明日からDC入り。
研究発表の概要はこちらで紹介したので、裏番組的に?学会に対する意気込み的なことをエントリーとして立ててみます。
今年の課題はネットワーキング。
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北米神経科学学会は馬鹿でかくなりすぎて、最近、僕の興味はかなり低下気味。なので、モールのどこを攻めるか戦略を練ろうと考えていたりもする。。。
むしろ、もっとこじんまりとしたミーティングに参加して、ネットワーキングをもっとしないとな、と思う今日この頃。
不思議なもので、大きすぎるとネットワーキングが機能しない(言葉的におかしいけど、要は人脈を作りにくいということ)。興味のベクトルが多様すぎて、密度が薄まるのだろうか。
ポスターも大勢の人が聞きにきてくれたら知り合いが増えるかというと、経験的にそんなことはなくて、むしろ少ない人に、ホントに興味を持ってくれる人にコッテリ説明できる方が良い。ポスターを見る方としても、じっくり話したくても話せないポスターが多いこと多いこと。。。
大きいのは結構なのだけども、運営方法にもボチボチCHANGEがいるような気もする。
まず、演題クオリティーの階層性を少し明示的にして欲しい気もする。
例えば、スライドセッションは一般演題から選ばれたものだけにするとかにして欲しい。会場が馬鹿でかいだけに、いわゆるハズレ演題の間に重要な演題が挟まっていたり、その逆があったりすると、時間の浪費につながる。
それから、要旨集。
page rank的なものを導入するなどして、もっと今のweb時代に即した使いやすいものを提供してくれないと、データマイニングが完全に手作業のままで、研究者の生産性を浪費している。高い参加費を払っているのだから、これだけは何とかして欲しい。。。
というか、ウェブ上に完全に公開されているわけだから、期間前に、その道のプロが何か便利なサイトを提供してくれるとみんなリスペクトするだろう。
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一方で、夜のスケジュールをあらかじめ考えるのは年々楽しみになってきた。
多くの人が集まるから、いろんな人と交流を深めるチャンスに恵まれる。
今のところ、全日程の半分以上、予定がうまってくれた。
日本からも大勢いらっしゃるので、日本人研究者とネットワークを作る年一回の貴重な機会だったりする。これを活かさない手はない。
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学会サイズに関しては、学会直前の金曜日に開催される聴覚系のシンポジウムは適度なサイズ。100人強くらいだろうか。
おまけに夜パーティーを企画してくれているようで、そちらにも参加することにした。
聴覚系の研究は今後も続けるので、聴覚系の人たちとネットワークを作りたい場合、こういう機会はかなり貴重。今後論文を通すという意味でも。。。(大人の世界。。。)
ネットワークが将来どう役に立つか、役に立てられるか知らないけど、とにかくできるだけの努力はしておかないといけない。最近、論文という業績を残していくのと同じくらい、ネットワーキングも大事だな、と非常に強く思うしだい。
さて、今年はどんなネットワークを構築できるか??
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