトに、どのようなインパクト、リスクがあるのか、その評価は科学や政治の範疇をはるかに超えているようにも思います。ですので、今のうちに適応し始めるべきではないか、という立場なわけです。
一方、3の場合、この数十年で起こっている環境変化に適応するために、これまでの経済活動の仕組みを変化させようとする動きは、生物としては悪い戦略ではないと思います。もちろん、従来の仕組みを変化させることに伴うリスクも生じるでしょうから、そのリスクの評価は難しいかとは思います。ですが、今の経済の仕組みが正しいか?と言われたら、そのために今まさに苦しんでいる人たちはたくさんいらっしゃる(私もその一人です)ので、その意味でも次なる経済の仕組みを模索するのは、環境問題うんぬんをおいても、悪いことではない気もします。
長くなりました。
---
補足:
政治的な姿勢として、私が支持したい立場は、
http://www.sciencemag.org/cgi/content/summary/322/5901/532
に書かれているようなことです。
あなたが書かれたように思っているとしたら、あなたにとってサイエンスとは「願望」なんですか?
そうしたほうが役に立つから民衆を騙してある方向へ向かおう、というのは
政治がやることであって、サイエンスではありません。そしてあなたの主張は人間中心主義のバイアスがばっちりかかってます。
ある種のことを善、真実と決め付けて(しかも政治的バイアスのかかりやすい話題について)、それを認めない人を軽蔑するかのような発言は研究者としてどうかと思ったのでわざと対立意見を煽ってみたまでです。
こうやって不確実なデータについて片方の立場を絶対真(または善)と決め付けるのは、宗教対立みたいに不毛な話ではありませんか。
コメント、大変ありがとうございました。
自分がした愚かな行為に気がつきました。
エントリー全体を削除してしまうと、ここでいただいた貴重なご指摘まで削除されてしまいますので、本文のみ変更させていただきました。
深く反省しております。
他にも、誤ったことを書いていたり、これから書くこともあるかもしれませんが、その都度、ご指摘いただければ幸いです。
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